*** 2日目 ***
 
5月28日(日)
  

     
   
  
 景福宮  
 8:00起床予定だったのに2度寝してしまい、9:00過ぎに起きた。朝食は景福宮へ向う途中で食べようと、とりあえずホテルを出た。地図を見るとホテルから景福宮はまっすぐに1kmくらいなので歩いて行くことにした。途中、なにがあるのかわからないけど、機動隊?警官?警備員?が2mおきに並んでいて、前を通ると「ギロッ」と見られた。なんにも悪いことしていないのに「どうしよ…」とか思っちゃって怖かった。一緒に歩いていたおくさんを見て「お、かわいい♪」って思っていますように…と願いながら足早に歩いた。この道路を渡れば景福宮というところまで着いたけど、向こう側に渡る横断歩道がなくて、離れたところにある地下道まで行かなければならないのは面倒だった。地下道へ行く途中にレストランがあったんだけど、営業中なのか準備中なのかわからないし、なんとなくやめてしまった。あー、朝食抜きだわ…。やっとたどり着いた景福宮は今年いっぱい工事中だった。博物館なんかは入れるみたいだけど、あまり興味がないので、とっとと退散することにした。 
 昌徳宮  
 景福宮から昌徳宮までは地図で見ると1.5kmくらいなので、また歩いて行くことにした。歩いてみると意外と遠くて、まだ午前中なのにすっかり疲れてしまった。昌徳宮では日本語のガイドツアーがあるんだけど、出発までだいぶ時間があるので、英語のツアーに参加することにした。韓国語のツアーよりはわかるだろうと思ったんだけど、ところどころの単語が聞き取れるくらいでやっぱり理解するのは無理だった。 

入口で記念撮影させてくれる

ガイドのおねえさん
ツアーは1時間も歩きっぱなし、立ちっぱなしでヘトヘトになってしまったので、次に向う仁寺洞へはタクシーに乗ることにした。運転手のおじちゃんはまたまたすごく優しくて、おくさんの地球の歩き方の地図を見ながら「ん〜、ここは●●でしょ。だから…ここは…おー!▲▲か。ってことは、こっちが■■だから…」と確認しながら運転してくれたけど、結局、目的地からは離れたところで降りることになってしまった。いいひとだったから、ま、いっか。
  
 仁寺洞、韓定食  
 仁寺洞キルは全面道路工事中でものすごく歩きづらい。だいぶ迷って、やっとのことで韓定食(薬膳料理)のに着いた。席に着くと、まず、プレーンなおかゆが出てきた。「へぇ〜」なんてのぞきこんでいたら料理が次から次へと運ばれてきて「これで全部かぁ〜、すごいなぁ〜」なんて写真を取っていたら、まだ終わりじゃなかった。とにかくテーブルいっぱいにおかずが埋め尽くされて、どれから食べたらいいのかわからない。とりあえず、暖かいうちに食べた方がよさそうなものから食べ始めた。味は…おいしいのあり、ちょっと食べただけのものありで、薬膳料理だし、まーこんなもんでしょ…って感じ。おくさんはあんまり口にあわなかったみたい。 

仁寺洞キル

山村の店内の様子

全部写りきってないのだ
 

真ん中のお味噌汁のように見えた
スープはめちゃくちゃ辛かった
仁寺洞は同じようなお土産屋さんがたくさんある。韓国っぽいうちわがかわいくて、友達へのお土産にしようかなと思ったけど、なんとなくやめた。仁寺洞をぷらぷらしてからロッテデパートへ行った。一般タクシーに味を占めた私たち。もうタクシーなしでは生きてはゆけぬ…。今度の運転手のおじちゃんもとってもフレンドリー。私たちは韓国語はさっぱりわからないのに、どんどん話しかけてくる。私の腕にあるたくさんのかさぶたの跡を指差して「これはどうしたんだ?」みたいに聞いてくる。「あー、これね。私、アトピーで前にひどくなったところの跡が残ってるの。アトピーって知らない?アトピーってね…」なんて説明できるわけないじゃん。適当に笑ってごまかした。
 
 ロッテデパート 
 ロッテデパートではごま油を買った(詳細はこちらへ)。それとナムルの素が欲しかったんだけど、店員さんに聞いたら「ないです。野菜にごま油を和えればいいんです。」と言われてしまった。ビビンバの作り方はごはんのうえにナムルとかユッケなんかをのせてコチジャンと一緒に混ぜればいいらしい。な〜んだ、そうなんだ。そういえば、前にテレビで見たときそうやて作っていたような…。  
   
 イタリアンジェラートのヨーグルト味(マミーの味がした)を買って、お店の裏の方で食べた。そこでジェラートを作っていたので、じ〜っと見ていたら、おじちゃんができたてのイチゴシャーベットをカップにたっぷり入れてくれた。ラッキー!日本語で「おいしい!おいしい!」って言いながら食べていたら(ホントはね、普通の味だったの…)、おじさんにも伝わっていたみたいで喜んでいた。なんていいひとなんだろう…。
  
 焼肉  
 歩いて部屋に戻り、1時間くらい昼寝をした。目が覚めたらパワー全開。元気になったところで新村の兄弟カルビへ焼肉を食べに行った。地下鉄の駅を出ると、そこは活気のある若者の街だった。地図を見ながら兄弟カルビに到着。立派な建物だ。生カルビと味付きカルビを注文(写真付き日本語メニューあり)したら、おねえさんが無表情で焼いてくれた。ここはガスの火でちょっとガッカリ。焼けたお肉をそのまま食べたり葉っぱに包んで食べたりしていた私たちを見て、おねえさんは「んっ」とゴマの葉を私の手のひらに置き、生カルビ、ナマスのようなもの、ミソを乗せ、またまた無表情で「んっ(これで食べろ」」と言った。これが絶妙なおいしさ!!そして次にコチジャンなどで和えたと思われるレタスと味付けカルビを一緒に食べるように言われ、口の中へほうり込むと…これまた感激のおいしさ!!お肉をサンチュで包んで食べるより何十倍もおいしい!これが韓国の焼肉なのね…と感動の夕食だった。韓国のレストランで注文すると出てくるいろいろなおかずはそれだけをつまむのではなくて、注文したものと混ぜたり乗っけたりして一緒に食べるものなんだぁ。韓国で焼肉屋さんに行ったら、係のひとにどうやって食べたらおいしいのか聞くことを忘れずに! 

味つきカルビ、ばんざーいっ!\(^o^)/

冷麺は細麺。とってもおいしい!
 
 東大門 
 地下鉄で東大門へ。おくさん目当てのデザイナーズクラブという問屋さんが集まるビルのひとつへ行ってみた。明洞、南大門なんかでは歩いていると「オネーサン、オネーサン」とお店の人に声をかけられたけど、ここは違う。お店のひとの目が冷たい。私たちのことをジーーーッと見ていて、なんか怖い。Tシャツ屋さんに「ASAHIKAWA PALCO TEL*****」なんていうのがずらっと描いてあるTシャツがあって、それを「なにこれー!」なんて見ていたらお店のひとがそのTシャツをサッと取り上げた。広げて見せてくれるのかなと思ったら、さっさとたたんで元の位置に置いた。買いに来ているひとたちはごみ袋くらいの大きさのビニール袋いっぱいに買って行く。運び屋さんなのか、二宮金次郎スタイルで背負って階段を行き来しているひともたくさんいた。韓国のひとってぶつかっても絶対に謝らない。それどころかひとを手で押しのけて歩く。地下鉄でも降りるひとがいるのにズンズン乗ってくる。私たちはよその国から来ている観光客なんだからあーだこーだ言う資格はないけど、その辺のマナーの感覚の違いが不愉快だった。
 
  

 
 

1日目

 

3日目