戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。



6月27日
 ゲーセンに行ったら、一つの筐体に50個のゲームが入っていると云う怪しげな物を発見する。海賊版ファミコンソフトで良くあった 『○○(数字) in 1』 と云う奴のアーケード版だ。実にアジアンテイスト溢れる逸品である。
 リストを見ると、ちょっと古い物(格ゲーなど)から相当古い物まで入っている。……って、何でここに 『キャプテン・トマディー』 が入ってますか? 流石アジアの人、チョイス基準が謎だぜ? 『チェルノブ』 とかも入っているし。
 ところでこの筐体、ネオジオの様にボタンが横に4つ並びである。しかし6個ボタンを使う筈のカプコンの格ゲーも当たり前に入っている。いったいどうなっとんじゃー! と取りあえず 『ストゼロ3』 をザンギでプレイ。
 ……お察しの通り、ダブルラリアットが出せませんでした……。ボタンの配置は左から、小パンチ、小キック、大パンチ、大キックの順。非常にやりにくい……。流石アジアの人、操作だってアバウトだ。
 そんな訳でこの筐体では二度とカプコンの格ゲーはやることは無いと思うが、一度はやってみたかった 『チェルノブ』 をやれただけでも価値はあったと云えよう。
『キャプテン・トマディー』 ? やってねぇよそんなもん。


6月25日
 途中からであるが、テレビでやっていた 『ハリーポッター』 を観る。
 なんか、素質至上主義っぽかったり、やたら教師がえこひいきしたり、もう少し教師に威厳が欲しかったり(ほうきで飛ぶ授業で、暴走した生徒をただ落ちるまで見るんじゃなく、颯爽と助けに入って欲しかった。やっぱ先生凄ぇ! と思わせて欲しい)ハーマイオニーの吹き替えが棒読みっぽかったり、変な球技のルールに納得いかなかったり、班分け帽子の発言は色々遺恨を残すんじゃないかと思ったり、規則破っても結果オーライなら評価上がるのはどうか? 等が気になったが、まぁ概ね面白かった。
 次回作も観る事にしよう。テレビでやってたら(しかしハーマイオニーの吹き替えが気になるならビデオ借りて字幕版を観た方が)。


6月23日
 ゲーム関係のニュースサイトを見ていると、 『ロマンスは剣の輝き』 と云うRPGが、ネットワークRPGとなると云う記事があった。俺はこのゲームは、名前を聞いた事がある程度の物なのだが、元はパソコンのゲームで、プレステにも移植されていると云う事から、それなりに人気はあるのだろう。
 とはいえ、それがネットゲームになるほどの大作とはとても思えず、気になって記事を読んでみた。
 ……これ、PBeMやん。
 それも、なんか凄い斬新なシステムっぽく書いてあるのが可笑しい。ここを訪れる輩の大半はこう突っ込んだだろう。
「それ、10年以上前からあったよ」
 まぁ、どんな形であれ、PBMと云うジャンルが残ってくれるのは、元PBMプレイヤーとしては嬉しい事なので、上手くいく(ゲーム的にも経営的にも)と良いなと思う次第である。


6月18日
 僕らは何故、いつも大事な事ばかり、見落としてしまうのだろう……?


 そりゃ手前、どうでも良い事は、見落としていた事にすら気づかないだけだ。


6月13日
 普通に街に買い物に行き、その帰り。ちょっと、いやかなり天気が良かったので、ぐるっと遠回りになるが、川沿いの道をチャリで走って帰る事にした。

 ……はい、案の定、行き着く所まで行ってしまいました。具体的には海。総移動距離は約35Km。疲れた。
 その間に見掛けた物など。
 九州を縦断新幹線。肝心の熊本市周辺は、立ち退きの遅れなどから全然施工が進んでいない。が、立ち退きの必要の無い川の上だけ早々に架橋が作られていた。
 それは良いのだが、架橋の延長線上、明らかに高架橋を建てる為に立ち退きを要求されるであろう位置に、新築中の家が。これ、後数年後には壊されるんじゃないだろうか。今から建てても後で立ち退き料貰えるのかな?

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手前が橋げた
奥が新築中の家


 続いて、潰れた個人経営のコンビニっぽい建物。


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寂しそうな郵便ポスト

 これの横に回ると、

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こんな看板が


 心配ごと相談所!  一体どんな心配ごとの相談に乗ってくれるんでしょうか? それもコンビニの中で店員が相談に乗ってくれるんでしょうか?  謎は尽きぬばかりです。
 実際の所、『心配ごと相談所』 と云うのは各自治体で行っており、民生委員や人権擁護委員会、弁護士などが相談役だそうです。相談料無料。
 しかし普通は決められた場所(大抵公民館など公共の施設)、日時で行われている物だが、此処の場合は日時の指定や連絡先の記載も無く、やはり謎が多い。
 取りあえず、この店の行く末が心配です。

 狭い砂利道を走っていたら、木の側から変な鳥の鳴き声の様な物が聞こえる。その正体が気になって周りを探していると、茂みの中に子猫発見。


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賢明に己が存在をアピール

 しかしカメラを取り出し構えていると


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疲れてウトウト

 そして近くをバイクが通り掛かると


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ハッと目を覚まして再びアピール


 子猫の可愛さと云うのは反則だと思います。まぁ可愛いからと云って連れて帰る訳にも行かず、バッグに入っていた貰い物の 『白い恋人』 をやってみたが、どうやらお気に召さなかった模様。

 ああ、後、ラジコンヘリ飛ばしている所に遭遇しました。ヘリの形自体は普通の奴でそんな格好良くは無いのだけど、実際アクロバティックに飛んでいる姿は非常に格好良いです。しかし、もしこっちに向かって墜落してきたらタダじゃ済まないだろうな。


6月10日
 さて、稚拙な絵を恥ずかしげも無く晒している俺だが、この程度の物でも全く絵を描かない人からすると、描ける事がそれなりに羨ましいそうである。
 また、俺は音楽に関してはさっぱり駄目だが、やはり少しでも何かを演奏が出来る人は羨ましい。いわんや作曲出来る者をや、である。
 他にも、物語を紡ぐ者、立体造形を生み出す者。とにかく、何かを創り出す者には少なからぬ憧憬を抱く。
 思うに、何か頭の中にある物を具現化したいと思うのは、人間の本能的な欲求なのではないだろうか。これもまた、人間と他の生物との決定的な差なのであろう(歌うクジラや、絵を描く象や猿なども居るが、これはまた違う気がする。特に絵などは、自分の頭にある物をと云うより、単に筆を走らせた際の変化が楽しくてやってる感じだ)。
 人間は二本の腕は、単に直立歩行する様になったから進化したのではなく、想像力を創造力に変えたいが為に器用に進化したのではないかとすら思うのだ。


 さて、稚拙な絵を恥も外聞も無く晒している俺だが、俺には、絵を描く者として致命的とも云える欠陥がある。それは観察力の無さだ。見た物を脳内で変換する機能の欠如と云った方が正しいかも知れない。
 幼稚園の頃、『おとうさんの顔』 と云う趣旨の絵を描かされた。細長いじゃがいもの様な輪郭を描き、黒い丸だけの目を描き、横棒一本の口を描き、薄い頭髪を描き(実際は親父は禿では無いが、短髪だったため、哀れにもそう表現されてしまった)、さて鼻を描くと云う段になって、「一体鼻ってどんなんだったっけ?」 と悩んでしまった。ここで云う鼻とは、親父の鼻がどうこうでは無く、人間の鼻がどうなっているか解らなかったのである。
 しかしそれはそれ、幼稚園児の浅はかな思考でも、「周りの人の鼻を見て描けばいいじゃん」 と思い至り、周りの園児の鼻を観察する。しかし、それがどの様な形なのか一向に理解出来ない。まさか見ても解らないとは予想外である。結局、その時に絵には黒く丸いだけの鼻が描かれたのであった……。
 ところで、その時顔はクレヨンで描いていて、描き上がった絵に保育士さんが薄く溶いた水彩絵の具を大きな刷毛で全体に伸ばし、するとクレヨンは絵の具を弾いてバックだけが薄い水色に塗られるのだが、それを見て 「魔法みたいだ」 と感動した物である。誰にでも純粋な頃はあったと云うお話。閑話休題。
 その後、学校の写生大会などでも、木の先端をどう描いて良いのか、どれだけ木を見ても解らなかったりしたものだ。もうこれは、どうしようも無く解らない。一体どうなっているかなんて、見ている筈なのに、見えている筈なのに、解らない。上手く描けるか否か、以前の問題である。
 ま、そんな奴であるから、今程度にでも描ける様になる為には並々ならぬ努力が……別にあったりはしないがな。上手くなるには努力が必要だが、そこそこまでなら怠惰にやっていても何とかなる。「あ〜、絵描いてみたいけど全然描けないしなぁ……」 なんて思っている人でも、最初は写し描きでも模写でも良いから描いてみると、その内そこそこ描ける様になります。「あ、俺ってそこそこ描けるんやない?」 と勘違いする事も大事。
 あー、俺もちったぁ努力しなきゃなぁ……。


6月3日
 11歳の女子児童が同級生を殺害した事件が、世間を賑わしている。加害者が幼いと何故こうも世間が騒ぐのか。それは取りも直さずショッキングだからであろう。俺もこの事件を最初に見た時は少なからず驚いたものだ。加害者が幼いと何故ショッキングなのか? 恐らくは 「こんな幼い子供がそんな残虐な事を出来る筈が無い」 と云う意識からだろう。
 しかし考えてみれば、ガキと云うのは得てして残酷な物だ。「コイツ殺してやりたい」 と云う程人を憎む事もあるだろうし、小学校高学年ともなれば、その気になれば人を殺すくらいの技術、能力もある。そして、「もしそれを実行してしまったらどうなるか」 をシミュレートする能力は、恐らく大人より低い。
 以上の事を鑑みれば、ガキが大人よりも凶悪犯罪を犯さない要因は、「行動力が低いから」 くらいではなかろうか。
 しかしそれでも加害者が幼いとショックを受けてしまうのは、事例が少ないからであろう。故に 「子供は凶悪事件をおこさない」 物と思いこんでいるのではないだろうか。
 とまぁ、なんか色々穴のありそうな理論を書いてみたが、一体何が云いたいかっつーと、

 大人、人を殺し過ぎだ。

 ガキの行動力よりも大人の自制心の方が脆弱とは、全く持って大人げ無ぇ。ま、大人だから大人げないんだがな。


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