2000 エジンバラ公演日記
本文へジャンプ 7月31日〜8月15日 



7月31日(月)11:50、JAL421便で関空出発。

飛行機は最新設備導入機で、エコノミークラスにまで全部液晶モニターが前に付いている。
肘掛けのところにリモコンがあって、それをづるづる引き出すといろいろ画面が変えられる。
映画は6〜7本。「ミッション・トゥー・マズ」「リプリー」「クッキー・フォーチュン」
「どら平太」など好きなものが選べる。
ほかに独自の番組などもあるけど、ナビゲーションシステムもあって、
世界地図上に今飛んでるところが表示され、どこにいるのかよくわかる。
ハバロフスクやモスクワ、コペンハーゲン。
そんな表示とともに飛行機の絵が赤い奇跡を描いて目的地に飛んでいく。
現在の高度、スピード、目的地までの距離、出発地の時間、
到着地の時間、到着予定時間までも表示される。
目的地までの距離は「8436km」なんてでるけど、5秒ほどたつと「8434km」と、
確実に減っていく。(あたりまえか)
機外カメラも切り替えられて、シベリア上空にさしかかったとき
「シベリアの大地はどんな具合やろう」とか地面を眺めていた。
このリモコンはテレビだけでなくゲームのコントローラーにもなる。
ゲームを選ぶと簡単なゲームが5〜6種類できる。
そしてこのリモコンのすごいところは、電話もできる!
テレビやゲームの操作面の裏側が電話の受話器面になっていて、
数字の並んだボタンや液晶画面が並び、横にスリットがある。
このスリットにクレジットカードを入れてスライドすれば情報を読みとって電話がかけられる。
飛行機の上から。
12時間あまり退屈しなかった。
本(「ハンニバル」羊たちの沈黙の続編ね)も少し読んだ。
ヒースローに着いたはいいけど、迎えにくるはずのプロデューサー、マイケルが来てなくて少し待った。
なぜかというと我々(スタッフの遠藤君と僕)が早く出てきたのだと思う。
何せ入国審査だけで税関素通り。
ヒースロー空港で意外なもの発見。
イギリスの雑誌の表紙に米朝師匠が!?
詳しくは「落語界スクープ画像」を見てね。
ロンドンは暑かった。
この2〜3日で気温が上がり、日中最高28度ぐらいまで上がるそうな。
夜は上着がいるほど涼しい。
夜はロンドンで働いているいとこの聡君にポルトガル料理屋さんに連れて行ってもらった。
魚介類が多くて、とても日本人の口に合う料理。
キッコーマンのしょう油も出てくる。
マイケルに聞くとロンドンでもポルトガル料理は珍しいそうな。
おいしゅうございました。
それから飲みに行こうと思ったけど、飲み屋はみんな11:00閉店でアウト。
仕方がないので解散し、12:00頃部屋に帰った。



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