4月7日から2泊3日で沖縄・宮古島に行ってきました。
大阪-那覇の片道航空券よりも安いパック商品(リゾート内ホテルの朝食付・レンタカー付)をたまたま見つけたので、即予約してしまいました。
・ヌドクビアブ
1日目は昼過ぎに宮古空港に着き、有名店で宮古そばを食べ、ホテルのチェックインを済ませ、伊良部大橋を渡り、牧山展望台で綺麗な海を堪能し、近くにあるヌドクビアブという史跡に行ってきました。
パワースポットのようですがサトウキビ畑の中に入口も分かりにくくひっそりとした場所にありました。
地下22mにある空間でドリーネなのか元々の地形なのか分かりませんが、薄暗く神秘的な所でした。
壁面にはつらら石が生成されており、地上からガジュマルの根が地底まで垂れ下がっており、あまり見ることのない光景でした。
・通り池
次に下地島の有名観光地である通り池に行ってきました。海に通じる鍾乳洞が2ヵ所陥没し、2つの池が出来たようですので、池の周りには所々につらら石を見ることが出来ました。
この後 夕日で有名な佐和田の浜に行くも、雲に邪魔され残念でした。
・仲原鍾乳洞
2日目は来間島に渡り、タコ公園・竜宮城展望台を回り、東洋一美しいといわれる与那覇前浜へ行ってきました。
どちらも日常の色々なことを忘れさす魅力的な景色でした。
次に仲原鍾乳洞に行ってきました。平日の金曜日、事前連絡せずに訪れましたが、営業していました。
受付で入洞前に手作りの洞内図で説明を受けました。その中で印象に残ったのが、天井の高い空間部分の地上は駐車場で厚さ4〜5m程との事でした。帰りに車に乗る時に足がすくんでしまいました。
大きな口を開けた鍾乳洞に入ると目につくのが泡盛の貯蔵でした。長いもので20年とのことでした。
鍾乳石はつらら石が他と比べ太いように感じました。また、戦時中の事なのか折られているつらら石が多くありました。
次に城辺町の友利あま井という有形民俗文化財に行ってきました。
説明書きには、自然洞窟の湧水で2回の地殻変動で形成されたとあります。過去飲料水や生活用水として貴重だったようです。
私は鍾乳石があるのか興味本位で地下への気味の悪い階段を下ってみました。案の定 壁面や天井に鍾乳石が生成されていました。
井戸も確認できました。暗闇の中でしたが水は綺麗でした。
・保良泉鍾乳洞
昼食を済ませ14時集合の保良泉鍾乳洞のツアーに参加しました。集合場所の駐車場で初めてのウエットスーツを着て、海岸までの急な坂を下り カヤックの説明を聞いて海に出ました。
西表島の川でカヤックの経験はありましたが海は別物でした。横波と風があり、四苦八苦でガイドさんについて行きました。
300m程海岸沿いを進み、カヤックを降りて海面が股まである海の中を歩いて入口まで向かいました。
途中の絶壁にはつらら石が数多く生成していました。ここは海神様が祀られているとのことで入口前で手を合わせて入洞しました。
今まで足がとどいていましたが、入口前からはもう足がとどかず、ライフジャケットで浮かされている状態です。
入洞してうまく浮かぼうと懸命になっている所に目に入ったのが、巨大なパンプキン!写真では見ていましたが圧倒される存在感でした。
この先水路が無く行き止まりと思いきや、パンプキンの右横をよじ登るとの事、ガイドさんが上からロープでサポートしてくれるので何とか登れました。
上は一面のリムストーンプールがあり、色々な鍾乳石を見ることが出来ました。
滝状の流出口が3ヵ所あり豊富な水を出していました。一番奥は天井が低く海神様が祀られており、特別な祈祷師(?)しか立ち入れないとのことでした。
真っ暗な洞内を数人の懐中電灯だけでリムストーンプールのふちを踏んで巡るのはプチ探検隊の気分でワクワクでした。
帰りはパンプキンからのダイブ!
ガイドさんからの説明は鼻対策と願い事を唱えることでした。皆さんが立って飛び込む中、私は恐怖で座ってから飛び込みました。
更に鼻対策も唱え事もすっかり忘れていました。洞口を出て手を合わせ、カヤックに乗り込み海岸まで残り少ないツアー行程を楽しみました。
カヤックを降り、急な坂を上り、着替えをして解散。
その後、近くの東平安名崎で海岸美を見、西平安名崎まで夕日を見に行きました。(また雲のお邪魔)
暗くなりましたが、池間大橋を往復し、人気食堂で和牛寿司とお刺身を食べホテルでダウンしました。
3日目はホテル近辺を観光し、買い物をして昼過ぎの便で帰路につきました。
短時間での強行プランでしたが、宮古島を満喫できました。この島は、琉球石灰岩で覆われていますので、島内地下は全て鍾乳洞という感じです。新たな鍾乳洞の発見を期待します。
いつも南の離島はゆっくりと過ごしたいと思い、日常に戻ります。
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