戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。



7月31日
 『NHKミニ英会話 とっさのひとこと』
 今日のテーマは

 「何かに刺されたんです」

 一体何に刺されたんでしょうか? 「蜂などに刺された場合と、蚊などに刺された場合は単語が違う」 と云う事を云ってましたが、人に刺された場合ではどうなるんでしょう?


7月28日

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必要以上に立派





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後ろから見た所







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道の終わりは未知への入り口







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北よりも俺の明日はどっちだ







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暗闇に潜む者は

源流を見に行こう 第二弾
 前回の突発企画(思い付きとも云う)では、途中で壁に阻まれて中途半端で終わってしまったんで、あの先がどうなっているのか地図で確認。どうやらあの先の道を進むと、また川と合流して、最終的には道と川が同じ所で途切れている。つまり、その道の終わりまで進むと川の始まりが見られると云う事だ。

 と云う訳で、仕事が終わってからパソコンで地図をコピーしてチャリで出発。…きちぃ…。溜まっていた睡眠不足に仕事疲れ、加えて朝にパン一個喰ったきりと云う体調の悪さに気付いたのは、坂道を登り始めた後であった。とてもじゃないがチャリに乗って登れる道では無いので、押して登るがそれでもすぐに息が上がる。大丈夫なんか、俺。
 更に困った事に、山道は目印となる建物など無いので、地図があっても現在地が把握しにくい。道の曲がり具合や分岐点などで判断するしかないのだが、その分岐点すらも公道私道織り混ざっていて良く解らぬ。太い竹で勝手に通行止めにしてある道もあるし(恐らくは私道なのだろう)。
 そんな私道の一つの入り口に、

組合道路につき、一般車両の進入禁止
無断進入には自動車、バイク共一万円とす
意義のある方は絶対入るな
組合の山菜、花類を取る事を禁ず
                 開墾組合


 などと何やら居丈高な看板が。その癖 「意義のある方」 とちょっと丁寧(馬鹿っぽいとも云う)。で、この看板をカメラに収めようと、チャリから降りて看板に近寄る。ああ〜、ここでこの組合の人に見つかったら絶対なんか云われるだろうな〜、と、ふと道路の先を見ると、一台の軽トラがこっちに向かって走ってくる。慌ててチャリに戻り、脱兎の如くその場から立ち去る俺。いや別に悪い事やってる訳じゃ無いんだけどなんとなく。人生逃げ腰だし(帰りがけに写真撮ったけど、載せる程でもないので結局使わなかったり)。

 息を切らせながら暫く進むと、道路と川が交差する所にさしかかる。そこにあった物は、やたらと新しくて立派な砂防ダム。まさか前回の壁(これも砂防ダムだったらしい)よりも上流で、こんな物に出会うとは驚きである。
 ガードレールの向こう側に 『危ないので入らないで下さい』 の看板があるが、いつもの如く 「この程度で俺の行く手を阻めると思うなよ」 とずかずか入って行く。
 体調不良でふらついておぼつかない足取りで、芝生の坂を登り反対側にまわる。最近まとまった雨が降っていないせいか水は殆ど溜まっておらず、そこに流れ入る水量も殆ど無い。
 砂防ダムの表の壁面はブロック状の模様が入っているのに対し、裏側はフラットな面になっている。つまり、表の壁面はわざわざ加工してあると云う事で、余計なコストが掛かっている訳である。わざわざ周囲を芝生敷きにしてあったりと、かなり税金の無駄遣いだと思うのだが。
 どうでも良いが、砂防ダム裏から奥は死体遺棄現場に打ってつけの様相だ(どんな場所だよ)。
 疲れた体を落ち着かせる為、斜面になっている芝生に腰を下ろして休む。何やら雲行きが怪しく、一雨来そうな感じだ。ふと向こうの山を見ると、何やら動く物が。どうやら農家の人らしい。その場からずっと動かず、向こうも休憩中らしい。ゴルゴでなければ狙撃出来そうにないくらいの距離、向こうもこちらを見ている様な気がして、どっちが先に動くか勝手に根比べ。パラついてきた小雨、背後から盛大に聞こえる蝉時雨、勝手に勝負の対象にされた農家の人、ゆったりと時が凪がれる、或る、夏の日。
 勝負俺の勝ち。
 砂防ダム出る前に地図を確認すると、いつの間にか道を間違っていた事が判明。幸い、さして離れていなかったが、どこで間違えたのやら地図を見てもさっぱり。

 少し引き返して、後は長い一本道を行くだけだ。舗装面も途切れ、道路脇には高架なんたらの作業中である旨と、『立入禁止』 の書かれた看板があったが見なかった事にして進軍。そろそろ目的の場所だ。はたして、行き止まりではない道の終わりとはどういう物であるのか。
 道の終わり、それは草の生えた空き地であり、同時に森への入り口であった。地図上では、この側が川の始まりである。
 水の流れる音に導かれて竹林を抜ける。そこには、川と云うより土の上を流れる水が。おお、これが川の始まりか! と感動してふと横を見ると、……まだ上流があった…。ここは川の始まりなどでは無く、単に浅くなっているだけの所だったのだ。…地図の嘘つき…。
 ビチャビチャと川を渡ると、なにやら古い看板がある。また 『危険区域』 とかそんな看板だろうなと思って見ると、そこには 『北はどっちだ』 などと云う、非常に気の抜ける文字が。恐るべし少年自然の家!
 良く見れば、川を渡った先の方にも山道は続いている。この道がどこに続いているのかも気になったが、今は川の始まりの方が大事である。と、道を無視して川を登り始める。

 前回登った時に比べて格段に険しく、目を凝らすと藪蚊が大量に飛んでいる。とてもじゃないが死体遺棄には向いていない(嫌な基準)。何度も足を取られそうになるが、その度になんとか持ちこたえる。ナイスだマイスタビライザー! などと思っていた矢先に足を滑らせて片足を水に突っ込み、慌てて引き抜いてわたわたと体勢を立て直す。なんたる、無様。大体、普段着(しかもショルダーバッグ)でこんな所に来る事自体、舐め腐っていると云え様。
 進めそうなポイントを探して川の岩の上や竹林を行き来して進むが、疲れた体ではこれ以上進めず、途中で断念。その場で写真を撮って引き返す事にしたのだが、薄暗くて上手く写らない。フラッシュを焚いてみても手前の方しか写らないし(結局、暗い画像をレタッチソフトで補正して使用)。
 写真を撮り、さて帰ろうかと振り向いて愕然。…暗い。時間的にはまだ6時前くらいなのだが、厚い雲と木々に日光が遮られ、日が暮れる直前の様相を呈している。
 初めて体感したのだが、暗い山中は、怖い。いたずらに人の踏み入るべきで無い空間。人が、山の神などの霊的な物を感じ、畏怖してきた理由が少しだけ解った様な気がする。
 更に、どのルートを通って来たのかがさっぱり解らない。さっき通ったルートだと思ったら、顔に掛かる蜘蛛の巣がそれを否定してくれる。別に行けるルートならどれでも良い筈なのだが。パラつく雨音と轟く雷鳴が不安感を煽り、逃げる様に林を抜ける。全く持って無様千万。

 ようやくチャリまで戻り、下山。実はこの後もう一本川を見ていこうと思っていたのだが、時間と天候の都合により断念。更にその後に行く予定だったゲーセンも、疲れと体が濡れていたので取りやめ。
 帰って泥だらけのジーパンを洗濯機に放り込んで、ぬるいシャワーを浴びてホッと一息。距離にして片道約5キロ、標高にして約200メートル、時間にしてわずか2時間程度の、日常の中の非日常はこうして幕を閉じたのだった。

追記
 途中にあった橋桁にて。普通はこういう所には落描きなどがしてある物なのだが、何故か芸能人の顔を切り抜いた写真が貼ってある。写真では解りにくいが、フェンスに囲まれていて橋桁も斜めに立っているので、この高さに写真を貼るだけでも結構な苦労なのだが、何が彼らをこうさせたのであろうか?

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何が彼らを突き動かすのか



7月25日
 ハードディスクがイカれました…。
 ウインドウズMEがあまり安定してなかったので、ウインドウズ98に戻そうとMEの削除を行った所、立ち上がらず…。良く解らないが、どうやらシステムが見つからないらしい(窓98自体は残しておいた筈なのに)。仕方が無いので、ウインドウズ98を再インストール。…しようと思ったのだが、それすらも上手く行かず。これまた良く解らないが、ウインドウズMEを削除する際に、HD(ハードディスク)の中に破損ファイルがしこたま作られた様だ。
 これはもう、本格的にHDをフォーマットしてからインストールするしかないか、と思われたその時。
 思い出したのだ。今のHD(30ギガ)の前に使っていた10ギガのHDの存在を。確かハードディスクを入れ替えた際に10ギガのHDの内容を30ギガのHDにそっくりコピーさせて、その時の状況のまま10ギガのHDが残っている事を。
 と云う訳で、また10ギガのHDから30ギガのHDにコピーして、今年4月の状況まで復旧する事に成功。更に、先日1.3ギガのMOドライブを買ったばかり(29800円と云う破格値だったので衝動買い)と云う事もあり、ウインドウズMEを削除する前にこのHP関係のバックアップも取っている。良し!
 おかげで俺のパソコンは4月で時が止まった状態なので変な感じだ。ネットに繋ぐと、見たはずのページも見てない事になっていたりと、時のギャップを感じる。
 ともあれ、たまたまデータが残っていたので、被害が最小限に済んで良かった。

 今回の教訓
 バックアップ重要

 でも、メール関係のバックアップは取り忘れていたので、そちらは4月で止まったまま…。メール関係のバックアップも重要。


7月20日
 本屋の美術関係のコーナーに行くと、絵を描く時の資料としてポーズ集と云うのがある。オーソドックスな所ではデッサン用のヌードポーズ集などだろう。最近では各種コスチュームやシチュエーションなどのテーマに沿った物も出ている。
 今日本屋で見たポーズ集 『ビジュアルポーズ集1 キャットファイト編』  誰やねん、初っ端からこんなテーマ選んだのは?
 表紙からもう 「髪の毛掴んでの取っ組み合いの図」 だったので、それだけでお腹一杯で中身は見られませんでした…。興味ある方は出版社のHPからどうぞ。

 あと、メール(野郎)ヌードコレクションは局部丸出しなので、男としては非常に見たくない代物です。


7月15日
 今日は地元で同人誌即売会のイベント。ガンパレオフ会のメンバーが参加していると云うので、久しぶりに行ってみた。会場遠すぎ…(郊外にある、やたら金の掛かったイベント会場)。流石に今回は車(友人運転)で行ったけど。
 会場に入って、やたら盛況なのに驚く。この手のイベントには暫く行ってなかったけど、いつの間に熊本のイベントってこんなに盛況になったのだろう? 以前は片手で数える程しか居なかったコスプレイヤーも数え切れぬ程(ちょっと誇張)居る。
 その中でも最も目立っていたのは、ベルセルクの鴉面にーちゃん(だと思う)のコスプレしていた人。190くらいあるんじゃないかって云うくらいの長身で、全身黒ずくめで静かに闊歩する様はそりゃあ注目されるさ。その人の相方の、オロチ独歩のコスプレしていた人は、キャラの選択や禿げヅラなどのアイテムはナイスだが 「なんで貴方柔道着なの?」 と心で突っ込み。
 また、前を歩いていた女の子の格好が、赤い服で両腕には巨大な3本の爪。「む、まさかズゴックのコスプレか?!」 などと思っていたら、デジモンかなんかの全然違う物でした(そりゃそうだ)。
 一通り見て回ってから知り合いのスペースに行こうと思っていたら、「あ、あらっとさんだ」 と先に向こうに見つかってしまい、何故か悔しがる。
 その知り合いのスペースに行くと、メインの同人のシューティングゲームは既に完売したとの事。しまったもう少し早く来るべきだったかと思っていたら、「だから今から焼く所です」 とデモ用に使っていたノートパソコンで作業開始。ううむ、流石だ。
 今回は福岡からもガンパレ関係サークルの参加も多く、ガンパレ関係のスペースは10スペースほど。総スペース数が250くらいのイベントでこの割合は、ゲームの知名度を考えると結構な物では無いだろうか。と云うか、地元熊本よりも福岡からの参加者の方が多い様な気も…。
 そう云いながら買ったのは、知り合いのスペースのシューティングゲームと音楽CDだけだったりして。いやなんつーか、こういうイベントには不慣れな物で、どの本を買ったら良い物やら悩みつつ結局何も買わなかったと云う。でもせめて見本誌くらいは見ような俺(いや、買わなかった場合に断りづらくて…)。
 ちなみにこのシューティングだが、体験版とは云え3ステージ+αがちゃんと遊べる段階まで出来ている上に、レベルも高く、これが100円ならそりゃ1〜2時間で完売するわな。


 さて、イベントが終わったら一部の者達で味のれんにて二次会(?)。図々しくもその一部の者に入れてもらう俺。通常味のれんは日曜は休みなのだが 「人数が集まれば日曜も開けるよ」 と云うおやじさんの言葉に甘えて開けて貰った模様。
 一旦家に戻り、友人にガンパレを貸して別れた後に味のれんへ。集合時間の4時より少し遅れて店に入ると、何やら既に慌ただしい様子。会場の座敷部屋を覗こうとしたら、「既に大変な事になってますよ」 と云われる。はて、始まって十数分でそんな狂乱の宴になる物だろうかと覗いて見ると、そこにはガンパレの制服を着た者達がズラリ。「なるほど、びっくり」 と思わず無感動に頷いてしまった。この無感動にびっくり、と云うのは、「なるほど、その手があったか」 と納得する感情が入った為だ。
 皆が着替え終わったと思ったら、ぞろぞろと座敷の外へ。何をするのかと思っていたら、カウンターに座って写真を撮るらしい。なるほど、確かにこんな機会は滅多に無い(と云うか恐らく最初で最後)、味のれんが貸し切りだからこそ出来る芸当だ。と云う訳で、他の方に便乗して俺も撮らせて貰う。かつてこれ程までにゲームの世界を体現した者は居まい。

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史上最もガンパレを体現した者達


 場はまた座敷へと戻り、宴会開始。熊本勢は約七名、内コスプレしている人一名。対して福岡勢約十数名、内コスプレしてる人は…何と全員! 恐るべし福岡ガンパレユーザー! しかも皆レベルが高く、同じ様な服を着ているにも関わらず、ちゃんとどのキャラのコスプレをしているか区別がつく(て云うかそっくりな人多し)。改めて、ちゃんと描き分けが出来ているキャラデザの秀逸さと、コスプレイヤーの方の情熱を感じる。速水君(男)や狩谷君(男)のコスプレしてる方も、衣装は自分で作ったそうな(特に狩谷君(男)の肩のワッペンは、一番出来が良かった気がする)。君らきっと家事技能3、次から衛生官決定。また、滝川君(女性)の鼻絆創膏もイカス(ちなみに( )内はコスプレイヤー本人の性別ね)。
 しかしまぁ、外見はガンパレのキャラでも、当然ながら中身は違うんでそのギャップがまた楽しかったり。冷酒や焼酎をカパカパ開ける狩谷(男)と壬生屋(女性)。それを横目に見ながら(車の運転や翌日仕事の為)酒が呑めない事にやさぐれる速水(男)と善行(男)及び準竜師(男)。テーブルの向こうでは、じゃれついている茜(女性)と滝川(女性)。アップルパイを食しながら、酒を呑む狩谷(男)と語らう準竜師(男)。悪のりして何故か膝枕している速水(男)と善行(男)。黄色い歓声を挙げながらそれを激写する女性陣。酒が切れて絶望値が溜まる狩谷(男)。酒が呑めずに荒みきって、シラフなのにネクタイを頭に巻く速水(男)。酒瓶片手に彷徨う壬生屋(女性)。
 「セフィロスのかっこでダラけないで下さいッ!」 と叫んだ西新井(平野耕太著 『進め聖学電脳研究部(現在絶版)』)の気持ちが何となく解ってしまう光景であった。
 今回は最初に予算を伝えておいてのおまかせコースだったのだが、ちゃんとコロッケとアップルパイが組み込まれているあたり流石解っていらっしゃる。コロッケやアップルパイが出て歓声が挙がる居酒屋も此処だけであろう。次は是非ガラカブ定食でも作って貰いたいものだ。…て云うか、この日伝えておいた予算は2500円+α(飲み物代)だったそうで。ガラカブ定食より安いやん。
 途中で突然アルファのC氏を携帯で呼び出す。休日にいきなり呼び出して来るんかいな、と思われたが、どうやら大丈夫らしい。斯くして現れたC氏だが、さしものC氏もこの惨状を見て一瞬固まる。して、C氏何やら既に酔っている御様子。聞いてみると此処に来る前から既に呑んでいたらしい。「休日の昼間っから何飲んでるんですか?!」 と声が挙がると、「休日じゃないと昼間っから飲めないからでしょうが」 とのお答え。なるほど正論だ、とうっかり納得しそうになってしまった。しかもこのC氏、この後友人と飲む約束をしているらしい。なんかこの日だけを見ると凄い駄目人間っぽいぞC氏!(実際は違います。  多分)
 途中で、店が開いていたので間違えて一般の客が入って来たらしい。その時カウンターには、準竜師をはじめ二、三名の5121部隊の者が居たとか。果たしてその客は何を思っただろうか…?
 そんなこんなで宴も終わり、さて会計と云うその時、突然店内停電。なんでも漏電が原因らしい。とりあえず皆の暗がりの表情でも撮っておこうとシャッターを切る俺。最後の最後まで愉快なイベントありがとう味のれん。
 と思っていたら、後で見たらテーブルしか写ってませんでした。自分でオチつけてどーすんねん俺。
 会計が終わり、店内で記念撮影をしようとなった時、写真に写るのが苦手な俺が 「じゃあ俺はここで…」 とテーブルの下に潜り込んでいると 「あ、あらっとさんが変になってる」 と云われる。すんませんこれ地です…。結局、福岡勢の時間が押していたので記念撮影は無しに。

 てな感じで、なかなか貴重な体験をさせて貰いました。機会があればまたこんな光景を見たい物ですな。皆お疲れ様でした。


味のれん豆知識
 『味のれん』 が最初に店を出した時の屋号は 『味ののれん』 であったのだが、云いにくいと云う理由で後に 『味のれん』 になったとの事。店の外に一つだけある 『味ののれん』 の看板はその時の名残である。
 て云うかホントにどうでも良い知識だな(豆知識とは得てしてそういう物だ)。


7月14日


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こんな強引なセンスが素敵




7月11日
 「♪チャッチャラチャラチャラッ、チャッチャッ、パフ!
 と云えば笑天のテーマである。あるサイトで、このメロディーを複数人に口ずさんでもらったところ、人によって前述の様であったり 「タッタラタラタラッ、チャッチャッ」 であったりと多種多様だが、そのくせ誰もが 「パフ!」 は 「パフ!」 であったそうだ。なるほど確かに俺も 「パフ!」 と記憶している。笑天の 「パフ!」 が 「パフ!」 であるのは誰もが認める所だろう。
 先日友人が、いらんMP3(音楽)ファイルを詰め込んだCD−Rを持ってきたのだが、その中に笑天のテーマも入っていたので聴いてみた。
 「……パフ! じゃない!」
 擬音で表すのは難しいが(強いて云えば 「ヒャ゜!」 と云った感じか)、少なくとも 「パフ!」 では無い。なんて事! 一体どんな音だったかも確認せずに、今までしたり顔で 「パフ!」 と云っていたなんて!
 何故 「パフ!」 でもないのに 「パフ!」 だと思いこんでいたのか。まず、口ずさむ為には、日本語として発音出来る、つまり活字化出来る音にしないといけない。いや、いけなくも無いが、人は無意識にそうしようとする筈である。
 それとしても、何故あの 「パフ!」 と云う遠い音で表現するのか? 恐らくは、あの音を出している楽器は下の様な物だと認識していて、

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漫画の擬音などから、この楽器の出す音は 「パフ!」 であると学習していたからではないだろうか? かき氷のメロン味は全然メロンの味なんかしないのに 「この味はメロン味だ」 と学習している様に、学習能力は時として固定観念を植え付けてしまう諸刃の剣と成り得る。

 なんて事を、友人に熱く語ったら 「別にどうでもいいじゃん」  うん、俺もそう思う。


7月6日
 昨夜まとまった雨が降ったおかげで、町内会の七夕飾りが結構落ちてしまっている。ふと見た短冊には 『甲子園出場』 と書かれていた。
 何だか試合する前から振り落とされたみたいで居たたまれないですね。


7月5日

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 コンビニの飲料水売場で小洒落た瓶を見掛けた。商品名は 『チーノカフェ』  エスプレッソコーヒーの一種だ。但し、『エスプレッソ』 の前に 『スパークリング』 なんて書いてあるが…。
 商品説明によると 「最高級のコーヒー豆から抽出した本格的なエスプレッソコーヒーをベースに、味わい深いスパークリングコーヒーに仕上げました」 だそうだ。『馬刺屋パイ』 と云い、なんでこういらん物ってのは最高級の素材を使いたがるかな(『馬刺屋パイ』 には極上のさくら肉を使用)。
 御丁寧にも 「冷やした方がいっそうおいしく召し上がれます」 と注意書きがしてある。この手の注意書きが云わんとするところは 「せめて冷やしでもしないと、とても飲めたもんじゃない」 と解釈すべきだろう。と云うか、暖めて美味い炭酸飲料なぞお目に掛かった事がないが。
 で、味の方だが、まぁ予想通り。すこぶる甘い缶コーヒーを炭酸で割った様な感じだ。缶コーヒーよりも安物の紙パックコーヒーに近いかも知れんな。以前に炭酸入り紅茶と云うのがあったが、それの何倍もキツイ。俺が缶コーヒーの類が苦手なせいもあるだろうが。気の許せない友人に、うっかりフリードリンクバーを任せてしまった結果の様な味。
 普通に缶コーヒー等を飲んでる人は 「まずくはない」 と云う感想を漏らしていたので、話のネタに試してみるのも良いだろう。恐らく(メーカーの意図に関係なく)期間限定品になるだろうからお早めに。
 これの正しい使い方は、コップに移して友人などに 「コーラだ」 と云って差し出す事だと思うぞ。俺は嘘を付かない主義なのでそんな事はしないが(その代わり黙って差し出す)。


7月4日
 今年もまた七夕の季節がやって来て、今年もまた職場のある町内会で飾る七夕飾りの短冊を書かされるハメに。それも2つも。
 毎度ながら何を書いて良いものやら悩み、たまたま来た材料屋さんに 「なんて書いたら良いですかね?」 と訊いてみたところ。

「そんなモン、『子供が元気で育ちますように』 で良いんだよ」
「俺、子供居ないんですけど…。それ以前に結婚してませんよ」
「じゃあ 『結婚出来ます様に』 だな」
「いや、俺まだ結婚に興味無いですし」
「なら 『彼女が出来ます様に』 で良いじゃねぇか」
「それもなんかベタ過ぎませんか」
「ええい! なんだってテメェはそう将来の展望とかが無いんだよ!」

 と、何やら怒られてしまいましたよ。そらまぁ、何かしらの願望が無い訳じゃないけど、そんなもん本気で欲するならば短冊に書く前に自分で努力すりゃ良いんだしなぁ。
 結局書いた言葉の一つが

『欲浅く 生きる』

 などと云う、欲望丸出しで短冊書いている輩へ喧嘩売ってる様な物に。
 で、もう一つが

『水母の様に たおやかに』

 字面だけ見ると何だか妙に雰囲気があるっぽいが、要は 「(クラゲの様に)へろへろっと生きてぇなぁ」 って事。クラゲには 「しっかりとした考えを持たない人」 と云う意味もあるしな。なかなか深い短冊ですよ?(くだらない方向に)
 …どっちにしろ七夕の短冊に書く文句じゃねぇなぁ。


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