1999年度の表紙に使用した写真とコメントの一覧表です。
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写真
1999.1.22〜2.12 JR篠ノ井線(姨捨−稲荷山)(ワイドビューしなの)

空には厚い雲が覆い頼りない光しか届かない。地表は白い雪とともにモノトーンの世界を作り出している。凍り付くような時間、、、 列車のライトに暖かみを感じて。

Nikon F100, Nikkor AiAF80-200mmF2.8D(New), RDPII, 1999.1

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2.13〜2.26 しなの鉄道線(戸倉−屋代)(普通)

夕べの雪は夜中にやみ、今朝はおだやかな日がさしている。足下には雪の白い花が一面に咲いている。その可憐な花は、日が当たり始めるとともに、だんだん小さくなり、そしてどこかへと消えていってしまった。冬の花のはかなさ。

Nikon F100, Nikkor AiAF50mmF1.4D, RDPII, 1999.1

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2.27〜2.28,3.18-3.22 JR大糸線(白馬−信濃森上)(普通)

天気予報を見ると明日は晴れ。今年は1度も北アルプスをバックに写真を撮っていないので撮影に行くしかないないと思い、早起きをして白馬へ車を走らせた。車で向かっている最中、白い山並みは朝焼けで真っ赤に染まり、大自然の神秘に思わず感動。太陽が昇りきらないうちに急げ。

Nikon F100, Nikkor AiAF80-200mmF2.8D(New), RMS(P-1), 1999.2

 
3.23-3.31 特別展示

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4.1〜4.15 JR飯山線(替佐−蓮)(普通)

信濃にもようやく春めいてきました。と言っても、まだまだ朝晩は冷えます。桜はまだですが、足下に小さな春を見つけました。のどかな昼下がり。ゆっくりと時間が過ぎていきます。

PENTAX MZ-3, Tokina AT-X828AFPRO 80-200 F2.8, RDPII, 1998.4

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4.16〜4.28 しなの鉄道線(屋代−篠ノ井)(普通)

青く澄み渡った空に淡い色の杏の花。春の花には晴天が似合うような気がします。最近、青空を見上げる写真に凝っています。空の青色が好きだからです。春のさわやかな風を受けて、シャッター音も爽快です。

Nikon F100, Nikkor AiAF24mmF2.8D, RDPII, 1999.4

 
4.29-4.30 特別展示

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5.1〜5.14 JR大糸線(信濃森上−白馬大池)(特急しなの)

緑まぶしい季節になってきました。風もさわやかで心地よいものです。撮影時は、車内で食事をすることがほとんどですが、この時期はよい場所を見つけて外ですることがたまにあります。大自然の中で食べる食事はまた格別です。

PENTAX MZ-3 FA50mm F1.7, RDPII, 1998.5

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5.15〜6.3 JR大糸線(南神城−神城)(普通)

信州ではそろそろ田植えのシーズンです。お休みとなると、家族総出で田植えの作業をする光景を目にします。水をはった田には、どこから来るのかいろんな生き物たちが集まってきます。毎年のことながら不思議に思っています。かわいい田んぼの主を、みなさんも覗いてみて下さい。

PENTAX MZ-3, Tokina NewAT-X270AFPRO 28-70 F2.8, 1998.5

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6.4〜6.23 長野新幹線(佐久平−上田)(新幹線あさま)

ある雑誌にあった東海道・山陽新幹線を走る500系「のぞみ」の流し撮りに喚起されて自分も新幹線の流し撮りに挑戦。長野新幹線は防音壁ががっちり作られているのでよい場所が思い当たらず、いつも撮っているところで何本かの列車を撮影してみた。さすが新幹線。カメラを振る速さが違う。流し撮りは現像するまで成功したか分からない。腕が悪いのでシャッターを祈りながら押す。神に通じた1枚。

Nikon F100, Nikkor AiAF85mmF1.8D, E100VS, 1999.5

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6.24〜7.6 しなの鉄道線(屋代−篠ノ井)(貨物)

しなの鉄道の西上田〜篠ノ井の間は貨物列車も通ります。朝の通勤時間、普通列車の合間をぬって行ったり来たりと、よく働くなぁと感心してしまいます。きちんと数えたことはないのですが、三両ぐらいのかわいい編成から十数両の長い編成まであり、見ていても楽しいものです。この時は単機。がんばる姿に清々しさを感じました。

Nikon F100, Nikkor AiAF24mmF2.8D, RDPII, 1999.6

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7.7〜7.17 JR飯山線(戸狩野沢温泉−上境)(普通)

前から撮影しに行こうと決めていたこの日は雨。普段、雨の日は行かないのだが、せっかくだからとカメラ道具と雨具を積み込んで飯山線へ。北のローカルは雨もまた似合う。しとしとと降る雨が乾きそうになる空虚な気持ちに一時のオアシスを与えてくれるような気がする。雨の日の撮影も悪くはないものだな。

Nikon F100, Nikkor AiAF80-200mmF2.8D(New), RDPII, 1999.6

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7.18〜8.3 JR飯山線(上桑名川駅付近)(普通)

藁葺き屋根の上にトタンを被せた家を見ると田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家を思い出す。子供ながらに古い家だなぁと思いつつ、夏休み冬休みにはよく遊びに行っていた。山に行ったり、川で遊んだり。そんな純粋な時も。ちょっと少年の頃の気持ちで。

Nikon F100, Nikkor AiAF300mmF4S, E100VS, 1999.7

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8.4〜8.31 JR篠ノ井線(姨捨−稲荷山)(貨物)

夏の早朝、早起きをして日の出を待つ。太陽が昇らんとする東の空は次第に明るさを増し、雲の白色がいっそう輝き始めてきた。午前5時すぎ。貨物列車が通り過ぎていった。

Nikon F100, Nikkor AiAF24mmF2.8D, RDPII, 1999.7

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9.1〜9.20 JR大糸線(白馬−信濃森上)(スーパーあずさ)

ソバの花が咲く時期になりいよいよ夏も終わりに近づいてきた。暑さの中にどことなく秋めいた風がふき、花の可憐さも手伝ってちょっと寂しさを感じる。秋はそこまで来てるんだろうなぁ。

Nikon F100, Nikkor AiAF50mmF1.4D, RDPII, 1999.8

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9.21〜9.30 JR長野駅(特急あさま)

表紙に飾れる程のいい写真ではないのだけれども、最後の日の1コマ。あれからもう2年になろうとしています。月日の移り変わりとともに変化していくことが多いけれども、思い出だけは忘れないでいたい。

PENTAX MZ-3 FA50mm F1.7, RDPII, 1997.9.30

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10.1〜10.16 長野新幹線(安中榛名−軽井沢)(新幹線あさま)

今年は暑い夏でした。けれど秋は確実に訪れています。流れるボディーに西日が当たる頃、ススキの穂は光を包み輝きをいっそう増してきました。もう1枚着込まないと。そんな季節になったんですね。

Nikon F100, Nikkor AiAF300mmF2.8S, E100VS, 1999.9

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10.17〜11.9 JR飯山線(戸狩野沢温泉−上境)(普通)

稲は刈りとられたものの紅葉には早く、この時期、秋を感じさせてくれるのはススキとひんやりとした風ぐらいなもの。あっ、トンボもありましたね。外を歩くにはちょうどよい時期。忘れかけていた小さな秋を見つけに出かけませんか。

Nikon F100, Nikkor AiAF300mmF2.8S, E100VS, 1999.10

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11.10〜11.26 JR篠ノ井線(冠着−姨捨)(快速)

緑一色だった風景に黄色や赤といった鮮やかな色が加わりました。まさに錦のようです。森の木々は、長い長い冬を越しうららかな春に芽吹きました。そして夏から秋へ。過ぎ去るものの最後の華。足下に木の葉が1枚落ちてきました。

Nikon F100, Nikkor AiAF300mmF2.8S, E100VS, 1999.11

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11.27〜12.13 JR飯山線(戸狩野沢温泉−上境)(普通)

もう少しで日が暮れようとしています。その斜光は全てを紅く染めていました。空も、山も、川も、、、 暗闇に包まれるわずかな時間、別世界へ誘われているようです。---晩秋の飯山。だた耳を澄ますと、列車の音だけが響き渡っていました。

Nikon F100, Nikkor AiAF300mmF2.8S×1.4, E100VS, 1999.11

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12.14〜12.31 JR飯山線(横倉駅)

いつも横倉のあたりまで来ると、どうしてるかと会いたくなる小さなお友達がいます。お友達とはネコ君です(^^) 撮影の合間に寄ってみたらそのネコ君はいました。そこはお客さんの座るところだよ。

Nikon F100, NikkorAiAF28-105mmF3.5-4.5D, E100VS, 1999.11