1958年に発行されたベルリン(西ベルリン)の切手
1Deutsche Mark(ドイチェ・マルク) = 100Pfennig(ペニヒ)
1958.1.10 (金曜 Freitag, Friday)
ベルリンにちなんだ著名人シリーズの第6弾です。
8Pfennig ハインリヒ・ツィレ(1858生-1929没) 風刺画家、写真家。イラストやカリカチュアを多数残す。ベルリンで没する。1月10日は、生誕100年でもある。 |
・発行枚数は、200万枚です。
・有効期限は、1960年6月30日です。
1958.4.26 (土曜 Sonnabend, Saturday)
2.ベルリンの建造物シリーズ追加 通常切手
ベルリンの建造物シリーズの第10弾です。最後まで残っていた高額面の発行で、いったんこのシリーズが一通り揃いました。なお、1959年に8Pfennig切手が灰色から橙色に改色され、1963年に3Pfennig切手が新たに追加されますが、一般のカタログではこれらの切手を含めず、さらに一番最初に発行された7Pfennig切手(上辺に説明なし)も含めない15種類で1つのシリーズ(セット)と扱っています。
3Deutsche Mark ティアガルテンの会議ホール 小包、他 |
・糊の違いがあります。
・有効期限は、1964年12月31日です。
ベルリンの建造物シリーズ15種類揃い(1956年〜1958年分) |
1958.8.13 (水曜 Mittwoch, Wednesday)
8月13日(水)から17日(日)にかけてベルリンで開催される第78回ドイツ・カトリック教会大会を記念して発行されました。
10Pfennig 大会のポスターに使われたシンボルマーク「キリストと宇宙」 |
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20Pfennig 同上 |
・発行枚数は、230万枚です。
・有効期限は、1960年12月31日です。
1958.8.30 (土曜 Sonnabend, Saturday)
ベルリン市長のオットー・ズール(1894生-1957没)の没後1年を記念して発行されました。ズールは、1946年からベルリンの議員になり、1948年から1954年までドイツ政治学専門学校の学長を務めました。エルンスト・ロイターの跡を継いて市長となったヴァルター・シュライバーに代わって1955年1月からベルリンの市長になりました。1957年7月21日には、ドイツ連邦の州の間で1年交代で務める連邦参議院議長に選ばれ、ハンブルク州が9月6日まで議長州だったので9月7日から議長になるはずでしたが、直前の8月30日に亡くなりました。
20Pfennig オットー・ズールの肖像とベルリンの紋章 |
・発行枚数は、230万枚です。
・有効期限は、1960年12月31日です。
1958.9.29 (月曜 Montag, Monday)
5.ベルリンの著名人 その7
ベルリンにちなんだ著名人シリーズの第7弾です。
10Pfennig エルンスト・ルドルフ・ヨハネス・ロイター(1889生-1953没) ベルリン市長。ベルリン封鎖等の危機を乗り越え、ベルリンの顔として世界に知られる。 |
・発行枚数は、230万枚です。
・有効期限は、1960年6月30日です
1958.10.24 (金曜 Freitag, Friday)
6.ベルリンの著名人 その8
ベルリンにちなんだ著名人シリーズの第8弾です。
7Pfennig テオドール・モムゼン(1817生-1903没) 歴史家、ジャーナリスト。ローマ帝国史を研究し、ベルリン大学でローマ史の教授となる。1902年に大作「ローマ史」(未完)で、ノンフィクション作家としては稀なノーベル文学賞を受賞した。 |
・発行枚数は、500万枚です。
・有効期限は、1960年6月30日です
1958.12.5 (金曜 Freitag, Friday)
7.ベルリンの著名人 その9
ベルリンにちなんだ著名人シリーズの第9弾です。
20Pfennig フリードリヒ・ダニエル・エルンスト・シュライアマハー(シュライエルマッハー)(1768生-1834没) 神学者、思想家。ベルリン大学で神学の教授となる。近代プロテスタント神学の父と呼ばれる。神学にとどまらず、哲学、心理学、教育学等に多くの業績を残す。 |
・発行枚数は、600万枚です。
・有効期限は、1960年6月30日です
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