June 9 mon. 晴れ 〜 What a wonderful doughnut! 〜
  
 7:30起床。今日のバス乗り場はバスディーポではなく、Ultoramar(ウルトラマンではない・・・おいおい。)というガソリンスタンド。おっちゃんからバスチケットを買った。38ドル也。向かいに私のだ〜い好きなTim Horton’s(ドーナツ屋)があって、当たり前のように入った。レモンなんとかを注文したのに、おねえさんは隣のアーモンドクロワッサンを取った。食べ終わって、紅茶のお湯のおかわりをもらいに行ったとき(Tバックはそのままでお湯だけもらえる。しかも初めから、トロントで買ったダンキンドーナツのコップに入れてもらうのだ。)、さっきじゅんちゃんが食べていたブルーベリーフリッターを、つい買ってしまった。バーハーバー以来、すっかりブルーベリーにはまった私。
 
 8:25発のバスは今までで一番ボロで、お客さんは5人しかいない。全然眠くなかったのに、途中で熟睡してしまった。お昼前に、さっき買ったブルーベリーフリッターを食べた。1:30頃“Welcome to LUNENBURG”という文字を発見。地球の歩き方には「19世紀の建物が当たり前のように残り、港から眺める風景は絵のように美しい」と書いてある、ユネスコの歴史保存地区指定の街で、時間があれば絶対に行きたかった。バスの中ならちらっと見ただけだけど、色とりどりの家が並び、とってもかわいい街だ。うっ、バスから降りたい・・・。偶然通りかかれてラッキーだった。
 
 3:00すぎにハリファックスのバスディーポに到着した。ガイドブックによるとユースまではタクシーでしか行かれないみたいなので、仕方なくタクシーに乗り、チップ込みで10ドル払った。ユースは受付時間外だったので、近所のコンビニみたいなところで、チョコマフィンとV8というドロドロした野菜ジュースでおやつタイム。ユースにチェックインして街へ出かけた。
 
 時間が中途半端なので海沿いのモールなんかをぷらぷらして、Blue Noseというレストランでクラムチャウダーをお持ち帰りにし、またチップをケチった。Subwayでシザーサンドも買って、ユースに戻っり夕食。両方ともベリーベリーグッド♪
 
 今日の部屋は2段ベッド3つに、バストイレ付きの部屋で満室だ。韓国人がひとりいて、とってもかわいらしく、いい人。トロントのときもだったけど、韓国人は好感がもてるなぁと、この旅をして思った。そして、私が出会った韓国人は、皆、英語の発音がきれいな気がする。
     
     
June 10 tue. 曇り 〜 事故の衝撃  〜
    
 目覚ましが鳴っても、なかなか起きることが出来ず、9:00起床。11:00からシタデル(城塞)のガイドツアーに参加するので、それまでパブリックガーデンで、途中で買ったスコーンと紅茶の朝食。平日ということもあってか、リタイアした老人と保育園の子供たちがほとんど。チューリップが満開で、とってもきれい!予定を大幅に変更した行程になってしまったので、ちょうど良い時期にオタワのチューリップを見ることが出来なくなってしまってがっかりしていたので、ここでたくさんのチューリップを見ることが出来てうれしい♪
  

じゅんちゃん撮影

 
 のんびりしすぎて、シタデルのツアーが出発してしまったけど、追いかけて兵士の部屋で合流できた。英語での説明を聞きながら見学していたけど、何を言っているのかまったく解らないので、やっぱり個人的に見ることにした。昔の兵士の生活ぶりや、いろんな展示物があって、昔のもの好きの私好みの場所だった。ギンガムチェックのスカートをはいた兵士に扮した人たちは、広場の真中を通るとき、全員が手足を揃えて行進していた。
  

スカートをはいている兵士
 

お昼に大砲を鳴らす
 
 シタデルの麓にある、1803年から使われているオールドタウンクロックを見てから、セントポール教会へ行った。教会の窓ガラスに人の横顔のシルエットがくっきりはっきり写っているのを見た。これはハリファックス大爆発(*)の後に現れたらしい・・・。まるで向こう側に人がいるかのように見えた。壁には大爆発のときの金属片が刺さってたけど、ホントにぃ〜?!って感じだった。
*ハリファックス大爆発とは・・・ベルギー船のイモ号と、300発の砲弾と40万ポンドのトリニトロトルエンなどを満載したフランス船モンブラン号が、衝突して火災が発生し大爆発した事故。
  

オールドタウンクロック
 
 港周辺を散策して、アイスを食べた。ぷらぷら歩いていたら、じゅんちゃんおすすめのCOWS(アイス屋)を発見してしまい、もう一度アイスを食べてしまった。
 
 今日は大西洋海洋博物館が17:30から無料なので、それまで、バーみたいなところでビールとチップ&フィッシュで夕食にした。久しぶりにビールを味わっていたら、ノースカロライナ出身のアメリカ人が話しかけてきた。沖縄出身のガールフレンドがいると言っていた。私は英語を話すことは出来ないので、言っていることは分かるような分からないようなって感じで、ふんふん・・・と聞いていた。英語を話すことが出来たら、また違った世界が広がってくるのに・・・。日本に帰ったら、お金を貯めてイギリスへ語学留学しようと決心した。

 
 大西洋海洋博物館では、タイタニック号の壁とかイスとか興味深かったけど(このときは映画タイタニックのことなんて、まったく知らなかった。)、船の模型だらけなのは勘弁して欲しかった。ハリファックス大爆発のときの様子も絵と音で再現されていて、ちょっと怖かった。
 
 ユースに戻ってシャワーを浴びたら、新しい日本人のルームメイトがいた。インターンシップで小学校の先生のアシスタントとして1年間、カナダの小学生に日本語を教えていたそう。これからイギリスに行って、日本に帰るのは8月とのこと。とっても明るくて楽しい人で、だんなさんは某番組のプロデューサーだと言っていた。自分の人生を大切にして、すごく楽しんでいるんだなぁと思った。結婚してから・・・っていうのは、ほとんどの人が無理だろうけど。私は悔いのないように、自由にできるときに、やりたいことはやってしまおうと思ってるのだ。
 

ハリファックスのユースは掃除がいまいちなんで、外観を…。
     
  
 
June 11 wed. 〜 さあ、西へ! 〜
  
 9:00起床。じゅんちゃんが買いそびれたピンバッチを買いに行っている間、ひとりで朝食を食べた。オートミールクリスプというコーンフレークのようなものがえらくおいしくてひたすら食べてしまった。なんと、バスディーポからユースは市バスで来れるらしい。来るときタクシーで来て損した!
 
 12:45発のバスに乗り西へ向う。
 
       

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