第一回・アクアナシウォーター
printing.GIF
原材料名・・・梨果汁・エリスリトール・香料・酸味料・ビタミンC・甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物・ステビア)

ゲスト原稿・ひどりんのアクアナシレビューはこちら


1.うんちく

ボクがアクアナシに出会ったのは、ある暑い日のことだった。
電車賃をインチキして訪れた古河共和国首都にして、
東北本線唯一の茨城県の駅、古河駅に降り立ったボクは、
その日の食料を調達すべく、駅前の爆安スーパー、コモティイイダに向かった。

そこは確かに爆安で、安価で購入できる生姜の利いたいなり寿司を良く買う。
そして、何か飲み物が欲しくなったボクの目に止まったのが、アクアナシであった。
いや、正確に言おう。ボクがアクアナシに惹かれたのは、
300000古河ルーブル(1円=6000古河ルーブル)と言うその値段だった。安い。

ボクは一本それを購入し、デュエリストG改め、Win2K野郎G改め、ストパGの自宅へ行き、
Celelonマシンのくせにサウンドとビデオが豪華すぎて吐きそうになる、と言うアンバランスなマシンを
組みに行ったのである。そして、マシンはトラブり、マザーのドライバがWin98用しかCDに入っておらず、
仕方なくスマブラをやりまくって帰ってきたのである。
その途中、昼食時に前述のいなり寿司と、アクアナシを飲んだ。

・・・。不味い。
ぬるいせいか?いやしかし。

迷ったあげく帰り際にもう二本購入し、帰りの電車で飲み続けていると、
もうどうしようもなくやるせなくなったのを覚えている。

しかし。アクアナシはボクの前に再び姿を現した。
各地の目撃情報。そして・・・ボク自身も、予備校近くのコンビニにてついに奴を発見してしまったのであった。
「・・・パッケージが違う・・」
そう。奴は新しいパッケージになっていた。

買わなきゃ。飲まなきゃ。
そう。このドリンクのせいでボクはこんな腐れ原稿を書いていると言っても過言ではない。
おまけにひどりんまで巻き込んで。ゲスト原稿までもらって。これ書いている時点ではまだもらってないけど。

ドリンクのラベルをのぞき込む。
「果実感UP!」
・・・信じたい。
ボクは、デスドリンクの企画成功を願っている。
だが、美味しいドリンクと結果的に巡り会うのは、ネタとしては失敗だが、
人生設計としては成功に違いない。

AQUAのロゴが。
アクア○○ウォーターシリーズは、アクア巨峰や、アクアブルガリア(これはわりと普通らしい)などがあり、
一連のブランドであると推測。

2.試飲

さて試飲。
のどが渇いているのである。
そして、それなりに冷えているのである。

・・・うまかったら、つまらないなあ・・・。
ペットボトルをあける「びきり」という音が好きだ。
では、いただきます。

結論。変わってない!
正直一ヶ月くらい前の話ではある。
そんなもの律儀に味なんか覚えているはずもない。
だが、一口飲んで思い出した、と言うか完コピ。
何も変わっていないじゃないか!

まじめにレビュー。
まず口にはいると、梨のみずみずしさとさわやかな甘さが広がる。
そしてそれは、少しずつ皮の渋みに変わり、最後に人工甘味料特有の甘みがいつまでも残る。
こいつ、後味が最悪なのだ。
前は冷やせば飲めるかと思っていたが、冷やしてもちっともうまくない。

ぷれみぃさんがブランデーで割って飲んだ、とか言っていたが、試す気もないし、
そもそもブランデーがない。

梨飲料はもう一種類、カネボウの「幸水」と言う商品を知っているが、
これもアクアナシに匹敵するほど途方もなく不味い。
梨は成功しないのか?
美味しい梨飲料があったらぜひ飲んでみたいものだ。

特性(さっぱり)・・・30点
味・・・35点
後味・・・15点
総合点・・・25点
評価額・・・35円(140円)

飲みながら書く。
この季節は暑いのでのどが渇き、デスドリンクを飲み、筆が進む。
のどが渇くとついうっかり味を忘れ、飲んでから軽い驚きが。

ただ。決して飲めないわけではない。
不味いが飲める。
飲めるだけだ。
しかし、こんなものを飲むくらいなら水を飲む方がまだましなので、
水道水に氷でも入れて飲むことを進める。

あまりおすすめしない。

戻る