戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。



8月24日
「夏休みの宿題はもう終わりましたか?!」

 住宅展示場のローカルCMの第一声である。既に夏休みの宿題などとは縁を切って何年にもなると云うのに、このフレーズを聞いた途端に陰惨な気分になるのは何故であろう? 三つ子の魂百までと云うが、十六の魂は幾つまで続くのであろうか?(高校に入ったあたりから、夏休みの宿題は端からやる気は無くなっているから十六)。
 全く、デリカシーの無いCMである。

 そうか、夏ももうすぐ終わりか…。


8月23日
 ゲームをやっていたら戯れ言のネタを書きたくなり、ネタをまとめようとしていたら絵が描きたくなり。ああ、時間がいくらあっても足りねぇなぁ、と思いながらボーっと深夜映画を眺めていたりする。



 ああ、風呂も入んなきゃ。


8月22日  IT革命とバーチャルとリアルのファジーな関係
 少女誘拐事件の犯人が所謂オタク青年だった事でまたマスコミが騒ぐかと思ったらそうでもなかった今日この頃。
 この様な事件があると、毎度の様に 「バーチャルと現実の区別の付かない若者が云々」 としたり顔で垂れる人が居る。はっきり云おう。俺には何処までが仮想で何処からが現実か良く解らない。
 と云っても、勿論社会生活に支障をきたさない程度の分別は付いているつもりだが。要は、何処までが 「仮想」 と云う概念で括られるかと云う事だ。
 数年前、3DCGの技術が或る程度発達して、へなちょこながらもディスプレイ上に立体空間が成形される様になってから、「バーチャルリアリティ」 と云う言葉が生まれ、良くある流行語の如くその意味が曖昧なまま一人歩きを始めた。「バーチャルリアリティ? 仮想現実って意味でしょ?」 とまでは解っても、その具体的な内容を説明出来る者は少なかった様に思う(今の 「IT革命」 もそうだよな)。
 それから更に 「バーチャル(仮想)」 と 「リアル(現実)」 と云う言葉に分割された訳だが、元々が曖昧なまま広まって行った言葉だけに、分割したところでその境界も曖昧である。
 あるニュースキャスターは、電子メールのやりとりを 「仮想」 だと云っていた。どうやら、ネット上におけるやりとりを総じて 「仮想」 として括っている様だ。
 しかし、俺がやっている電子メールのやりとりは、手段が郵便からネットに変わっただけで、紛れもなく 「現実」 である。確かに、電子メールを送っても、パソコンで絵を描いてアップしても、物理的に何か残る訳では無い。単なる0と1の羅列である。しかしそれは 「仮想」 では無く 「現実味の薄い現実」 であるはずだ。
 そもそも、ネット上のデータのやりとりを 「仮想」 と云ってしまうなら、現在の日本経済の殆どは 「仮想」 の世界で起こっている物であり、「IT革命」 とやらはそれを促進する為の政策ではないのか。そんな薄ら寒い世界はまっぴら御免である。
 ならば 「仮想」 とは何か? それを考えると解らなくなる。ネットやゲーム、テレビや本、その他あらゆるメディアが 「仮想」 に該当する様にも思える。「仮想」 の概念が解らなければ、その対にある 「現実」 との枠引きも解らなくなる。
 昔、エイプリルフールにアメリカのニュース番組が 「火星人が攻めてくる」 と嘘ニュースを流した所、大勢の人が本気にして大騒ぎになったそうであるが、この時ニュースを信じた人達も 「仮想と現実の区別が付かない」 となるのだろうか。
 夢、幻想、妄想、虚構。「現実」 と対に使われる言葉はこんなにもあると云うのに(ちなみに、本来の 「現実」 の反意語は 「理想」)。

 少なくとも 「バーチャルと現実の区別が云々」 と云う輩には付いて無い様な気がするなぁ。両者を比較するならせめて 「バーチャルとリアル」 もしくは 「仮想と現実」 と云うくらいの 「区別」 は付けて欲しい物である。



 …相変わらず良く整理もつかずに書いているなぁ…。一応、現実とそれ以外の区別、云い方を変えればやって良い事と悪い事の分別くらいはついているつもりだ。


8月17日
 十日ほど前に親が持ってきた牛乳、賞味期限を見ると8月18日になっていたので、あれ? 牛乳ってこんな保つんだっけ? 思っていた。
 今日、冷蔵庫を開けるとまだ少し残っていたので 「ごきゅっ」 といくつもりだったのだが…。
 「にょも?」  ……初めてです、自然発酵した牛乳を口にするのは。一瞬アロエかなんか入ってるのかと思いましたよ。しかも何かカメムシ臭い…。トイレに捨てると、たぱたぱと出てきました…。
 しかも同じ日に貰った果物ジュースの賞味期限は8月17日…。こちらは普通に飲めました。
 皆さん食中毒にはお気をつけて…。


8月12日

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林の向こうの赤鳥居

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一応本殿も

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下ろし金風

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またお前か

 今日は休みであるが、これと云って用事は無いので、何だかんだで行きそびれている漫画喫茶でも行って、後は適当に本屋やゲーセンに行ってみるか、と部屋を出る。
 …数十分後、「ここ何処やねん…」 と、見知らぬ山の中の住宅街を彷徨っているのは何故だろう? なんでこうマイナーな方マイナーな方に惹かれて行くかな、俺。
 まぁ仕方ないので(何が?)、そのまま知らない坂道を、「何処まで行ったモンかなぁ」 などと息を切らせながらチャリを漕いでいたら、小さな鳥居発見。良し、今日の目的地は此処だ! 今決めた! とチャリと止めて入って行く(それより先はどー見ても何も無さそうな山道だったし)。
 道沿いに立っている鳥居を潜ると竹林があり、その向こうに小さく赤い鳥居が連なっている。この風景だけで此処まで来て損は無かったと己を納得させる事が出来る。その奥の本殿は大した事無かったのだが。
 ふと横を見ると沢があったので、水も流れていない事だしちょっと降りてみた。そこで上流を見上げると何やら人工物が見えたので登ってみる。下ろし金の様な坂を登って行くと急に開けた場所に出る。見上げると、そこにはまたもや砂防ダム。なんか最近こんなんばっかりだな。
 あとはまぁ、適当に山を下って本屋とゲーセン寄って帰宅。またもや漫画喫茶には行けず。




8月11日
 「子供にしか見えないモノ」  おとぎ話などで良くある題材だ。しかし、聞いてみるとガキの頃に実際にヘンなモノを見た事があると云う人は少なくない。それは、河童や座敷童に代表される妖怪の様なモノであったり、あり得ぬ程の大きさの虫であったり、はたまた変な親父(変質者などでは無く)であったりと様々だ。
 かくいう俺も、小学生の頃に遙か遠くに映る小さな逆さ虹を見た記憶がある。逆さ虹と云う現象は 『環天頂アーク』 と名で実際にあるのだが、それはガキの頃俺が見た様な小さな物では無いらしい。
 この様なヘンなモノを見た事を人に云っても、相手が子供ならば 「うっそだぁ」 と云いながらも心のどこかでちょっと信じてくれたりする物だが、大人からは 「何かの見間違いだろう」 と、刷り込まれてしまった常識と云う名の固定概念により徹底的に否定される。
 そして見た本人も時が経つにつれ、そのモノを見たと云う強い印象にその前後の記憶が薄れて行き、大人になる頃は 「夢でも見ていたのかもね。なんせ昔の事で記憶が曖昧だから」 で済まされてしまう。確かに、何かの見間違いであったり、ちょっと強い印象が誇張されてしまった物もあるかも知れない。しかし、将来子供が 「ヘンなモノを見た」 と云ってきても、頭ごなしに否定はしないで欲しい。
 「子供にしか見えないモノ」 は決しておとぎ話の中だけの物では無いのだから。


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遠い記憶の逆さ虹
解りづらかったらクリック



8月8日
 仕事が終わって職場の戸締まりをしていた時の事。窓を閉めると、何かを挟んだ様な感触があってちゃんと閉まらない。「うわあ、蜘蛛か何か挟んだんかなぁ…」 などと思って開けてみるが何も無し。と、目線の反対側、鍵のある辺から 「ぱぴょ〜ん」 と云う勢いでヤモリ滑空。落ちたヤモリを見ると、尻尾が切れている。どうやら窓と窓で尻尾を挟んだらしい。
 トカゲは好きだがヤモリはちょっと敬遠したい俺。そんな俺と尻尾を切られたヤモリの、一人と一匹大慌て。ヤモリをかわした姿勢のまま(目線だけはヤモリを追って)固まる俺。何が起こったか解らないが、何やら生命のピンチらしいとわたわたと駆けて行くヤモリ。
 結局、ヤモリは備え付けの机の僅かな隙間にとんずら。窓のサッシに残った尻尾に目をやると、ビッチビチと元気に動き回っている。まるで別の生き物の様だ。
 ヤモリも尻尾切りってあるのだろうか? もし無かったとしたら悪い事したなぁ、と思って調べてみると、ヤモリの尻尾切りはあるらしい。なるほど、それなら切れた後の尻尾があれだけ元気だったのも頷ける。天敵が尻尾の方に気を取られている隙に逃げる様設計されているのだろう。
 いや全く、生き物ってのは不思議なもんだ。


8月7日
 「いよいよ我が家もブロードバンド時代に突入!」
 などと思わずベタな事を云ってしまう勢いでADSL導入。速い、24時間使い放題、電話と同時使用可、と良い事ずくめでホクホク。
 速度測定をしてみたら、速い時で約980kbps、遅い時で約300kbps。流石に理論値最大の1.5メガには遠いが、今までの環境(33.6kモデム)からすると嘘の様に速い。この程度の画像もあっと云う間だ(ウチので一番重いのがこれってのもなんだが)。


8月5日
 今日は地元の夏祭りのスタッフ参加。昼過ぎから夜中までタダ働きでやってられません。他にもこの祭りに関しては多々云いたい事があるが、ここで愚痴ってもしょうがないからヤメ。
 でも今年は盆休みも2日しかないし、ちょっとヘコみ気味。


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