第二十二回「乗り物・・・もはや乗るものではない?」

 第22回です。今回は未来の乗り物について考えてみましょう。果たして人類の目指す乗り物とは?・・・って、何か考えの土台となる本とか見てやる訳じゃなかろーに(^^;、果たして何を考えればいいのやら・・・うーむ、ま、今回は気楽に行きましょ(^^)、うーん、空想科学ぅ。

 さて、未来の乗り物・・・。とりあえず現代における乗り物ってのを考えてみるに、徒歩、自転車、バイク、車、電車、船、飛行機、ヘリコプター、ロケット、馬車、エレベーター、人、・・・と、いろいろ進歩してきたモノですねぇ・・・。これから先の未来で実現が(何となく)早いモノの順に考えてみるに・・・まず「エネルギーの変化」が乗り物において出てくるでしょう。車においてはガソリンでない燃料の車が出てきそうですねぇ。電気とかもうあるっぽいですし。新しいエネルギー・・・果たしてどんなモノになるんでしょうねぇ?
 んで、これからの乗り物において目指すところは、「地面から浮く」というトコではないでしょうか?リニアモーターカーとかは磁力で浮いてますよね。レールとか本体の材料の開発がうまくいくと、一気に実現してきそうなトコなんでしょうけど・・・まだもうちょいかかりそうですねぇ・・・。で、「地面から浮く」という乗り物が実現するとなると、車や二輪車とかが浮遊して街を走ることになるんでしょうねぇ。靴にも浮遊機能が搭載されれば人だってスケートのごとく浮いて滑って進んでいくことも出来るんじゃないかなぁ・・・なんかいい感じです(^^)。
 そして、「地面から浮く」の次になりそうなのは、「ワープを利用する」辺りかな?行きたいところにすぐ行ける・・・凄いじゃないすかぁ。運動不足になる、なんて言葉が出そうだけど、そこまでの時代になってその辺の対策が出来てない方がおかしい感じですよねっ。窓やゲートをくぐったりで色々な場所に行ったり、装置を身につければ自分の意志でいろんな場所にテレポートってことも可能でしょうねぇ・・・。宇宙への旅も一気に広がるでしょうなぁ。
 このころの時代になってくると、乗り物の目指す方向性として「目的地までの時間重視」か、「乗り物としての乗り心地や運転の心地よさを重視」の2つが出てきそうです。それぞれの方向性で全然違った乗り物とか出てきそうですねぇ・・・。例えば「どこでもドア」と「タケコプター」みたいな感じ・・・(^^;。
 「時間重視」でいくならワープ装置を極める方向になるでしょう。この方向の極めつけで考えられるのは・・・”自分の周りの世界を書き換えて移動した状態にする”という辺りかなぁ・・・。つまりこっちから移動するんじゃなくって、目的地を自分の所に持ってくるといった感覚なのかな?うーむ、凄いぞ超未来・・・(^^)。
 じゃあ「心地よさ重視」の極めつけは・・・うーん、”意識&感覚と一体となった乗り物”なんてどうですかねぇ?端的に言っちゃえばバーチャルリアリティーというヤツなんですが(^^;、飛ぶ感覚や浮遊の感覚、乗る感覚・動く感覚がまさに本物として自分に展開すると・・・で、それが現実かどうか区別する意味の無いような世の中になったりして、たとえば現実の中に独自の空間を作ってそこを動き回ったりして・・・たとえ事故っても(事故らないような設定になってそうだけど)壊れたトコぐらいあっさり修正しちゃう超未来ってヤツですなっ。別に走ったりする感覚だけじゃなくってトリップする感じとかも同時に・・・ステキ(^^;。

 とまぁ・・・色々思いついたことをボバっと書いてみましたが・・・なんか最終的には乗り物じゃなくなっているような感じですなぁ・・・。ずうっーと未来の世界だと乗り物という概念がどうなってるかは分かりませんが(ごもっとも(笑))、人類の目指す未来というのはやはり人の考える世界を現実化していったモノになるんじゃないでしょうか・・・と言っても、上の想像が正解かとうかの保証はないですな(^^;。でも、ステキな未来を考えるのはいいことですぞ・・・。みなさんも色々想像してみては?


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