第四十四回  「この世はアニメーションで出来ている!」(後編)

 第44回は、素体粒子レベルの大きさの世界では動きがどうなっているかという話・・・になっていくんでしたっけ。う、1月でかなり忘れてるな・・・ま、なら思い出しつつも今考えましょ。というわけで、うーん、空想科学ぅ。

 この世を構成している素体粒子、組み合わさって電子なり陽子なり中性子なりで原子等々作っていくのはいいのですが、原子のモデルとして陽子+中性子な原子核の周りを電子が回っているという風に知られていると思います(中学校で習いました)。では、この原子核と周りを回っているという電子との”間”は何で出来ているのか?。私は調べたり習ったりしてないので、世の中で言われている話があるとしても知らないのですが、原子レベルとしては何も無いわけですよね?。で、ココの考えとしてはこの”何も無い”というのを構成している素体粒子という風に言う事が出来るわけです。この世の全てを構成するとしているわけですから、”何も無い”も構成しているというわけですな。この世全部が素体粒子で埋まって出来ていると。

 で、前回に続いて、その素体粒子レベルの大きさでは素体粒子同士が隣同士詰まってガッチガチでどうにも動けないのでは?ということですが・・・ここで、一つ考えが浮かぶわけです。動けないのであれば動かなくてもよくて、実際は絶対位置として微動だにしていないと。で、その素体粒子一つ一つがその場で変化するものである、という考え。例えばテレビやモニターなんかを思い浮かべてみるといいのですが、あれは点の集まりが集まって1つの絵を出していますよね(点とか線の構成方法は作りによりけりですが)。近づいてよく見るとわかりますがその一つの点というべきものは動いてなく、その点が独自に発色していて、各点の発色具合の組み合わさり・変化で絵が出来て動いているというわけです。
 この話を素体粒子にもっていくとどうか?。テレビモニターの一点が素体粒子ということで考えがつくでしょう。その場に動かない素体粒子の変化の膨大な組み合わさりで、この世が構成され・動き・変化していく訳です。実際私達が手を動かしている時も、動く前と動いた後では自分を構成する素体粒子は全く別物、もっと言えば地球も太陽の周りを公転しているから、実際私達を構成する素体粒子は瞬間瞬間全く別物で構成されているわけですね。この世の一つは瞬間の素体粒子達の1つの組み合わさり、そして次の瞬間の素体粒子達の1つの組み合わさり、コレがどんどんと続いていっている・・・いわばペラペラ漫画・綺麗に言うなら「この世はアニメーションで出来ている!」というわけです。

 と、一つ結論が出たところで次回へ・・・この考え、今後の回で凄い事に・・・なるかな?。


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