◆ 2日目 ◆
 
2000年12月16日
 
  
青葉餐庁
  
帰りのエアチケットがopenになっていたので、ホテルでリコンファームをしてもらった。そのついでにお粥のお店を教えてもらい、青葉餐庁へ。プラスチックの桶に入って出てきたお粥は味なしで、おかずと一緒に食べたらおいしかった。おかずはなすとひき肉の炒めものと厚揚げの炒めもの。日本で台湾料理屋さんの前を通るときにする香りと同じ香りがした。料金は1,800円くらい。   
   
   
故宮博物院
 
  
 
食後、タクシーで故宮博物院へ。日本語ガイドを借りてぷらっと見たけど、なんだかよくわからない。台湾人のおじいちゃんが日本語でガイドしてくれる団体がいて、あれだったらきっと楽しいんだろうなぁと思った。一番楽しみにしていた王義之の書は感動するものがあった。普段展示されていない書画は視聴覚室で映像を見ることができる。その部屋のまわりにいつもお習字でお手本にしているような字がすりガラスに書かれていて、そればっかりみていた。ガイドブックに載っていた3つの印が鎖でつながれている黄玉はとても美しかった。これはひとつの石を彫って作っているから鎖に継ぎ目がなく、印も鎖もほぼ同じ大きさらしい。すごいねぇ。
  
そんなに歩きまわってないけど疲れたから、4階の喫茶店で凍頂烏龍茶を飲んだ。ほのかに甘くておいしい。湯飲み茶碗の中に茶葉を入れて濃くなったらお湯を足しながら飲む。

  

中国電影文化城
  
故宮博物院から歩いて15分くらいのところにある中国電影文化城へ行ってみた。途中、道のりが不安になって通りがかりの親子に聞こうとタジタジしていたら、おばさんが「日本の方ですか?」と日本語で言った。思いっきり元気よく「はいっ!」と答えた私。言葉が通じるって素晴らしい。
 
中国電影文化城は中央電影公司(台湾最大の映画会社)の撮影所。日本でいうことの日光江戸村とか京都の太秦かな。中に入ると人影まばらで廃れた感じがした。昔の中国の街並みを再現した古城電影街道へ行ってみたら、ますます人の気配がしない。もう1本のメインストリート(?)ではなにやら撮影をしていた。主役と思われる男性ふたりはなかなか美男子で体格もステキ。そういえば加勢大周は今台湾で活躍しているってテレビで見たことがあったな。こんな風に演じているのかな?

    

  
 
女狼的店
   
天母地区にある台湾料理のお店。店内はレトロな雰囲気でかわいい。料理もとってもおいしかった。このお店の名前の意味はなんなんだろう。日本語だとなんだかすごいけど。料金はふたりで3,800円くらいだった。
 
   
 

とりあえずビール!
この空芯菜、うますぎて泣けてくる。
左下から時計まわりに空芯菜のガーリック炒め、金目鯛の甘酸っぱいソースかけ、焼きビーフン、猪油飯(ご飯にしょうゆ味の豚脂をかけたもの)、烏龍茶、真ん中は牛肉のオイスターソース炒め
  
  
占い
    
行天宮のところの地下道にある占い横丁へ行ってみた。日本語を話せる占い師がふたりいてどっちに占ってもらおうか悩み、なんとなく李さんというおじいちゃんに見てもらうことにした。私たちの前にもふたりの日本人が占ってもらっていた。別に聞き耳立てていたわけではないけど、ふたりは台北に留学中だったらしい。手相を見ていて「中指から下に縦に線が伸びているから将来はだんなさんが独立するとその手伝いをすればとてもいい。勉強した中国語もそのときに役に立つ。」みたいなことを言っていた。「私はなにを占ってもらおうかなぁ」と考えながらしばらく待っていた。私の番が来て、りょうちゃんは近くのホテルまでトイレに行っているので、先に見てもらうことにした。名前と生年月日を紙に書き、おじいちゃんの指示でお米が入っている壷からお米をつまんで3つのお皿に移動させ、おじいちゃんはそのお米の数を数えていた。それと手相を見て「英語を勉強して、将来だんなさんが自営したときにサポートするととても良い。あなたの歳では今から留学するのは難しいから、日本でも良いから英語を勉強しなさい。」と言われた。そのセリフ、どっかで聞いたぞ。それにこの歳だって留学できるぞ!チャンスがあればしたいもーん。あと「恋愛に対してあなたはこう思っているからこうした方がいい」とか「来年でも再来年でも結婚すればいい」とか言っていた。ふ〜ん。イマイチぱっとしない答えだなあ。りょうちゃんは「春先、雷が鳴る頃(2月〜4月)に出会いがある」んだそう。でもりょうちゃんにも「英語を勉強して…だんなが自営したときに…」と話していた。なんだおじいちゃん、みんなに同じこと言ってるよ。みんな同じ手相だったのか?!
 
 
饒河街観光夜市
    
ここはおもしろい。こういうの大好き。「これ食べたい!」ってのから「こんなもの誰が買うの?」ってガラクタまでいろいろある。さっき夕食を食べたのが17:00頃。ここに来たのは21:00頃かな?そんなに食って…と呆れないでくだされ。
 

これじゃ、雰囲気は伝わらないね…
まず一発目は杏仁豆腐。100円くらい。これはスーパーの安い寒天が強いやつみたいでイマイチだった。ほんのり甘い蜜と氷をかけてくれる。どうも私が日本人だから氷は少なめにしてくれたみたい。
 
続いてかき氷。130円くらい。これは渡辺満里奈の本を読んで絶対に食べようと思っていた。お好みの具(右上の写真)を選ぶと器に入れてくれて、その上からかき氷をシャッシャッとのっけて蜜をかけてくれる。激ウマ!ちなみに私のトッピングはあんこ、甘いあずきの粒をくずきりみたいなのでコーティングしてあるもの、黒タピオカ(?)、芋で作ったおもち。
お店には簡易テーブルがあって、裏のお店の商品であるドラパンを見上げながら食すのだ。
 

 
歩いていると怪しいニオイが漂ってくる。犯人は臭豆腐。私たちは「出た!クサドーフ!」といちいち叫んでいた。クサヤみたいなニオイかなぁ。りょうちゃんは思いっきり嫌がっていたけど、私はちょっと食べてみたかった。
これは緑茶茉莉+檸檬(ジャスミン茶+レモン果汁)。90円くらい。ピカチュウのビニールでパックしてくれる。初めはさっぱりしてなかなかおいしかったんだけど、だんだん具合が悪くなってきた。このあと1ヶ月くらいジャスミン茶が飲めなくなった。
 
右の写真の目が合うたびにニッコリ微笑むおっちゃんのお店で食べたこの汁ビーフン、最高においしい!220円くらい。ガキの使いの菅プロデューサーにそっくりなおっちゃんをデジカメで撮って、画像を見せてあげたら「目が悪いから見えないよ」って身振りをして、裏のお店の女の子を呼んで来た。女の子はちょっと日本語が話せて「北海道」と紙に書いて私たちに見せた。「ほっかいどー」と言うと何度も復唱していた。発音が難しいみたい。女の子に「それはいくらするの?」とデジカメのことを聞かれたから「日本円で7万円くらい」というと、目ん玉が飛び出そうな顔になり心臓を叩いていた。
 
 
日本のデパート
   
あえて行く必要もないと思うけど、時間があるから行ってみた。中の雰囲気は日本と変わらず。特になにも買わなかった。 

 
天母地区の高島屋
 
 

太平洋そごう百貨忠孝店(たぶん。ちかくに敦南店もある)
ここでもキティちゃんが大人気

 
GAPみたいなお店(街中にたくさんある)で買った
フリースのマフラー。約600円。
これがこのあとアラスカへオーロラを見に行くときに大活躍!