戯れ言
色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。 7月31日 仕事を早めに切り上げて、郊外のパソコンショップに 『トレジャーストライク』 を買いに行く。ありそうな店を二軒回って、その内の一軒でひっそりと一個だけ置いてあった。一個だけ売れ残っていた。と云う感じでは無さそうで、人気無いのかなと少し不安に。 そして家に帰って早速プレイ。シングルプレイでもネットに繋がなきゃならないのがちょっと嫌。起動してIDとパスワードを打ち込む画面にて 「現在の接続人数は44人です」 …… 『ラグナロクオンライン』 の数千人の接続者数に慣れている身にとっては凄く寂しい数字だ。と云うか発売から2日でこの人数はヤバいんじゃないだろうか。シングルプレイの人数がカウントされているかは解らないが、それがカウントされてこの数字なら、今世界でこのゲームをやっている人は僅か44人……? いやまさかね……。 そんな心配はさておき、とにかくキャラ作成。……う〜む。パーツの数は少なくないんだけど、イマイチしっくり来ないなぁ。前髪目隠しの髪型無いし。太眉も無いし。いや、太眉あるにはあるんだけど、
7月29日 待ちに待った 『トレジャーストライク フルスイング』 の発売日! と昼休みに意気揚々と街の電気店パソコン売り場に赴く。 ……入荷してやがらねぇ。ちくしょう。どうせそんなこったろうと思ったよ。品揃えの半端なベスト電器熊本本店よ。 仕方ないのでGBAの 『ファイナルファンタジーT・U』 だけ買って帰る。 そしてその 『FFT・U』 をプレイ。キャラは相変わらずPBMのキャラから。重ねて 『ラグナロクオンライン』 のキャラも反映させる。 結果、モンク・シーフ・白魔術師・黒魔術師と云うパーティに。……って、RPGの基本にして攻撃の要たる戦士(後にナイト)が居ないよ?! 大丈夫なんだろうか……? キャラも決まってゲーム開始。嗚呼、絵が綺麗になっていようが音楽が少し豪華になっていようが、これがFFだよ。僕らのFFだよ。最初の街の優しい調べを聴いただけでグッときてしまったり。 それにしても黒魔術師のナイフ攻撃は格好良いなぁ。弱いけど。 7月25日 27時間テレビを見つつ同人の4コマの原稿を描き、空も白みはじめた頃、喉も渇いたので気分転換にちょいと離れた自販機に赴く。 その途中、道ばたで黒猫を発見。「おー、黒猫やー」 と見ていたら、黒猫、「にゃあ」と鳴きながらこちらに接近。足に身をすり寄せてくる。 猫が身をすり寄せてくるのは匂いをこすりつけているだけで、別に甘えている訳では無いのだが、そうされるとやはり可愛いもので、こちらもしゃがみ込んで背中や喉を撫でてやる。 すると猫の方も、喉を鳴らしたり仰向けになったり甘噛みしたり膝に前足乗せてきたり、ああもう可愛いなぁこんちくしょう。 猫の注意が他に移った隙に、本来の目的である飲み物を買いに立ち上がると、黒猫が 「どこ行くのー?」 ってな目で見上げていたので(勝手な解釈)、帰りしなに、また猫の飽きるまで相手をする。 これでまた気分も新たに原稿に向か……ったりはせず寝ました。昼から会議やったし。 7月18日 友人に連れられて 『スパイダーマン2』 を観に行く。ふむ、前作よりも面白い。スパイダーマンって、基本的に糸出すだけで派手な技は持っていないのに、あれだけ魅せるアクションシーンはお見事。 しかし、恋愛話はうざったいだけでいらん。ヒロインが凄ぇむかつく。ラストシーン、主人公の前に現れたヒロインに 「失せろビッチ!」 と云ってくれたら、俺の中では大名作になっていたものを。 7月11日 熊本市現代美術館の 『生人形と松本喜三郎』 展を見に行く。あまり人は居ないだろうとの予想に反して、なかなかの人入りである。 美術館などは、大衆的で解りやすい物ほど人が多くなるものだが、公開日から結構経っているにも関わらずこの人入りとは、見せ物細工の面目躍如といえよう。 7月10日 虚淵玄氏シナリオの、ニトロプラスの 『沙耶の唄』 をやる。発売は昨年12月だが、ホラー物なので今やるのにピッタリである。 シナリオライターお得意のアクションシーンは殆どないが、いやはや、それでも十分面白い。なかなか怖かったし。 プレイ時間も、ハマってやれば週末だけで終わる長さだが、その分中身は濃いし、値段もそこそこ安い(定価4800円)ので、グロい(と云ってもスプラッターでは無い)のが駄目とか、最後はハッピーエンドじゃなきゃ怒るって人じゃなければお奨め。 ぐろぐろで、ぐじぐじで、べちゃどろで、肉々しいが、それでも、純愛物だったりする。 7月9日
7月7日 付録のCD−ROM目当てに、珍しくアフタヌーン本誌を買う。『ヨコハマ買い出し紀行』 の芦奈野ひとし氏の近況に 「先月の話なんであれですがNHKのみんなの歌の「道」っていう歌がよいです。特に絵もよいです」 と書いてあった。 好きな作品の作者と、自分の好きな物が重なっていると、なんか嬉しい。 それにしても、付録CD−ROMに入っていた、芦奈野ひとし氏の描く 『蟲師』 は全然違和感無くて良いなぁ。 7月6日 「(歌丸チックに)一度で良いから見てみたい。死因が「寂しかったから」のウサギ」 と云う様なネタを云っては周囲に呆れられる、こんばんは、粗人です。 さて 「兎は寂しいと死ぬ」 と云う話は、以前やっていたドラマ 『ひとつ屋根の下』 で柏木小雪役の酒井法子が 「ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ!」 と云った事で随分広まった様だ。 このドラマを見ていないので、どのような場面で使われたかは知らぬが、ウサギを自分に例えているのだとしたら、随分な自己陶酔である。 このドラマ以前では、相馬繁美著、 『急がない旅』 の中の短編小説 『夜の兎』 と云う作品にも載っている。某掲示板の引用の更に引用になるが、以下のくだり。 〜〜〜〜〜〜〜 一人孤独に打ち震えている少女の姿は、宵闇を小さく白く刳り貫いていたあの兎を髣髴とさせた。 兎が寂しさに負けて死んでしまうのならば、少女も長くはあるまい。 しかし少女にも私にも、ながらう事が倖いなのかどうかは到底解りそうになかった――あと三日。 〜〜〜〜〜〜〜 「ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ!」 などに比べると、何とも情緒豊かな文章ではないか。本を見つける事があれば、是非全部読んでみたい。何が 「あと三日」 なのか非常に気になるしな。 この文章を読む限り、これ以前からこの様な風説があったとみえる。 さて、実際に兎は寂しいと死ぬのかと云うと、その様な報告例は寡聞にして知らず。そもそも、兎は群れる様なイメージは無い。むしろ縄張り意識が強く、同じゲージにオスを二匹入れておくと、最悪、相手が死ぬまで喧嘩するそうである。そんなのが、寂しいくらいで死ぬとは考えられない。 しかし、 「兎は寂しいと死ぬ」 と云われる事について、面白い仮説があった。 元来、野生動物と云うのは、弱っている所を見られると捕食されやすいので、例え弱っていても元気に振る舞うそうである。それは人間に対しても同じで、人間が居る間は元気に振る舞うが、人間が居なくなると安心して死ぬ。人前じゃおちおち死んでもいられねぇって事だ。 それを人間が勝手に 「元気にしていたのに、自分が居ない間に死んじゃった。きっと寂しかったんだね」 と都合良く解釈したのだろう。自分が心底は信頼されていなかったとも知らずに。 寂しいくらいじゃ死なんのだよ。兎も、人も。 7月4日 車をぶつけ(こすり)ました。サイドがめこっといきました。めこっと。 俺の心もめこっと凹みました。 7月3日 『空の境界』 の新書版を漸くゲットー。 いやまぁ、既に同人版で持ってんだけどさ。もう2回くらい読んでんだけどさ。 書店で、ちょっと線の細い制服姿の男子高校生が、ボーイズラブ系の小説を読みふけっておりました。人の嗜好にとやかく云うつもりは無いけど、これって見る人が見れば大変大喜びする光景じゃないかなぁと思ったり。 トップへ 04年8月の戯れ言へ 04年6月の戯れ言へ その他の戯れ言へ |