2日目
2002/3/21
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北米大陸最北端の街バロー
 

    
ちょっとバローの紹介を…。バローはタイトルのとおり北米大陸で一番北にある北極海に面した街で人口は約5,000人。草木も生えない永久凍土のツンドラ気候の地。他の街からバローに通じている道はないから飛行機で行くしかない。天候が悪ければ行かれないし、帰れない。そんな究極な街なのだ。
 
市内観光はまずは北極海を眺めに。海って言われないとわからないけど、凍った様子から地面ではないことはわかると思う。ガイドさんが遠くの方にアザラシを発見。みんなで双眼鏡をまわして見た。肉眼ではとてもじゃないけど見えないくらいとーーーーーーーくに1匹いた。双眼鏡で見ても黒い点で「アザラシといわれましても・・」といった感じ。双眼鏡で見えたものではゴマ粒アザラシよりも、氷がぶつかり合って瓦を山積みにしたように盛り上がっている様子の方が感動的だった。
 

 

 

 
次に向う途中で凍った海の上に船を置いて佇んでいるひとがいた。ガイドさん曰く、そのひとはアザラシハンターで、アザラシを発見してもすぐに追いかけたりはせずに、アザラシがこちらにやってくるのを待って、近づいたら殺すんだそう。確かに夢中で追いかけてるうちに海に落っこちちゃったりしたら大変だもんねー。(そんな理由なのか?!)
 

次の目的地に行く途中、アザラシを探すガイドさん
 
日本人とエスキモーは祖先が一緒だからよく似た顔立ちだ。アラスカのエスキモーの祖先は遥か遠い昔、モンゴリアンが北上してシベリアからアラスカへ渡ったんだそう。そして逆に南下したモンゴリアンは中国や日本などに辿り着いた。それらの人種に共通しているのが蒙古斑。みな生まれたときはお尻の一部が青いのねー。
 
 
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