June 12 thu.
曇り時々雨 〜 鉄格子の中 〜
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途中、モンクトンで乗り換え、リビエール・ド・ルーを通り、朝6:00にモントリオールに着いた。約17時間のバスの旅だった。体のちっちゃいじゅんちゃんは座席をふたつ使って、うずくまって寝転ぶことができてうらやましい。体のでっかい私は足を伸ばし、窓に寄りかかって寝た。昼寝をしてしまったので眠りが浅く寝た気がしない。
バスパスでモントリオール−オタワ間のVIAに乗れるので、バスディーポの地下から、ユースへ行ったときと同じオレンジ線の地下鉄に乗ってVIAの駅へ向かう。この間、朝食を食べたレストランのおばちゃんが、あいかわらずチャキチャキと働いていた。
VIAの座席は広くて快適。表の景色を楽しもうと思いつつ、いつのまにか眠ってしまった。電車の旅もいいものだぁ。
オタワの駅はプラットホームがなかった。こういうのは初めてで、なんだかとってもいい感じ!駅でシャーロットタウンで知り合った女の子とすれ違った。すれ違ってから気が付いたので、話しをすることが出来なかったのが残念。
駅近くのバス停からユースへ。オタワのユースはその昔刑務所だったところで、フロントから階段へ上がる扉の一部が鉄格子になっている。部屋は牢獄になっていて扉はやっぱり鉄格子。ちょっと薄気味悪いけど、部屋の中に入れば煉瓦造りで、なんとなくかわいい感じ。シャワー室も、牢獄にシャワーと蛇口と排水溝と仕切りをつけました、といった感じで寒々しい。でも街中にあって立地条件はいいし、変わったユースでおもしろい。
泊まった部屋の扉。
扉より小さい紫色のカーテンがくっついていた。
さっそく国会議事堂の無料見学ツアーへ行ってみた。ところが工事中でやってなかったので、リドー運河を散策。オタワ川へ出るところに、たくさんの水門があった。この水門を使っているところを、ぜひ見たかった。スパークス・ストリート・モールをぷらぷら歩き、Eton’sでチャイニーズのファーストフードの夕食。やっぱり、たまに日本食、なければ中華料理が食べたくなる。
国会議事堂
この人形も私のポーズも意味不明…。
↑↓リドー運河
今日は久々に上の段のベッド。下の段は知らない人なので、気を使ってしまう。オーストラリア人だと言っていた。夜はおめかしして外出して行った。私は地味に洗濯、洗濯・・・。私の前に乾燥機をかけていた人と、少しお話をした。ヨーロッパ系の人かな?「乾いたら中のもの出して、あなた使っていいわよ」と言って、どこかへ行ってしまった。言われたとおり、洗濯ものが乾いてから、軽くたたんで置いておいたら、しばらくして戻ってきて、一番上にあったTシャツに着替えて“Thank you!”と親指を立てて、さっそうと去って行った。か、かっこいい!コインランドリ―の近くに扉のない独房跡があるので、ひとりでいるとちょっと怖かった。
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