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白滝鍾乳洞





 球泉洞から龍河洞へと連なる秩父帯南帯と呼ばれる地層には、連続した巨大な石灰岩ブロックが列をなして分布していています。 五木村小鶴では、約3億年前の秩父帯の石灰岩が露頭して断崖をつくり、さながら幅200m落差70mの雄大な滝のような様相を見せています。 この石灰岩の景観は「白滝」と呼ばれ、その懐には、奥行き15mの鍾乳洞が口を開けています。 観光コース最奥部のホールには水深30mとも言われる泉があり、大量の地下水を湧き出していて、 湧き出た地下水が洞内を流れる水音は大変神秘的です。


所   在
  熊本県球磨郡五木村小鶴 
開   園   無休
  ※2020年7月の九州豪雨で土砂流出等の被害がありましたが、現在は復旧し見学可能です。
料   金   入洞無料, 照明代 20分 100円。 (無料開放の場合有り)
  なんと、ここの照明、七色に変化します!
交   通
九州新幹線 または 鹿児島本線「新八代」駅下車。 タクシーで47分 概算 8,340円。
※料金は 初乗り〜1052m 410円+80円/237mで計算,信号や渋滞の時間考慮なし。
車の場合、九州自動車道「人吉IC」より50分。 県道25号線沿い,小鶴トンネルそば。
駐 車 場
  白滝公園入口に10台 (無料) 2021年8月現在



  ナカオさん2019/12/30

 12月18日から1泊2日で5年ぶりのリトライとなる白滝鍾乳洞へ行ってきました。 1日目は霧島の火山帯の高原、神宮、温泉を楽しみ、2日目にレンタカーで1時間30分かけ鍾乳洞へ行きました。 整備された公園を通りコインタイマー制御盤をみつけ扉を開けようとするも開かず、諦めて持参の懐中電灯で入洞することとしました。(今考えると錆びとかでレバーの持上げが不十分だったような気がします) 洞内は足元が金網の通路で整備されており、照明が無くても難なく入れました。(これが5年前でしたら尻込みしていたかも) 極小規模の鍾乳洞で特筆すべき鍾乳石もありませんでしたが、通路の下を流れる湧水の勢いと綺麗さが印象に残りました。 多分最深部には立派な空間があるんだろうな と思いながら鹿児島空港まで1時間30分かけ帰宅しました。
 リベンジとはすごい執念! じじいも以前、高千穂から球泉洞経由で霧島へ向かう際、何とか五木村を経由できないか思案したことが有りましたが、 球泉洞や道の駅(小木木ばばあがスタンプをコレクトしています)の営業時間の関係で断念したことがありました。 あれから5年、悲しいかな我が家ではリベンジの「リ」の字も話題になっていません。

  ナカオさん2016/1/4

 に白滝鍾乳洞へ向かいました。 どこに車を停めていいのか迷い、また、どこに入口があるのかも迷い、ようやく白滝公園の看板を見つけましたが、その横に「関係者以外立入禁止」の看板!  15年1月30日まで公園内の工事の為入れませんでした。 不完全燃焼のまま宿泊地の阿蘇へ向かいました。
 事後になりますが、10月から4ヶ月の予定で、公園整備工事が行われていたようです。 地方の財政では予算が付きにくいことを考えると、レアなタイミングに当たってしまったようですね。 最近だと、ふるさと納税で財源が確保できたりするのかな。

 SPIRANさん2011/7/17

 ちょっと前になりますが2010年12月に長崎、熊本、大分と回ってきました。 球泉洞から稲積水中鍾乳洞への移動の途中で白滝公園へ行って来ました。 白滝公園には小さいながらも鍾乳洞があるのです。 白滝公園は五木の子守唄の五木村にある自然公園です。 白滝といっても滝は無くて、高さ70m、幅200mの石灰岩の一枚岩が「白滝」と呼ばれています。 白滝の壁面には亀裂や穴が多くあり、そこから溶け出した石灰岩が白い縦縞を作り、それが滝のように見えることから白滝と名付けられたそうです。 白滝自然公園が正式名称のようです。 鍾乳洞も「白滝自然公園鍾乳洞」とも呼ばれます。


鍾乳洞は、この地から地下水が湧出していたことから鍾乳洞があるのではないかと考えた五木村が掘削を行い発見しました。 奥行き30m程度で二次生成物はあまりありませんが、大量の地下水が湧き出ています。

 入洞 : 開園時間の表示は無かったですが、園内にあまり照明がないので明るい間しか行けないでしょう。
 料金 : 入園無料、照明点灯料金20分間100円 (100円硬貨のみ使用可)
 交通 : 九州自動車道人吉ICから国道445号を北上40分、松橋ICから県道25号を南下60分。

公園内にはきれいな川が流れていて吊橋もあります、その川辺に洞口があります。 洞口の手前にスイッチボックスがあって100円を入れると20分間照明が点灯するようになっています。 二次生成物は少しだけですが、ここの見所は洞の奥から大量に湧き出る地下水でしょう。


 現在どうなのかはわかりませんが、1985年の調査では1日の湧水量が8900トンだったそうです。 通路や階段は水の流れの上に作られていて、足の下を轟々と水が流れています、雨の後は水量が増して通路が沢登り状態になるそうなので注意。 白滝の岸壁には水の流れ出る小さな穴がたくさん開いているので、きっとあの中には鍾乳洞があるはず、また発掘してもらえないものでしょうか。
 熊本には、今回の白滝鍾乳洞をはじめ、ミニ鍾乳洞がいくつかあるんですが、観光洞としての様子が分からず掲載していませんでした。 けど写真の力ってすごい!ですね。 納得の観光地であることが良く分かりました。 鍾乳洞の奥から噴き出す地下水やその上を歩く観光ルートも迫力満点ですが、一枚岩壁面のフローストーンとは違った石灰岩の造形 「白滝」にも期待大です。




2,3行で構いません。 白滝鍾乳洞への行き方(電車,バス,車)や,情報,写真、
訪れた際の皆さんの感想を E-mailでお寄せ下さい。 このページに掲載させて頂きます。
じじいが出かける際の参考にもさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

  - 2011.8
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