第二十八回「塵の果てとなる」
第28回は・・・ワープの話の総仕上げとして、自分がワープするとどういう感覚を体験することになるのかを、自分から&他人からの視点で考えてみることにします。・・・と予告の時の文章をそのまま借用しつつも(^^;いってみましょう、うーん空想科学ぅ。
まず他人がワープするのを自分がどういう風に感じるかということを考えます(他人からの視点ってことにもなりますね)。これは・・・単純に考えれば一瞬で相手が別の場所にいるか、消えてどっかに行っているかといえますよね。まぁ・・・他人を見る分にはこれ以外思いつきようがないので(^^;、次。
自分がワープする場合です。どういう感覚を体験するかとなると・・・まず感覚というものは5感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)があるわけですから、コレも普通に考えれば、視覚・・・見るモノが一瞬で別のモノになる。ただし目をつぶった瞬間に”残像”というモノが残るように視覚の認識にはタイムラグがあるので、ワープ後の一時はワープ前の風景が見えるハズ。どういう風に見えるかは目を閉じたときの残像の動きを見れば・・・わかるかな?聴覚・・・これもワープ前後で音が切り替わるとすればその音の聞こえ方は、そう・・・CDプレイヤーなどで再現できるかも。ワープ前の音はワープ後どう聞こえるかはCDを一時停止したときの音の聞こえ方になるだろうし、ワープ後にある音はどう聞こえだすかは一時停止を解除した時の音の聞こえ方ということになるでしょう。嗅覚・・・コレも同様に鼻をつまんで色々試してみて下さい(^^;。味覚・・・これは・・・口閉じてれば変わんないか?(笑)触覚・・・ワープ後の空間がどういうところなのか・・・ふと考えてみましたが、これらの感覚は人がワープするのにあたってどうワープさせるかが問題なのではないでしょうか?それにより受ける感覚が変化するとも言えますし。
よく人がワープする話で、体だけワープして服だけワープしないでワープ後素っ裸というのがありますが(こういう話を出すのか(^^;)、どの部分をどのようにワープさせるのか、コレはワープを作るに当たって結構気をつける部分でしょう。体の上半身だけワープさせてもえらいことになるだろうし。用意無しにワープ後が宇宙の遙か彼方だったりしてもえらいことだろうし。ワープ後の場所に元々あった物質はどうなるのか?というのも考えるべき所でしょう。これは、ワープ前後の位置の物質の情報を如何にするかによって決まります。前回、基本単位をそろえていって物質の構成をおこなうとしましたが、これは言い換えれば「その位置においての粒子の状態を決めていく」ということになりまして、ある意味「物質をその空間に作り上げていく」操作になっていくと思います。ワープというのはそういうことになるわけですね・・・。
何か話がワケ分かんなくなりつつありますが(^^;、つまりワープというのは「この世の情報を時間の情報を含め一部作り上げる(作り替える)操作」ということになるんですね。で、実現可能性ですが・・・どうなんでしょ(ぉぃ(^^;)。今の科学でこの操作を出来る方法って・・・なさそうですよね・・・。物理的な働きからだけでは引き起こせない操作かも・・・となると他は・・・想像的とか?。まぁ、とりとめもなく色々考えてみるのもいいかもしれません。可能性については極論「人類の考えつくことは全て実現できる。実現出来ないのは人類の考えついてないことだけだ」となりますからねぇ・・・。
というわけで、ワープの話はここまでにしときましょ・・・。ちなみに「この世の情報を作り上げる」というコト・・・発展させると色々他のことにも考えが及ぶんですが・・・まぁ、それはいつかの機会ということで・・・。