第三十二回 「裸を服というかぁ!」(後編)
第32回は図らずも延ばしてしまった衣服の話の続きです(^^;。話すときはちゃんとまとめないとねぇ・・・もぅ(苦笑)。・・・というわけで、予告の言葉をそのまま用いつつ(笑)今回です。ではいきましょう、うーん、空想科学ぅ。
えーと、なになに?前回は・・・っと、「機能・習慣・趣味」、これらを求めて服は進化してきたって言う話でしたね。ではこれらを煮詰めてみますと・・・、
機能・・・防寒着として服は役立ってきたわけですが、今では他にも水を防いだり余分な水・油分を吸い取ったりなんていう機能もありますね。他にも体型矯正や皮膚の保護とか・・・そうですねぇ、今後追加されていく機能としては防暑機能とか周囲の空気洗浄機能とか空腹回復機能とか(服を食べるのか?(^^;)、考えてみるに人体の保護機能が強化されていくといった感じですね。では究極的には如何様になるか?これは、ありとあらゆる環境に服そのものが耐えられる&人体を耐えさせてくれる服になると思います。雨の中でもオーラ状の膜を形成して体にかからなくしたりとか、宇宙空間でも服から空気が形成されて呼吸できたりとか、高熱低温火の中水の中でもOK・・・っと、つまり簡単に言ってしまえば・・・バリアですなっ(ミもフタもない言い方ですが(^^;))。あ、あと飛行能力とか空間跳躍能力とか念力能力も欲しいな・・・って、もうこれじゃ服でなくてもイイじゃないか(笑)。
習慣・・・これは・・・何と言いましょうか、場所によって千差万別である上に将来的に変化するかどうかも曖昧な感じですよね・・・。ただ、世間一般に大まかに大抵ある習慣ということで「裸を隠す」ということを考えてみますと、まずもって・・・裸というものが変化する可能性があります。はい?・・・と、一見思うかもしれませんが、何も服というのは布である必要があるのでしょうか?といえるのです。どういうことか?・・・将来的には服は布でないものが現れる可能性があるということです。布でない・・・水や煙や微細機械や光の集まりで出来る服とか・・・あとは、人体の皮膚が変化したものとか・・・。そう、遺伝子の変異の仕様によっては皮膚を意思の元に色々に変化形成することが可能となるかもしれません。あとは、一つ一つが目に見えない細菌並の大きさの機械の集まりが脳波を読みとって服の形成をするなんてのもあるかもしれないですね。やりようによっては元の体の上に新たな筋肉の形を形成することも出来ますかねぇ・・・いわゆる・・・全身着ぐるみ状態ですなっ。ということは・・・これって変身能力?
趣味・・・ファッションですか・・・これこそ時々刻々変化するものですよね。見た目の元となるのはほぼ全てこの要素に集約されるわけですから、気に留めておいた方がいいですよね・・・求めるモノによっては将来全く人類が別物になってるって可能性もあるわけですから。といっても、変わるのは当たり前でしょうけどね・・・。ただ、1000年後とか10000年後の人類の本体が脳味噌のみだったり、お饅頭のようなフニフニになった物体のみだったりしたら・・・イヤーンですよね(^^;。
といったところで「衣」に関するお話はこんなところです。ココに書いてあることが実現しそうなのってあと数百年以上は・・・かかるかなぁ?もし実現するんだったら・・・その時代に生まれたいものですなっ。