第二十七回「ズバリ、ワープの方法だァァァッ!」

 第27回になりましたか・・・確か今回はワープの方法だったっけ?さーて、1月の間に考えたのかなぁ〜?では、いきますかっ。授業の合間にボーッと考え事して思いついた(笑)ワープの方法だァッ!うーん、空想科学ぅ。

 さて前回の復習、「ワープの定義」とは?、「空間の一点に物質があり、時間の一点とその次の一点(時間の順番というのは今の時間の流れの方向という感じ、かな?)で、その一点の隣ではない一点に物質が移動している状況」でしたね。1つの時間の次の時間で別の場所に移動するわけですから、時間と時間の間でどうなっているか考えてみましょう。・・・と、ここで「時間の次の瞬間って言ってるのに時間の間を考えるのはおかしい」と思うかもしれませんが、大丈夫です。別に時間と時間の間が現実の時間と考える必要はないのです。どういうことかと言いますと、時間に名前付けをしてみます。時間(1)、この時間の次の瞬間を(2)とします。(1)から(2)になるまでに時間以外の情報なら何でも入れ込めるのです(時間の情報を入れた時点で(2)になるわけですね)。

 ちょっと複雑な話になりますが、この世の単位の基本は”長さ(m)””質量(kg)””時間(s)””電流(A)””温度(K)””光度(cd)””物質量(mol)”となっています。それぞれの説明は名前から推測していただくとして(^^;、全ての現象の物理量単位はコレの組み合わせで表されているワケなのです(例えば速度なら(m/s)ですよね)。で、時間(s)を用いないで物質の状態を表すとして・・・場所なら(m)で表せますよね?(s)を使わなくても良いですよね?つまり時間(1)(2)の前後で(m)の情報が一変していれば、それは場所の情報が変化したことになり、位置が別の場所に行って・・・ワープ成功っ!というわけなのです。(m)以外の情報を変化させてもOKでしょうが・・・(K)とか変わっちゃうと自分自身の体が危ないかもね、瞬間燃え尽きちゃったりして・・・(^^;。

 で、その情報変化の方法ですが、まず時間とは別の次元で情報操作する必要があります。時間とは無関係・・・時間というのはこの世の動き・・・としておりますので、物質の動きが関係ないところ・・・そう・・・前回言った「無空間」です。この空間を利用して情報操作すればいいのです。物質が入っていい物質のない空間・・・ここに位置情報を入れ込んでしまえば・・・で、それを現実有空間に還元すれば・・・ワープですねっ。無空間に、上に挙げた基本単位が全て揃うと完全な有空間となりますので、位置情報だけパパッと変化した情報をそろえていけば・・・ワープになる・・・というわけです。

 どうでしょう・・・一つの提案として考えてみたわけですが、他にも単純に考えれば・・・目にも止まらない速さ(光速に近い速さ、とか)で移動すれば、止まっている人にはワープしているように見えると思うんですが・・・って、よく考えたら地球上に生きてるなら実用上コレでも良いような気が(笑)。でもこれは逆に見ると動いている本人は普通の時間の感覚でまわりは・・・ってコレはあの「特殊相対性理論」の話になるのでめんどいのでやめます(^^;。「相対性理論」・・・いつか話題にしてみよかしら?

 今回・・・えらい真面目じゃない?い、いいのか・・・???


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