第三十四回  「重力を知るべし!」

 第34回は・・・そろそろ人生第3の目標「反重力機構」について考えていくことにしようかなと思います(予告より引用(^^;)。この路線での目標は「人間が自己の意思で自由に空を飛ぶ」という風に考えてます。漫画でいうところのタケコプターとか武空術みたいなもんですなっ。タイムマシン、ワープ装置に続く第3の目標ということでじっくりやっていくことにします。果たしてどういう話が出るんでしょうね?(今現在ほとんど思いついてない(笑))。うーん、空想科学ぅ。

 さて、反重力。落っこちる重力に逆らって浮遊するような力を思い起こすものですが、やはりまずは根本となる「重力とは何か?」ということを語る必要があるでしょう。果たして重力とは?。
 有名な万有引力の話だと、すべての物と物は互いに引き合う力があってその影響を受けていると。質量の大きいものほど引く力が強くって、小さければ大きいものに引きつけられてしまうと。さらに距離が近ければ近いほどその引力の影響は大きくなると(有名なのにうろ覚えです(笑))。人間が地球上に立っているのも、人間より地球の方が質量が何倍も大きいから(5.972×1021トンだそうな)というわけです。
 地球上の他のものからも引力の影響は受けてますが、地球との質量比はまるでちがうし、太陽のような地球よりはるかに質量がデカイ星でも(質量は地球の約33万倍)距離の差があまりにありすぎるので(太陽までの距離は約1億4960万キロメートル、一方地球とは触れ合っているようなものですから0に近い・・・ですよね。ちなみに人と地球との引力は、正確には地球内の各質点との合力の話になるらしいですがめんどいので思いっきり割愛(^^;)、受ける引力の影響は地球の影響が大部分って感じになるわけです。
 また、地球と太陽を見比べた時、太陽の方が質量が大きいので、地球は太陽に引っ張られて衝突してしまうのでは?なんて考えが一寸浮かぶかもしれませんが、そこはそれ、地球はまた別方向に飛んでいく力を持っているのです。それを太陽との引力で引き合っているものですから、その合力で太陽の周りを公転するようになったわけです。試しに片手を自分の真横から誰か別の人にただ引っ張ってもらいながら前に向かって走ろうとすると・・・ただ回転することになるでしょう(力加減にもよりますが(笑))。というわけで、地球と太陽の衝突は無く今までやってこれたわけなんですねっ。ついでにその万有引力の法則の式をココに書いておきましょう。

F = GMm/r2

(F:2つの物質にかかる力(引力)(単位はN) G:重力定数(実験値6.67×10-11(Nm2/kg2)) Mとm:それぞれ2つの物質の質量 r:2つの物質間の距離)

 さて、小難しい話はココまでにして(^^;、果たしてこの重力(万有引力でいうところの、ほぼ地球間との引力、ということになるんでしょうか)、その原因・源となるのは一体何か?・・・とここまでいったところで、気がついたら結構長くなってるみたいですな。この先に一段落するまで話したら結構長々になるので今回はココまでにしておきます。うー、次っ。

 ・・・今回って理科の授業???


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