2000年12月17日
今日の朝食は絶対にここと決めていた。ここ鼎泰豊(ティンタイフォンと読む)は大人気な上海小吃店で食事時には整理券が配られるほど混雑するんだそう。そして日曜祝日のみ(しかも確か…朝だけだったと思う)出されるのがスープ小龍包。今日はこれを目当てにタクシーでここまで来たのだ。せっかくだから…とたくさん注文しすぎて気持ち悪くなった。しばらく小麦粉料理は見たくもない気分だ。でもとってもおいしかったぁ♪フロアが何階かあるんだけど、私たちのフロアは日本人ばかりだった。(新宿高島屋に支店があるらしいけど、そっちはイマイチとの噂。)
夜、通りかかったらすんごいひとだった。 (おそらくほとんどが日本人)
鼎泰豊で食べ過ぎたおなかをさすりながら、運動がてら歩いて中正公園へ向う。着いてみるととっても広くて驚いた。ここにある中正記念堂は蒋介石を記念して建てられた八角形の瓦屋根の建物で、この中に巨大な蒋介石の座像がある。座像の両脇にいる衛兵の交代式を1時間置きに見ることができる。1階では蒋介石が実際に使用した高級車や写真が展示してあって、この旅の直前に知ってるつもりで蒋介石のことを勉強したので、なかなか楽しめた。広場ではなにやら屋台が並んでいて、民族工芸品みたいなのとか食べ物とかいろいろと売っていたけど、雨が降っていたせいかガランとしていた。
歩きつかれたので、龍山寺からMRT(台北市の公共電車)で西門町へ。東京でいうことの新宿みたいな街だ。タワーレコードからは浜崎あゆみの曲がガンガン流れていた。竹内まりあのニューアルバムでも買ってみようと思ったけど売り切れだった。近くのバッタモノCDショップには日本のミュージシャンのこっちでダビングしたであろうベスト版がいろいろと売られていた。タイトルが微妙に間違えていたりしておもしろい。とーさんかーさんには演歌、弟にはB’sのCDでも…と思ったけど、結局買わなかった。(注:「これは海賊版のCDだから日本への持ち込みは禁止」と書いてある) プラプラと歩いていると、ものすごいひとが集まっている通りがあった。CDを手に誰かが来るのを今か今かと待っているようだ。「誰が来るんだろう?」と思いながらも、GAPのようなお店で物色していたら「ギャアアア!!」という歓声があがった。店員も走って見に行って、かなり興奮気味だった。私が「フェイマス シンガー?」と聞くと「アーメイ(張恵妹)」って答えが返ってきた。アーメイ…誰だ?でもあの騒ぎからいくとかなりな歌手なんだと思う。ごった返している通りを抜けと、聞き覚えのあるメロディーが流れてきた。………。おー!「川の流れのように」だ。握手会をしていたけどおとなしい感じ。でも決してさびれてしまっているっていうおとなしさではない。アーメイの方はギャーギャー、ピーピー、ワーワーすごかったけど、こっちは同じくらい若い女の子なのにしっとりしたもんだ。あっちは鈴木あみ、こっちは石嶺聡子って感じかな? パパイヤ牛乳とピーナッツ牛乳 パパイヤ牛乳は台湾の偉大な発明なんだと まるでパパイヤを食べているかのごとく濃厚だった
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