1998年度の表紙に使用した写真とコメントの一覧表です。
▲1999年度 <Go To Home>

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1998.1.1〜1.17 JR大糸線(簗場−南神城)(スーパーあずさ)

静か。自分が歩く雪の音だけ。ただ、時が流れる。流れる。ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン、、、、 列車が来た。ガタゴト、ガタゴト、シューー。列車も雪の音を確かめながら歩いているようだ。

PENTAX MZ-3, Tokina AT-X828AFPRO 80-200 F2.8, RDPII, 1997.12

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1.18〜2.5 JR篠ノ井線(姨捨−稲荷山)(普通)

雪が山を覆う。すべてを白く包み込み神秘の世界へと誘う。もしかして、木の陰に妖精が隠れていて同じ光景を見ているかもしれない。

PENTAX MZ-3, Tokina NewAT-X270AFPRO 28-70 F2.8, RDPII, 1998.1

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2.6〜2.22 JR大糸線(信濃森上−白馬大池)(シュプール白馬(回送))

1998年2月、世界が長野を見つめる。選手は、100分の1を競い、より美しく舞い、華麗なジャンプをし、観客を魅了する。今、長野が熱く燃えている。
(右側は、アルペン会場。右中ほどにジャンプ台がある。)

PENTAX MZ-3, Tokina AT-X828AFPRO 80-200 F2.8, RVP+1, 1998.1

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2.23〜3.14 JR信越本線(牟礼−古間)(普通)

長野を出発した列車は北へと向かう。ひと駅ごとに雪が深くなり、景色も変わる。厳しい条件の中、雪を舞い上げ走る姿に、僕は夢中でシャッターを押した。

PENTAX MZ-3, Tokina AT-X828AFPRO 80-200 F2.8, RDPII, 1998.1

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3.15〜3.31 JR大糸線(ヤナバスキー場前−南神城)(特急しなの)

初めてグリーン車に乗ったのが「しなの号」。パノラマグリーン車ができたころは、長野でちょっと目立つ存在だった。ひさびさに出会って、当時の想い出がふっと過ぎる。想い出も運ぶ電車。

PENTAX MZ-3, Tokina NewAT-X270AFPRO 28-70 F2.8, RDPII, 1998.3

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4.1〜4.16 しなの鉄道線(屋代−篠ノ井)(普通)

今年は冬が突然訪れ、突然去ったようです。それでも寒い信州にとって待ちに待った春です。線路わきに桜の花。今日は電車の音も、いつもより楽しそうに聞こえます。

PENTAX MZ-3, Tokina AT-X828AFPRO 80-200 F2.8, RDPII, 1998.3

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4.17〜5.1 しなの鉄道線(戸倉−屋代)(貨物)

昔から変わらない風景があります。学校に通った道、道草をしたあの場所。いつまでも変わらないでいて欲しい、、、

PENTAX MZ-3, AT-X828AFPRO 80-200 F2.8 RDPII, RDPII, 1998.4

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5.2〜5.20 JR飯山線(桑名川駅)(駅)

長野といえども、都会的なビルや住宅が多く開発が進んでいる。それはそれでいいのだけれども。しかし、ここにはなにか「ホッ」とさせるものがある。駅で1枚。次の列車まで、1時間待ちだ。

PENTAX MZ-3, Tokina NewAT-X270AFPRO 28-70 F2.8, RDPII, 1998.4

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5.21〜6.10 JR大糸線(簗場−南神城)(スーパーあずさ)

空と湖の青、残雪と列車の白、そして緑と5月らしい冴え渡る景色。いつまでも残したい風景の一つ。

PENTAX MZ-3, Tokina NewAT-X270AFPRO 28-70 F2.8, RDPII, 1998.5

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6.11〜7.1 JR飯山線(替佐−蓮)(浪漫(回送))

飯山線にいつもと違う姿の列車。この日、カメラを構えていたら、「なにか特別な列車が通るんですか?」と、小さい子供を連れたお母さんに声をかけられた。「残念ながら通ってしまった後なんですよ」。子供にぜひ見せてやりたかった、、、

PENTAX MZ-3, FA★300mm F4.5ED[IF], RDPII, 1998.4

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7.2〜7.20 JR篠ノ井線(姨捨−稲荷山)(普通)

早朝の列車を撮ろうと、いつもの場所へ。この日はあいにくの薄曇り。緩やかなカーブが続くここは気にいっている場所の一つ。電車が来ない時は、鳥のさえずりとたまに通る車の音が聞こえるだけ。電車は木々の間をそっと通っていく。

PENTAX MZ-3, AT-X828AFPRO 80-200 F2.8, RDPII, 1998.6

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7.21〜8.12 JR中央東線(信濃境−富士見)(特急あずさ)

また1つ、信越線の想い出が消えてしまった。新幹線開業後、中央東線にときおり「あずさ」として入っていた「元あさま」が、この夏、任期終了となったのだ。この次は、浅間山の麓を走って欲しいと思う。

PENTAX MZ-3, FA★300mm F4.5ED[IF], RDPII, 1998.7

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8.13〜9.2 しなの鉄道線(戸倉駅)(駅)

夏の風物詩の1つに花火があります。夜空にいろいろな色の花が咲いたようで、本当に見事です。手に持つ花火もいいのですが、打ち上げ花火は迫力があって人の心を魅了させます。
この日は、月遅れの七夕。空からも2人で見ているのでしょうか?

PENTAX MZ-3, TAMURON AF28-200 F3.8-5.6LD, RDPII, 1998.8

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9.3〜9.23 JR大糸線(苗場−南神城)(特急しなの)

撮影場所を探していたらソバの花畑を見つけました。ソバの花って、ちょっと可憐ですよね。カメラを構えて列車が来るまで待っていると、白い花にミツバチがやってきました。蜜を集めるのも忙しそうです。
風が吹くたびに、そっと揺れる白い花が印象的でした。

PENTAX MZ-3, Tokina NewAT-X270AFPRO 28-70 F2.8, RDPII, 1998.8

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9.24〜10.8 旧JR信越本線(現しなの鉄道線)(信濃追分−御代田)(特急あさま)

あれから、もう1年。まだ1年。

PENTAX MZ-3, FA50mm F1.7, RDPII, 1997.9

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98.10.9〜10.29 しなの鉄道線(信濃追分−御代田)(普通)

しなの鉄道が誕生して1年が経ちました。長野では、青色の普通電車が多い中、この赤色の電車は新鮮さを感じます。経営が厳しいとはいえ、発足したときの気持ちを忘れず、地元の足としてがんばって欲しいものです。

PENTAX MZ-3, FA★24mm F2AL[IF], RVP+1, 1998.9

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10.30〜11.13 長野新幹線(佐久平−上田)(新幹線あさま)

雲一つない秋晴れの日、新幹線を撮ってみようと思い、上田の撮影名所のこの場所へ来てみました。橋とのバランスを考えて広角レンズをカメラに装着。在来線を上回る速度に、シャッターを押す指にも力が入ります。通過後、新幹線「あさま」が残した風に、新しい時代を感じました。

PENTAX MZ-3, FA★24mm F2AL[IF], RDPII, 1998.10

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11.14〜11.30 JR飯山線(替佐−蓮)(普通)

飯山線にこの新車両が登場して1年が過ぎました。自分は、残念ながらこの車両以前の飯山線を知りません。飯山線=白い車両なのです。魅力あるローカル飯山線。この車両とともにこれからじっくり付き合っていきたいと思っています。

PENTAX MZ-3, FA★300mm F4.5ED[IF], RDPII, 1998.11

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12.1〜12.17 JR飯山線(替佐−蓮)(普通)

紅葉も終わりの頃というと、信州の朝晩はかなり冷え込みます。冬はもうそこまでやって来ています。けれど、この冬を待たずして信州から姿を消す列車があります。長い間、この山々を走り続けた列車、、、 またどこかで出会えるだろうか?

PENTAX MZ-3, Tokina AT-X828AFPRO 80-200 F2.8, RDPII, 1998.11

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12.18〜99.1.21 JR飯山線(替佐−蓮)(普通)

今日1日も終わりの頃、列車は駅へと向かっている。寒空の元、列車も気のせいか足早な感じがする。明日はどんな1日になるだろうか、、、

PENTAX MZ-3, FA★24mm F2AL[IF], RDPII, 1998.11