June 13 fri.
晴れ時々雨 〜 また欠航 〜
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7:30起床。バスディーポへ向かう#4の市バスの運転手は、降りる人に“Have a nice week end!”と声をかけていた。今日一日良い気分で過ごせそう。9:30発のバスでキングストンへ。12:20頃着いて、#2のバスでダウンタウンのユースへ行き、私ひとりでチェックイン。じゅんちゃんは夕方オタワに戻り、夜発のバスでウィニペグへ向かうのでキングストンには泊まらない。じゅんちゃんと同じバスに乗ると車中2泊になってしまい、それは辛いかな・・・と思い、私は明日の朝のバスでじゅんちゃんを追いかけることにした。ひとりで泊まるのは初めてで不安だったけど、フロントで盗み見た同室の宿泊者名簿に日本人の名前がありホッとした。
荷物を置いて、まずは腹ごしらえするために、ファーストフードを探した。入ったお店は、おもちゃ売り場のような内装で、注文するときに名前を聞かれた。ホットドックにトッピングしてくれる係のおねえさんが「Ryoko、野菜は何を入れる?」と聞いてきた。後ろではハンバーグ係のおにいさんが歌を歌いながら焼いている。楽しいけど不思議なお店だった。
15:30のサウザンド・アイランズのクルーズ船を待っている間にピンバッチ探し。でもいいのが見つからずに諦めた。サウザンド・アイランズはその名の通り、セントローレンス川に浮かぶ大小約1000の島々で、お金持ちの別荘がたくさん建っている。そのお金持ちのひとりがオーナーのホテルのコック長が作ったのがサウザンド・ドレッシングだそう。クルーズ船の申し込みに行ったら、今日は人数が足りなくて欠航!信じられない・・・。「なんのためにキングストンに来たのよぉー!」と怒りながら、ドーナツ屋さんで友達に手紙を書いた。
サウザンド・アイランズ・クルーズのためにキングストンに来たのに…
こんな景色が見れたはず…
島にお城が!
17:00すぎ、じゅんちゃんがオタワに戻るため、バス停でしばしのお別れ。オタワのユースで、少しお話した女の子も偶然同じバスで、ふたりで行ってしまった。「ひとりか・・・」と寂しくユースに戻ったら、同室の日本人はプリンスエドワード島で会い、オタワのVIAの駅でもすれちがった、医者の卵の女の子だった!部屋でふたりで2時間半くらいしゃべりっぱなしで、シャワーを浴びた後も、さらに1時間くらいしゃべった。旅行のこと、バレーボールのこと、アトピーのこと・・・共通の話題が次から次へと出てきて楽しかった。
ユースホステルのベッド
昨日寝るとき、朝ちゃんと起きれるかすっごく不安だった。不安すぎて眠れないのか寝てるのかわからない状態で目覚ましが鳴る前に目が覚めた。もう一度寝て、目覚ましが鳴ってから5:00起床。7:00発のオタワ行きのバスに乗るために朝一の市バスを待っていたけど、ぜんぜんこなくてあせった。しかたなくドーナツ屋さんのおねえさんにタクシーを呼んでもらい、バスディーポへ行った。キングストン→オタワ→トロント→ウィニペグと乗り換えて行こうと思っていたら、7:20発のトロント行きのバスがあることを発見して、そっちに変更してもらった。約20日ぶりのトロント。バスの中ではワクワクして一睡も出来なかった。約3時間走るとトロントのCNタワーが見え、なんだかホッとした。。。
ウィニペグ行きのバスの発車まで2時間くらいあるので、イートンセンターへ行ってみた。中に入ると思わず「ただいまー!」と言いたくなり、この20日間がすごく長く感じて、とっても懐かしかった。長旅に備えて、この間食べられなくて後悔したベーグルとマフィンを買った。それと、無性に野菜が食べたくて、お持ち帰りビュッフェのチャイニーズで、ブロッコリー・もやし炒め・トマトサラダ・コーン等を山盛りと、やきそば・フライドチキンを少し詰め込んだ。今までなるべくお金を使わないで節約していたけど、ひとりでショッピングセンターをぷらぷらしていたら買い物したくなってしまい、GAPでTシャツを買ってしまった(でもバーゲンだったから・・・)。今日はじゅんちゃんに目覚し時計を借りておいたけど、やっぱり自分のを持っていた方がいいので、怪しいお土産屋さんで超破格の目覚し時計も買った。このままうろうろしてたら、もっと買ってしまいそうだったので早めにバスディーポに戻り、さっき買ったお持ち帰りチャイニーズをベンチに座って食べた。野菜がおいしいっ!!
12:30発のバンクーバー行きのバスに乗り込んだ。初め、トイレの水の薬くさくて気持ち悪かったけど、いつのまにかなれてしまった。休憩のとき、集合時間を聞き間違えて乗り遅れてしまうのが不安で、トイレから帰ってきたらすぐにバスの中に入って出発を待った。東部を周っていたときに乗っていたバスより古いけど座席が広々している。飛行機のビジネスクラスくらいはあるかも。とっても快適で、ひとりということにも慣れてきた。他の乗客は長距離バスに乗り慣れているようで、枕やタオルケットなど持ち込み、自分の席を作っていた。運転手は8時間ごとに交代するけど、ウィニペグまではずっと同じバスに乗る。
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