2004年9月26日の一言


K−1で曙、5連敗!
もうオッサン、本当に格闘家辞めた方が良いよ!才能無いって。コミックショーとして見るなら負け続けってのも面白いけどねぇ。仮にも元横綱ですからなぁ。
しかし、コイツになら私が挑戦しても勝てそうだな。

横綱と言えば、現役で現在一人だけの横綱・朝青龍、今場所で勝てば五連覇だったのですが、昨日の時点で四敗していて連覇は無理な事が確定!
つーか、今場所の朝青龍は見るからに肌のツヤは無いし、体全体が思いっきりたるみまくっているので全然練習していないのが丸わかり!
今年に入ってからの4場所でまだ4敗しかしていないので、相撲を舐めきってたんでしょうなぁ。
まあ、それまで朝青龍に勝てなかった連中にも確かに問題あるのですが、今場所は皆さすがに朝青龍対策に頭を使ってきたようで、ガップリ四つに組まずに突っ張りや張り手などで押し出す作戦に出ていた力士が多いので、そのせいで勝てなくなったのもあるんでしょうな。
でも対策が遅すぎだっちゅうねん!何場所負ければ気づくんじゃ!


それと話はコロッと変わってギックリ腰の事なんですが、23日の休み明けになってもやっぱりどうも腰が痛いので親に見てもらうと、どうやら右に傾いているらしく、腰骨を触ってみると確かに右の方が若干飛び出している感じが。
あのヤブ整骨院が!あれだけヒネってちゃんと骨も入れられんのかい!ジジババばっかり相手にして金稼ぐ事ばっかり憶えるから腕が衰えるんじゃ!
そんなわけでまだ治っていないのが判明したので、今度はギックリ腰を治すのでは評判の整骨院に行ってきました。
ここは予約制なので予約して行くと、客は誰もいなかったのにちょっと待たされて、それから診察室に。何か勿体付けているようでちょっとイヤな気分でしたが(--;)。まあ、ある程度名前が売れている所ってラーメン屋でも何でもこんなものですけどね。
診察室に入るとまずは腰を電気で5分ほど暖め(ヒネる時に筋を痛めないようにですね)、それから畳のある部屋でまず私の腰を見て「ああ、腰の骨が右の方に飛び出してるね」と言って座らせ、それから一気に私の体を右の方に思いっきりグイッ!
いやあ、これが痛いのなんの!でもその時に腰の部分が「コキッ」と言ったので「あ、入ったな」と判りましたけどね。
それからもう一回調べてみると、今度は腰の骨も無事元の位置に戻ったようで、前よりも痛みが減り、大分動けるようになりました。

でも、腰ヒネるのに5分も掛からないのに五千円近く取るとは…仲々良い商売ですなぁ。
皆痛いのが治ればやっぱり感謝するだろし、大体整体ってのは保険が利かない事多いから、言い値でも文句言う人は余りいないだろうけど、やっぱりボッタクリ感が強い気がするのは私だけ?

ま、そんなワケでとりあえず骨の方は無事に繋がったのですが、やはり数日骨がずれていた影響で筋の方に無理がいったらしく、まだちゃんと歩く事も椅子に長く座っている事も出来ない状態です。

ああ、ここまで書いたら腰がどうやら限界のようなので今回はこれまでと言う事で。


でも腰が痛い、と寝ていながら22日に発売になった「サクラ大戦V・エピソード0」しっかりクリアしましたけど。
だって寝ててもゲームやる分には関係ないし(^^)。



2004年9月23日の一言


痛い〜!
いやあ、昨日うっかり腰だけで物を抱えちまって、ギックリ腰やってしまいました(T_T)。
数年前にもやっぱり腰だけで物を抱えてギックリ腰をやって以来、荷物を抱える時にはなるべく気をつけていたのですが、つい油断してしまいました。
前回ほどは非道くなかったのですけど、とりあえず整骨院に行って腰をヒネってもらったのですが、私のガタイが良すぎるのか、整骨屋が下手くそなのか(おそらくどっちも)、キチンと腰をヒネりきれなかったせいでハンパに痛い。

つ〜わけで今日は幸い休日でもあるので、一日ゴロゴロしつつ、通販で買った「サクラ大戦V・エピソード0」でもゆっくりとやるとしようかな。

アイタタ、長く椅子に座っていると腰が痛い…(--;)。



2004年9月20日の一言


ソニー、CDのコピーガード機能を全廃!
AVEXもCCCD導入は現場判断に!

ソニーの発表によると、最近アップルから発売されたiPODを含むデジタル携帯音楽再生機の大幅な普及に伴い、このままではデジタルコピー出来ないCDは売れなくなってしまう可能性があるから、だとか。
しかしデジタル音楽再生機なんて、CDにコピーガード機能を導入する前から既に普及していた状況を敢えて無視して、一方的にCDプレーヤーにもダメージを与えかねないようなコピーガード導入しといて、今更何言ってんだか(`へ´)。
エイベックスの社長なんか、導入した時に「秋葉原に行ったら女子高生などがCD−Rを沢山購入していたのを見て危機感を感じた」とか大嘘言ってまで導入しといて、不利と見るとサッサと撤廃ですか、そうですか。
(ちなみに私はいまだに大量にCD−Rを購入する女子高生って見た事ないんですが…)

そもそもコピーガードを導入する最大の理由と(会社側が)言っていた「PCの不正コピーによるCD売上減の防止」って事に関しては、導入以前から否定的な意見が多く、つい最近もアメリカの研究者が「(PCコピーによるデータ交換が)CDの売上に影響する事は殆ど無い。あってもコンマ数%」との研究発表を出していたんですよね。
ま、時代の流れに逆らってもムダ、って事ですかな。

そういや“時代の流れ”と言えば、プロ野球界も業界のシステムが旧態依然としているのが今回の合併問題を含む一連の騒動で改めてバレたわけですが、果たしてこちらはどうなる事やら。
いえ、私は既に野球ファン辞めているので選手がストしようと痛くもかゆくもないし、ああいう昔ながらの威張りくさった旧日本的経営者を見ていると腹が立つので、むしろ「選手会ドンドンやれやれ」的考えなんですけどね。

それにほら、「他人の不幸は蜜の味」って言うじゃありませんか(^^;)。

2004年9月17日の一言


9月と言うのは何か悪い事でも起きやすいんでしょうか?ほぼ毎日のように殺人事件が報道されてる気がします。

特に子供好きの私にとって栃木で起こった幼児誘拐殺人事件はその事件背景の異様さもあってかなり気にしていたのですが、結局兄弟2人共遺体で見つかると言う悲しい結果となってしまいました。
しかし 日テレのレポーター、二男の遺体が見つかった時「無事発見」はねえだろうが!

ところでこの事件、最初に報道された時は殺人を犯した下山明宏(39)が居候のような言い方をされていたのですが、実際は子供を殺された小林保徳氏(40)が子供を連れて下山容疑者の家に転がり込んでいたんですね。
その状況だけでも異様なのに、15日の朝10時前、三男は遺体で見つかったけど二男はまだ生死不明の状況だと言うのに、なぜか父親である小林氏の緊急記者会見があり、それをテレビ朝日系列が生放送したのを偶然見たのですが、
いきなり顔はモザイクがけ!
しかもまだまだ暑いと言うのに長袖のスウェットにサンダル履き!
とどめは指にキンキラキンの指輪!

この姿だけでも「コイツ本当に子供を心配しているのか?」と若干引き気味だったのですが、会見が始まってから更に引いてしまいましたよ!
なにしろ、いきなり「自分と下山は元暴走族…」とか言い出した時にすら「コイツいい年こいて今更何言いだすんや?」と思ったのですけど、その後の話でも一応子供を気遣うセリフは吐いているのですが、その言葉に重みも心情も全く無い感じで、まるで不祥事があった時のトップ会談のような淡々さ、且つ、既に子供が死んでしまっている事を前提として話すし、何の脈絡も無いのに(わざとらしく)下山容疑者の娘の名前まで(全国ネットだと言うのに)言い出すし、しかも会談内容の殆どは下山容疑者が取調中に喋った内容に対する否定ばかり。
「弟のように思っていた」とか言いながら「アイツの人生はうそばかりでロクなヤツじゃない」とヌカした時には「じゃあ何でそんなヤツの所にお前は子供連れて居候してたんじゃ!」と私を初め、この会談を見ていた全国の人達のツッコミが聞こえてくるようでしたよ。
結局この会談中、父親から「是非生きていて欲しい」「無事であって欲しい」と言うセリフは一言も聞けませんでした。

会談の内容と姿に何じゃコイツは?と思って、夕方から放送される各テレビ局のニュースでもう一回会談内容を確かめてみようとしたのですが、どこのTV局も“可哀相な被害者の父”と言う“いかにも”なイメージを意識して作られた、歪められた内容の編集版しか放送されていなかったので全く役に立たず!
本当に今の日本のテレビ局は節操ないなぁ…。視聴率取る為だったら事実も歪めるんかい!

まともな情報がテレビでは流れないと益々ウォッチャーの血が騒ぐと言うか、このアホな父親と下山容疑者との関係がどうしても気になってしまい、こんな時には2ちゃんねる!とばかりにニュース速報版を覗いてみると‥あるある!それこそ唸らんばかりに地方新聞の記事から近所に住んでいる人の書き込みなど、もう読むだけで大変!
でも書き込みの殆どが被害者の父親も胡散臭い!会見を見ても同情出来ない!ってので一致してましたが。やっぱり皆あの会見みたらそう思うよなぁ(--;)。


さて、そんなわけでほぼ丸一日調べまくってようやく全体像が見え始めてきました。

まず、加害者の下山容疑者ですが、どうやら中学時代から小林氏と同じ暴走族に入っていて当時から小林氏のパシリだったようです。しかも下山容疑者の家は当時かなりの資産家だったのでたかられまくっていたとか。
下山容疑者の実家は建材関係の仕事をしており、下山自身も高校卒業後デコトラを購入して産廃の仕事をしていたのですが、10年程前まではかなり羽振りが良かったらしく、家族全員がジャガーやフェアレディZなどの高級車を乗り回して「三ナンバー家族」と近所では評判だったらしいです。
ところが数年前、請け負った産廃を実は不当投棄していて利益を上げていたのが発覚。その後は仕事が激減して廃業。仕方がないので実家の会社に取締役として入社したけど、不況によりその後すぐに倒産。奥さんとも離婚し、子供二人を引き取って生活していましたが、ここ1年はジュース代を出せない位お金には困っていたそうです。
そんなヤツが20年ぶり位にあった、いかにも金に困っているような先輩に「ウチに来なよ」なんて言うわけありませんよねぇ。
実際近所の人には「小林が押しかけてきてしまって困った」「生活費を出さない」「娘にイタズラする」とか愚痴っていたそうです。
しかし娘にイタズラする…って、もし本当だとしたら、11歳に手出せば犯罪ですがな!
でも下山容疑者はこの小林氏が怖かったらしく、近所の人が「出ていってくれ!て言えばいいのに」と言うと黙り込んでしまったりしたとか。よっぽど昔からいじめられてたんだろうね(--;)。
又、下山容疑者の娘も近所の人に「(小林が)クーラーのある部屋を占領して朝から晩まで使っているのにお金を出してくれない。お父さんは壊れかけた扇風機を使っているのに。」「子供達が自分の部屋を荒らす」と言っていたそうです。こんな事、普通子供はウソは言いませんよねぇ。
ただ、下山容疑者は近所でもそんなに悪く言う人がおらず、短気だけど子供好きで通っていたとか。
とは言え、所詮元・珍走族ですから、その反対の証言もいくつかありましたけど。
しかし、小林親子が居候し始めてから段々と情緒不安定になっていったようで、そのストレスが溜まりに溜まってしまって遂には今回のような殺人事件を起こしてしまったのでしょう。そう考えると、確かに殺人はいけませんが、下山容疑者にも情状酌量の余地があるという事でしょうか。あくまでほんの少しですが…。

一方、被害者の父親である小林氏は地元を出てから仕事を転々とし、ここ数年は東京の品川付近で塗装業の仕事をしていたらしいのですが、あまりうまくいっておらず、今年の五月に突然家財道具や車全てを置いていなくなってしまったとか。
どうもヤーサン関係から金を借りており、それが返せずに逃げだしたらしいのです。なるほど、それで今回の会見でも顔にモザイク掛かってたのか……って名前が出ちまったら同じだろうに!頭隠して尻隠さずの典型的なパターンだなぁ。頭悪!
離婚に関しては良く判らなかったのですが、少なくとも逃げだす半年以上前に奥さんも逃げだしたっぽいです。そりゃあこんなヤツと一緒にいたらなぁ。でもなぜ子供も連れて行ってくれなかったんだろう(T_T)。
2ちゃんねるの書き込みによると、問題のアパート周辺にはいかにも!ってヤーサン風の連中が既にうろついているとかいないとか…コワ!
で、東京を逃げだした後、最初は下山容疑者の実家に転がり込んでいたらしいのですが、さすがに居づらかったのか、すぐに問題の下山容疑者が借りたアパートに押しかけ、そのまま居着いてしまったらしいのです。家賃も光熱費も払わず…。
回りの話によると「(下山は)昔は羽振りが良かったから、それを当てにして転がり込んで来たんだろう」だとか。
しかし、四十歳にもなったイイオッサンが他人の家に子供連れで居候するか?しかも数十年ぶりに連絡取ったような相手に。何かこの小林氏も“イタイヤツ”ですなぁ。さすがは元・珍走族。
もしかすると居候だけでなく、実は借金の肩代わりでもさせようと思ったのかもしれませんな。それの当てが外れたからせめて居座ろうと思ったとか…(--;)。
そんなアホな親達のおかげで殺されてしまった子供達の事を思うと泣けてきそうですよ。
だって、4歳と言えばこの前ウチに遊びに来た叔父さんの孫の妹と同い年ですよ!私にはこんな子を殴ったり殺したりなんてとても出来ないし、しようとも思いません(`へ´)。

それと今回の事件で気になったのが回りの大人連中の無関心及び無責任ぶり。
被害者の父親もそうなのですが、これに輪を掛けてイタかったのが殺された兄弟のバーサン(つまり小林氏の母親)
「以前下山が孫を虐待してたから息子と一緒に説教した」等、良く喋る喋る!しかもコイツもなぜか他人事!さすがこの親にしてこの子ありですか((;・・ヘ)。大体テメエが児童相談所から連絡が来た時、ちゃんと孫を引き取っていたらこんな事にはならなかっただろうが!と目の前にいたら思いっきり説教してやりたい気分です。
あと腹が立つのが児童相談所の連中。まあ、この連中に限らずお役所の連中ってのは公務員人事規定で3年いたら他の部署に変わらなければならないので、大体やる気が無いヤツが殆どなのですが、それでももう少しちゃんと働いてくれれば未然に防げたハズ!
何せ小林氏の子供二人への虐待が近所のコンビニの店長の通報で発覚し、児童相談所が一時二人を引き取った時、子供達は「お父さんと下山容疑者に叩かれた」と言っていたそうです。
しかし児童相談所は事実関係をちゃんと確認せず、小林氏が「下山が全部やった。オレはここまでしていない(ハァ?)最初は否定していたが殴ったら事実を言ったので、今度やったらオレが説教する」と言ったので、それを信用して、一応祖母に預けるように指示して返してしまったとか。
「オレはここまでしていない」って事は裏を返せば「オレは少しはしている」って自分から白状しているようなモンでしょうが!それにも気づかないとはどういうボンクラ連中やねん!
しかもその後も訪問する事はなく、経過について電話で確認しただけなんて…職務怠慢じゃ!だから公務員はキライなんだよなぁ。
それと近所のオバサン連中も「体にアザとかあったりしてた」とか「(幼児二人を)殴ったりしているのを見た」とか明るく話しているんですが、アンタラどういう神経しとるんじゃ。

更に今回の件で腹が立ったのがガソリンスタンドの店員!
このガソリンスタンドで下山容疑者は事件を起こす直前、5時間半も居座っていて、その間トイレや車の中、又外でも子供を殴りつけたりしていたのを店員は見ていて、「午後6時ごろには、建物の外で一斗ちゃんの頭を2回平手打ちした。 一斗ちゃんははずみでよろけ、そばに止めてあった乗用車の側面に頭を打った。 一斗ちゃんはたたかれても泣かず、おびえた様子で、 下山容疑者が話しかけると『はい、はい』と敬語で答えていたという。」ってコメント出してるんですよ。
・・・・・・・・・・
そこまで見ていて
なぜ止めるなり、警察や児童相談所に通報するなりしなかったんじゃ!!
もしそこで警察などが来れば子供達も死なないですんだかもしれないのに(T_T)。
怒りではらわたが煮えくりかえっているのは決して私だけではないハズ!

でもこれが今の日本の現状なのかもしれませんね。昔は近所上げて子供を守っていたモノですが、今は下手に関わると逆ギレされる、とか言って、目の前で何かあってもワザと知らんぷりする人が多いですもの。
ウチの親も以前家のそばで事故があった時私が助けに行こうとしたら「いいから関わるな」と私を止めたのにはビックリしました。
私は昔バイクに乗っていた時自分や自分達の仲間が良く事故に遭っていたので、そう言う時にはものすごく不安になるのを知っているからツイ助けに出てしまうんですよ。
私はそれが普通だと思うんですけど、世間ではどうも違っているようですね。悲しい事ですが。

今回の件も関わった大人達のウチ誰かほんの少し手をさしのべていれば防げたハズなのに。
数年前、ある外国人が「日本は地域全部で子供の成長を見守っているとても良い国だ」と言ってましたが、その言葉は撤回してもらわにゃなりませんな。

そういえば、ラサール石井がある番組で「悪いがこの中(父親連中含む)に大人は一人もいない。すべて子供ばかりだ」と言ったそうです。さすがはラサール石井、本質を突いてますな。ま、これは今回の件だけでなく今の日本社会全体に言えるような気もしますが…。
さて、今回事件に関わった大人のウチ今回の件は自分にも多少なりと責任がある、と思うような良識を持った本当の大人が果たしてどれだけいる事やら…。

最後に2ちゃんねるで拾ったAA(アスキーアート)なのですが



      「おにいちゃん、天国の人は痛いことしない?」
       「いい子にしてればきっとだいじょうぶだよ」
            「ソーメンまた食べたいな」
「天国はおいしい物がいっぱいあるって、だからソーメンもきっとあるよ」
              ( ・∀・)  (・∀・ ) 
               (∩∩)   (∩∩)



・・・・・・すいません、これ見た時自分でも偽善だとは判っているけど不覚にも涙が出てしまいました。
仏教のある宗派では、人は生まれてくる時に自分で親を選んで生まれてくるとか。
今度生まれてくる時はもう少しマシな親を選んでおいでね。



2004年9月13日の一言


通常、台風が去った後と言うのはすっきりさわやかな青空が広がるものですが、今年は2週間経っても青空どころか一向に雨がやみません。もぉぉぉぉ、鬱陶しいよ〜!

ところで、台風の時に年寄りが屋根から落っこちて怪我をした、ってニュースをよく見ますが、何であんなに風の吹く中、誰が見ても危険だと判っているのにわざわざ屋根に上がって落っこちてるんだろう?と不思議に思っていたのですが、台風が来た時のウチの親父の行動を見てようやく納得しました。
要は気になりだしたら辛抱たまらん上、周りが「危ないから辞めなよ」と止めても聞く耳持たんのですな。

ウチの親父も台風が来る!って日の朝、風雨がかなり強くなっているのにも関わらず、私らが止めるのも聞かずに自分で修理しよう、と屋根に上ったのは良いけれど(良くはありませんが)、風にあおられて危うく屋根から落ちかけ、ようやくそれで懲りたのか(渋々ながら)修理するのを諦めたんです。
自分じゃまだまだ昔みたいに動けると思っているようですが、誰が見ても無茶ですがな‥。
いっそのこと屋根から落ちて怪我でもした方がもっと身に染みたかな?
あ、でも動けなくなると、それはそれで又困りものだし…う〜む、昨今の年寄りってのは本当に扱いに困るなぁ。



2004年9月6日の一言


昨日、叔父さん夫婦が孫2人を連れて遊びにきたんです。
要は私の従姉妹の子供で、年は4歳と7歳なのですが、どちらも女の子なのでもうオシャマさんと言うか、ナマイキだけど可愛いと言うか(^^)。

叔父さんちからウチまで車で一時間以上かかるのですけど、この2人は赤ちゃんの時から叔父夫婦が面倒見てきたせいか親と離れていても全然泣かないんです。
それにウチにくると必ず何らかのオモチャがもらえるので、それを子供心にすごく楽しみにしているみたいです。
何せウチにくると、まずオモチャを置いてある部屋にすぐに行こうとする位ですから(^^)。
それと私がクレーンゲームが好きなので(バブル時期にものすごくハマッてました)、家にはキティちゃんやミッキーマウスやポケモン等そこそこの数のぬいぐるみが転がっているのですが、それらをウチに遊びに来る度にゴッソリ持って行ったりします。
ま、私もそれをある程度見越してクレーンゲーム景品を取ってきているんですけどね(^^)。
でも小さいながらちゃんと可愛いぬいぐるみだけしっかり選んで持って帰るのはさすがに女の子ですなぁ。

で、上の子の方は小学1年生なのですが、何故か干支が自分の中でブームらしく、私にも聞いてきたので教えてあげたら「あ、Yちゃん(妹)と同じだ!」と言われてビックリ!
チビと干支3周違いかよ…○| ̄|_。何か急に年を感じてしまいましたよ。
でも下のチビは嬉しかったらしく「同じ干支の人〜!」と言うと「ハ〜イ!」と手を挙げて遊んでいましたが。
それにしても良く考えてみると7歳で干支全部言えるってのは実はなにげにスゴイのではないでしょうか?ましてやお姉ちゃんに教えてもらったとはいえ、“干支”と言うものをある程度理解している4歳児ってのも(^^;)。
それとも今頃の子ってこの位普通なのかな?私らなんかこの年の頃なんて思いっきり“おバカ”だったけどなぁ。

しかし、子供って言うのは見ていて本当に飽きませんね。
相手をするのは大変ですが、一緒に遊んでいたり子供ならではの視点での発言を聞いていると妙に癒される気分です。

やっぱりいい加減良い年してるし子供も好きなんだから、そろそろ身を固めるとか…。
でもこればっかりは相手がいないとどうしようもありませんけどね(--;)。
今から探すのってのも面倒だしなぁ。



2004年9月4日の一言


台風が去ってから吹く風も冷たくなり、夜になると鈴虫も鳴いたりしてすっかり秋めいて来た今日この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

ところで、野球の再編問題に関して巨人の元オーナー“ナベツネ”が暴れ回ってますなぁ。
私自身は王選手が引退してから野球にあまり興味は無くなってしまったので、今回のドタバタ劇も「好き勝手にすれば〜」と他人事なのですが、それでもナベツネの傍若無人ぶりは見ていて呆れると言うか気分が悪いと言うか…。

しかし、今回の野球の件も含めてですが、日本のスポーツ界ってどうしてこう閉鎖的な所が多いんでしょうね。
ニュースや発言等を見ていると「いつまで経っても年寄りが権力を握っている」って言うのがやっぱり現在のスポーツ界最大の問題でしょう。
例えば高校野球でもちょっと前までは「高校生らしくないからガッツポーズ禁止」とかだったし、10年位前だったかな?宮崎の日南高校のヘルメットが「色が派手だ」という事で以後その色は使用禁止になったりしました。
でも、この派手な色ってえび茶ですよ!
この色を派手だ!と言ったヤツなんか私は過去に一人しか知りません。
この辺の感覚からして既に一般の考え方とは大きくズレていたりするわけだし、陸上や水泳などでも、協会はいまだに過去活躍した60代〜70代が権力握ってワガママ言い放題
まあ、中でも野球だけでなく相撲協会でもブイブイ言わせているナベツネが特に抜きんでていますけど。


でも、どうしてこの世代の連中は人を見下したセリフを吐いたり、いつまでも権力に座っているんでしょう?

実はこの疑問、最近ウチの親父及びその同年代の知り合いを見ていてようやく判りました。
かなり極端な言い方ではありますが、要は彼らは「自分達が最高である」と、思いこんでいるんですね。
ウチの親父を例にとって話してみますと、例えば私が仕事で親父に何らかの指摘したりすると「お前に何が判る!」と怒られるか、逆にまるっきり無視。
無視するならまだしも、時々はその指摘した事と逆の事をわざとしたりするんですね。
又、さすがに年取っているので老眼になってるわけですし、手も細かい作業が出来ないなど体の自由は若い時みたいには動かないのに、意地でも自分で何でもやろうとするんです。
でも当然昔みたいにうまくいくはずがなく、さすがに私が見かねて「オレがやろうか?」と言うと、「これはお前には出来ん!」と言って譲ろうとはしないし、それでも手助けしようとすると「よけいな事をするな!」逆ギレしたりするんです。
更に、明らかに指示が間違っている事を実行しなかったりすると「なんでお前らはオレの言う事を聞かないんだ」とキレだす始末。
親父の知り合いの同世代とかも、彼らの奥さんとかの話を聞いていると似たようなモノらしく、若者よりも簡単にキレやすいみたいです。

そう言いながら、ナベツネのニュースとかを見ると「いい年していつまでもあんなワガママ言ってちゃいかん」とか言ってるんですね。
そんな時
アンタも全く一緒じゃ!
と、心の中で秘かにツッコンでますけど。人間、自分の事はつくづく判らないものなんですねぇ(--;)。

まあ、この世代がこれだけ自信を持つ理由もわからなくはないんですよ。
彼らが子供の頃には戦争がありました。
殆どの人達はそこで親や財産、更にはそれまで信じていた価値観までが全て“灰”となってしまい、その後は正に自分の腕一本で生きて来たわけです。
その苦労たるや経験した事の無い私らには想像もつきません。
だから、彼らから見れば自分達より若い世代なぞは「苦労を知らない甘っちょろいガキ」にしか見えないのでしょうし、そう思えばこそ「こんな奴らにはとても任せておけん」と考えて、いつまで経っても権力を譲ろうとしないんでしょうね。
要は苦労して生きてきたと言う自信は、年を経ると共にやがて傲慢に変わっていってしまったようで、しかも自分では傲慢になっている事に全く気づいていないんですな。
確かに過去にそれなりの実績を作って来ている分、迂闊にツッコんでも返り討ちに遭うだけだし…。

でも、前にも言った事があるのですが、年寄りがいつまでもハバを利かせている社会ってのは決して健全とは言えないんですよねぇ。

そういえば「親孝行、したい時には親は無し」って川柳がありましたが、今は「親孝行、したくなくても親は居り」だそうで。
長寿ってのは決して良い事ばかりでは無いという事ですかな…。



2004年8月30日の一言


いやあ、台風の影響でここ2,3日の風の吹く事ったらハンパじゃありません。
そんな中、昨日の日曜日ちょっとした買い物と散髪に行く為わざわざ海岸線の道路を自家用車で走っていたのですが、風で車が横に揺れるし、高波が道路に押し寄せてきたりして、かなり凄い状況でした。
でも、その状況が私としてはかなり面白くて、思わず窓を全開にして風をモロに顔に位ながら笑って運転していたりしました。他人がもし私のそんな状況を見ていたら、おそらく「アブナイヤツ」と思った事でしょう(^^;)。
だって、昔っから台風が来ると妙にワクワクするんですよねぇ。それにこの位風の強い方が、昔バイクに乗っていた時に受ける風圧とちょうど同じ位なので、心地よい位だし(^^)。
で、せっかくだからと思い、携帯のカメラで海を写してみました。

台風4 台風2 台風3

ちょっと判りづらいですね。何せ私の携帯は画素数が少ないから…早く携帯買い換えたいなぁ。
でも海が荒れまくっている雰囲気は感じてもらえます?

で、こんな写真を車から出て写していたら、いきなり近くに大波が発生!
逃げるヒマなぞとても無く、その波で発生した大量の波の花を思いっきり私と車が被ってしまいました(^^;)おかげで車は波の花だらけになってしまうし、私も体の半分がずぶぬれ…。しかもこの波の花、要は海水の泡ですから塩っからいのなんの!
近くでやっぱり車を止めて中から海を見ていたアベックが私のその現状を見て大笑いしていました。ヨッシャ!とりあえずウケた事で良しとしよう(お前は芸人か!)

台風6 台風1

ちなみに上の左の写真が波を食らった直後に写したものです。慌てていたのであんまり海が映ってない(^^;)。
更にその後に写した写真が右なのですが、大して違いはないな。やっぱり今度から車にデジカメ積んでおくか。

とまあ、こんな感じでちょっとビショ濡れになってしまったし写真もそこそこ撮ったのでさて帰ろうかな、と思って車に乗り込んでちょっと走らせた途端、今度は車のすぐ前方の道路脇にものすごい高波が!
何せ車よりも遙か高く波が上がり、しかもそれが
「ザッパァーン」
と音を立てて私の車の目の前に!

あまりにもいきなりだったので止まる事も避ける事も出来るハズもなく、仕方ないので一気にその中に突っ込んでいったのですが、いやあ、これが又本当にスゴかった!
突っ込んだ瞬間、フロントガラス前面水だらけで前面視界ゼロ状態。一応ワイパーは作動させていましたけど、そんなモノ全く役に立ちません。
しかし、さすがに見えないまま走って万が一事故をおこしたりすると怖いので、とりあえずその場でフルブレーキ!
走り始めた時、前後に全く車がいないのは確認していたので安心してブレーキを踏む事が出来ましたけど、やっぱり視界ゼロ状態の数秒間はちょっとドキドキものでした。


とまあこんな感じで、いい年して結構この状況を一通り楽しんでから無事帰宅。でも、帰ってきてすぐに車全体を水洗いしましたけど。
まあ、このまま放っておいても台風の雨である程度は洗い流してくれるのでしょうけど、やっぱり潮被ったままにしておくとアチコチにサビが浮き出てしまいますからねぇ。

そうなると私よりもウチの親の方が怒るんだよなぁ…。



2004年8月27日の一言


サクラ大戦V 情報解禁!

とゆ〜わけで、ようやくサクラシリーズの新作「サクラ大戦V」の情報が公開されました‥‥が

発売が2005年夏に延期〜?(悪くても今年の年末位じゃなかったんかい!)
しかもその前に
サクラ3がPS2移植で来年春発売〜? (移植はしない、って言ってたじゃん!)

だ〜か〜ら〜。そんなの出すよりも新作に集中してくれよ〜(T_T)。

それにしても公開情報を見て今回は色んな意味でビックリさせられましたよ。
まず「V]で採用された声優さんの半分位しか名前聞いてピンと来なかった。
私は別段声優マニアって程ではありませんが、これまでサクラシリーズは殆ど私でも知っている人達ばかり採用されていましたし、今回もそれなりに実力のある中堅どころを選ぶだろう、と思っていたので、今回は意表を突かれたと言うか。
とは言え、名前を聞いただけでピンと来ない残りの半分の声優さんがどんな声をしているのか気になって調べてみると、皆私が見た事のあるアニメに出演していたので「ああ、あの声か」ってのはある程度想像する事が出来ました。いえ、それが判ったからどうだ、ってワケではないんですけどね。やっぱりちょっと気になったもので(^^;)。
でもそこそこ実力者(私なりの基準ですが)を選んでいるのは流石と言おうか、外さないと言おうか(このメンバーで歌謡ショウはちょっと無理かもしれませんが)。

しかし、今回の声優さんの起用に関してはファンの間で賛否両論のようですが、私はそんなに否定的ではないんですね。
大体、「V」の主役が小林沙苗嬢って時点で何となく「こういう流れに向かうかも」って想像付いてたし‥。でも、一人位いわゆる「座長」として中堅どころを持ってくるかな?とは思っていたのですが。
ダイアナ役の松谷彼哉さんがそれに当たるのかな?


とまあ、声優陣を見た時はこの程度だったのですが、驚いたのはキャラ情報を見た時!
ネット上で声優情報に続き、徐々に公開されていった今回のメンバーのイラストを見て最初に思ったのが

「印象薄!」

こう言うと失礼なのは重々承知しているのですが、今回の主役キャラは、今までのサクラシリーズのメンバーみたいに引きつけられる様な魅力が余り感じられなかったんですよ(T_T)。 それにどうも「今まで登場したキャラと被らないように考えたらこんなキャラになりました」って 言う感じがして…。
私がこういう穿った考え方するのは、おそらく以前藤島氏が「サクラ3」のキャラデザを依頼された時、「もう(キャラの)ネタ思いつかねえよ」って言っていたのが頭の片隅に残っているからかもしれませんが。あの頃でさえ悩んでいたんですから、今回はもっとネタに困ったはずですでしょうし…。
でも今回のキャラデザに関してはアチコチの書き込みを見ても否定的な意見が多いみたいですから、やっぱり皆私と同じようにインパクト不足を感じていたのかもしれませんね(^^;)。
しかし、今回で特に謎なのが「九条昴」
公開されたキャラは半ズボン姿の中性的な感じで、それに恥じず「家族構成、年齢、性別一切不明」として紹介されてます。
でもこのパターンって「サクラ2」のレニ=ミルヒシュトラーゼと同じパターンなんですよねぇ。
レニの時、広井氏は発売前にニフティのBBSで「レニは男です(キッパリ)!」と言っておられたのですが、イザ発売されてみると実は女性で、皆にその点突っ込まれて「発売前に情報を公開出来なかった」とゴメンナサイしてたのを思わず思い出してしまいました。
まあ、これはこれで面白かったので結果オーライでしたが(^^)。
でも人を「アッ」と驚かす事が好きな広井氏ですから、今回の昴も何かネタ隠してそうですなぁ。
まさか「フタナリ(アンドロギュヌス)」って私でも思いつくようなオチは……流石にないだろうなぁ。

しかし、この昴のイラスト見ていると岸田劉生の麗子像を思い出すのは私だけ?

あ、そうそう。今回のプレイヤー代理となるキャラは「大河新次郎」と言う名前なのですが、これってサクラシリーズ通しての主役「大神一郎」の甥っ子なんですよね。
彼の名前は「PS2版サクラ大戦・熱き血潮に」で初出しているんですが、その時は大神に憧れて剣術を習っている子供だったんですよね。
でも以前から、わざわざ「熱き〜」にキャラを登場させている所から「もしかするとあの大神の甥っ子が『V』の主役かも」ってファンの間では囁かれてたんですけど、まさか本当にそれをやるとは…。
これは期待通りと言って良いのか、当たり前すぎて面白くないと言って良いのか(--;)。
しかも彼のキャラデザが一番かわいく見えるってのが又…。すいません、今回の「V」に関してはツッコミどころ満載なんですが。


あ、ツッコミどころと言えばもう一つ。
「変型光武(もしかしてスタァ改かもしれませんが)」だけはホンットに勘弁して欲しかったです(T_T)
いえ、この流れもメカデザの明貴氏がガンダム被れ(失礼)していて、「熱き〜」での光武の変わりようから「まさか変型や合体する霊子甲冑出したりして」とは思っていたんですけど、それでも変型するイラストを見た時には
「ああ、なにやら目まいが」
状態でした。

でも今回の発表を見て、正直、ちょっと私の中の「サクラ指数」が若干下がった気がします。
ここでもう一発何か食らったら96年から付き合っていた私も確実にサクラ離れしてしまいそうです。


まあ、今回のはあくまで断片情報であって、ゲームってのはやってみないと本当の評価は判りませんけどね。


あ、それともう一つ。
「サクラ3」のPS2移植については、「あれだけの名作なのでおそらくその内移植するだろう」と思っていたので、これもそう意外では無かったのですけど、ただ一つ「熱き血潮に」みたいに今のスタッフが変に手を入れなければ良いんですけど
ハッキリ言って「熱き血潮に」の改編は“改悪”以外の何者でもありませんでしたから。
あれだけ“間”や“テンポ”を殺しまくってくれた改編ってのも珍しいよなぁ。


もし「サクラ3」もあんな調子で作られてしまったら…オジサン、泣いちゃうよ○| ̄|_。



2004年8月26日の一言


そろそろオリンピックも終わりに近づきましたね。
今年の場合は特に日本勢がメダル取りまくりで盛り上がっていたので、終わったら思いっきり寂しくなりますなぁ。

そんなわけで、完全に終わりきらないウチにこの前から言っていた柔道の話題でも。

まず今回も目に付いたのが審判員のレベルがバラバラな事
前回のオリンピックで篠原の誤審が問題になった事がありましたが、今回も試合を見ていて「なんじゃそりゃ!」と思うような判定の多い事多い事。
特に「すかし技」に関しては技として気づいてないのか、そもそも技自体を知らないのか、審判が取らない事が多いし、逆に「返し技」などは、私らから見るとどうみても掛けた方の技が決まっている状況で投げられた相手が苦し紛れに掛けた技を「返し技」として取るしで、柔道経験者の私や親父は見ていてもう歯がゆいのなんの。

それと外人選手で相変わらず気になるのが、すぐ「足取り」にいこうとする事。
いえ、確かに柔道の技に相手の足を取って倒す「朽木(くちき)倒し」と言う立派な技はあるのですが、実際日本国内ではこの技を多用する事は邪道若しくは「技の無いヤツ(つまり下手くそ)」と言う見方があったんです。
しかし外国ではどうも「柔道」と言うのはレスリングの派生と捉えている様子で、足取りだろうが柔道帯を取っての抱え上げだろうが平気。
私が柔道やっていた頃は最初から足取りを狙ってくるヤツなんて皆無に等しく、もしそれをやって勝ったとしても決して人に褒められる事はありませんでしたね。ましてや相手の帯を持って抱え上げるなんて寝技の返しで使う位で、立ち技でそんな事やるヤツなんて見た事も無いし、やろうと考えた事もありませんでしたよ。

ウチの親父の時代はもっと凄くて、殆ど立ち技がメインで寝技に関しては「アイツは弱いから寝技なんかするんだ」とバカにしていたとか。だから親父達の時代の人間って凄く強かったんだろうなぁ。半世紀も前の話ですが…。

又、判定で「効果」ってのはやっぱりいらないと思うんですよ。
この「効果」と言うのは国際ルール独特の判定なのですが、とにかくちょっと転んだだけでも「効果」になるので、お互い警戒してしまってかえって試合が進まなくなっていると思うんですよ。
それに外国人選手がすぐ足取りをするのもこの「効果」を狙って優位に立とうとするせいでもあるので、この判定を無くすだけでも長い目で見れば選手の技の向上、ひいては柔道自体の発展に繋がると思うのは素人考えですかねぇ。

逆に見ていて笑ったのが100kg超級の試合
要は無差別なのですから体重の重たい方が有利…といわんばかりに各国の選手の殆どがただのデブ!
中には200kgを超える選手もいたのですが、デブの宿命で全員とにかく体力が無い!
何せ試合が始まって2分もしないウチに息が切れてゼェゼェ言ってるし、一旦倒れるとそのまま寝っ転がってしまって起きあがる事もなかなか出来ないしで「何でこんなのが国の代表になれたんだ?」と思うようなヤツばかり。
お前等、皆曙と同レベルかい!
と、見ていて思わず突っ込んでしまいましたよ。
おそらく国内試合ではその体重にモノを言わせて浴びせ倒しか足取りでとりあえず相手をコカし、その後体重に物を言わせた自称・押さえ込みでグゥの根も言わせなかったんでしょうが、今回出場した日本代表の鈴木桂治は体のバランスも取れているし、足腰も強く、更に足技では日本でも有数の技の持ち主と言われている位安定した選手。そんな彼にたかがデブがかなうわけがありません(時々ちょっと危なかったけど)

彼や他の選手の試合を見ていて、今回のオリンピックでは久々に「柔よく剛を制す」ってのを見た気がします。
やっぱり柔道ってのは技があってこそナンボですな!



2004年8月23日の一言


全国高校野球、斉美高校惜しかったな〜。
でも私が大学に通っていた頃は、あの学校はそこそこお嬢さん系の女子校だったので、春の選抜で名前が出てきた時はビックリしましたよ。
そういえば元は男子校or女子校だったのにいつの間にか共学になってしまっている、ってのをここ数年、アチコチで聞くようになりました。やはり生徒数が少なくなって男子or女子だけでは学校経営が成り立たなくなったんでしょうね。


さて、それでは前回の続き。なぜバブル時期から教育方法が一変したのか?

実は私も良く判らなかったりして(^^;)。
まあ、これは半分冗談ですが、自分の経験などから考えるに、まず雇用される側が雇用主を選択できる「売り手市場」だったのが影響したのかもしれません。
今の就職活動をしている若い子には信じられない話でしょうが、バブル当時はとにかく自分の会社に優秀な人間を雇おうとして、例えば東京が本社の企業の場合、地方から面接を受けにくる人の交通費、宿泊費、食費など面接に掛かる費用全てを会社側が負担してくれたり、私が聞いた最も極端な例では「入社してくれたら一人一人に都内のマンションを会社の借り上げ社宅として提供します」とかいうのもあった位だったんです。

しかしそれ程の好条件を出しても、就職する側の選択肢はものすごく多いわけですから希望するような優秀な人材がそう沢山集まるわけではなく、そうなると次の手段として、手持ちの“駒”を使って自分達で優秀な人材を育成する事を考えなければならなくなったんでしょう。
通常「教育」と言うのはとにかく金の掛かる話なので敬遠されがちなのですが、ここでバブルでの景気の良さが幸いして、一流企業などが一気に社員教育を外部の人材育成会社に委託しはじめたりしたんですね。それにこういう事でお金を使う事は税金対策にもなるので、企業側としては正に一石二鳥。
それと、70年代後半ばから始まった不況の影にもようやく終わりが見え、逆に景気が回復の兆しを見せ始めるようになったちょっと前頃から外国企業がドンドン日本にも入ってくるようになり、それに危機感を感じた大手企業のトップ連中の間で「日本もこれからは国際的に通用する人材を育てなくてはいけない。」と言う発想がジワジワ浸透し始めていたらしく、それの影響もあったのかもしれません。
又、外国企業が入ってくるのとおそらく同時期なのでしょうが、彼らの「社会人教育方法」のノウハウ、いわゆる「ラーニングシステム」を利用した「人材教育会社」が増え始めた事も一因なのかもしれません。

あと考えられるもう一つの理由が、いわゆる「世代交代」でしょうね。
かなり懐かしい言い方ですが、バブルの頃に就職活動をしていた世代は当時「新人類」などと呼ばれ、年上の連中にはその行動形式や発想が理解不能になっていたわけです。
そこへ旧態依然の「オレのやり方についてこい」教育をしても、それについてこれるヤツの方が珍しく、又、景気が良いおかげで働き口には困らないわけですから「自分に合わないなら辞めちまえ」とばかりにサッサと会社を辞めてしまうわけです。
(実際私の居た会社も1年後には入社した社員の1/3が辞めたり行方不明(!)になったりして、人事部の下っ端が責任取らされて左遷されてましたが)

ある程度お金を掛けて仕事をようやく覚え始めた頃にアッサリ辞められてしまっては、(会社側から見れば)彼らに掛けた時間と費用全てが無駄になってしまうわけですし、会社の“質”をも問われかねない事になってしまいます。
(人がしょっちゅう入れ替わる会社と言うのは、世間的には余り良い評価は得られないのが普通ですから)

そんな様々な要因が絡み合い、雇用側もそれまでの「一に根性、二に努力」、「技術は教わるモノではなく盗むモノ」と言う極めて日本的発想から、意識の転換が必要になり、ようやく教育の大切さに気づいていったのでしょう。


ところが!最近ではその当時人材育成について教育を受けたハズの連中が逆に日本的教育方法の猛威をふるっているらしいんですよ。それっていわゆる先祖返り
結局憶える気の無いヤツには、どんなに教育しても身に付かない、って事ですな(ちょっと違う気もしますが)
それにバブル時期に社会人になったヤツってかなり楽して出世しているので、部下からトラブルの対処方法を聞かれても、経験が殆ど無いから的確なアドバイスが出来ないらしいんですよねぇ。ホントに私の世代はいい年して使い物にならんのが多いなぁ(自分はちゃっかり棚に上げている)

う〜む。しかしそう言う事から考えると、バブル時期の人材教育は結局一過性なブームで終わってしまったって事なのかな?
ブームは去ってしまえば忘れられてしまうものですから…。


あれ?確か最初はオリンピックの柔道の話していたハズなのに、何でこんな話になったんだろう?まだ柔道に関しては言いたい事あったのに…。

しょうがない、その辺のネタは又今度にするか。



2004年8月21日の一言


いやあ、今年のオリンピックは面白いですな〜(^^)。
中でも特に柔道は10階級でメダルを獲得!しかもそのうち9階級が金!久しぶりに柔道発祥の地の面目丸立ちでした。

ただ今回最も期待されていたウチの一人、100kg級に出場した井上康生選手がメダルを取れなかったのは少々残念でした。
でも実を言うと、今回彼はメダル取れないだろうなぁ、と私は秘かに思っていたんです。
なぜそう思ったのか?と言うと、まず日本を出発する前に空港で写った彼の顔。
見るからに元気が無いと言うか、目が半分死んでいるような状態に私には見えたんです。
その顔を見て「どこか調子でも悪いのかな?」と思っていたのですが、更にそれを思わせたのが開会式の時。
とてもこれから戦う者の“目”とは思えない位、全然”力”が無かったんです。

そして1回戦。それまでの“無敵”と言われた井上康生とは思えない位技にも精細を欠き、体の切れも悪いのなんの。
その時は何とか勝ちましたが、その試合を見て「こんな状態じゃ絶対メダルは取れないと思うよ」と親父に話していたんです。

で、結果は準々決勝で敗退。しかも敗者復活戦でも負け、結局メダルは取れず。
けど、男の戦い、勝つ時もあれば負ける時もある!(by魁!男塾)
ま、そういう時もありますわな。

けどさすがに「あそこまで悪くなった原因はなんだったんだろうな?」と気になってしまって、考えたのが
1.減量の失敗
2.プレッシャーによる精神的ダメージ
3.現地での体調不良

の3つ。
おそらくはこれらの複合なのでしょうが、その中でも特にキツかったのはじゃなかったのかな?と思ったのが試合終了後の色々な関係者のコメント。
特に父親なんかテレビ局からコメントを求められて、自分の息子をボロカスに言いまくり貶す始末。
あまりにも文句ばっかり言うので、全く関係のない私でさえ聞いていてすご〜く腹が立ってきましたよ(`へ´)。
何故負けて気落ちしているヤツを更に追いつめるような事を言うかなぁ。

いや、実はウチの父親も昔この傾向があって、私が試合等で負けてガッカリしているのに追い打ちをかけるように帰ってから「ダメだし説教」をしてくれるんです。こんな傷口に塩を塗るような事を身内にされたりしたら、ハッキリ言って本当にキツイですよ〜。私でさえ親とはいえ殴りたくなりましたもん。

それと呆れたのが「井上康生の小学校時代の恩師の“息子”」とか言うヤツのコメント。
コイツも父親と同じ様に「康生、何やってるんだよ」とか妙に偉そう〜なコメントを出していたので、「恩師の息子ってだけで何故お前がそんなに偉そうに言うかなぁ!」とテレビの前で思わず突っ込んでしまいました。
それに小学校時代の恩師って言われてもなあ。皆一体どこまで恩師捜しをする気なんだ?
(ちなみに何かあるとすぐに“恩師”を探し回るのは日本独特らしいです)

実は私も昨日知ったのですが、ウチの従兄弟が昔柔道をしていた時にこの恩師の道場にしばらく通っていたそうなんですけど、今回コメントを出したこの恩師の息子があまりにもワガママで贔屓されまくっていたのに嫌気が差して辞めてしまったそうなんです。
小さい頃から勘違いしたままなのね…いい加減誰か教えてやれよ(--;)。


しかし今回の井上康生の件でもそうなのですが、今回の大会で妙に気になったのが出場選手の父親
例えば90kg級で銀メダルを取った泉選手の父親なんか、決勝で負けたのが面白くなかったらしく、息子の 表彰式を見もせずに帰ろうとして「息子さんの晴れ舞台なんですから」と、回りの人達に止められて渋々表彰式を見てたとか。
オリンピックに出るだけでも大変なのに、更に世界中の選ばれた選手を相手にして銀メダルを取った、ってだけでも十分世間に誇れる息子だと思うんですが…。
又、女子78kg級で金メダルを取った阿武選手の父親は自分がとにかく徹底してスパルタ教育していたのを自慢げに語ってるし、しかも「半分は自分の子供で半分は他人の子だと思ってシゴキまくった。他人の子なら情を移す事なくシゴけるから」と笑って話してましたが…え〜っと…失礼ですが、精神に若干異常を来しておられませんでしょうか…とても真っ当な親の発言とは思えないんですけど(--;)。

とはいえ、日本のスポーツ関係はいまだこの手の親が多いのが現状。
確かにスパルタ教育ってのは、今回の柔道での結果を見ても一見かなり効果があるように思えます。
ただ日本式のスパルタ教育ってのは正直かなり人を選ぶやり方 なんですよね。
もっとわかりやすく言えば「俺のやり方についてこれるヤツだけついてこい」 ってヤツですな。
このやり方には確かにメリットもあるのですが、むしろデメリットの方が強く、最大の問題点は「ついてくる人間が限られる事」
昔のような武芸の秘伝伝授、すなわち「一子相伝の技を伝える」とかならまだしも、このやり方では裾野が広がらないわけですから優秀な人材が集まらないどころかその分野全体が人材不足になってしまって、ゆっくりと衰退していってしまうだけ。

でもこの日本独特のスパルタ教育、実はスポーツ等だけではなく80年代まで日本の会社などではごく普通のやり方だったんです。
かくいう私も入社した会社で先輩や上司の“教育”について行けず、「無能」と切り捨てられてしまった一人だったりします。
あの頃は毎日会社で一部の上司や先輩にイジメに遭っていたようなもんだったなぁ…我ながら良く耐えたもんだ…。

ああ、イカンイカン。ついグチが(^^;)。

話を戻しますが、「相手の資質を見て育て方を変える事の出来る指導者」と言う発想自体が80年代半ばまで日本にはあまり無く、上記のような「俺のやり方についてこい」的教育方法が、俗に言われる一流大手企業でさえ当たり前なやり方だったんです。
でもこの考え方が一変したのがいわゆるバブル景気の時

どう変わったのか?については…、すいません、久々に慣れない頭使って考えながら長文書いてたら、いい加減疲れてしまいましたので、続きは又後日という事で…。



2004年8月16日の一言


そういえばお盆の時期はペルセウス座流星群が見れるってのをすっかり忘れていました。
そこで早速昨日の深夜窓の外に出て北極星を中心にして夜空を見上げて見ると、さすがにピーク時期は過ぎてしまったので多くは見る事が出来ませんでしたが、それでも20分程見上げていると4〜5個位星が流れるのを見る事が出来ました。
しかし流れ星って何故か不思議な気持ちにさせてくれますよねぇ。
でも一番うれしいのはメガネをかけず裸眼で夜空の星が見られるようになった事かな。
ごく当たり前の行為なのに嬉しくて涙が出そうになりましたよ。やっぱり視力矯正の手術しておいて良かった〜。


それと昨日、CSでちばあきお氏の漫画「キャプテン」のアニメ映画版をやってたんです。
実は私の田舎ではこのアニメ放送しなかったんでまともに見た事は殆ど無かった事もあり、ダイジェスト版と思って見ていたのですが、最後の方で涙が止まりませんでした。
最近のアニメのように決して格好良い男の子達が主役と言うわけでもないし、メカやかわいいヒロインが出るわけでもありません。
才能の無いけど野球の好きな男の子がただひたすら陰ながら努力し、一生懸命野球に打ち込んでいる、いわゆる「野球バカ」達の話なのですが、そのひたむきさと言うか思いの一途さが見ていてとても清々しく、心地良いんです。
確かに「スポコン」なんて今時流行らないだろうし、あったとしてもパロディのネタとしてか、若しくは殆ど女の子が主役になってしまったりしてますが、やはりスポコンは男の子の方が似合うと思うんですけどねぇ。
丁度この漫画が連載されていたのは私が中学生の頃だったので尚更思い入れが深いのかもしれませんけど。

でも今みたいな時代だからこそ「努力する大切さ」「何があろうと歯を食いしばって頑張る姿」ってのを子供だけでなく大人にも改めて思い出してもらいたい気がします。
精神的に弱い大人が多すぎるんだよな…特に私らの世代は(--;)。

そういえば日曜日の朝放送されてる「ふたりはプリキュア」で丁度こんな話をやっていたなぁ。
うまい具合に終戦記念日と絡めて。しかもこれが面白かったりするから困ったモンだ(^^;)。
そういえばこれも女の子2人が主役だったっけ…


ハッ!
もしかして今は男の方が根性モノが似合わなくなる位情けなくなってるのか?
あながち全面否定出来ん所が悲しいなぁ(TT)



2004年8月14日の一言


最近気づいた似ている人。イスラム教シーア派の指導者・サドル師とパパイヤ鈴木。
いやあ、ニュースで見るたびにあの太り具合とヒゲの生え具合が、本当ソックリ(^^)。

さて、3日には「仕事がヒマになった」と言っていたのですが、月曜日から妙に忙しくなって来て、連日夜の9時頃迄ず〜っと仕事してました。ようやく一段落付いたのは13日の午後から。
ここ数年ばかりお盆前はヒマになっていたものなのですが、今年は久しぶりに忙しかったです。不景気だから調子が悪いのをダマシダマシ何とか使っていたけど、結局肝心な時にいよいよ動かなくなってしまって駆け込んでくるみたいなのですが、生物と違ってほっといたって治るってモンでもないんですけどねぇ。それに無理して乗っていたせいで故障箇所が増えてしまいかえって修理代が高く付いてしまう、って事もままあるんですが。

それとお盆やお正月恒例なのが、朝一番に「今から出かけようと思ったのにエンジンが掛からない」と焦って電話してくる人。
まあ、この手の原因の殆どはバッテリーを上げてしまっているのですが、面白い事に、そう言う人の大半はお盆や正月位にしかウチに電話をしてこないんです。普段は他で修理していても、お盆などは大抵その修理屋が休みだからウチに電話してくるんでしょうけど、朝早くに起こしておいて「繋いでエンジンが掛かるだけで良い。バッテリーは今度他で買うから。」ってのはちょ〜っと非道くないすか?
しかもそういう連中に限って、わざわざ予備のバッテリー担いで、車走らせてエンジン掛けに行ったのにタダだと思っているんですよねぇ。中には堂々と「ガソリンスタンドに頼むと金が掛かるから」とかヌカスヤツまでいる始末。ウチも本当はタダじゃないわい!

いつもウチを利用してくれるお客さんならばまだしも…。図々しいにも程がありますよねぇ(--;)。



2004年8月8日の一言


う〜、ここ2,3日頭が痛い…。夜になるとちょっと涼しくなったので風邪引いたかなぁ。

ところで昨日のサッカー見ました〜?
いやあ、日本が勝って本当にホッとしましたよ。
と言うか、あんなにテレビを見ていても判る位異様な雰囲気の試合は初めて見ましたよ。
私は人種差別的意識は別段持っていないのですが、今回のアジアカップでの中国人の態度には正直呆れてしまいました。
大体相手国の国歌斉唱の時から一斉にブーイングをかますヤツらなんて初めてみましたよ。しかもサッカーとは何の関係もない「尖閣諸島を返せ」とか「日本は戦争について謝罪せよ」とか書いた垂れ幕を出して文句言いまくり!
しかも試合前に日本の取材陣がスタジアムで新聞を広げてレポートをしていると数人の中国人がいきなり怒りながら寄ってきて「お前等なぜここで新聞を広げるんだ!私は中国人だ。お前等はここで勝手な事をするな」とか言ってレポーターなどに突っかかるし、日本チームやサポーターにモノは投げるわで、もうマナーの悪い事悪い事。

さすがに中国政府もこれから色々な世界大会を開こうと言うのにこれではマズイ、と思ったのか日本批判を自重するように各メディアを使って国民に呼びかけていましたが、その時も「しかし煽った日本のメディアも悪い」とか言ったりするんですよねぇ。日本のメディア関係が何処をどう煽ったのか是非とも聞かせてもらいたいですな。
更に先に言った「戦争云々」を叫んでいるのがウチのオヤジ位の年寄りなら判るのですが、どうみても20歳代の若者が多いってのもビックリしました。
聞くところによると、その辺は90年代からの中国政府の教育方針の賜物だそうです。
そうか〜、だから中国政府も正面切ってあの連中を押さえる事をしないのかぁ…。正に矛盾ですな。


そもそも中国と言う国名は「世界の中心の国」と言う事らしく、その事から考えてもプライドが高い国民性と言うのはおわかりになると思います。
事実、日本の江戸時代後期までは日本だけでなく世界中が一目置いていた国だったのですが、それが一変したのが1840年に起こったアヘン戦争。この戦争で中国がイギリスに負けてしまい、実は世界中が思っていたほど強大な国ではなかった、と言うのが知れ渡り、それから一気に世界中の搾取の的になってしまったわけです。
その後は中国内外で色々あって現在に至っているのですが、実はここ数年中国はかなり国力が上がり始めたんです。
現在は第二次産業が大幅に発展し始め、日本からも鉄クズや鉛等の金属や、自国のモノでは間に合わないので建築用木材などをドンドン輸入しまくっているのですが、それでも足りない位の勢いだとか。その恩恵でここ1年で急に鉄や鉛、木材の値段が日本国内でも上がりはじめ、日本の景気も若干良くなりつつあるわけですな。

おっと、ちょっと話が逸れてしまいましたが、要は国に勢いが出始めているので、国民自体もちょっとした"興奮状態"にあるわけです。ちょうど1960〜70年代の日本と同じような状況かな?

それを踏まえて好意的に考えれば、70年代に日本も学生運動がやたらと盛んになったように、溜まっていくエネルギーの発散の場として今回のアジアカップが格好の場だった、と考えれば、あの行き過ぎた行為も若干は理解出来なくもないのですが、それでもやっぱりあれはマナー悪すぎですよね。

今回の日本に対する中国人の態度を見て「こんな事で2008年に行われるオリンピックは大丈夫なのか?」と世界中が不安になったようです。そりゃ、そうだ。

やっぱりあの国が国際大会を開くのはまだ早かったんじゃないでしょうかねぇ。
だって、日本で言えば鎖国を解いたばかりの状況ですよ。そんなんで国際感覚なんか皆が身に付いているわけないですって。

で、日本人が国際感覚を身に付けているのか?と言われると……う〜む、その点についてだけは五十歩百歩かもしれん(^^;)。



2004年8月3日の一言


昨日は夕方近くから雨が降ったおかげで久しぶりにちょっとだけ涼しくなりました。
そういえばまともに雨らしい雨が降ったのって梅雨以来じゃないかな?
仕事の方も先週末位からようやく落ち着いてきて、少しはゆっくりと出来るようになりました。今年は梅雨時からやたらと忙しかったので、ここらでいい加減体力(&精神力)にも限界が来つつあった事もあり、小休止出来て少しホッとしています。

で、昨日何の気無しに自分の手を見てみると見事な位キズだらけ!
主に多いのは切り傷や擦り傷ですが、そのほかにも打ち身や血豆、爪の剥がれかけまでそりゃあもう多種多様。
今の車って「初めにデザインありき」で製作されており、その後で他の必要な部分を無理矢理詰め込んでいるので、とにかく"隙間"が少ないんです。しかもなぜか鋼板のエッジ部分は昔よりも鋭くなっているし、使用されている部品の一部にも尖った部分とかがあるので、そんな中に無理矢理手を突っ込んで修理箇所を外そうとしたりすれば何処かしらケガをするのも当たり前なんですけどね。
そんな傷の程度にも色々あって、すぐに血が出る事もあれば、風呂に入ってしみるまでケガしてるのに気づかなかったりする事もあります。
血が出るような傷の場合はバンドエイドなどを貼ったりするのですが、仕事上油とかを扱うのですぐに剥がれてしまって血も止まらないウチに傷が剥き出しになったり、治りかけたと思ったら同じ所を又切ってケガしたりで(これが又イタイの何の!)本当に治るヒマがありません。
しかもそんな傷だらけの手で豚や牛の糞の付いたラジエーターを触ったり、それを浸けた水に手を突っ込んだりするんですから、おそらく傷口からかなりバイ菌が入っているはず。
こんなんでよく破傷風みたいな大きな病気にならないよなぁ、と自分で時々感心したりします。

でもさすがに時々体も耐えきれなくなるようで、傷口が知らないウチに膿んだり、以前日記にも書きましたが、表面は何ともないのに指の内部が膿んでしまってパンパンに腫れあがってしまい結局手術で切って膿を出す、と言うエライ目にあった事はありますけど…。



2004年7月26日の一言


本日26日は「幽霊の日」だそうです。
何でも江戸時代末期にあたる1825年のこの日に江戸の中村座で始めて「東海道四谷怪談」が上演されたからだとか。
そういえば昔は夏になるとよくテレビで「四谷怪談」とか「番町皿屋敷」とかやってましたなあ。子供心にものすご〜く怖くて、観た後は夜中に夢に出てきたりしてうなされたりしたものです。昔の怪談映画って心の底からこみ上げてくるような怖さがありましたよねぇ。
今のホラー系映画はどっちかというとビックリ箱的な怖さだもんなぁ。

いやあ、しかし昨日は久々にゆっくりと休む事が出来ました。
何せ木曜日までは毎日12時間以上働いていたし、後半も殆ど昼食時にちょっと休んだだけで夜まで働きづめだったもんで、いい加減精神的にも肉体的にも限界が来てましたから、日曜日にゆっくり出来たのは本当に助かった〜(^^)。
日中熱くてさすがにずっとゴロゴロは出来ませんでしたが…。

で、ノンビリしつつ、そろそろまぬけ時空にアップする写真データでも編集しようかな〜、と思ったのですが
撮影したSDメモリが見つからない!
つ〜か、どうも間違ってデータを消してしまったような気が○| ̄|_
数ヶ月掛けて撮り溜めたデータ、撮り直しかよ。くっそ〜、泣いちゃうぞ!(T_T)



2004年7月18日の一言


暑い!いや、もはや暑いと言うよりも熱い!と言う方が合っている位今年の夏は暑い!
昨日、試しに昼頃地面の温度を計ってみたら50℃以上!車のボディなんか60℃以上でしたよ。触ったらヤケドするっちゅうねん!

そういえば世間は連休ですが、私の方は昨日も今日も明日もず〜っと仕事で全く休み無し(T_T)。
何せ1台修理が終わると1台修理に入ってくるってパターンの繰り返しなので、いくら仕事しても追いつかないんですよ。だから連休中でも仕事して消化しないととても追いつけないんです。
まあ、毎年7、8月はとても忙しいので日曜日休めないってのはある程度覚悟していたし、それに月曜日が休日だってのもすっかり忘れてたので休みがつぶれてしまった、って感覚はあんまり無いんですけどね。
でもさすがに最近はあんまり忙しくて疲れが溜まってしまって、かえってハイになってしまってますよ(^^;)。
仕事がいっぱいで忙しい、ってのは今のご時世ではありがたい事ではあるんですけど、どうも労働に対して収益が今ひとつ付いてきていないような気が…。

しかし、ここまで暑いと車全体が熱くなっているせいで日中はどんなにエアコン付けていても涼しさを感じないらしく「クーラーの効きが悪いから見てくれ」って持ち込みが多い多い!
でもその半数以上がいわゆる「気のせい」
そんな時、ウチではお客さんの目の前で温度計を使ってどれ位冷えているのかを数値で教えるのですが、それでも「いや、やっぱり効きが悪い」と納得しない人が妙に多いのには本当に困りものです。
壊れてもないモノを「修理しろ」と言われてもどうしようもないっちゅうねん!

他に困るのが「○○が悪いと言われたので修理してくれ」若しくは「自分で見てみたら○○が悪いみたいだから修理してくれ」と言って持ち込んでくる人。
持ち込み自体は別に問題無いのですが、なぜかそんな人達はたとえ別の場所が原因だったとしても「そんなハズはない。」と、上記の客と同じように言い張って聞かないんですね。
で、そこまで自信を持っているからにはちゃんと調べてもらっているのか?と思って良く聞いてみると「ガソリンスタンドの兄ちゃんに言われた」とか「知り合いが以前同じ症状だったから、これも同じ場所が故障しているに違いない」と言う、全く根拠のない自信だったりするわけです。
なぜそんな適当に言われた事や自分の思いこみをそこまで言い張れるのか、私にはその心理は全く判りません…。
皆、プロの言う事を少しは信用してよ!


あ、そうそう。もう一つお客で困ったチャンなのが(上記の客層と若干かぶるのですが)「自分は元整備工だった」とか言う「ハンパ素人」
多少は知識があるものですから勝手に自己診断してくるのですが、これが結構間違えている事が多かったりするんですね。で、違うと指摘すると上記のようなセリフを…(^^;)。
そもそも自動車整備と電装では似て非なるモノで、例え元整備工でも経験が無いとちゃんと判るハズがないんです。でも「自分は整備工だったから車の事は詳しい」と言う変な自信を持っているので、始末に負えません。

ま、私に言わせれば、そんなに自分でちゃんと故障を発見出来る程の腕を持っているなら、今でも整備工で食っているはず。
でも別の仕事をしているって事は…ま、言わずもがなですな。



2004年7月12日の一言


いやあ、参議院選挙速報面白いですねえ。自民が惨敗しなかったのはちょっと残念だけど。
しかし、今回小泉さんの進退問題が出ていましたが、結局「全部合わせるとまだ過半数を超えているから負けてない」という理由で首相は続けるそうです。まあ、私も一つの全国選挙の結果次第で辞めたりする、ってパターンはキライなので、その点については辞める云々を考える必要は無いと思うのですが、それよりももっと根本的な問題として、このバカボンが首相やっている事自体が…。
3年前はまさかここまでバカだとは思いませんでしたものねえ。今回も各TV局に出演していましたが、質問に対して相変わらずマトモに答えようとしないし、たまに答えても話がズレてるし…。


ところで、前回の日記でK−1の判定についてブチブチ言っていましたが、今度は大相撲でも怪しげな判定が!

それは昨日の名古屋場所の横綱・朝青龍vs琴乃若戦の事。
琴乃若が投げを打ち、朝青龍は完全に宙に浮いた状態で、しかも体がひっくり返っていたのですが、しぶとく琴乃若にしがみついていたんです。
そんな体勢ですから琴乃若も重さに耐えられず巻き込まれてしまい、朝青龍の上に乗っかるような感じで倒れたんです。
そのままでは当然朝青龍の上に琴乃若が勢いよく乗っかってしまうので、それを防ぐ為に琴乃若は朝青龍よりも先に手を付いて危険を回避したんです。人間としては当然の行為ですよね。
朝青龍は完全に体がひっくり返っていて"死に体"となっていたわけですから、その付いた手は当然相手を傷つけない為に行った行為、すなわち"かばい手"と見なされるわけで、事実行司も琴乃若に軍配を上げたんですね。

ところが、それが"物言い"。しかも協議の結果「同体と見なして取り直し」
ハァ?
あれを"同体"と見なされてしまったら、今後力士はどんなに危険な場合でも相手に乗っかって行かなきゃなりませんがな!
百数十キロもある力士が勢いつけて落ちてきたら、どんなに鍛えてる連中だって下手すりゃあばら骨位折れますって!
で、取り直しの結果は、「取り直しの場合、一度負けた方が勝つ」と言う定石通り朝青龍の勝ち!
朝青龍は相変わらずカメラ目線で勝ち誇っていましたが、なんかものすご〜くスッキリとしないんですけど…。
琴乃若もかなり納得はいかなかったみたいですが、そりゃあそうですよねえ。大金星が一転して黒星になるんですから面白いわけがない。

ここ最近相撲も低迷しているから、もしかして朝青龍を全勝させて人気に勢いを付けたいのかもしれませんが、公正さを欠いたスポーツなんかなんの魅力もなくなってしまって、ますますファンが離れていってしまうってのが判らないんでしょうかねぇ。

もしかしてこれを判定した審判の誰一人として「死に体」「かばい手」を知らなかった……ってオチじゃないでしょうね?



2004年7月8日の一言


昨日、面白くないと思いながらも凝りもせずにK−1見てたのですが、相変わらず魔裟斗弱えぇ〜!
相も変わらずインチキくさい判定勝ちで決勝まで行ったのは良いけれど、相手のムエタイ使い・ブアカーオに手も足も出ずに蹴られ放題。
なのに最初の3ラウンドではドロー判定!
で、延長で1ラウンドだけあったのですが、魔裟斗の方はもうフラフラで攻撃もままならないのに相手のブアカーオは余裕綽々、と言うか彼最初から最後までず〜っと笑顔のまま戦っていたんですよね。しかもなぜかトドメはささず、ある程度攻撃すると休憩して魔裟斗の様子を見つつ、攻撃をちょっとだけ受けてやったりする位余裕があったんですけど…。魔裟斗が自分よりもはるかに格下の相手ってのが判ってたから、この試合も半分ビジネスと割り切ってやってたんでしょうかねぇ。
それにしても見ていて改めて思い知らされたのがムエタイの足技の多彩さ!
鞭のようにしなりながら途中で蹴りの軌道を変えたり、蹴りとしては難しいとされる正面蹴りも魔裟斗が吹っ飛ぶ位の威力をもっていて、その柔軟さと強靱さには本当に驚かされました。さすがは最強格闘技と言われるだけの事はありますな。
しかもブアカーオは今回、殆ど蹴りしか出していないんですよね。これじゃあいくら魔裟斗がパンチを出そうと手を振り回しても、リーチの差は歴然としてますから当たるわけありません。

ま、所詮格闘技を名乗っているK−1といえども、あくまでショービジネスですから魔裟斗を自分の所のヒーローとして担ぎ上げようとするのはしょうがないのかもしれませんが、それだったらそれで、もう少しトレーニングさせてそれなりに強くさせてからにしてもらいたいですな。
今のようにあまりにも無理矢理判定で勝たせたりすると、以前のボクシングが衰退してしまったのと同じようにファンが呆れて離れて行っちゃいますぜ。



2004年7月7日の一言


さ〜さの葉サーラサラ〜♪

と言うわけで七夕ですなぁ。いつもならここで張り切ってサイトデザインを七夕バージョンにでもしたい所ですが、とにかく忙しくてな〜んもやる気が起きませんがな(^^;)。

そういえば前回いくつか言い忘れていたので、ちょっと続きなど。
カークーラーが冷えないと言ってくる人のウチ、大体十人に一人位の割合で「ACスイッチを入れ忘れる」ってのもあります。
何かの拍子でスイッチを切っていたのに気づかなかったり、人に貸した時にその人が切っていたのに気づかなかった、ってパターンが多いのですが、これを言ってくる人の殆どは年寄りか女性だったりします。やっぱりメカに弱いのか?

あと、今年なぜか特に多いのが「ガソリンスタンドでガスを入れたら冷えなくなった」ってパターン。
暑くてカークーラーの効きが悪いと感じてガソリンスタンドでエアコン用のガスを補充するのでしょうが、ハッキリ言って、プロとしては絶対にお勧めしません。

エアコンに使っているフロンガスは動く時に回りの熱を吸収する性質があります。ですから常に順調に流れていないと本来の冷却能力は発揮しないわけです。
しかし、ある程度以上ガスを入れすぎるとシステム全体のガスの流れが悪くなってしまうので、かえって冷却能力が低下してしまいます。それどころか必要以上に入れてしまうと、システムの内部圧力があがりすぎて何処かが"パンク"したり、ガスを圧縮して送り出す為に使用するコンプレッサーに無理が掛かりすぎて焼き付いてしまったりするんです。

("パンク"した時はものすごい音がして白い煙{正体はフロンガス}が出るのでビックリしますよ〜。それとコンプレッサーが焼き付いた時も車に一瞬ものすごい抵抗が掛かって焦げ臭いニオイがしてくる事があるので、こちらも驚きますよ。)


どの程度まで入れれば良いか?と言うのは一応規定値はあるのですが、この辺は一種の職人芸みたいなもので"慣れと勘"が必要なんです。
でもガソリンスタンドのバイトの兄ちゃん達の殆どはそんな事は全く知りませんので、ガス補充機で自動的に入れているだけ。低圧や高圧に繋いであるメーターを見ながらガスの量を見極めながらなんて芸当はとてもとても…。
私に言わせるとこれじゃあ金払ってエアコンを壊してもらっているようなものです。
お金を無駄にしない為にもこういう修理はやっぱり専門店でしてもらいましょうね。でも、今の時期は皆とっても忙しいからすぐには出来ないとは思いますけど(^^;)。

あ、それと修理工場に頼むのもちょっと考えた方が良いですよ〜。自動車修理とは根本的に分野が違うので、エアコン修理に詳しい人がいるとは限りませんから。

それと今年もう一つ多いパターンが「コンデンサの目詰まり」
コンデンサとは車のエンジンで言えばラジエーターと同じ役目で、コンプレッサーで圧縮して高温になったガスを冷却する為のものなのですが、古くなったり、土埃の多い場所や農業で使っている車だとコンデンサの"目"の間に泥や藁が溜まってしまって目詰まりをおこすんです。
そうするとキチンと風が抜けなくなるのでガスが十分に冷やされない為、当然冷却能力が落ちてしまうわけです。
もし、普段はあんまりカークーラーが冷えないけど雨の日とかだったら冷えるようになる、と言う人がいたら是非ともコンデンサの目詰まりを取るように高圧洗浄機等で洗ってみて下さい。おそらく効果バッチリ!
ついでに言うと、そう言う時は大抵ラジエーターの"目"も詰まっているので、一緒に洗うとエンジンも快調になりますよ。
これから本格的な夏場を迎えるにはこの位はやってみても損はありませんから。

しかし、今回の文章は車の構造が判ってないと理解しづらい話だなぁ。
この辺のシステムについて、別コーナーでも設けて、自分で撮った写真でもう少し詳しく解説しようかな。一応、免許取る時にもらった教本にこの辺詳しく載っているんだけど、さすがにそれを転載するわけにはいかんしなぁ(^^;)。



2004年7月4日の一言


何か梅雨を一気にとばして夏が来たようで、雨は殆ど降らずに連日ものすごい暑さ!
こうなるとウチの仕事(自動車のエアコン修理)はメッチャ忙しくなって、ここ一週間は平均12時間位働いてますよ(--;)。おかげで仕事疲れと日中日に当たっている事が多いので若干熱中症気味で頭は痛いし、体がシンドイ…。

しかし、忙しいから儲かるか?と言うと実はそうでもなく、いわゆる「骨折り損のくたびれ儲け」 の方が多かったりするんです。

まあ正直、この辺のパターンは毎年の事でもあるので、ある程度は覚悟はしているのですが、不景気なせいか、今年は特に「金は無いけどカークーラーを効くようにしてくれ」と言うズーズーしい輩が多いのなんの!
つい先日も「リストラにあって無職になった」って言いながら、「暑いのは耐えられないので何とかカークーラーを効くように修理して欲しい。でも金はかからないようにしてくれ。」と、ものすご〜くズーズーしい事を言って来たオッサンがいました。さすがにそんな条件飲めるわけないので断りましたが

金が無いなら暑い位辛抱せえ!
涼しくなりたいならちゃんと代金を払え!


と、思いっきり説教してやりたくなりましたよ。皆ゼイタクに慣れすぎだっちゅうねん!
私らなんか日中外で仕事だからクーラーなんか殆ど当たらないし、タダでさえ太陽熱で暑い上に更に暑いエンジン部分とかをいじってるんだぜ!
それに比べりゃ車で窓開けて走ってれば多少なりと風が入るのでまだマシだろうが!
おかげでこの2週間で2kg痩せましたぜ。こりゃあウチの仕事しとけばダイエット商品なんかいらないな。

そういえば以前「金はないのに…以下略」って話をある人にしたら「それって店に来て『金持ってないけど商品売ってくれ』って言ってるのと一緒じゃん!ホントにそんなヤツらがいるの?」と、ビックリしていましたけど、言っている方はそんな自覚は無いんでしょうねぇ。修理ってのは商品と違って基本的に形が無いものだからピンと来ないのかも知れませんが。
でもウチは他に比べるとかなり格安なんだぞ!下手に修理工場とかディーラーに修理出してみろ。少なくともウチの倍は料金取られるぞ!……だから儲からないのか_| ̄|○ 。
ウチもボチボチ修理代金の見直しをする時期かもしれんなぁ。

それと次に多いのが「エアコンの効きが悪い」と言ってくる客。
ただし、これの何割かはハッキリいって勘違い
だって、考えても見て下さい。
日中、日の当たる場所に車を止めていた場合、車内の空気は軽〜く40℃以上になっています。
それに前面のダッシュボード部分は大体黒系統が多いから太陽熱を思いっきり吸収しているので、表面温度は60℃以上!(手では触れませんね)
で、まず暑くなった室内の空気を冷やすだけでも若干時間が掛かるわけです。
更に、エアコンのシステムで冷やされた空気は暑くなったダッシュボードの中にあるダクトを通って出てくるわけですから、その時点で冷気を奪われてしまい若干効きが弱くなってしまうんですね。時間が経てば徐々にそのダクト自体が冷やされていくのでクーラーも効いてくるわけですが、上記のような理由でどうしてもタイムラグが発生してしまうんです。
しかし、中には車のエンジンを掛けるとすぐに冷えるようになると思っている人がいるらしく、そう言う人が「エアコンがすぐに冷えない。故障だ(若しくは調子が悪い)」とか言ってくるわけです。

又、「走っていると冷えるけど、信号とかで止まると冷えが悪くなる」と言う人がいますけど、ハッキリ言いましょう!

それは車の構造上、当たり前です!

詳しい話は今度にでも説明しますが、車と言うのはあくまで走ってこそ真価を発揮するように作られているんです。
だから止まればエアコンの効きが若干なりと悪くなるのは当たり前。
しかし、それをいくら説明しても納得しない人が時々いるから困ったものです(--;)。こんな事でごねるのって、自分の無知さをさらけ出しているだけなんですけどねぇ…。
尚、類似事項として「車のエンジンを掛けっぱなしにして止めていたのにバッテリーが上がった」というのもあります。
アイドリング状態じゃ蓄電するほど電気は発生しないっちゅうねん!
どうしても止まっていてもエアコン効かせたかったりバッテリーを上げたくなければアクセルをふかしておく と言う手もありますが、ハッキリ言ってエンジンの音がうるさくて周りの迷惑になるのでお勧めはしませんけど。


でも一番頭に来るのは「修理する前より効かなくなった」とゴネるヤツと「今持ち合わせがないから後から代金を持ってくる」と言ってその後二度と来ないヤツですな!
いや、そんなのに引っかかるウチの両親も人が良すぎるんですけどね(^^;)。でも騙すヤツの方が絶対悪いですよね?

え?私?いやあ、私はとりあえず営業をずっとやっていたんで、人を見る目は少しはあるつもりですし、それに仕事では「出来ないものは出来ない」とスッパリ割り切るタイプですし。
その辺、ウチの親には冷たく感じられるらしいですが(^^;)。



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