- SONY Play Station2 SCPH-37000 オーシャンブルー 修復 -

SONY PlayStation2 SCPH37000 オーシャンブルー

ご注意!

始めにこのページを参考にご自分で修理されるのはかまいません。が、

プレステ2背面のシール状の封印を剥がすと有償無償とわず、

ソニーからの修理が一切受けられなくなります。

分解するにはそのシールを剥がさなければなりません。

そのことをよく考えておこなってください。

通常ソニーに修理をお願いするとPS2が起動しない場合、エモーションエンジン交換で¥15750、

ディスクが読み込めない場合、光デバイス交換で¥9450かかります。

作業される場合、金属の物を両手で触り静電気を抜いてください。

SCPH-37000〜55000番まで多少違いはありますが構造ほとんど同じです。

 

 

2004.6.25

DVDを読み込めなくなったプレステ2の修理を友達に頼まれました。

今回はSCPH37000のオーシャンブルーです。

今でこそスケルトン仕様ですが、このモデルが禅ブラックとともに最初にスケルトンになって発売された限定モデルです。

ほんとにスケスケ!(笑)

プレステ2は色々なカラーバリエーションで発売されていますが、なぜがリセット、イジェクトスイッチやコントローラーの接続端子だけは黒のまま。

同色にしておくれよ。。(泣)

今回はいつもより画像を大きめに撮ったので重たいかもしれません。。すいません。。

 

封印部分です。

どこまでもスケスケ!(笑)

いつものようにカッターで切れ目をいれます。

 

どこまでもスケスケ♪。。(反省)

ゴム足と化粧用カバーを外すとネジが8本現れます。

長さが違うので注意です。

 

パカッ!

SCPH30000からヒートシンクなど細かい点が変更されていますが、それでも大まかな作りは一緒です。

あいかわらず冷却ファンのおかげで埃がすごいです(笑)

 

フラッシュをたいて撮影しました。これだと分かりやすいですね。こんだけ汚れています(笑)

 

奥さん!模様じゃないですよ!埃です!トップケースもこんなに汚れています。

 

メインスイッチ部分のネジ3本を外し下側のケースを外します。

 

コントローラー接続端子の左右のネジ2本を外し接続端子引き出します。

スポッ!!

 

DVDドライブの蓋を外しました。小さなネジ4本でとまっています。

内部も埃やゴミで汚れているのがわかります。

ピックアップレンズも曇っています。

このピックアップは確認するの忘れたんですがおそらく400Cと呼ばれてるものだと思います。

 

エタノールを綿棒につけてレンズをクリーニングします。

綿棒がくろくなってるのがわかりますか?結構汚れていました。

もう一度新しい綿棒で乾拭きしておきます。

ついでにドライブの内部もクリーニングしておきます。

この状態でテストしましたが読み込まなかったのでヴォリュームの調整をします。

 

本体を立てたところ。

SCPH30000番台ではケーブルだったものがすべてフラットケーブルに変更されています。

コストダウンのためでしょうか?

 

ヴォリュームはピックアップの裏側についているためドライブを一度起こします。

DVDドライブは全面の爪でひっかかって固定されてるだけなのでケーブルを切らないように注意です。

安全の為、最初にフラットケーブルを外しておいてもいいですよ。

 

ドライブを外したところ。

二つの調整用ヴォリュームが見えます。

 

ドライブを起こしたところ。

だいぶ仕様変更されていますが大きな作りの違いはありません。

 

調整用のボリューム 出力の上げすぎに注意!

ピックアップの裏側です。二つのヴォリュームが見えます。

なんと!!

このピックアップにはご丁寧にDVDの調整ヴォリュームには「DVD」シルク印刷されています。グッジョブです。(笑)

とりあえず2度ほどヴォリュームの出力をあげてやります。

時計回りで出力のアップです。

調整される場合、初期の位置がわかるようにペンなどで印しをつけておきましょう。

 

それでは早速テスト!やりました!

お馴染みの起動音です。ぎゅお〜〜〜〜ん!

一発で読み込むようになりました!めでたい!

このまま20回ほどリセットしてのテスト、それからメイン電源を切って20回テストしてやりすべてOKでした。

続いてDVDの映画のソフトと手持ちのプレステ2用のソフトもテストしてやります。

これにて修理完了とします。

 

最後に内部のクリーニングをしながら元の状態に組み上げていきます。

今回は写真を撮りながら作業をしたので時間がかかりましたが、20分程度の作業だと思います。

最後に外装もアーマーオールで磨き上げておきます。

ピカピカです。

 

おまけ

ピックアップの高さを調整するダイアルが仕様変更されていました。

 

最後に内部の汚れの写真。(笑)

左側だけ拭いてみました。あなたのPS2もこんなに汚れてるかも知れませんよ。(笑)

 

Play Station2 SCPH-10000〜18000の修理はこちら。

Play Station2 SCPH-30000〜35000の修理はこちら。

Play Station2 SCPH-50000〜55000の修理はこちら。

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