第三十六回  重力離脱の法(前編)

 第36回は、重力の源もわかりましたし。今度は重力から逃れる方法について考えてみようかと思いますっ。さて・・・思いつくんでしょうか?、と予告で書いてましたが、・・・思いついてません・・・というかこの一月の間考えてもいなかったですな(^^;。ま、今から考えていきますか(^^)。毎度のごとく行き当たりばったりでやっていきましょうっ、うーん、空想科学ぅ。

 さて、重力から逃れる・・・これはいったいどういうことか?単純に考えれば、地球上にいる私ら人間が地球中心に引っ張られていく力を無効化、引っ張られないようにすること、になります。いつも下に引っ張られているからそうじゃなくするっていうだけの話ですね。さて、ではどうすればこの引っ張られる力から逃れられるのか?
 一つ簡単に思いつくのは「地球から思いっきり離れる」というやつです。まぁ、万有引力の式を見れば物体間の距離が空けば力が働かなくなってくるっていうのは分かるかと思います。でも、地球の遥か外で重力脱出の実感をするというのもむちゃな話なのでまた別のことを考えてみます。
 まず、前回話した重力の源の話を思い出してください。地球への重力の原因は「空間を変化させる量が違うから大きな引力が生まれる」だったと思います。ということは・・・答えは簡単ですね。「空間を変化させる量を同じにする」というふうにすれば互いに引力は生まれないことになります(量というよりは度合いになるかな?)。これはつまり、「地球と動きを同じにすればいい」ということになります。地球と動きを同じにする・・・太陽の周りを周りつつ回転する動き・・・ひとつありますよね、”人工衛星”、これです。これは地球に引っ張られて落ちてはいるんですが、実際落ちる前に前方へと進んでいるので結局力がつりあって地球の周りを回転する・・・という風に通常考えられていますが、見方によっては、人工衛星そのものの進む速さの規模が地球のそれと同等であると言えなくは無いでしょうか?。衛星軌道上に静止している・・・というのは地球上から見て静止しているっていうやつですから地球が自転している回転と同規模なわけですね。ということは空間を変化させる規模は同じで、ということは人工衛星中では引力が無いということになります。実際スペースシャトルとかで無重力の光景をやっているのはスペースシャトルが地球に落ちないよう凄まじい速さで飛んでいるんですよね(確か(^^;)。

 とまぁ、地球規模のスピードを出せば引力からは脱出できると書いてはみましたが・・・これって地球上のみで実行するのは不可能に近いかと・・・ですよね。というわけで、さらに考える必要が出て来ました・・・というところで話が長くなってきているので次回に持ち越しですなっ。ふーむ・・・この次に続くのはあるのか?(^^;。

 密かに今回支離滅裂的に怪しい所有り・・・(謎)。


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