学士の世界 


日記っぽい形式で進められる世界です
つまりはメージン君が大学でやらかしていることを
この場で大放出というわけですねっ

大学の工学部の研究室に入ってこんなコトしてるんだなぁ・・・っと
他人事のように見てやってください(^^)

ちなみに学士というのは大学を卒業した人がもらえる学位です
・・・って卒業してないじゃねーすか


<1999年5月4日(火)付>     とりあえず4月分のお話ねっ

 ほい、始まりましたこの世界。なにはともあれ、めでたく(?)4年生に上がれて研究室にも配属されました。で、ここで何を語るかというと、簡単に言えば「大学の研究室で私がやってること」であります。まぁ、結構具体的なコトとか話したりなんだり・・・となるのかもしれないけど、無理に理解はしない方が良い・・・かな?ま、こういうコンテンツはふつう大学のページ上でやってるモンなんだけど、私自身の研究室のページは状況不明なので(笑)、ここに勝手に書いていこうというわけです。ちなみにまじめに書いていくつもりはさっぱりですので(だって私のページだもんね、大学と話してやってるわけじゃないよ(^^))、ご了承を・・・あっ、ついでに個人の名前も伏せますね。私も”メージン”でやってますし(^^)。

 えーと、4月ですか・・・。経過としては、まず3月に顔合わせというので一度メンバー多数と会って、それから教授(K教授・・・としとこうかな、ふむ、K研究室)がいくつかの研究テーマを提案し、その中からこの1年間の研究テーマを選ぶ・・・という感じでしたねぇ。で、私が選んだテーマは「何とかかんとか(物質忘れた(^^;)の層状化合物なんとか」というものです(・・・って、テーマ理解してないぞ(^^;>メージン君)。ま、名前は忘れたとして内容はどういうものかというと、とある新しい物質を作ってその超伝導性を調べるといった感じです。おぉ、超伝導・・・なんかすげー、と自分で思いつつ1年後にはどうなってるのか楽しみなわけであります。でもねぇ・・・実際聞くところによると、この研究はかなり地道な努力が必要らしいのよねぇ・・・。「物質ポーンッ、はーいできあがりっ、やったー超伝導だー」なんて、楽なものじゃない・・・と、しょっぱなプレッシャーかけてもしょーかないですな(^^)。ま、じっくりやってきましょっ。

 とある授業で発表をするというのがありまして、4月に私の順番がまわってきたわけであります。発表というのは何かの論文や本を見て、理解した内容をみんなの前で発表するというものです。結局4月はこの準備で過ごしていった感じですねぇ・・・。発表した内容のテキストファイルがガッコのパソの中に入ってるはずだから、機会があったらここでそのファイルをアップしてみますね。何を発表したのかはそのときにお話することにいたしましょっ(^^)。

 あとは、花見とか、土曜日が英語のゼミで休めなくなったとか、そういったことが4月にあったわけですねぇ・・・。これから先、何かと行事が待ち構えていますので、この世界ちょくちょく書いていくことにしますねっ。

 うん、最初はこんな感じでいいかな・・・ちなみにこの世界は不定期更新ということでよろしゅーにっ!


 

<1999年5月5日(水)付>     これからの予定をば・・・

 4月の話ばっかりでこれから先のコト書いてなかった・・・(^^;。というわけで、これからの予定でも。

とりあえずこの連休明けに、「放射線とアイソトープの安全取り扱い」何タラっていう講習があって、まずはこれからです。放射線というとX線とかラドンとかγ線というものなわけですが、私の研究室では主にX線を使うことが多いと思われます(予想・・・)。X線っていうとレントゲンとかあのたぐいのやつね。私の研究室でX線を何に使うかというと、一言で言えば「物質の構造解析」というやつです。物質にX線を当て、その反射を測定することによって、結晶の種類やら格子定数やら色々分かるわけなんですね。ま、それはそれでいいとして、どうも朝の9時から夕方の5時まで講習があるらしい・・・なんか長すぎのよーな・・・。気が重いけど行くしかないのです、さらに言うとミニテストもあるらしい・・・はぅ。

 あと、これとは別に英語の論文を読むという予定があるんだっけ・・・。まぁ、これからの研究室での予定はこんなトコであります。


<1999年5月6日(木)付>     行ってきました講習何タラ

 何だか世界の出来始めといいましょーか、現実に出来事が重なったといいましょーか、連日の語りごとです(^^)。
で、今日は放射線何タラっていう講習に行ったきたわけなんですが、やっぱし疲れましたね・・・。朝から晩まで授業的に拘束されたのって久々でしたからねぇ。まぁ、それなりに勉強になったこととかはあったけど、結構どーでも言い話も(と言うと語弊がかなりあるけど(^^;)多かったよーな・・・。簡単にここでお話をさせてもらうと、放射線というのは前に言ったようにα粒子とかγ線とかのことであり、放射能のいうのはその放射線をだす能力のコトを言うらしいです(有名どころではウラン238とかがそういう能力を持っている)。テレビとかで良く言う「放射能漏れ」というのは、正確には「放射線漏れ」と言うわけなんですなっ。
 と、こう話してると何か危険物質を扱ってて、研究室ってとんでもなくやばいトコなのでは?と思うかもしれないけど(私もちょっと不安だったけど(汗))、実際のところの話、全身に一度に放射線を受けて、まず100%死ぬ被爆量というのが7グレイで(グレイというのは、放射線によるエネルギー量を表す単位ね、ホントは良く分からんけど(^^;)、4グレイで30日間に50%の人が死亡、2グレイで5%、1グレイで体内の異常があって0.25(250ミリ)グレイ以下になると症状は現れないということらしいです。で、放射線業務従事者といういかにもな人でも年間累積50ミリを超えて放射線を受けてはいけないというきまりがあって(内部被爆とか外部被爆とかがあるんだけど、めんどいので割愛(笑))、作業室では週1ミリ以下の濃度という基準がある・・・と。
 はぁはぁ・・・本を見ながら書いてるんだけど、なんかしんどくなってきた・・・。ま、一時的な測定者の被爆量はもっと少ないわけで、実験して即死するわけじゃないけど、事故を起こすとそれはそれで除染が大変なのと身体にも確率的にやばいコトが起こるかもというわけで、ちゃんとした知識を持っておきましょう・・・というのがこの講習の意義なわけですなっ(って、いきなりまとめちゃってるし(^^;)。大体実験で使うウチの研究室のX線でそんな強力なのあるのか?(とはいっても実際何を使うかすら知らないんだけど(汗))

 で、長々と話しちゃってるけど、結局は私の研究室で扱うX線等を取り扱う資格を得るために講習を受けてきたわけですなっ。でも実際問題、私の研究ではX線被爆よりも、薬品による毒ガスやら爆発やらの危険の方がしっかりと高いわけでして、そのほうがやばい・・・。とりあえず、まずはこの1年間メージン君が生き延びていることをお祈りするとして、今回はここまでと言うことで・・・。

 はぁ・・・長い日記だった(笑)。


 

<1999年5月9日(日)付>     例の4月の発表の内容です

 一番最初の日のお話にありましたが、4月の下旬に応用物理学研修という授業で発表をやりまして、その発表用のOHPの下書きに当たるものをここにアップする用意が出来ましたのでアップしたいと思います。まぁ・・・ハッキリいって説明無しでこれ見ても、大抵のお人は意味不明だと思いますので(^^;ちちっとだけ説明いたしますと「インターカレーション」という現象の説明をしておりまして、この現象によって超伝導物質を作ることが出来る・・・みたいな話をしております。これが私の卒業研究の元になっているお話なんですよねぇ・・・、とはいったものの私も半分くらいしか理解してなかったりするんだけど(笑)。

 ちなみにアップしてあるものは、学校のWordで作ってあるものを無理やりHTMLにしちゃってるもんだから、文字の大きさとレイアウトがめちゃくちゃになってるかと思います。何だか終わったものに、色々手加えるのも面倒でしたので・・・その辺ご容赦をば(^^;

 では発表内容はこちらをどうぞ・・・

応用物理学研修Aの発表内容です

 ホントの発表ではこれにプラスしていくつか図が加わってるわけですが、しかしこれって私の発表に居合わせた人にとっては、私のことがバレバレになっちゃうな・・・まぁ、1億ウン千万分の30数名がこの部分を見る確立を考えれば、特に気にすることもあるまいて・・・???


<1999年5月10日(月)付>     英語・・・バタッ

 今日は英語の論文を読む、という以前にも言った予定をやることになったわけですが、この英語論文、助教授のS先生と一緒に読んでいくということになってるんですねぇ・・・。S先生は今年1年私の面倒をみてくださるお人でして、論文も先生に「研究に関することですから一緒に読んでいきましょう」・・・と渡されたんですねぇ。というわけで、マンツーマンで一緒に読んでいくことになったわけです。で、実際に「訳してみて」・・・って、全然まともに訳していけなかった・・・(--;。いやはやその場で頭の中で考えてると、まともに日本語にしゃべることが出来なくってねぇ・・・。何とも久々に英語力不足を実感したという・・・(汗)。S先生も「こんどはすぐ日本語に直せるようにしっかり読んどいてくださいね」と言ってたなぁ・・・。今日は何とも情けなさを感じてブルーになってしまったメージン君なのであった(^^;。

 でもなんかちょっとクヤシーっ!見てろよ・・・今度の英語の時はしっかりやってきてやるーっっ!!
(・・・と密かに誓いを立てておくのであった、めでたしめでたし(!?))

 そういや今度の土曜の英語ゼミも自分の当てられた場所があるんだっけ・・・なんかいきなり英語だらけの生活になってきたな・・・(冷汗)


<1999年5月12日(水)付>     とある研究室の一日

 12時過ぎ・・・講義も終わったので研究室に入る。今日は英語ゼミの日本語訳をしておこうと頭の中で予定を考える。
 12時半頃・・・先輩方に誘われ食事をしに行く。いつも大学の生協ばかりでは飽きるということで、外へ食べに行くことに。辛いでいい感じ(らしい)・・・の店に行く。ユッケジャンというものを食べた。辛いけど味わいがある。いい感じ。お腹が温かい。
 1時半過ぎ・・・研究室に戻ってきて英語のゼミの予習をはじめ・・・るまえにちょっと一休み。ジュースで一息。
 2時程・・・しっかり英語に取り掛かる。
 5時くらい?・・・熱電対を作るお手伝いをする。英語もしつつ。時たまに.
 6時半・・・夕飯を食べに行く。先輩方と一緒に。成り行き?
 7時ほど・・・手伝い&手ほどきを受ける。メージン君も熱電対を作成する。
 8時30分・・・学校脱出。

ちなみに院生の先輩は、夜の11時に帰るのが最近習慣レベルになっているらしい・・・ハ、ハードね・・・春なのに(?)。

そして明日はソフトボール大会です。メージン君は前日の練習で腰が筋肉痛です・・・。


<1999年5月13日(木)付>     ソフトボール

 今日は応物系のあつまりでソフトボール大会がありました。研究室や研究所や学年単位でチームを作ってソフトボールなわけです。私のとこのK研究所で1チーム、当然4年生は強制参加・・・というわけで私も出場したんですねぇ・・・。相手は金研連合、金研ってのは金属材料研究所・・・だっけか?いくつかの研究所の合同って感じでしょうか。で、試合開始。最初にウチのチームの攻撃・・・10点入りました、コリャこのあとどうなるんだ?と思ってその裏・・・9点入れられました。・・・つまり守備ぼろぼろなのね、基本的ド素人ですし(^^;。で、次の回は両方のチームとも0点(健闘なのですっ)。制限時間の関係上最終回となった3回はウチのチームが1点を入れ、その裏相手が2点を入れサヨナラになったという・・・。ん?同点じゃないか、って?どうもこの大会、先生や女の人が2回以上出場するとそれだけで1点入るという特別ルールがあるらしいのです(^^;。で、相手チームは先生が出ていたので1点というわけなんですねぇ・・・。結局1回戦敗退なのでした(笑)。ちなみにメージン君は3打数2安打1ランニングホームランでした。ちなみに守備は・・・ま、色々こけたりぶつかったりで痛かったのでした、詳しくは・・・想像して(^^;。

 いやはや、メージン君は基本的に肉体派じゃないので、ちょっと激しい動きするとすぐ身体に来るのよ・・・。とりあえず今日はご苦労様でしたっ(と自分で言っておくのであった)。

 でも、実は明日の実験レポートの前見せの準備でひじょーに大変、ってのが今現在の状況だったり・・・(汗)


<1999年5月17日(月)付>     レアメタル

 今日は例のS先生に渡された英語の論文を先生と読んでいたわけですが、ふと材料となる金属を探すという流れになりまして、その一覧表が書いてあるカタログを見ることになったわけです。で、そのカタログ、物質に対する化合物とかの色々な種類の表示があったんだけど、ふと見ると”price”っていう項目があったんですね。さてこれは一体何か?”プライス”ってんだから分かると思うけど(^^)「値段」が書いてあるんですねぇ・・・。やはり研究室って色々な試料使ってるわけじゃないですか、でもって、その一つ一つを合成してたらとてもじゃないけど時間が無くってやってけない、というわけでそういういろんな物質を作っている商売があるみたいなんですねぇ・・・。そういう研究レベルで使うようなほとんど世の中に無い金属化合物などをレアメタルと言うらしいのですが、面白いのがその値段。料金にピンからキリまであるのは言うまでも無いんだけど、その様々ぶりがなかなか・・・。1キロ数千円とかは安い感じでして、凄いのになってくるとグラム10万超えるのもあるという・・・。もしかして何か金属作り出して売れば儲かるんじゃ・・・???などとふと思ってしまった今日のメージンであった(笑)。


<1999年5月19日(水)付>     霧の日の大掃除?

 外はすっごい霧でして、私の座っている机から見えるすぐ前の道路ですら全然見えていないという・・・そんな日でしたねぇ・・・。この霧が全部放射線だったら恐ろしいなぁ・・・などと訳のわかんない恐ろしさを考えてたりしてたわけですが(笑)、相変わらずのエイゴエイゴな時間を過ごしていると、私と同じ4年生のI君がホウキと掃除機を持ち出して掃除をしようという話になったんですねぇ。私の席のある部屋ってのがこれまたいろんな機材が(ほとんど古いよーな使わないよーな機械ばかりに私には見えるんだけど・・・(--;)あちらこちらに放置されてんですよねぇ・・・。しかもそれにプラスして掃除もされて無い感じでして、ホコリがあるわあるわ・・・どうやらI君はあまりの部屋の乱雑&汚れっぷりにキレてしまっちゃったみたいですねぇ・・・(笑)。というわけで掃除機ホウキであっちこっち掃除・掃除っ、ついでに何故か隣の先輩方の部屋まで掃除・掃除っ・・・いやはやきれいになったというか・・・。そして私の席のまわりの通路がかなり狭いということで、その広げの作業とか、他色々オブジェ(とりあえず機械とは呼ばない・・・(^^;)の配置がえをしたのでした。いやーすっきりしたなぁ・・・ちょっとだけだけど・・・。

 ーとまぁ、年季の入った研究室は散らかりまくりということでしたっ(笑)


<1999年5月21日(金)付>     行ってきました実習何タラ

 というわけで(何がだ?)、今回は以前にもあった「放射線とRIの安全取り扱い」の実習過程をやってきました。これはどーいうことかと言いますと、前回は講習ということで講義を一日中やってたわけですが、今回は実習ということで実験を一日中やっていたわけです。どっちも1日中だったわけですがどっちかって言うと今回の方がやる気が出てたと言いましょうか・・・やっぱり実験派なんですなメージン君は(^^)。

 さて、実験内容ですが、午前中は説明に始まり・・・と、ここでふと思ったんだけど、説明のビデオを流すのはいいんだけどもうちょっと編集何とかならないもんかねぇ?というのも、ビデオの説明に和やかな雰囲気を出そうとしてかなりすこやかな音楽が流れてるんですよ。ビデオをプロジェクトのヤツでスクリーンに映し出してるんだけど、部屋は暗くなってるんですね。暗い部屋に環境音楽、やさしげな話し方での説明、寝れって言ってるよーなモンですぞありャ・・・(^^;。どーせなら某何タラ200XっていうTV番組みたいに、異常なほど過剰に恐ろしそうに話してるよーな感じにすりゃ面白いのに・・・と、ムチャな閑話休題をしたところで(笑)続き・・・説明が終わって、午前中は練習ということで放射線を使わないで(試料の代わりにインクを使った)本番と同じ作業をやってました。で、午後・・・今回やったことは放射性同位元素P何とか(覚えてない・・・<ぉ)溶液にリン酸ソーダ溶液(炭酸ジュースではない、念のため(^^;)を混ぜ、蒸留水で薄めたりなんだりでいろんなビンに入れたり小皿分けたりといった小分け作業をしました、というのが1つ。実際に放射線を擦り付けた板の放射線量測定と、除染して除染効果の測定をしました、というのが1つ。小分けした試料のいろんな測定法や条件による放射線測定をしました、と、これで全部ですか・・・いやはや長かった・・・。

 色々な実験をしてためになったんだけど、感想といいましょうか、今日1日を一言で表すと・・・「緊張感ゼロね(^^)」といった感じです。放射線を使ってた割には相当気楽にやってましたねぇ・・・たしかに相当放射能弱いヤツだったんだけど、相当な防護体制だったんだけど、指導員の親身な説明もあったんだけど、退出時の手足の汚染検査も全然OKだったんだけど、ーま、とにかくも気楽でしたっ(^^)。

 これであとレポート出せば放射線の取り扱う許可うんぬんはOK・・・と。ところで今日の実験って、私がやる(と思う)X線使った結晶解析との関係ってあったのかな・・・???きっと謎。


<1999年5月24日(月)付>     バーナーでガラス細工・・・っぽい

 また1週間が始まったわけですな、今週も英語な日々なんだろーな・・・とボヤいたところで(^^;、今日のお話。今日は初めてバーナーを使ったガラスの加工をやったわけです。今回やったのはガラス管を一部分細めておいて、粉末試料を入れた後、ガラス管を真空に引き、端を溶かして封をするといったことです。

 で、バーナーってのが結構恐ろしい代物でして、ガス(家庭のやつと一緒?)に火をつけて燃やし、酸素を加えて勢いをつけ高温にするわけなんですが、どうもバーナーのたてつけが悪いらしく、酸素を流す栓をゆっくりひらかないと、「パーッンッッッ!!!!」と結構もってでっかい音がなるんですよねぇ(酸素一度に供給過多のためだと思う)。最初音した時はすっごいびっくりしたんですけど・・・。と、まぁ、ちょっと恐ろしい代物ですので(ま、爆発するわけじゃないけど(^^;)、取り扱い時には覚悟を決めていかなくてはイカンわけですなっ(笑)。

 ガラスを火に当てて、溶かしていくわけなんですが、あれしばらく火に当ててるとガラス管の手に持ってる部分までやたら熱くなるんですけど・・・。なのにウチの研究室のK教授は素手でガラス持って溶かしてるし・・・さらに言うと、バーナーが「パンっ!」となった時も微動だにしなかったんだよなぁ・・・。やっぱしやるな、ごう・・・(一応仮名(^^;(本名じゃないのはホント))。


<1999年5月25日(火)付>     ICDDcards

 何故かいろんな事が起こっている(大したことでもないのだが・・・(^^;)最近でありますが、今日はS助教授に金研(金属材料研究所)に拉致さ・・・じゃなくって(ぉぃ)、連れていってもらってICDDcardsというものに触れてみました。ICDDcardとは何かと言いますと、色々な化合物のX線解析での反応のピークがデータとして詰まったものというわけですが、これをコンピューターで検索して必要なものの結果をプリントアウトしてきた、というわけです。

 X線解析うんぬんについての話はネタが尽きてきた時にでもするとして(^^;、やってたことはパソコンのプログラムで欲しかったデータをブリントアウトしてきた、ってそれだけの話ですなっ。プログラムっていっても、ウインドウズのアプリケーションとして作ってあったやつだったし、操作は教えてもらったわけですが、そんなムズイもんじゃなかったかな?プリントアウトしてきたものの方がよく分かってなかったりして・・・(苦笑)。

 金研・・・お金持ちというだけあって(一応噂(笑))、ただの図書館用のものとはいえいいパソコンだったな・・・欲しかったゾ(ぉぃ)。


<1999年5月26日(水)付>     初調合っ!

 今日も今日とてホントよく出来事が起こっているというか・・・やっぱ最初は何でも新鮮なんですなぁ・・・(と自分で納得しているメージン君であった(^^))。

 今日はHf金属とNH4Clを合わせてHfNClを作りました・・・って説明が無けりゃ何のこっちゃですな(^^;。ハフニウムメタルと塩化アンモニウムを合わせてハフニウムナイトライドクロライドを作ったわけですが・・・って早口言葉じゃないんだから・・・(^^ゞ。マスター(修士)2年生の先輩に「試しに1人でやってみ?」と言われ、初めて1人で作ってみたわけですねぇ。はしょって手順を書きますと、まず2つの材料をそれぞれ計り取って、炉に設置した石英管に入れ、1時間半ほど熱すると、HfNClが出てくる。で、純度を高めるために、得られた粉末をガラス管に入れ、真空に引いたままバーナーで端を溶かして封をして、また炉で24時間以上熱する。と、まぁこんな感じでしょうか(このあとどうなるのかはまだ知らないの(^^;)。

 いやはや、やっぱりこうやって行動的に実験するのは楽しいですなぁ・・・。やっぱしメージン君は理論派というよりは実験派なんでしょかねぇ?でも、結構危なっかしいトコもあったりしたのよねぇ・・・。バーナーはやたら熱かったし・・・(時間かかってると熱が伝わってくる)、今は炉で24時間以上の暖め中なんですが、もしかするとガラス管破裂するかもしれないし・・・(水分とか吸収されすぎるとこのとき爆発するらしい・・・(って、おい)それを防ぐための真空封入・・・だっけ)。ま、まぁ無事HfNClが出来あがることを祈りましょう・・・。

 んでHfNClってのは、インターカレーションの素となるものなわけでして、くわしくは5月9日付けの発表内容をみてやってくださいな・・・見てもさしたる得は無い・・・と思うけど(^^;。

 ちなみにハフニウムナイトライドクロライド・・・最初しゃべれなかったぞ・・・(苦笑)。


<1999年5月28日(金)付>     運動会・・・ねぇ

 今日は、工学部の学科対抗で運動会がありました。工学部の・・・ってことはさぞたくさんの人がいて大規模なんでしょねぇ・・・と思ってしまうかもしれませんが・・・、実際は院生&先生方も混じってさぞかし大規模なんでしょねぇ・・・と思ってしまうかもしれませんが・・・実際はねぇ・・・学生は4年生以上の人がやってて、院生ももともと自由参加に近いものがあるから必ず出てくるわけではないわけで、しかも競技の時間にいればいいから、人の多さはさほどでもなかったみたいです(常時合計大体2、300人いたのかなぁ?・・・あ、二千三百人じゃないよ、念のため(笑))。

 で、私は4年生になって研究室にも行っているということで、研究室から人数出してくれって話であっさり参加決定してしまったわけですなっ。私が出たのは「引きの一手」・・・つまりは綱引きであります。私の所属している応物系(略称)は人数的には多くは無いのでして、1チームを作るのがやっとに近い状態であったという・・・。

 で、競技が始まって・・・全部で10チーム以上あって・・・やたら長い間待ち時間があって・・・ようやく出番が回ってきて・・・1戦目・・・ぐっと引っ張って・・・少しずつ引きづられて・・・負けて・・・場所替えして・・・2戦目・・・ぐっと引っ張って・・・少しこっちに引き寄せて・・・いい感じで引っ張ってて・・・しばらくしたらみんな力尽きて・・・ぐっと相手のほうに引っ張られて・・・負けて・・・2本ストレートで完全に負け決定して・・・対戦に負けたので予選落ちということになりまして・・・結局今日は他に出る競技も無いののでして・・・そのあとあっさり帰ったわけなのでして・・・

 以上、今日の私のやったことでした(^^;。

 うん、まぁこういう運動的な行事に関しては、工学部としては力を入れるトコと入れないトコというのがあるわけでして、力をいれてる学科とか研究室ではそれこそ相当気合が入ってるんですよねぇ・・・。例えばさっきの綱引きを例に挙げると、競技を楽しもうってトコもあれば、それこそトルクメータ使って力の測定をして数値の高い人を人選して思いっきり練習して本番に臨んでくるトコもあるらしいという・・・。ちなみにウチの研究室に関していえば・・・い、いややめとくかぁ・・・妙な誤解招くとまずいよーな気がいきなりメラメラとしてきたので(^^;;;;。そ、そのうち・・・ねっ。


<1999年5月31日(月)付>     調合失敗・・・(って、そもそも調合というのか?(^^;)

 今日聞いたところによると、この前に作っておいたHfNCl、純度を上げるために800度の炉の中でながーく熱していたわけですが、どうも真空封入しておいた試料が破裂してしまったらしいです。ガ、ガーンっ、むぅぅぅぅぅっ・・・爆発して失敗してしまうとは・・・まるで・・・ってそれはいいとして(^^;、失敗かぁ・・・M2(マスター2年生)の先輩が言うには「真空封入するのが遅かったのかもしれないなぁ・・・」とのこと。でも実際には今のところ原因不明らしいです。どうやら炉の場所移動をしてから試料生成には成功してないらしくって、どうにも苦労してるとか・・・。いやはや大変ですねぇ・・・って、よくよく考えたら他人事じゃないぞ(^^;。うーん、でもめげずにがんばっていきましょっ!ねっ、ねっ。

 破裂したガラス管を掃除していた時の先輩の一言、「さみしいよねぇ・・・」。た、確かに寂しいというかわびしいというか無常というか・・・、はぅ(冷汗)。


<1999年6月7日(月)付>     ようやく余裕が・・・

 最近ガッコが忙しまくりでして、これ書く余裕が無かった感じ・・・。とりあえず先週一週間を振り返ってみますか・・・。

 月曜日・・・とりあえず英語の論文を読む・・・。火曜日・・・木曜日の熱力統計のテスト勉強をする・・・研究室でバーナー使ってちょっとお手伝い。水曜日・・・熱力統計のレポートをやる(授業中に・・・(汗))・・・熱力統計のテスト勉強・・・。木曜日・・・熱力統計のテスト・・・あと研究室のゼミ・・・。金曜日・・・英語の論文を読む・・・。土曜日・・・英語ゼミ・・・午後から英語の論文読む・・・ちょっとお手伝いもする。日曜日・・・一日中学生実験のレポートを書いている・・・。

 ・・・とまあ、とかく休みが無かったという・・・。やることのノルマを多く設定すると大変ね・・・(--;。あと先週やってたのが、テニス大会の募集要項作り。どうもウチの研究室がテニス大会を仕切ることになったみたいで・・・。何だか今までソフトボールやら運動会やら、けっこうスポーツ的行事多いですねぇ・・・。今現在の段階では、とりあえず募集する紙を印刷してみんなに配ったところであります。何やらこの後も色々とやることがあるみたいで・・・その辺の話はまた後にするとしましょうか・・・。

 もしかしたら募集要項用に作った文書ここにアップするかも・・・???


<1999年6月9日(水)付>     色々あった日

 どうも今日は長かったよーな・・・というわけで振り返ってみますか・・・結構波乱万丈な日・・・かも。

 朝、今日は放射線の・・・って、「またかいな!」、っと思うかもですが(^^)、今回はその関係の健康診断なわけです。うん、やっぱ健康状態が良くないとよろしくないですからなぁ。で、何をやったかというと、皮膚と目と血液の検査です。皮膚・・・手を見られた、目・・・何か機械を通して見られた、血液・・・注射で血液採取・・・そう、この血液検査、少量の血液を採ったわけですが(小指1本の容器、多分見た感じ10〜20ccかな?)、実はこの後しばらくするとすさまじい貧血が・・・。もう、あれは凄かった、というかやばかったぞ・・・。ほとんど意識が無くなる寸前までいったからなぁ・・・なんせ周りの音が聞こえなかったし、汗も出てくるし、顔面蒼白、意識もうろう、しまいにゃ手までしびれてきたという・・・。いやぁ、もちなおって良かった良かった。まぁ、貧血起こした原因とかは色々考えられるんですけどね・・・朝食抜いたこととか、他色々ね・・・(--;。健康診断に行って、不健康状態になってたらシャレになってませんよね(汗)。これからは気をつけよ・・・。でも、とりあえず分かったのは、メージン君は献血に向いてない・・・ってことかな???(いや、その前に食事を何とかした方が良いのでは・・・(^^;)

 とまぁ、朝が過ぎ、何とか持ちなおしてきて授業、食事・・・で、午後、とりあえず英語の論文を少しずつ読み(まだ多少頭ボーっとしてたからほとんど進まなかったけど(^^;)、ちょっとHfNCl作りのお手伝い、バーナーで真空封入しました。それから何だかんだで5時半ぐらいになって、ふと助教授のS先生に出くわしまして「ちょうどいいからグローブボックスの立ち上げの手伝いをして」、と連れ出されたのでした。グローブボックス(名前あってたっけ?)というのは某広島大学(どこが”某”なんだ(^^;)に譲ってもらったいうことらしい実験機械の名前なんですけど、詳しいことは又今度お話しましょ。色々と操作的なことを聞いたのでした。ちょっと古かったのか、買い足したものがハズレたのか、結構たてつけ悪いとこが一部分・・・(^^;、でも手袋っぽい部分が某プラグスーツみたいでなかなか良い感じ・・・(笑)。ちなみにこの手伝い中、後ろの方でボンッという音が・・・さっきのHfNCl・・・炉に入れて加熱中だったんだけど、破裂して粉々になってました・・・はぅ。

 コレで気がついたら7時半過ぎてたっけ。で、このあと私のガッコでのメールアドレスの方をちょっとばかし色々とやってたんですね。実は4月はじめの時にメールアカウントもらってたんですけど、ちょっとパスワード変えた時に色々作業してまして、後になってスッキリサッパリ忘れてしまったという・・・(冷汗)。そんでもってそのまま1月以上ほったらかしだったんですねぇ・・・。今日になってようやく手順教えてもらったので、メールの方を使えるようにしたのでした。最初に手本してくれたT先輩のものが効いてなかったので結局2度手間になりましたが・・・(^^;。ちなみにガッコのメアドは私の個人情報が含まれているのでここでは出せませ〜んっ(笑)。

 結局家に帰りついたのは夜の9時過ぎ・・・。死にそうになったり、実験したり、パソコンいじくったり・・・ハードな一日ね・・・実はコレ書いてる今もボーっとしてたりする・・・(それは単純に眠いだけなんじゃ)。


<1999年6月10日(木)付>     院試に向けて・・・ねぇ

 今日はちょっと余裕があるのにつけて、大学院の入試問題の過去問をちょっとばかしやってみました。私は大学院に進学する予定なんですねぇ・・・。で、院試の勉強をやってみたわけですが・・・む、ムズイ・・・ハッキリいって大部分忘れてるぞ・・・と、いうわけで何だかやばい感じがしたわけです(^^;。

 院試には量子力学とか基礎実験とか電磁気学、熱力統計、力学・・・まぁ工学系の問題がぞろぞろと・・・。いや、ねぇ・・・そもそも授業として受けた時もなかなか理解できんかったものなのに、うーん、ホントに大丈夫だろか・・・と、いうわけで何だか危機を感じたわけです(^^;;。

 院試は9月の初め・・・果たしてそれまで学がついているのだろーか・・・?


<1999年6月11日(金)付>     テニス大会に向けて・・・ねぇ(!?)

 もうしばらくすると、応物系のテニス大会というものがあるのです。7日の話にちょろっと出したわけですが、テニス大会を仕切るのはウチの研究室ということらしくって、いつのまにか私がその元締めになることになってたりするんですよ・・・い、いつのまに・・・(^^;。

 で、今日はテニス大会に向けて練習ということで、ちょっとばかしテニスをやってみたわけですが・・・ヘタヘタねメージン君・・・(汗)。ま、まぁ、初経験とはいったもののボールがまともに打ててないという・・・結局運動神経の欠落をまたまた実感する結果なのでした・・・(--;。何だか特訓の世界に入りそう?

 参加する研究室は全部で5つなんだけど(規模は他のものと比べてそれほど大きくないのね)、チーム名とかあったりするわけです。そんでもって私が代表者ということで、私の研究室のチーム名を考えても良さそうなので、考えたのでした・・・。うちの研究室はK*研と言うのですが(K*ってのはうちの教授の名前・・・伏字(^^;)、そこから考えましてチーム名は「K*拳」と考えたわけです。あの先生の印象を考えればこれはなかなかいい感じのチーム名だと思うのでありましたっ。だってねぇ・・・あの笑いで「K*拳奥義」とか来た日にゃ即笑天ってな・・・(以下ちょっと話が狂いそうなので省略(笑))。


<1999年6月14日(月)付>     ながーい日

 今日は午前9時30分過ぎに学校に着き、色々とやることやってS助教授と英語論文を読んで・・・っと、まずここで一つ展開。以前は今読んでいた英語論文で作っていた物質を再現しましょうという方向でやってきたわけですが、どうも内容が難しすぎる・・・ということでちょっと方向変換することになりました。つまりは作る物質が変わったというわけなんだけど、たしかセリウム何タラ・・・って物質だっけか?手段はまぁ・・・わかってるけど、詳細は不明という・・・(^^;。とにかくこれからって感じてすなぁ・・・夏になると夏ゼミといって今までのコトを発表しなくちゃいけない、というのがあるのでそれまでに何かしとかないとまずいんだそーな・・・。むぅ、なんとも面妖な・・・(なんのこっちゃ)。

 その後夕飯を食べてテニス大会の準備等々やって色々と雑談をしていると・・・結局帰るのは午後9時30分を過ぎていたという・・・。何故に半日も学校に費やさにゃあイカンのやら・・・と今日はクラクラしてたのでした。帰り眠くって事故りそうになったし・・・(汗)。なんかどんどん学校に残ってる時間が延長されてるよーな・・・なんかやーねぇ・・・個人的にはぐっすり寝て遊んでいられる日が欲しいです〜っっっ(無理かも(笑))。

 あとは、研究室の約数名にこのページのことが知れたということがあったっけか・・・。と、とりあえずは変なコト書いてないからダイジョブよね、ね?


<1999年6月16日(水)付>     ついに自分の研究が始まった・・・(と思う)

 この一つ前の話の中で、作る物質が夏ゼミ(夏ゼミというのは・・・あ、一つ前に書いてあった)に間に合うようにするため予定と別の物質になったと話しましたが、今日から本格的にその物質を作り始めることになりました。ちなみに作る物質は・・・出来てからのお楽しみということで・・・許しておくれっ(^^;。まぁ、さすがに大学のページではないトコで細かいことをばらすのもよろしくないと思うので・・・(情報漏洩はやばかろう・・・と(ホントか?))。まあ、セリウム何タラと、とあるものを混ぜて、セリウムとあるもの何タラを作るということで・・・(^^;。んでは、内容をほいほいと語っていきましょうっ。(今日のは結構勉強的な話になるかも!?)

 まず準備としてやることがありまして、何をどのくらいの分量混ぜるか考えなくちゃイカン訳です。まず、物質の反応式を作り上げまして、混ぜ込む物質の原子量(を使って分子量を、ですな)を調べるんですねぇ・・・。とりあえずでてきた化学式は、

 セリウム何タラ3 + とあるもの = セリウムとあるもの何タラ + 何タラ2

 ・・・な、なんか意味不明な式で申し訳無いが(^^;、とにかくここでまず考えなくてはならないものが、出てきた物質の「何タラ2」というやつです。この何タラ2という物質は沸点がさほど高くなくて(摂氏200度も無い)、反応は450度でおこなうので一気に温度を上げると、一度に気体になってしまうわけです。反応は真空封入したガラス管の中で行うので、混ぜる量が多すぎてあまりに気体が発生しすぎると中から破裂してしまうんですねぇ・・・。で、その制限を考えるわけです。どういう風に考えるかというと・・・

 −これは大学入試、センター試験クラスの考えなんですねっ。とりあえず出てくる気体が理想気体と見て取ると、常温で理想気体の体積は1mol(モル)辺り22.4×10の3乗cm立方(まぁ・・・22.4リットルですな)を占めるわけです。そんでもって、今使うガラス管は内径1cmだから長さ15cm中に物質を封入すると考えると、ガラス管の体積は、3.14×0.5×0.5×15=約11.78cm立方、出てくるガスの体積がこの数値を超えだすとやばくなってくるわけです。つまり出てくるガスの体積を11.78cm立方にしてやれば良いわけでして、それがどれだけのモル数になるかというと、11.78÷(22.4×10の3乗)=約5.26×10の-4乗mol、となるわけです。化学式を考えるとコレだけのモル数で物質を混ぜ合わせればいいので、このモル数に、混ぜ合わせる物質の分子量を掛ければ、混ぜ合わせる物質の重量がg(グラム)で出てくるわけです。細かい考えは抜きにしてありますが、大体こんな感じで数字を求めていたわけですね・・・。

 と、まぁ、こうして計算しているだけで今日やることの大半を費やしたという・・・(^^;後ちょっとした部品の切り出しとかやって今日一日が過ぎていくのでした・・・。いよいよ、真面目になってきた!?


<1999年6月18日(金)付>     さて、調合です

 今日は、セリウム何タラと、とあるものを混ぜ合わることになりました(相変わらず意味不明の物質名だけど・・・許してねっ(^^;)。といっても物質をどーんっ、とビーカーに混ぜ合わして振ればホイ出来あがり、・・・んな訳無いのでして(笑)、とりあえず学士の世界らしくフムフムと説明していくことにしましょっ。うおー、大学生じゃー(意味不明)。

 まず、ガラス管に物質を入れるので、ガラス管の切り出しをしなくてはならないわけです。切り出しの仕方を教えてもらいました。ちっこい金属やすりでまず傷をつけまして、そこに先っぽをバーナーで溶かしたガラス管をちょこっと押し付けると、あら不思議、ひびが広がってまっすぐ円になって切れるようになるんですねぇ・・・。うーん、さすがS教授・・・色々知ってるよなぁ・・・今日は異様に真剣だったし(笑)。で、後で真空封入するので入り口付近になる部分をバーナーであぶって細くしておきます。と、物質を入れる容器はコレでOK。それから物質をグローブボックスへ持っていきます。

 グローブボックス・・・これはまぁ、今のところ何に使っているか簡単に言うと、酸素(元素記号O)の濃度をすっごく薄くした空間をグローブボックス中の部屋に作り出して、その中で色々と作業をするというものであります。何故酸素の無い状態が必要かといいますと、反応時に多少でも酸素があるとその酸素とあっさり反応して目的の違うものが出来てしまうわけです。で、このグローブボックスに混ぜる物質2つとガラス管とピンチコック付きゴムホース(取り出した時に気体が入らないようにガラス管の入り口を閉じるのであります)を入れ込んで中で作業・・・と、これまたグローブボックスの扱い方を教えてもらったわけです。使い方はこんなトコで書いてもしょうがないので(^^;、ちょっとした話でも。グローブボックスの中にあるものを取り扱うには、外から手を加えなくてはならないわけですが(空間の広さは大体28インチのワイドテレビぐらいの容量かなぁ・・・?)、これにはゴム手袋(特殊なもので化学反応しづらいものらしい)が穴を通じて取りつけられてしまして、この手袋はBOX中の気圧を調節すると手にぴったりついたりゆるまったりするわけです。コレ結構気持ちいいのよねぇ〜、以前言った某プラグスーツみたいというのはコレのコトなのであります(^^)。ちなみにこの手袋、5万円するらしい・・・ガラスで切ったりした日にゃえらい事ですな・・・ついでに今回使っているセリウム何タラというのは25グラムで25000円だそーな・・・金かかるのねぇ(--;。
 んでもって・・・ん?何したか話してなかったけ(^^;えーと、とにかくグローブボックス中でさっき用意したガラス管に物質2つを計って入れたというわけです。

 それから物質を入れたガラス管を取り出して真空封入しました。つまりは、ガラス管の入り口を真空ポンプにつないで真空に引きながら、バーナーで入り口を溶かし切って真空封入の出来あがりっ、というわけです。さあ、これであとは電気炉に持っていって加熱して反応を引き起こせば、目的のセリウムとあるもの何タラが出てくるらしいです。そして、今日の作業はココまでやったわけです。450度で3週間熱するらしいですが・・・とりあえずこの土日を過ぎるとチェックしてみるのかな?

 いやはや、今日帰れたのは結局午後8時40分になったわけですが、実験・・・やるときゃやるんですねぇ・・・これからもこういった作業をやる時が色々とくるんでしょうねぇ・・・。今日はちょっとした失敗とかもあったりしたのですが(^^;、とりあえず今の気持ちとしては、こんだけ色々やって失敗してたらやーねぇ・・・ということなのでした(笑)。

 ・・・さすがに実験的なコトやっただけあって、今日の話は長いですな(^^)。


<1999年6月21日(月)付>     結果・・・どうなんだろね?

 今日は金曜日炉の中で熱した例のブツの行方です・・・。

 まず、破裂はしませんでした。計算上手く行ってたみたいね、多分(^^)。で、炉からガラス管を取り出してまたグローブボックスの中で取り出そうとしたんだけど、グローブボックスの部品であるフットペダル(中の気圧を操作するスイッチ)が急に効かなくなってしまって、結局室内で中の物質を取り出したのでした。・・・グローブボックス・・・何で壊れたんでしょうねぇ?私が触ったから?(ぉぃ(^^;)。

 それから取り出したものをX線解析するわけです。X線解析とは?簡単に言えば物質にX線を当てて、その反射ぶりを観て、物質の特定をするものです。物質というのは、モノが違えばその原子の配列が違うのでして、そこにX線を当てれば角度によって跳ね返ってくる量も違ってくるわけです。ココであんまり詳しい事書くのも何だかなと思いますので(^^;、詳しい仕組みはまたこの次の機会に・・・。で、その結果なんですが・・・どうもピークが小さいといいましょうか・・・つまり反応が薄かったと・・・。おそらく作った量が少なかったから上手い具合にハッキリ出てこなかったんでしょうねぇ・・・。他の要因もあると思うけど・・・(冷汗)

 とまぁ、X線解析機の操作を色々と操作を教えてもらったりしたわけでした。物質はまた作ることになるかと・・・。


<1999年6月23日(水)付>     何とも色々会った日ですなぁ

 まず今日、テニス大会の第1回戦が始まりました。テニス大会は全チーム総当たり戦で、1日1チームと対戦して数日かけてやっていくわけです(でも5チームだけの参加で1チーム4試合なわけですが・・・(^^;)。1チームとの対戦は1つのチームにつきダブルスを5組作って5回戦うわけです。そんでもって昼に2試合、夕方5時から3試合といった感じです。ちなみに私が幹事なんですが・・・基本的に何もしなくても展開は進むようになってますので、私は特に大変なコトして無い感じなのが何とも・・・(まぁ、準備とかはちょこっと大変でしたが(^^;)。ちなみに今日は私は参加しませんでした。まぁ、昼はテニスボール買ってくる羽目になったし、夕方は留学生の何とかの夕べっていう食事会みたいなのに行ってましたもので・・・。ちなみにテニス大会の結果は・・・2対3、負けました、ひょぉ〜(相手強かったらしいですねぇ・・・)。

 午後からは例のセリウムとあるもの何タラを再び作るための準備をしていました。まず今度はもっと大量に作るということで、より太いパイレックスガラス管(直径1cmから2cmに)を使うことにしました。で、また使用する量の計算をしたわけです。それと太いガラス管に合わせて取りつけるゴムホースとかの用意もしていたわけですな・・・。今度は上手くいくんでしょうかねぇ?

 夕方、さっき言った留学生の何とかかんとかの夕べっていう食事会というか懇親会らしきものに行ってきました。何故行ったかというと・・・単純に出てくる食事の本場のカレーにつられただけだからという・・・それでもってテニスのコトも忘れてたのね・・・(^^;。さすがに留学生の為に・・・といった感じでありまして、半分近くは外国の人たちだったなぁ・・・。カレーを食べて(おいしかった(^^))、ビールを飲んで(まさか出るとは思わなかった・・・)、お菓子食べて、それから外国の人ともちょこっとお話したのでした。いやぁ〜良かったですよ。いい時間過ごせましたし。こういう企画、また行ってみたいですなぁ・・・。確か次回は韓国料理だっけ・・・また行くかも(^^;。

 で、それから研究室に戻って、宿題して(時間かかる宿題でしたねぇ・・・(--;)なんだかんだガッコでネットしているうちに気がついたら9時30分過ぎていたという・・・家に帰ってぐったりしたらもうお休みじゃないすか・・・。うーむ、充実・・・とはいえ・・・はぅ(眠い)。

 あ、ちなみにこのまえ故障したグローブボックスだけど、ヒューズが1つ切れてただけだったそうな・・・。ちょこっと大騒ぎしてたのにねぇ・・・(微笑)。


<1999年6月25日(金)付>     うみゅ〜、失敗じゃーっ!

 今日は再びセリウムとあるもの何タラを作ることにしました。今回は1人でやってみ?てな感じだったので、やってたわけですが・・・。

 まず、グローブボックス起動・・・教えてもらった通りやって上手く行きました。中で物質を入れて封をしてグローブボックスから取り出して・・・とココまでは良かったのですが、真空封入をするために真空に引いてバーナーで溶かして封じきろうとした時、

「プゥワリィィィィンッッッッ!!!!」

・・・と、パイレックスガラス管、割れてしまったんですな・・・。

 恐らく、あらかじめ封じ切る部分を細くしておいた時に細くしすぎてガラスが薄くなってたんでしょうねぇ・・・。結構ショックだった・・・というよりは悔しいですな。もう、チクショーっていった具合です(^^;。とりあえず、切れた先がいやーな感じに切れてたので火で溶かして滑らかにしようとしてまた火をつけた時、

「パァンッッッッッッ!!!!!!!!!!」

・・・と、凄まじい音が鳴ったという・・・(笑)。

 つまりバーナーで火をつけるとき、ガスと酸素を出すわけなんですが、酸素の割合が多いか、またはいきなり一気に酸素の弁を開いて急激に送りこむと、ガス爆発を起こしてしまうわけなのです。基本的にガスの量は少ないですから大爆発はしない感じですが(多分、ね(^^;)、とかく音がデカイ、しかも不意に急なわけですから、もうびっくりなんてモンじゃ・・・(汗)。まぁ、でもそれよりちょっと気分的にまずかったのが、この時、

「K教授がそばでなにやら作業をしていた」

・・・と、いうことでしょうか・・・(爆)。

 とりあえず基本的に作業に熱中してたみたいで、何か言われることは無かったですが、私的におもいっきり気まずかったという・・・。

 と、とにかく次は失敗しないようにしないと・・・ね?ね?こうやって成長していくモンなんですよっ、うんうん・・・
・・・はぅ。


<1999年6月26日(土)付>     特訓っ!

 今日は土曜の英語ゼミもそつなくこなし(あれってそつなくというのか?(^^;)、午後からテニス大会にむけて練習をすることになりました。いやはや、サーブが相手の陣地に入らないんだもんねぇ・・・コレだけでも何とかしないといかーん、というわけです(笑)。

 とりあえずチョコっと練習してたら、ウチのK教授もやってきて一緒に試合形式で練習してました(全部で6人いて交代交代やってた)。ボールがどっか遠くにとんでったり、K教授を狙ったかのようにボールを打ったり(もちろん故意ではない(笑))何かと楽しくすごしたんですなぁ・・・って特訓になったのか???

 ・・・とりあえずサーブは入るようになりました・・・(笑)


<1999年6月28日(月)付>     勝ったけど・・・負けた?

 今日はテニス大会、ウチの研究室チームの第2回戦でした。前回出なかったということでいきなり私は先方として出されました(ダブルス5組で5試合やって勝った数の多いチームの勝ち)。しかも私のダブルスの組み合わせは・・・詳しくは伏せときますが(笑)、まぁ・・・いわゆるお楽しみチームといいましょうか、捨て駒というのはちょっと語弊アリ・・・かな、かな?といったチームだったわけです(^^;。

 で、結果ですが私のダブルス組、勝ちました(^^)。いやぁ〜特訓の成果が出ましたな、うんうん。まさに頑張ればみかえりが来る世の中の仕組み、うれしいっすなぁ〜。双方ともミスが多くって何だか良くわからないうちに勝ってしまったというのは秘密です・・・(^^;;;。で、次の次方戦も勝って、もしかしたらあの強豪K研(あっ、イニシャル一緒だ(^^;)に勝てるのか?と来たトコで、3番目の戦いでウチのチームの最強メンバーを投入して勝ちに行ったところをほんとーーに惜しいトコで負けてしまったわけでして、後はそのまま3タテ食らってチーム的に負けちゃったです。いや〜、でも上手い人ってホント上手いやね・・・。観てて凄かったモンなぁ・・・応物内のちっこいテニス大会とはいえ何とも本気なのが凄かったですね(^^)。

 ・・・とまぁ、コレで2敗したので、ウチの優勝は無くなったわけですが、とりあえず最下位だけは何としても・・・ってとこなのかな?テニス大会幹事なんだし・・・ねぇ(^^;。

 あっ、賞状つくらないと・・・忘れてた(^^;。(いつの間にかの幹事代表>メージン君)


<1999年6月29日(火)付>     失敗・・・そして成功

 今日は以前(25日)失敗したセリウムとあるもの何タラの実験再開です。前は物質をパイレックスガラス管に入れて真空封入する時に、教授のいるそばで(苦笑)割って失敗してしまった。という話をしました。あれは・・・振り返ってみますと、まずガラス管をあらかじめ細くする時に管の厚さが薄くなりすぎたということが挙げられます。薄いとバーナーの火を当てた時に、強度がもろいのであっさり割れてしまうことになるんですな。あと、火が強すぎたということがありますねぇ。一部分に強烈に火を当てるとその部分だけ溶け出して、しかも真空に引いた状態で溶かして閉じて封入するので、中にぎゅっと一部分がへこんでしまうわけです。で、薄くもろくなって「プゥワリィィィィンッッッッ!!!!」・・・というわけなんですなっ(・・・とまぁ教授&助教授ともども指摘されたのでした(^^;)。

 というわけで、またグローブボックス内で物質を計り入れて、真空封入しようとしたところ・・・、

「プゥワリィィィィンッッッッ!!!!」

・・・また失敗かいっ!(笑)

 うん・・・多分あらかじめ管の細くしておいた部分が薄くなっちゃってたんだろうなぁ・・・。にしても直径が倍の2センチになっただけでこれほど難しくなるとは・・・悔しさもホドホドに再開です。今度は念入りにガラス管の用意をしました。ガラス管の封じる部分をあらかじめ細くしておくわけですが、今回は時間かけてじっくりと細めていきました。何というか・・・ここまでくるとほとんど匠の世界になってたぞ(笑)。もしかしたらガラス職人として生計立てていけるんじゃないか?と、ついぞ思ってしまうくらいにきわどい世界を構築していったという・・・(笑)。

 さて、真空封入3回目の挑戦。今回は・・・、

「よっしゃぁっ!うまくいったぁ〜!!」

 何とか破裂しないで上手く真空封入することが出来ましたっ。う〜〜〜んっっ!気分いい〜。うまいこといくとやっぱりうれしいもんですなぁ。

 とまぁ、そういうわけで、このあと電気炉へ入れて加熱というわけです。あとは・・・過熱時に破裂しないことを祈るのみ・・・もしコレで炉の中で破裂した日にゃ・・・寝込むね、私(^^;。


<1999年7月1日(木)付>     超音波ァァァッッ!!!

 今日は同じ4年生のI君の作業で、ペレットというものを作るための鉄で出来た容器(で、いいのかな?)を磨く作業のお手伝いをやってたんですが(ペレット及びその他の説明は割愛、いつか語るよーなきがするから・・・(^^;)、錆のついた鉄を磨いた後、表面の汚れを落とすために超音波を発生する機械を使ったわけです。この超音波を発生させる機械というのは水を入れる容器みたいな所があって、水を浸して、そこに超音波を出す機械となってます(大きさは大体14インチテレビの約半分程)。要するに細かーい振動を起こして表面の細かい粉とか汚れを取る機械なんですねっ。手を入れるとビリビリと刺激が伝わってきてちょっと面白いのです(^^)。

 この超音波式洗浄機(名前知らん(^^;)、聞くところによると結構いろんなモノが洗えるらしく「私のメガネもキレイになるの?」って聞いたら「うん、キレイになるよ」って答えてくれたので、メガネがちちっと汚れていたこともありまして早速試して見たんですね。「洗剤と一緒に入れとくと(汚れの落ち具合が)ホントすごいよ」というM2のH先輩の助言を聞きつつ私のメガネを超音波式洗浄機に入れること約10分・・・で、取り出して見ると、

「でぇッ!?レンズおっ欠けてるっっっ!!!」

・・・とまぁ、振動でレンズがやられてしまったという・・・。

 とりあえず欠けたのは少しだったし、汚れもしっかり取れてたからまぁいい・・・んだけど(ちょっと間があく(^^;)、やってくれるぜ超音波めぇっ!といった感じでした(・・・苦笑)。

ーセリウムとあるもの何タラを熱していて待機中の日はこうして過ぎていったのでした・・・(笑)。


<1999年7月2日(金)付>     実験にテニスに・・・

 今日はテニス大会第3回戦です。私も前回と同じダブルスの組み合わせで出たわけですが・・・私の組は負けちゃいました(^^;。やっぱり上手いことは2度も続かないのねぇ〜・・・というか特訓して一週間もしないうちに効果無くなってる私は一体・・・(笑)。でも、研究室としては4勝1敗で勝ちました。良かった良かった・・・って、負けたの私の組だけかいっ!?。とりあえず次回もし出れたら勝っておきたいですなぁ・・・。

 で、テニス大会があろうともやることがある場合は実験であります(^^;。研究室の方の実験は・・・例のセリウムとあるもの何タラ、加熱完了です。取り出して見ると何タラ(ガスとして出てくる)が冷えて試料にくっついちゃってましたねぇ・・・まぁ、予測通りですが、とりあえずまずは破裂しないで良かった良かったなのでありますっ(^^)。この次は、この試料にくっついた何タラを分離させる作業です(前回はこの手順抜かしたけど)。どうするか?試料を炉で温めるわけです。どういうことかというと、炉の中は熱し方の関係上、温度勾配といって温度が場所によって違うわけです。試料のある部分のガラス管を、何タラが熱してガスになる温度にしておき、もう一方を温度の低いところに位置するようにガラス管を置いて熱してやるわけです。すると何タラ(沸点一番低いのね)だけガスになって場所移動して見事に分離するらしい・・・と言う話らしいですが、この日はそこまでやってる時間が無かったので次の日に持ち越すことにしたという・・・。


<1999年7月3日(土)付>     分離して取り出した・・・と

 土曜のゼミ(今日は再来週やらないから午前と午後の2回やった・・・ぷぅ)の合間をぬって昨日の続きです。温度勾配を考慮し試料の入ったガラス管を置き、小一時間加熱です。午前中に始めたんだけど・・・この時は電気炉の出力上げ忘れてやり直し(^^;。で、午後に加熱・・・そして出来上がってから見てみると、セリウムとあるもの何タラと何タラ2が見事に分離してました。おぉ〜まさかココまでキレイに分離するとは・・・とつい感動してみたりするのでした(^^)。

 そして次はガラス管の中に出来た試料の取出しです。前回はグローブボックス故障のため空気中で取り出したわけですが(さらにいうとS助教授がやってみせてくれたわけでして、今回は私1人でやることに)、今回はグローブボックス内で取り出しをしたのでした(グローブボックス内でやるのは物質封入する時にグローブボックス内で入れたからかな?)。ちなみに取り出し方はガラス管を紙で巻いてハンマーでぶったたくという・・・荒っぽい?で、ガラスを割って中から取り出して・・・と、失敗も見当たらず上手く行ったのであります。いいねぇ・・・もうプロの領域か?と、一人喜ぶのはちちっと怪しいのでそれはいいとして(^^;、次の段階。

 今度はX線解析です。とりあえず物質が出来あがりましたが、これがどういう物質か確認しないとどうしようもないわけです。全然違うもの出来てるかもしれないしねぇ・・・(それはそれで悲しいけど(笑))。コレをやるにはX線解析室というところでやるんだけど、どうもこの日はドクター(博士過程)のSさん(ちなみに外国の人)に占領されているみたいでして、やれなかったので次回持ち越し〜。今度の月曜日の午前中が空いていたのでそこに予約を入れておいたのでした・・・。

 ・・・げッ?今度週始め早くガッコなのか???


<1999年7月5日(月)付>     色々ありすぎ(冷汗)

 今日は何だか色々なことがありすぎて、何がメインの日なんだかよーわからんです(^^;。ホントははもっとネタに困ってたまーに書くぐらいになるかと思ってたんだけどねぇ〜?何だか本当の日記みたくなっちゃってる感じですな・・・(苦笑)。

 まず今日は土曜日の実験の続き、X線解析の番ですねっ。午前の早よから学校いってきましたよ(^^)。装置について詳しく話すことは細かく長〜くなってめんどいので言いませんが(完全にわかってるわけじゃないし(^^;)、まずは試料にX線を当てるためのガラス板に試料をくっつけます。空気に触れるとイヤ〜な感じになるので、細かい材料色々をグローブボックスの中に入れて作業をします。手袋越しの作業なので相変わらずちちっと大変なのね・・・。グリースを塗って試料が落ちないようにして、試料をくっつけテープを張って空気が触れないようにするんだけど・・・、何だかグリースは勢い余って(?)やたらたくさん塗りまくるわ、テープもグリースでべとべとにはがれやすくなっちゃって、それを補うためにテープぺたぺた張りまくり・・・何だか手際の良さがお子様レベルになっていたという・・・(笑)。

 で、試料をガラス板に取りつけたら、グローブボックスから取り出してX線解析室で測定です。さっきのガラス板をX線発生装置に入れて装置とコンピュータの立ち上げです。ところがここでデータ記録用のフロッピーディスクが無いことに気がついたので(自分用のはまだもらって無かったりするのね)、K研の自分の部屋に戻ってフロッピーディスクがないかたずねてみたら(ちなみに5インチのフロッピーディスク・・・)、何やら余ったのは無くなってしまった様子、しかも私が公費で買ってくることになってしまったという・・・ひ〜、X線解析室の予約時間あんまり余裕無いのに〜、と思いつつもダッシュで5〜600m離れた生協の売店へ買いに行ったのです。ちなみに公費で支払う際にサインとかするんだけど、お名前・・・ってあったから自分の名前を書いたらそこは教授の名前書くトコだったみたいでして、何とも大それた間違いをしてしまったという・・・(笑)。

 そして、フロッピーディスクも買ったし、気を取りなおして実験の再開です。X線を試料に当てる角度によって反射の度合いが変化するのを測定するわけです。で、それがコンピュータを介してフロッピディスクに保存されるはずなんですが・・・何だかエラーが出てきたみたいで・・・。変だなぁ〜と思いつつもう一度測定しても(ちなみに測定にかかる時間は1回約30分ほど)またエラーが・・・。どーなってんだ???と思ってちょっと考えたら、買ったばかりのフロッピーディスク、「フォーマットして無ぇじゃんっっ!!!」。・・・というわけで、部屋に戻ってフォーマットです(笑)。

 そしてX線解析を再びやって、エラーも出ず何とか測定終了して、結果なんですが・・・やっぱりといいましょうか、なんといいましょうか、たっぷりグリースのピーク(反射量の多いトコ)がそりゃもうたっぷりと・・・(^^;、何ともイヤーンなピークのグラフになってたわけなんですが、とりあえず完全に物質によるものと分かるピークが幾つかあったので、標準データと見比べてみてどんな試料が出来ていたかというと・・・加熱前の材料であるセリウム何タラ3のピークでした。え〜、反応できてないんじゃんかぁ〜〜っ。・・・と、まぁふりだしに戻るのであった・・・。・・・って、もっとイヤーンじゃないすか(冷汗)。

 と、まぁこういう実験があっても今日はテニス大会がありました。また私が出るのかな・・・って思ってたら昼休みと夕方から2回も出ることに・・・(^^;。3人ほど原研に行っちゃってて(原子力何とか・・・研究所の略です。決して”はら研究所”ではない(笑))、メンバー足りなくなっちゃったんですよね。なんせウチの教授までどっかいなくなっちゃってる始末だからえらい状態です(^^;。で、何とかメンバーこぎつけて戦ったわけですが・・・私の組を含め5組全敗で思いっきり負けてしまったという・・・(汗)。結局参加研究室は5つだから、この4回戦でウチの研究室は全部の試合が終了したわけです。結果1勝3敗・・・順位どーなるんだろ?幹事なのに最下位になるのか(笑)。

 そしてあとは・・・今日イギリスのバーミンガムに行っていたという助手のMさんが帰ってきました。研究室で会う新人が新しく増えたというわけです。なんだかやさしげな人だなぁ・・・っというのが最初の印象かな?それよりもM2の先輩に以前言われてた通り、見た目がとっても”ラーメンの小池さん”そっくりといいましょうか・・・そのまんまといいましょうか・・・何だかいい感じ(^^)。お土産としてバーミンガムのボールペンをもらったのでした。コレで教授助教授助手合わせて5人・・・何だか大所帯になってきましたな・・・人間関係とかは・・・???(コレ以上はあえて触れないのであった(爆))。

 ・・・何ともながーい1日でした。もう明日は休みたい・・・(苦笑)。


<1999年7月9日(金)付>     たまには振り返って見る、と

 月曜日に実験も一段落して、指示をくれる助教授もちょっくら遠くへ出張中なので、今週一週間は特別やることも無く論文を読んでいた・・・とまぁ平和に暮らしていたわけです。何も別段書くことが無いので(^^;たまには最近の学校生活の状況を振り返ってみましょーかということで。

 まず、なによりも学校から帰ってくる時間が遅くなりましたねぇ。3年までは学生実験の授業でどんなに遅くなっても夜7時前には帰ることが出来たんだけど、最近では夜8時とか9時とかがザラです。基本的に研究室のメンバー全員帰るの遅いんですよね。で、先に帰りづらい雰囲気がひしひしと存在しているわけでして・・・いや、実際帰っても全然問題は無いんだけど(そんな先に帰ったからって恨まれることなんて無いって。・・・羨ましがられるけど(笑))、なんとも何気に夜になるほど意味無くぼーっ、と時間を過ごしがちなんですな。うーん、これからは帰れるようになったらすっぱり帰る事にしようかなぁ?

 あとは・・・やっぱりやることが増えましたねぇ。基本的に4年生は授業少なくなるんだけど、それでも宿題はある時はありますし、学生実験のレポートは毎度のことであります。それにプラスして研究室の方の実験も出てくるんですからやること増えてる感じがするんですよね。課題が重なった時はそりゃもう大変の一文字につきます・・・(苦笑)。でも、研究室の実験って配属先によってはまだ始まってないトコとかもあるらしいです。そういうとこだと院試の勉強とかに専念できていいんだけどなぁ・・・はっ、院試!?

 院試・・・そう、大学院の入学試験。大学4年生はコレがあるんですよ。いや、就職する人は就職活動なわけですが(^^;、これ・・・勉強しないとイカンのよねぇ・・・。以前ちょっと過去問やって見たんだけどほぼ忘れ・・・なわけでして(冷汗)、早いトコ始めとかないとやばいことになる・・・と、実はまだ勉強本格的に始めてないのでして、ホント、やらないとイカンなぁ・・・やばいぞぉ・・・おちるぞぉ(ぉぃ)。始めちゃってる人はしっかり始めちゃってるし・・・。マスター(修士過程の人)の先輩は、「一ヶ月前から集中してやればOK、落ちる人はほぼ皆無だって」、だそーな。・・・っていわれてもねえ・・・いくら定員が30人で落ちる人が1、2人(受ける人も30人いるかどうかなんだけど)と言われましても・・・。

 と、まぁ振り返って見ましたが(結構色々振り返ったなぁ(^^;)、コレから先、まだ色々ありそーです。・・・前途多難ってコトか!?


<1999年7月12日(月)付>     ぴーぶいイコール・・・

 月曜日です。基本的に私の研究室では月曜日の午後の始めに報告会といって(・・・実際呼び方はハッキリ知らないんだけど(汗))先週1週間にやったことと今週1週間の予定を報告する、という伝統的時間帯(笑)が存在いたします。全員がパッと報告すれば恐らく15分ほどで終わるような時間帯なわけですが、ところがどっこい(^^;1人1人に対して教授K様のありがたい言葉が返ってきますので、1時間以上はいつもかかってる感じです。まぁ・・・お言葉が帰ってくるコトには全然問題無いのですが、全員分終わらせるのに最低確実に1時間以上かかるのはどうかと・・・(--;。とりあえずは1時間程できっかり終わらせるようにペース配分というか・・・思いついたことポンポンというよりは話をまとめるといった方向で話をしてくれたらなぁ・・・と、妥協案をこんな場所で提案してみたりして・・・(^^;;。まぁ・・・単純な話、何も動かないでじっとずっと座っているのが辛いというだけの話なんですけどね・・・(苦笑)。

 ま、それはそれとして(笑)、今日はその報告会で自分のやったこととか報告して、色々と助言とか指摘とかをいただいたわけですが・・・その中で一つ指摘されたことがありまして、試料の使用量の決定についてです。以前話した方法では、物質1molで体積22.4リットル・・・と考えていたわけですが、よくよく考えて見るとコレって室温で考えた場合だったわけで・・・試料は450度に熱するのでそのことを考慮しなくてはイカンかったわけです。まぁ・・・常識的に考えて、温度のコトを考慮しなかったのは思いっきりお間抜けといいましょうか(笑)・・・でも・・・K教授・・・何もそこまで思いっきり笑わなくても・・・(冷汗)。

 というわけで計算のしなおしです(笑)。では実際どう計算するのか?簡単な話(といっても高校の授業で習うレベルの話だけど(^^;)、気体の状態方程式”PV=nRT”を使うのです。P:圧力、V:体積、n:物質のモル数、R:気体定数、T:温度というわけでして、真空封入したガラス管(体積約40立方cm)の中の物質が今回は550度になった時の圧力が1気圧になる物質の量にすればいいので、PとVとTとR(定数)の値より物質量nそして、使うグラム数がわかるわけです。あ、そうそう、計算する時は単位をちゃんと合わせましょーねっ(って、ここで授業してどーする(^^;)。

 と、また計算して1日が経っていったという・・・しかし・・・結構間違ったこととかやっちゃってるね私(^^;。ひょっとして今まで言ってたこととか結構うそっぱちなトコあるとか!?(ぉぃ)


<1999年7月13日(火)付>     こ、濃ゆい・・・

 今日はまたまた長かった日でして、まず院試の申し込みの準備をしてました。色々と用紙に書き込んで写真を撮りに行ったわけです。写真は自動で撮れる無人のスピード写真ってヤツで撮るわけなんですが、アレって撮る前にズームの調整ってのをやるわけなんですね。目安となる楕円の中に顔を当てはめるのですが、たしか顔と頭が上下に入るようにズーム調整してくださいって言ってたよーな・・・。とりあえず顔を円に合わせて撮ったら・・・何だかやたらアップの顔になってて上下がちちっと切れていたという凄い写真に・・・(笑)。でもまぁ、コレでもいいや、ってその写真しっかり使っちゃってたりする・・・でもって、それ見て研究室の人達大ウケしちゃって・・・なんだかまた私のみょーな逸話ができそーな感じがひしひしと・・・(^^;。

 で、次は実験の再開です。例のセリウムとあるもの何タラ(最近この言い方もだいぶ慣れてしまった(^^;)の作成です。新たに計算しなおした量を例のグローブボックスで計りとり、真空封入、で、炉に入れて550度で3日間・・・と何だかあっさり上手くいっちゃってるし・・・凄いぞこりゃ?

 さて、実験も一段楽したし、たまには早く帰ろうかな―、となった時に、助手のOさんが、絵を探しているので見つけてくれるとうれしい、といった話が出てきました。何やら今度小学生が見学に来るらしく、研究室の説明をするパネルの絵にするために使える絵が欲しいということらしいのです。近場には絵をかける人がいない・・・というわけで、同じ4年生のI君とネット上で絵を探すことになったわけですが、なかなか見つからないんですねぇ・・・。小学生にとってもさしさわりの無いコミカルな絵、で、とりあえず要望のあったかわいらしい天使と悪魔の図やバレリーナの絵を探してたんだけど、あってもアイコンレベルの小ささのやつしかないわけでして・・・。で、しばらくしてOさんとも一緒になって探しだしまして、その中でふとCG関係のリンク集のページにたどり着いたわけなんですが、私が横から見ているに、これって美少女系CGのリンク集のよーな・・・(^^;。あまりにもいっぱいリンクがあったもんだから、どっかには使えそうな絵のページがあるかも・・・って、何種類かリンクたどりだすんだもの・・・(^^;。まぁ・・・出てきたのは当然それ系の濃ゆいCGページなわけでして・・・OさんとI君はひぇ〜〜〜状態なわけです(笑)。やっぱりああいった絵に免疫の無い人にとっては、印象として衝撃的なものがあるんでしょうねぇ・・・。え?私?んな、長〜〜〜いゲーム生活(&etc)で培われてきた感覚では、そういう美少女系の絵だろーがさらに過激な絵だろーが問題なーしっ!(・・・・・・笑)。でも、そういう絵がダイジョブってことはむしろ人生の楽しみが多いということである意味得なんですぞ、ホント(そーなのか?(^^;)。

 まぁ・・・とるもとりあえずそのあともしっかり探しつづけていたわけですが(笑)、色々行きましたよ・・・。自分のページのリンクをたどってみたりもしたし・・・(^^;。で、結局コミカル絵の題材を取り扱う本の宣伝ページ(絵がちょっとだけある)にたどり着いたトコで私は力尽きたという・・・。とりあえずそのページにあった無料画像を拝借するということで落ち着きそーな感じです。

 なんともみょーに長かった1日でしたなぁ・・・。ちなみに研究室より帰ったのは午後10時前だった・・・一応最遅記録・・・(笑)。

 こっから先は次の日の話ですが、次の日も探すことになりまして、チョコっとばかし探していると、検索エンジンから良さげなページが見つかったのでした。めでたしめでたし(^^)。


<1999年7月16日(金)付>     フラフラ・・・ふ

 この金曜日はビール飲んでフラフラ・・・バタッ・・・ぐぅ・・・すや・・・フゴォォォォォッ(?)、というわけで、とてもこの世界を書ける状態ではなかったので、コレかいてるのは明くる日というわけであります。とりあえず思い出して書いていきましょう〜。

 まず、火曜日に温め始めた例のセリウムとあるもの何タラ試料が今日焼きあがりました。炉の温度が冷めてきた所で試料を封入しておいたガラス管を取り出したわけですが・・・先っぽが・・・ぷくぅ〜、と膨らんでまして、何だかまるでなすびのようになっちゃってました。怖ぇ〜、よく破裂しなかったなぁ・・・(^^;。使ってるガラス管はパイレックス管という種類で600度ちょいが限界となってまして、恐らくは溶けそーな感じでやわらかくなってたんでしょうねぇ・・・と、言いたいトコですがもう一つ思い出した・・・ゴメン、計算間違ったっす。この前の計算、温度のところ・・・550度で熱するんだけど、絶対温度にするの忘れてましたぁ〜(^^;。絶対温度・・・知ってる人は知ってるかと思いますが、単位が[K](ケルビン、と読む)で、273.15Kが0度というアレです。まぁ・・・550度だからTの値は823.15を入れなくちゃイカンかったのね・・・。ホントはもちっと使う量少なかったはずなのね・・・でなきゃ中から膨らむ訳無いし・・・でも、割れなかったから・・・と、とりあえずはコレはココだけの秘密ね、ね(^^ゞ```。

 その後ですが、何タラガスを温めて分離し、X線解析です。今回は550度で温めたわけでして、色々見比べるために、試料設置したガラス板を3種類用意しました。まず今回の550度で出来た試料をテープで止めたもの、前回の450度で出来た試料をテープで止めたもの、そして何も無くただテープで止めたもの。ちなみにグリースは今回塗ってません。コレでとりあえずX線当てた時の反応にグリースのピークが出ることは皆無なわけですね。テープを張ってるのは空気に触れないようにするためです。何だかこの試料、空気に触れると見た感じすぐ水分含んじゃうみたいなんですよねぇ・・・。ま、それはさておき、結果は・・・とりあえずグリース塗ってない分、ピークはハッキリしてる感じですがテープのピークが出てましたねぇ・・・テープだけのものと比較してハッキリしたですな。前回の解析でイヤーンな感じになってたのはテープのピークが出てた、ってのもあったのね・・・。詳しくは見てる暇無かったから詳しい結果は月曜日に調べてみるのでしたっ。

 それと今日は、M2の方々と学部4年のS君の就職祝&イギリスより帰ってきたMさんの歓迎会ということで、研究室でパーティーを開いたのでした。パーティ・・・ビール飲んでビザ食べてお菓子食べて・・・一言で言えば単なる飲み会なわけですが(^^;、今日の飲みは尋常じゃ無かったですねぇ・・・。夕飯食べずにお腹の空いているところにドーッとアルコールが入ったわけでして、今までさんざん飲んでも全然酔わなかった私でも、生まれて初めて酔いというものを自覚しましたよ・・・。何と言いましょうか・・・頭に入ってくる情報量が半分切ってる感じなんですよねぇ・・・。普段の世の中が秒間60フレームで見えてるとしたら、酔った時は30フレーム以下になっていた感じ(笑)。どうも私は酔いが顔に出ないらしくって、顔が全然赤くならないもんだからどんどんと注ぎ足されちゃってねぇ・・・研究室にある私の容器がコーンスープ飲むようなどデカイカップでしてねぇ・・・それに11回も注ぎ足ししちゃって飲み飲みしてたものねぇ・・・うむ、あれはやばかった。生まれて初めて酒で落ちるかと思いましたよ・・・(^^;。私でさえ(・・・さえ?)あれだけの酔いがきてたわけですから、他にも酔いまくりの人はいたわけでして、トイレに行方不明になってたり、興奮して抱きついたりひれ伏したり、・・・まぁ・・・酔いに落ちた色々な人がいたわけでして・・・(ホントはちょっと違うけど・・・まぁ、いいや(^^;;;;)。でもまぁ、基本的に色々と楽しく話をすることが出来て私は良かったと思います。次回はちゃーんと食事を用意しときましょうっ(^^;、でないとまた酔いそ・・・。

 結局この日ガッコ出たのは午後11時30分前・・・おもいっきり最遅記録更新しております(^^;。で、0時前に帰りついてフラフラバタッ・・・っと、眠りについて起きたのが午前4時前・・・酔いも覚めてスッキリしていたのであった(笑)。ふ、復活早すぎ・・・(^^;>メージン君


<1999年7月19日(月)付>     こういうのを連鎖反応という・・・!?

 今日は月曜日、ふと助手のOさんに出会うと「丁度いいトコに来た」、と。何でしょか?と話を聞いて見ると、金曜日どんな風にしてX線解析の機械終了させた?と聞かれました。とりあえず以前教えてもらった手順で終了させた旨を伝えたわけですが、何やら聞くところによると、X線の装置とつながっているコンピュータのディスプレイがスイッチつけてもまったく映らなくなったとか・・・。私が恐らく金曜日に最後に触っていたということで、何か変な操作をしなかったかと色々尋問(^^;されたわけです。うーん・・・切る時にはスイッチを切ったりするわけですが、ディスプレイに影響しそうな操作はまるでやった覚えは無いですぞ・・・???ディスプレイに変なトコが無かったかというと・・・記憶にあるのは金曜日より以前の話だけど装置立ち上げの時ディスプレイ表示の文字がバグったよーな変にうつってたコトぐらいでしょうか・・・関係あるかは謎ですけど・・・。とりあえずしばらくその部屋でのX線解析は出来なくなりそーです。コレって色々な人が使うから結構な影響が出そうですぞ?この日は別の場所にある装置を使うことにはなったみたいですが・・・。さて、どーなる??

 それと私の机があるところの部屋にあるウインドウズのパソコン、今日見てみると立ち上らなくなってました。どーやら最初のデバイスチェックのトコでハードディスクが認識されていないよーな感じなのです。これまた理由が謎(冷汗)。どうもハードディスクが回転する音がしないとこを見ると、ケーブルが中で断線したか、ハードディスクが逝ってしまったか、ウイルスにでもやられたか・・・(^^;。OSを入れるハードディスクが認識されないことには再セットアップどころの話じゃないわけでして、どーしたもんじゃーという話なわけですね。むぅ・・・基本的に私は学校でウインドウズパソの方ばっかし使っていたわけだから、使えなくなるとなるとやっぱしむぅ・・・な感じですなぁ。研究室のパソを私色で染める計画がぁ〜〜っ(大嘘)。

 とまぁ、色々壊れたものがありまして、ちょっと前にも実験室の電気炉の一つの配電盤が壊れたらしいのでして、M2のT先輩が言うには、この研究室何か一つ壊れ出すと色々とどんどん壊れていっちゃうのよ。で、それって何かやろうとする時に限って起きるんよ。・・・とのことです(^^;。まぁ・・・故意の出来事ではないわけですが(そりゃそーだ)、世の中思い通りには上手くいかんもんだってコト・・・?。そうはさせるかぁ〜〜〜(・・・って、どーするの(^^;)。

 あ、そうそう例のX線解析・・・またもや原材料のままであることが判明・・・。こ、これは・・・大変なコトに・・・。


<1999年7月22日(木)付>     はぁ・・・気力が

 書き終わってから見てみたけど今日のは”()”が多いっす。まぁ・・・説明が多々あるってこったねっ(^^;。

 今日は・・・うむ、実験の話なんですが、ちょっとこれまでの流れを考えてみましょ。セリウムとあるもの何タラを作ることになったメージン君、S助教授に手ほどきを受けグローブボックスや真空封入を繰り返し(失敗したから繰り返してたりするのだが(苦笑))、3日間炉で熱してその後X線解析をしてみると・・・出てきた反応が原材料のセリウム何タラだったと。で、熱する温度を450度から550度に上げてみても結果は同じだったと。つまりは全然反応してないわけだったと(^^;。

 話は月曜日にさかのぼりますが、この話を恒例の報告会で報告したら、K教授に「ちょっとばかし自分で参考文献見てみたらいいんじゃないですか?」らしきコトをいわれたのでした。ーもしかしたら今までのやり方違うのかもしれない、とのコトなのでとりあえずもらった参考文献&新たな参考文献を求めていたのが水曜日の話。この日色々調べてみて、色々探してたどり着いた文献は、結局説明時にもらった文献のうちの一つとピーク表に載ってた文面になったわけでして、そこから分かったことは、作り方、材料をシリカ(二酸化珪素)を含んだグラファイト(黒鉛)のるつぼに入れ、まず100度で1時間、続いて420〜450度で2〜3週間加熱する、ということです(そういや文献の方には真空下で、っていう記述もあったなぁ・・・)。うーん、何だか微妙に今までのやってたことと違う部分があるよーな・・・。

 とまぁ、論文をチョコっと見て(ちなみに参考になった論文はドイツ語で書かれてた・・・だからチョコっとだけしか読まないのね(^^;)、それに出来るだけ従おうとして実験に望んだのが今日なのであります。まずシリカ入りグラファイトのるつぼを作る・・・ということで、グラファイト(まぁ・・・ただの元素記号Cなわけですが(^^;)とシリカ(まぁ・・・ただの元素記号SiO2なわけですが・・・って、わかんないってば(^^;;。つまりはガラスの成分と考えればいいかと)をすり鉢に入れ、ゴリゴリとすって特製容器(名前知らないし、説明しづらいので詳しい話パス(^^;。7月1日に私がお手伝いでせっせと磨いていたものです)に入れ、圧縮する機械でグググっと潰して押し固めてみたわけですが、出来あがったもの(磁石みたいな形でペレットという名前らしい)がやたらめたらもろい、とにかく脆い、ちょこっと力加えただけですぐ崩れ出すくらい脆いのであります。これじゃるつぼに加工するどころじゃ無いので、ちょっとばかし考え込み・・・そして、とりあえずちっこいペレットを作ってそれを材料と一緒に真空封入しましょ、という考えに至ったわけです(ちなみに今週は私に指導してくださるS助教授がいないのであります・・・つまり考えるなら自分でやるしかないという・・・(--;)。で、小さいペレットを作りだしガラス管に入れグローブボックス中で試料を計り入れ、真空封入・・・っと、ここでまた失敗したぁ〜〜〜〜っっ!!!ガラス管に穴が、穴がぁぁぁっっっっ!!(ガラス管の熱し方がうまくいかないと厚みの薄い部分が出来て真空に引く時つぶれて穴になってしまうのね)こ、コレにはさすがに脱力した・・・ココまでたどり着くのに午後の始めから大半費やしてるのにここまで来て全てが無駄かぁ〜、となるわけなんですよね・・・。この夏ゼミまで時間が無いという時に・・・はぁ・・・どーなるんだろ?(まぁ、何とかなるとは無責任に考えてはいますが・・・って、お気楽過ぎ(^^;)

 結局この日は夕飯食べた後、土曜英語ゼミのちょこっとした予習をして、おわった〜、さて帰ろう・・・とした時にバタッとK教授とOさんが話し合っているところに遭遇。で、学生でバイトの人手が欲しいと話をしていたらしく、私を見るなりK教授が、「キミ、ちょうどいい、やれ(笑)」と・・・ちちっと説明を聞いてお金がもらえると聞いたとたん私は、「いいですよ」と、深く考えるまでも無くOKしてしまったという・・・(^^;。まぁ・・・内容はどうやらテントの片付けらしいから問題無さそーでいいんだけど・・・素直というか・・・行き当たりバッタリの考えといいましょーか・・・(^^;。ま、いっか。食事1回分程うきそーだしっ。(しかしこのコトが後々とんでもないことになろうと、この時のメージン君には予想だにしなかったという・・・なんてことにならなきゃいいけど(笑))。

 ・・・とまぁ、今日は異常に長く感じた1日でした・・・でっかい雷もなったし・・・なんとも疲れたのぅ。そういや、X線解析の機械の不調も治ったみたい。やはりモニターの寿命だったそーな・・・。うん・・・ホント考えてみると濃度のあって疲れまくった日でしたな・・・ということは複雑に考えなければいい!?


<1999年7月23日(金)付>     一発勝負ですな・・・

 今日は昨日失敗したセリウムとあるもの何タラの試料作成の再挑戦です。例によって同じ作業の繰り返しになるわけですが・・・問題の真空封入・・・

 真空封入、成功いたしました。うん、よかったよかった(^^)。どうやら前回失敗したのは真空にするためのポンプで真空に引けてなかったからということが判明。どういうことかと言うと、メインバルブその他が空いてなかったわけですなっ・・・って、肝心なトコ抜かしてたんじゃないすか(^^;。いやね・・・ちょっと前まではスイッチ入れてちょっとひねれば真空に引けるように最初からセットしてあったんだけど、片付けした時にしっかり元通りにされてたみたいなのね・・・。手抜きしてるとこういうトコではまるってことのいい見本でしたな・・・私だけで使っていたわけじゃない上に設定してたのは私じゃないわけだけどね・・・(何故か言い訳(^^;)。

 とまぁ、真空封入も上手くいって電気炉で焼くこと今回は1週間かけます。今までははしょって3日間だったわけで、本によると3週間だったのだから・・・簡略し過ぎですぞぃ(^^;。というわけで、今回は1週間かけるのです。本当は2週間とかはかけたかったんだけど、8月1日から夏ゼミというものがあってその発表に間に合わせなくちゃイカン関係上、ぎりぎり前までしか焼いてる暇が無いというわけですな。で、それでも上手くいってなかったら・・・夏ゼミの発表・・・やばいぞ・・・多分・・・きっと・・・かなり・・・絶対・・・誰かに・・・殺される(それはないってば(^^;)。

 しかしここまで来て夏ゼミに何発表するか頭の中まとまってないのよね。なんかだかピンチ・・・かな???


<1999年7月27日(火)付>     ハードディスクね・・・

 昨日の話ですが、以前に動かなくなった研究室のWinパソコン、試しのハードディスクに取り替えて動かしてみたら上手く起動しました。となると今まで使っていたハードディスク、逝ってしまわれたのですね・・・。

 というわけで替えのハードディスクを買うことになったわけですが、どういうわけか私が(笑)ハードディスクを見積もることになりました。どうやら公費で買うことになりそうですが、予算を聞くところによると5、6万円・・・って今時こんだけあれば相当なHD買えるんじゃない!?まぁ・・・結構急いでいるわけでして(学校でプリントアウトとかの作業したいしね・・・)、学校外で買うと手続きがめんどそーなので(手続きの説明聞こうとして、結局は、あの人に聞いて・あの人に尋ねてみて、って色々たらい回しになったし(^^;)、学校の生協で大至急(?)取り寄せてもらうことにしたのでした。なるべく値段が高くなく手っ取り早い・・・ということで内臓IDEタイプのハードディスクにすることにしたのでした。

 ちなみにこのハードディスク13Gで2万3千円也・・・。や、安・・・というより私も欲しいぞ・・・(笑)。

 ところで予算的にはお金が残ったっぽい感じがするんだけど・・・ふ、もらった(^ー^)(・・・多分(嘘))。先輩達とかはCD-Rドライブとか欲しがってましたな・・・。・・・ワルですな(何を言ってる(^^;>メージン君)。

 あと、今日はテニス大会の賞状を完成させました。雨でスケジュールが延び延びになった関係上遅くなってしまったわけだけど、これは明日配ることになっております。なかなかいい感じですぞぉ〜、ふんばつして5チーム全員分の賞状作ったわけだし、3位4位5位となるにつれ賞状の大きさ小さくなってくるし、優勝とかチーム名とかは”私の凄まじい字”ですからな・・・。・・・どーなっても知らん(笑)。

 とりあえず基本的には夏ゼミの発表準備で忙しい感じ・・・とはいえガッコのWinパソが使えなくて、Macの方だと古い感じだから処理が遅くてやりずらい・・・ということで実は家で準備しているという・・・。はぁ・・・実はまだイントロダクションも出来てないという・・・つらいですな・・・グスっ。


<1999年7月28日(水)付>     むしって消火して飲んで準備して・・・

 思いっきり脈絡の無いタイトルですが(^^;、とりあえず順々にいきますかっ。

 まず、今日は午後から応物内の敷地の草刈りがありました。応物内の研究室の人達総出で、鎌を片手に草むしりというわけです。毎年恒例の行事らしいのですが、草を刈ること子1時間・・・あ、暑すぎ・・・私はテニスコートの裏手の方を刈ってたわけですが、暑さで刈ってんだか何だかよくわかんない感じになってましたな・・・。

 次、今日は草刈りの後、避難訓練がありました。どっかの実験室から火の手が上がったという設定でやった・・・んだっけ?とりあえず火災報知機のベルがなってそれぞれ各自脱出したわけです。まぁ・・・訓練ということで緊張感ほぼゼロでしたねぇ・・・よくある話ですけどね(^^;。で、次に消化器でガソリンの火を消す訓練がありました。各研究室から1人ずつ消化器で消す役を出すということで、私が研究室代表(?)として消すことになったのであります。小学生の頃に学校の訓練の一環で消化器を実際に扱ったことがあったわけでして緊張は無かったですねぇ。実際普通〜に栓抜いてホース向けて取っ手ぎゅっと粉プシューっと・・・消火成功っ!そして同じ研究室の人達は「うまいね〜、その道で食っていけるんじゃないかい?」だそうな・・・。いや、食っていく道って何・・・というか消化器での消火が上手い・・・って何と言うか・・・至って普通の操作だったような・・・いや何故か分からんけど・・・複雑ね(^^;。

 その次、今日は避難訓練の後慰労会といって、今日1日ご苦労様でした、というちょっとした飲み会みたいなのがありました。ビール飲んでお菓子等々食べて・・・といった感じです。今回は酔って意識が遠のくということは無かったですねっ、よしよしっと(^^)。テニス大会の賞状も配って、よしよしっと(^^)。

 んでもって、今日はその後、明日の学科公開というものの準備をしました。学科公開・・・つまりは研究室とかの展示とかやったりするわけですが、ウチの研究室でも何やら色々やってみるみたいですぞ・・・?何やら私も説明する役を与えられたっぽいし・・・って説明も理解して無いし・・・(^^;。とりあえず明日も大変そーですな・・・で、これアルバイト料とかないのかな?(^^;。

 ちなみに夏ゼミの準備の方は・・・うーん、50%も進んでないかも・・・結果がまとまらなーいっ!(--;


<1999年7月29日(木)付>     学科公開だそーな

 今日は工学部や理学部で学科公開というのがありました。学科公開ってのは高校生等、学校外の人達への大学の研究室の紹介みたいな感じ・・・でいいのかな?ウチの研究室でもデモンストレーションとして色々用意していたみたいです。

 まずは光線の回折の話ですね。なにやら波が反射して行路差によって干渉してピークがどうこう・・・といった感じです。いろんな模様のスリット(ちっちゃい隙間の空いた板っぽいヤツ)にレーザーをあててスクリーンに映る模様がどうなるか見てみるといった実験をしてました。レーザーを当てると点が分裂したようになるんですな。それともう一つは、レーザーを利用した糸の無い糸電話という実験(うーん、実験というよりデモンストレーションですな・・・見世物?(^^;)です。スピーカーにつながった受信部にレーザー光を当てておいて、光の間に膜(サランラップとか)を通すと膜が震えて声とかが伝わるようになる・・・でいいのかな?なにやらこれは・・・不調といいましょうか膜に口付けて話すくらいじゃないとなかなか伝わらなかったのであんまり使わなかったですな・・・(^^;。あと、圧電効果といって結晶に圧力かけて潰すと電圧が生じるという性質を持った結晶の実験をしてましたな。ボタンを押すと電流が流れて蛍光灯がピカピカっとなるしくみです。直接に線を持ってボタンを押せば手に直接刺激が来て・・・なかなか面白いです、驚く人の反応が(笑)。

 ・・・とまぁこういった実験を見せて、実験室って楽しいのよーん・・・ということを見せていたわけです(^^)。私もしばらくして説明をする係になってたわけですが、意外に人来るものですねぇ・・・そもそもウチの応用物理学科って建物も独立した場所にあってちょこっと古い(^^;建物なのにそれでも人はちょくちょく来てたんですなぁ・・・。基本的には高校生が見学ツアー見たいな感じで学校単位で来てたみたいでして(夏休みなんですなぁ・・・私のほうは全然実感無いのに(^^;)、高校生がグループで訪れるのが多かったですねぇ・・・。いやぁさすがにこの大学まで見学しに来るだけあって、まじめといいましょうか若々しいといいましょうか・・・うーん、若いっていいですなぁ〜(^^;。高校ではまだ習ってないこととか説明してたので、なかなか説明が大変でしたねぇ・・・。疲れてくるとしまいには暑さで、習ってる場合の説明と習ってない場合との区別が訳わかんないような感じにしゃべってましたねぇ(笑)。

 というわけで、今日の大半は学科公開で過ごしていたので夏ゼミの準備が滞っていたという・・・。ただ今4ページほどまで出来てます・・・。ちなみに発表は3日後・・・うっ!?


<1999年7月30日(金)付>     さーて、崖が見えてきた・・・?

 本日・・・うん、まぁ順々に・・・。

 本日(am10:00〜)、1発勝負の例のセリウムとあるもの何タラ、1週間経ったので取り出してみました。ふーむ、グラファイトを入れたためか何タラ2ガスが見当たらなかったですねぇ・・・。とりあえずグローブボックスの中で取り出して、その後X線装置に持っていって解析をしてみて・・・まぁ・・・これは・・・恐らく原材料のピークですな・・・という結果っぽいのね・・・い、一発勝負がぁ〜っ(泣)。でも、以前に作ったものが後でよくよく調べてみると上手い具合に出来てるっぽいのがありそうなので(・・・言い方まわりぐどいですな(^^;)、あながち夏ゼミの発表は最悪とまでは行かない・・・といいなぁ・・・(^^;。

 本日(am10:00〜)、昨日に引き続き学科公開がありました・・・が、私はX線で色々データとってたから説明係はしなかったですな・・・。私と同じ4年生のM君が、一人頑張って結構長い期間説明してくれていたみたいね・・・もぅ、手伝ってあげれぱいいのに・・・みんなして忙しそうに夏ゼミの用意してるんだから・・・(って、あんたもじゃぁないすか(^^;>メージン君)。

 本日(pm0:30〜)、おととい注文した13Gハードディスク到着いたしまして、取りに行きました。取りつけと立ち上げが私の仕事に・・・(^^;。とりあえずハードディスクを取りつけて、Win98をインストールしたわけですが・・・実際何も説明書的なモノを見ずに入れるの大変でしたな・・・fdiskしてフォーマットして98を入れて・・・となるまで密かに結構失敗してたし・・・時間もかかってたし・・・密かに適当に動かしてて上手くいってた感があった・・・ってのはナイショね(^^;。でも13Gの容量はいい感じですなぁ、というわけで、後々色々ダウンロードさせていただきますので、その節はよろしく・・・(笑)。

 本日(pm4:00〜)、約1週間前にK教授より紹介されたテント片付けのアルバイトに行ってきました。行ってみたところすでに10人近くの人がいまして、結構あっさりテントの片付け及びいす・机の運びが終わっちゃって、30分ほどで終わっちゃいましたな・・・。とりあえずアルバイト料は向こうでいただけなかったので(机運んでる時に落っこちてきたお菓子もらったけど(笑))、K教授からいただきました・・・1000円(^^)。ホントは時給1000円だったのにね(^^;。

 本日(pm5:00〜)、学科公開の片付けです。まぁ・・・用意した分は片付けると・・・。

 本日(pm6:30〜)、学科公開のお手伝いのささやかな(?)慰労会を研究室内でやりました。また・・・ビールなんですな(^^;。最近ビール飲む機会やたら多いですぞ?夏ゼミの時も”大宴会”なる予定があるらしいですし・・・。私は酔いに関して、なにやら顔には全然出ない体質らしく、何だか次々とドクドクと注がれちゃいまして、毎度結構な量飲むことになるんですよなぁ・・・。でも、それでも耐えて、すぐに覚めていく私でもあったりするのがちょっと複雑・・・(苦笑)。

 本日(pm8:00〜)、飲み会も程々の頃合になってラーメン屋に行くことになりました。行ったところは私のラーメン店ローテーションのうちの一つ(笑)でして、店の中で手打ちの麺を作ってラーメンにして食べさせてくれるトコです。タンメン系がいい感じのトコですが、私は今回冷やし中華を食べてみたのでした。何と言うか・・・メンのコシが尋常じゃ無かったですな・・・(^^;。メンの太い冷麺みたいな感じだったーよーな・・・でも、味はなかなかのものでしたぞ?1回だけは試してみる価値あり・・・???

 本日(pm9:00〜)、ダベって(色々雑談して)ました(笑)。なーぜか県庁所在地の話とかしてましたな・・・埼玉は大宮市だ、いや浦和市だ・・・って(^^)。あと・・・どっかの学科公開で使ってたバナナを、K教授が何故かいただいてきてたり・・・しかも真っ黒じゃないすかあのバナナ(笑)。

 本日(pm10:00〜)、学科公開の時の糸無し糸電話、色々改良して試行錯誤してました。なにやら学科公開だけじゃなく、小中学生向けの理科教室でもやることになったらしく、なかなか上手く行かないということで助手Oさんが滅入ってたみたいですねぇ・・・。で、4年生がそろって色々と上手くいくように試行錯誤していたわけですが、何と言うか・・・お馬鹿さん状態になってた感じでしたな・・・(^^;。なかなか声が伝わらないものだから送信部の紙コップを「メージン作成糸電話用アタッチメント〜」とか言って改造してたり、送信テストのしゃべりも「オッス、オラ悟空っ!」だとか、「どーも、メージンで〜す」とか、しまいには高い声とか奇声とか・・・色々試してたんですな(笑)。結局ある程度の声は伝わるくらいになったみたい・・・。でも、実際紹介するのは私等でもなかったのによくよく頑張ってましたな・・・(^^;。

 本日(pm11:16〜)、帰った時間であります・・・最遅記録更新・・・(冷汗)。

で、コレだけ長かった中で夏ゼミの用意は・・・ほとんど進んでなかったり・・・ちなみに今だ4ページ・・・そぅ・・・崖っぷち・・・???。

 夏ゼミの用意・・・明日にかかってますな・・・とりあえずデータはそろったぞ〜・・・恐らく(^^;


<1999年7月31日(土)付>     ほ、ホントに崖だ・・・

 今日は家で夏ゼミの発表内容を完成させてガッコに持っていって印刷だぁ〜〜〜、の予定だったのに・・・。

 まず、いきなりデータが足らないことを発見(笑)。結局朝も早よからガッコに行って残りのX線の解析作業をしたという・・・。

 と、午前中はコレで潰れ、午後は完成に向けてひたすらパソ(Word)に向かって作業してたら、私に研究関係の世話をしてくださっているS助教授が「明日からいないので(夏ゼミの)質問来てね〜」となったので、前見せとして半分ちょっとまで出来ていた発表内容を見せたら、これはこう、それはそう、あれはあう・・・と(?)色々手直しをいただいたわけです(ダメ出しとも言う(^^;)。まぁ〜、発表前に間違いの程度が少なくなったのは非常〜に良かったんだけど、発表の構成から立て直さなくてはならなくなった関係上、何と最初から作りなおす羽目に・・・。これにはさすがに、ひーぃでしたぞぉ〜(^^;。何ぞ夏ゼミ前日の午後4時から作りなおす羽目になろうとわ・・・。

 で、飲まず食わずで(朝から食べてないという・・・)作りつくって総ページ20ページっ!・・・死んだよ私ゃあ・・・出来上がったの夜中の12時前ですぞ!?もうこの位の時間になってくると意識もうろうで、今自分は何で動いているんだろう・・・なんて感じでしてねぇ・・・実はコレかいてる今もボーっとしてタリする・・・(@_@)な感じ?(笑・・・う気力も無いんだもの・・・)。

 というわけで腹いせに(嘘(^^;)見せしめだぁ〜。今回は夏ゼミ用に私が発表する内容のプリントアウト用の元になってるWord文書・・・を無理やりHTMLにしたものです(笑)。色々とグラフ入れてなかったり(ノリで張り付けしてたしねぇ)、配置が変になってたりしてますが、直す気力も無いのでそのままです。まぁ・・・普通の人は見る気しないものだろーけど・・・気が向いたらどーぞっ(笑)。ちなみに今まで隠してたセリウムとあるもの何タラ、これでいいかげん公開です(^^;。せっかく作ったword文書全部セリウムとあるもの何タラ、って修正してられないですからな・・・(笑)。

というわけでこちらです。

 ちなみに夏ゼミは8月1日で私は夕方から発表だから、まだこれ研究室の人達には見せてもないのね・・・うむ、先行発表ですなっ(^^)。夏ゼミ・・・私の研究室独特の行事で学生がみんなで泊りがけで発表する行事・・・そう、それがもう明日(というか今日(笑))・・・研究室の方々と2泊3日・・・どーなることやら???