'03紅白歌手別視聴率
※視聴率は関東地区のデ−タ

※ここに掲載したデータは、主なスポーツ紙3紙を比較し、そのうち2紙以上が掲載した数字を使用しましたので、
 他のスポーツ紙のデータとは若干異なっている部分があります。
※過去5年分の歌手別視聴率は下記のリンク先でご覧いただけます。
98年 99年 00年 01年 02年

第1部平均 35.5%(昨年比 −1.6%)
歌手・グル−プ名視聴率(%)
1BoA31.1
2w-inds.33.3
3後藤真希32.8
4175R34.8
5愛内里菜35.8
6EXILE36.0
7長山洋子35.6
8山本譲二35.5
9水森かおり35.5
10山川豊33.9
11香西かおり32.8
12前川清31.6
13モーニング娘。41.0
14Gackt41.3
15松浦亜弥37.1
16布施明37.1
17鳥羽一郎37.8
18神野美伽36.6
19堀内孝雄32.6
20石原詢子32.4
21伊藤多喜雄39.0
22綾戸智絵38.5
23華原朋美w/コロッケ38.2
24谷村新司41.8
25ZONE42.2
26さだまさし41.2
27女子十二楽坊 錦織健38.7
28安室奈美恵39.5
29森進一39.8



第2部平均 45.9%(昨年比 -1.4%)
歌手・グル−プ名視聴率(%)
1森山直太朗45.9
2浜崎あゆみ47.6
3ゆず47.6
4一青窈46.9
5TOKIO48.7
6aiko47.6
7はなわ テツandトモ50.1
8Every Little Thing49.7
9CHEMISTRY45.2
10島谷ひとみ45.9
11美川憲一49.7
12小林幸子50.6
13平井堅50.1
14藤あや子47.6
15中島美嘉46.4
16ゴスペラーズ47.9
17坂本冬美42.4
18細川たかし39.7
19森山良子 BEGIN 夏川りみ44.7
20倉木麻衣46.4
21長渕剛45.2
22和田アキ子45.2
23五木ひろし38.8
24石川さゆり43.9
25北島三郎45.0
26川中美幸45.2
27氷川きよし47.6
28天童よしみ48.9
29SMAP57.1


・午後11時ちょうどから4分間、サップvs曙戦が紅白の視聴率を上回りました。 民放の番組が紅白の視聴率を上回ったのは史上初みたいです。 長渕剛が歌唱中だった午後11時2分には紅白35.5%、サップvs曙43.0%まで開きました。 しかし、サップvs曙という国民的イベント相手に健闘したのではないでしょうか。 ちなみにこの時間、私はもちろんサップvs曙を見ていました(笑)。

・最高視聴率はやはり大トリのSMAPでしたが当然といえば当然でしょう。 平均視聴率との差は10%を超えており、大トリとは言えSMAPの人気のすごさを思い知らされます。

・瞬間視聴率は前後の歌手や裏番組に大きく影響されます。 その歌手の注目度が高いかどうかは直前の歌手からの上昇率も参考になります。 下記は上昇率ランキングです。なんだかんだ言ってモーニング娘。はまだまだ人気健在のようです。
1 モーニング娘。 9.6%
2 SMAP 8.2%
3 伊藤多喜雄 6.6%
4 石川さゆり 5.1%
5 森山・BEGIN・夏川 5.0%
第2部トップの森山直太朗も10分間のニュース後に45.9%もとっているので注目度は高かったと思われます。

・予想外だったのはレコード大賞が浜崎に決まった瞬間の裏だった伊藤多喜雄〜華原朋美あたりの視聴率が下がらなかったこと。 レコード大賞はみなさんもう興味ないのかもしれませんね。

・このグラフを見ると一見、演歌が視聴率を下げているように見えますがたしかに演歌の場面では視聴率が下がります。 ここで考えなければならないのは次の点です。
ポップス好きの若年視聴者→チャンネルをころころ替える傾向にある→演歌に興味がないため、演歌の場面ではチャンネルを替える→演歌は視聴率が下がる
演歌好きの年輩視聴者→チャンネルをころころ替えることはない→ポップスに興味はないが、チャンネルは替えない→ポップスは視聴率が下がらない
こういう傾向が考えられるので、毎分視聴率のグラフを見てすぐに演歌は視聴率を下げるから必要ないなどと考えるのは危険でしょう。 紅白の高視聴率を支える年輩視聴者を軽視することはできません。


'03 歌手別視聴率ベスト10
1 SMAP57.1%5 美川憲一49.7%
2 小林幸子50.6%7 天童よしみ48.9%
3 はなわ テツandトモ50.1%8 TOKIO48.7%
3 平井堅50.1%9 ゴスペラーズ47.9%
5 Every Little Thing49.7%10 同率5組47.6%


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