Kず あさがほ

右近交配による考察 5
結論(仮説)

遺伝子xはspdより下流のため、spdをホモで持つ右近では、
なんら表現型には影響を表さないが、
他の系統と交雑し、spdがなくなったとき(SPDを持つとき)、
xxで表現型、極淡い花色を発現する。

2因子の分離比でいうと
16株中9株が有色花(SPD,X)
16株中3株が極淡い花色(SPD,x)
残り3株+1株が薄黄(spd,Xとspd,x)

極淡い花を付ける株の後代はすべて極淡花
薄黄の後代は薄黄と極淡花が分離すると見込まれる。

経験則的に確かめる以外の方法を持たないため
これ以上の証明する手立てはないが、
実験結果を理論的に説明するには
この仮説がもっとも適している。

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