第三十九回  「巨人になれます・・・え?小人がいいって?」(前編)

 第39回は、この世のなんでも物を大きくしたり小さくしたりする方法について考えてみたいと思います。・・・誰ですか、「ビッグライトとスモールライトじゃん」なんて言っている人は・・・うぅ・・・その通りです(涙笑)。ま、いっか。というわけでいきます。う〜ん、空想科学ぅ。

 物の大きさ、その原因・・・いろんな物は何から出来ているかといえば、毎度のコトながら粒子ですね。特定の粒子の組み合わせによって物質が形作られているというわけです。ということは、物の大きさを変えるにはどうしたらいいか?いくつか考えてみます。
 粒子一つ一つの大きさを変える・・・粒の丸を大きな丸にするような・・・というのは粒子の定義的な所からして矛盾が出てくるのでコレは・・・パスです。粒子は変わらず唯一的な物というふうになってますので(第5回で取り決め)。で、次。
 同種の粒子をさらに周りに組み合わせて行く、もしくは減らしていく。これは、確かに大きくも小さくも出来ますが、大きくするには更なる粒子が必要で、さらにいうとその為の粒子をどこかから取り寄せないといけない・・・ということで無駄が多いのでやめた方がいいかと。となると、他にはどうすればいいか?
 そもそも粒子が組み合わさっているといいましたが、どのように組み合わさっているのか?学校の物理とか科学とかの時間で原子とか結晶とかの話を聞いた人は知ってるかも、と思いますが、粒子の並び方というのはそれなりの法則性や力の相互作用というものがありまして、粒子(まぁ、原子と決まっているわけではなくてもっと小さいところの話ともなりうるのですが)ともう一つの粒子との間というのは必ずしも接してくっついているわけではないのです。で、離れているわけですが、その粒子の並びは特定の物質の中では(水(H2O)とか塩(NaCl)とかの類)組み合わせ、並び順が決まっているわけです。んでもって粒子間の距離もおおよそ決まっている・・・と。

 じゃあ粒子間の大きさを変えれば物の大きさは変わるんだぁ・・・という発想が出てきます。そう、その通り〜・・・ということで、どうやったら?という話は次回です(^^;。

 はて、この発想は・・・難しい問題ありそね。


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