戯れ言
虫の音とためいきの季節
残暑が厳しいざん…

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。


9月29日
 嘘ってのは魅力的なんだよな。

 と、なんとなく悟った風な事を考えた。


 最近すっかり「終末〜」づいてる俺。今日も今日とてサウンドモードで曲を聴きまくっていたが、どうにも懐かしいメロディーがある。何だったかと考え、やっと思い出した。昔PC98でやった「クリスタルチェイサー」のエンディング曲に似ていたのだ。と云っても誰も知らないだろうな。「いざ行かん! 正義の赴くままに!」と云うキャッチコピーが「いざかん! 正義の赴くままに!」と誤植されていたのが印象深いゲームだ。ゲーム自体は隠れた名作と云うに相応しい内容だった。


9月27日

kuroneko.jpg
カッコいい黒猫

 こんな黒猫を見た。なんとか仮面みたいで格好良い。




9月26日
  JAROの収入源ってMMRと同じくらい謎。


9月25日(満月)
 仕事がいつもより早く終わったけど、これと云ってやる事が無かったので美術館に行く事に。「ルーベンスとヨーロッパ絵画のなんとか」とか云う催しがあっていて、「バロック・ロココのなんたら」って書いてあったからサターンにバロック好きの俺としては見ておくべきでしょー、とまぁそんな安直な動機だ。
 美術館のある熊本城敷地内の公園に行ってみると、台風により折れた木々の多い事。かなり大きな木も折れていて凄まじい。美術館が休みになってないか不安になったが、ちゃんと営業していて一安心。
 んで、入ってみると、+60円で常設展示とセットに出来るのでセットでチケット購入。しまった、時間が足りねぇ。ちょっと急いで1時間半くらいでなんとか回った訳だが、バロックって思ったよりごちゃごちゃしてないのね。それと後光を差す技法って西洋でもやってんだ。あと、ヴィーナス外反母趾(他に見るトコ無いのか)。まぁ、別に絵画に精通してる訳でも無い一般庶民の感想なんてこんなもん。けど、たまにこういう物を見に行くのも悪くない。

 その後適当にぶらついていたら、未だに停電が復旧してない区域があったり、柳ですら折れていたりと台風の爪痕があちこちと。良くウチは無事だったもんだ。


9月24日
 台風18号。夕べの朝方4時半あたりから急に風が強くなってきた。ちょっと外を見ると、ビニール袋らしき物が凄い高さで舞っている。外に出るのが怖いと思う程でかい台風は久しぶりだ。建物自体が揺れている。風圧で窓ガラスが割れそうな勢いだ。と思いながら布団に入っていると、停電。暫くして復旧。テレビの目覚まし予約を使っているので、面倒だがテレビの時間合わせ。また停電。うきぃ! と思いつつ時間合わせをやってるとまた停電…。そんな事を何度か繰り返して、もう時間合わせは諦めたのだが、次に困るのが扇風機が止まる事。当然窓も締め切っているので暑い…。
 朝起きて外に出るとなかなか凄惨な風景。空き缶入れはどっかに飛んで空き缶が散乱するわ、道路の端に割れた瓦が並んでいるわ。おーおー凄ぇ惨状だねぇ、と不謹慎に思いながら職場に着いた俺を待っていたのは、職場の周りに散乱している木の葉の清掃。ぎゃふん。


9月23日
 たれぱんだの栄養ドリンクが発売だそうだ(28日にローソンで先行発売)。その資料を見ると…むむ、たれぱんだって“癒し”のキャラクターだったのか。分裂する癖に(あまり関係ない)。それはそうと、この栄養ドリンクは結構売れそうだな。栄養ドリンクの癖に「味はすっきり飲みやすいアップル風味」と云うのに惹かれる。
 この手のキャラクターは割と斜に構えて見る傾向があるのだが、ふと見た

「たれぱんだVSメカたれぱんだ
                    でも特に戦わない」

は確かに面白かった。

 なんで急にたれぱんだ等と云いだしたかと云うと、次のネタだから(何の?)


9月22日
 風邪ー風邪ー風邪ですよー。いやー、昨日はたまたま仕事が少なかったので奇跡的に早退出来たんだけど、家で何やろっかなー、と思ってたら、寝る、寝る、ひたすら寝る。よくもこんなに寝れるもんだと思うくらい昼から朝まで寝る。病院で貰った薬に睡眠剤でも入ってたんか?(だとしたら効き過ぎ) 
 その割に風邪は治ってなく、今日は頭痛ー頭痛ー頭痛ですよー。頭痛が痛てー(ハイここで突っ込み)。


9月20日
 どうやら風邪をひいてしまったらしい。頭がだるいし鼻水は出るし、おなかの調子も悪い。医者に行って「はい、僕の下腹部に注目ー。びっくりする事が起きてるよ」と云ってやりたい気分。「暑さ寒さも彼岸までー」と云う癖にやたら暑くてべたべた汗かくし。関係ないけど彼岸花って有毒植物なんだってさ。その癖鱗茎は使い方次第で薬用に。毒にも薬にもなるいかす花さ。


9月19日
 「終末の過ごし方」を買う。
 少しやってみる。
 終わる。
 終末まで僅か一週間。しかし、その一週間が濃密に描写される事もなく、そして、終末すら描写される事もなく物語は終わる。
 淡々とした、アンニュイな、素っ気ない物語。
 ハッピーエンドではなく、バッドエンドでもなく。
 説明不足で、無愛想で、無責任な物語。

 物語を終えて外に出ると、不思議な色をした半月が目の高さに浮かんでいた。

 そして、俺はこの物語が好きだ。



 まぁ、それはそれとして。
 本屋を何件か回ってもゲーメストが置いてない。発売日はとっくに過ぎていると云うのに。こんな中途半端な時期に合併号って事もなかろう。まさか雑誌自体落ちたとか? ゲーメストと云えば、新声社から出ている「終末」の画集もまだ一度も見たことが無い。ゲーム終わったら買おうと前から決めてたのに。
 と、何気なくアボガドパワーズ(「終末」作った会社)のホームページを見たら、
新声社
「終末の過ごし方オフィシャルアートワークス」
は、新声社倒産につき、入手困難になりそうです。
お早めにドウゾ〜

 っておい!!
 はぁ〜、どうなるんだろうか、アーケードゲーム業界…。
 どっか別の会社から復活すれば良いんだが。


9月15日
 本屋で「チョロQ79to99」と云う本を見つけ、思わず買ってしまった。チョロQも登場して20年。未だ現役。しかもスタンダードタイプは未だに350円。20年前と同じ値段で販売しております(物干し竿じゃねぇ)。
 読んでみると、懐かしい物から全然知らなかった事まで。「ゼロヨンQ太」の座談会やるくらいなら、作者を探し出して欲しかったなぁ。しかし、この8月まで新たなチョロQマンガが連載されていたとは知らなかった。コミックス化されているらしいので買ってみようかな(たぶん面白くない)。
 そう云えば、ガキの頃はプルバックゼンマイをバラしたり組み立てたりしてたなぁ。そんな事をやったからって別に速くなったりする訳でもないのに。バラしたパーツを元に組み立てられたら一人前とか勝手に思っていたり。
 あと何年チョロQはあるんだろうか? 自分の子供とチョロQで遊んでみたいなぁ、などと思ってしまうのだが、子供が出来る予定なぞ未来永劫ありそうにないので、友人の子供がも少し大きくなったら一緒にチョロQで遊ぼう。女の子だけど。
 復刻版でシティターボとワーゲンバハを出してくれないだろうか。我が青春の日々。
 と云う訳で今日のトップ絵はあんなん。


9月13日
NHKスペシャルの遺伝子関係の番組より
 デザイナー・チャイルド。遺伝子操作で産まれて来る前に遺伝子をデザインされた子供。この技術は既に実用段階に入っているらしい。これにより、重度な病気を引き起こす可能性を持つ遺伝子を修復する、そういう使い方をするのは納得がいく。親として健康な子供が産まれるのを望むのは当然だ。しかし親の意志が入り込めるのはここまでで、この技術で子供の性格や才能、容姿まで決める事は許されるべきではないと思う。倫理的云々以前に、子供からしたら堪ったもんじゃねぇ。流行の顔だからと設定したら、十数年後に同じ様な顔が大量発生する事態などぞっとしない。性格や才能を勝手に決められるのもまっぴら御免だ
 例えば、今の俺の性格等が親の意向で操作された物であるならば、それだけで生きているのが嫌になる。無論、自殺など考えない様な性格にする筈だろうが。
 でも、馬鹿な親共はそういう事まで設定したくなるんだろうなぁ。「親を大切にする子供を育てる会」なんて団体が存在するくらいだし。

 独鈷杵。ロボの「けいじく」が出ていったので、新たな相棒を。今度はウサギの「ゆふみ」 来て挨拶をした後いきなりトイレに行ったり、人が青汁くれてやったらその直後に冷蔵庫からジュース出して口直ししたりとなかなか無礼な奴である。

 さて、ゲーム好きにとって避けられない話題がプレステ2の発表。定価39800円とちょっと高い印象を受けるが、ゲーム機としては過分とも云えるスペックを見ると良く押さえた方だと思う。DVDも再生出来るしな(でもこの考え方はPCエンジンのCD−ROMが出た時もあったが、実際PCエンジンで音楽CDを聴いていた者は少ない)。DVD業界も数百万台も普及して一気に活性化するだろう(多分)。DVDプレイヤーを作っている会社からすれば堪ったもんじゃないが。
 プレステでメモリーカードと云う新しい記憶媒体を採用した事によって、新しい遊びを提示したソニー及び周辺メーカーが、USBポートやPCカードスロット等を使ってどんな事をしてくれるのか楽しみである。尤も、プレステの裏の拡張端子の様に無用の長物になる可能性も大きいけど。
 デザイン的にはあまりパッとした印象は受けなかったなぁ。可もなく不可もなく。後は多数ある端子の使い勝手次第か。


9月11日
 仕事辞めた後どうするかについて、親の所へ話し合いに行く。やはり親とは根本的な考え方が違うらしく、話がかみ合わない。そのくせ親は勝手に話を進めたがる。やっぱ親はあてにしない方が良いなぁ。

 下の女の子の頭は、実は卵の殻だったのです。嘘です。かーりめーろー。


9月10日

bosabosa.jpg
イメージ
もっとぼさぼさ

 昨日健康診断に行く途中に、髪がショートのぼさぼさした感じの、ちょっとつり目で、それが似合ってる女の子を見掛けた。こういう漫画的な可愛さの女の子って実際居るもんだなぁ、と思ったのは通り過ぎた後。も少し見とけば良かった。
 ←デッサン狂ってるとか云うなよ


9月9日
アーケードゲームの話
 わははは、ファイナルファイトリベンジですよ。ゾンビリベンジと云い、最近のリベンジはポリゴンが流行りの様で(除くブレイカーズリベンジ)。しかも今時ST-V(サターン互換)基盤ですよ。そのままサターンに移植して出してくれるんでしょうか? カプコン(日本)がスポーンをNAOMI(ムキャ互換)基盤で出して、カプコンアメリカがファイナルファイトをST-V基盤で出す。なんか変で良いぞ。

 今日は健康診断があった。心電図を計っている最中に「ここで息止めたり、必要以上に呼吸したりするとどうなるんかな?」などと考えて、結局変に意識してしまうのが困り者。レントゲン撮影で胸部レントゲン撮って撮影車から降りようとしたら呼び止められてもう一枚撮らせてくれと云われた。「肺が大きくてうまく写ってない」とかなんとか。なに? 肺が大きいって? そんなん云われたの初めてですよ? やっぱり「変な影が写ってるから確認の為にもう一回撮らせて下さい」とは云えんのかな。他、視力が落ちた。血尿が出た(毎度の事だが)。

 一ヶ月ほど前に、証明写真の機械の中に撮った写真を落としていたあの男性は今頃どうしているだろう? そんな事を考えた、なんでもない日。


9月8日
 iMacが発表されて約1年。最初はあのスケントンカラーが受け入れられなかったのだけど、最近になって漸くのデザインの秀逸さが解ってきた。外見だけでなく機能性も重視したデザインコンセプトに納得。その事が理解出来たのは、皮肉にもソーテックのe-oneが出たからなんだけど。売れてるらしいね、e-one。なんかやだなぁ。
 しかしまぁ、なんでウインドウズマシンには良いデザインの物が無いんだろうか。DOS/V機は自作したり増設したりする事が多いのに、取っ手も付いてなければカバー外しも面倒だ。マックG3のCM見てどれだけ羨ましかった事か。自作で自由にパーツを選べるからこそ個性的なケースなど欲しいものだが、あるのはマックをパクった一部分だけスケルトンにしたものばかり。外面だけ真似しないで、機能性も追求して欲しいものである。
 そう云うなら、ウインドウズマシンやめてマックでも買えば良さそうだが、やはり対応ソフト等考えるとウインドウズマシンになってしまうのだ。やはりマックは永遠の憧れか。
 ソニーのバイオノートもちょっと店で見たけど、あれも機能的なデザインで売れているのも納得。ああいうのがもっと出てくると良いなぁ。
 他に国産パソコンで好きなデザインはX68000。取っ手に感動したものである。


9月6日
 以前、音を電気信号として直接脳に伝えると云うネタを書いたが、似たような事が「人工内耳」と云って、難聴の治療に使われているそうだ。過牛に電極を入れて、聴覚神経に電気信号を送るしくみとか。ううむ、凄ぇ。

 今更俺が云う事でもないが、ドナルド・マクドナルド(マクドナルドのピエロ)って怖いよなぁ。絶対夜道で遭いたくない。
 夜道で遭いたくないと云えば、包丁と絞めた鶏持ったカーネルサンダースもなかなかシュールだと思うぞ。

 夕べ親から電話があったので、仕事辞める旨を伝えたら喜ばれてしまった。なんだかなぁ。
 んで、その後の話をしていたら「あんたは頭は良いだから欲出して勉強すればねぇ」と云われた。おいおいそりゃ親バカってもんだ。昔っから成績は地を這っていたじゃねーか。「小学校に入った頃は頭が良いって先生驚いてたんだから」…親バカの真骨頂である。話を総合すると、ガキの頃の俺は「聡明で生意気」と評されていたそうだ。ううーむ、ガキの頃は大人しかったと云う記憶しか無いのだが…。
 これ以外でも俺は周りから過大評価されている感があり困る。卑下する訳でなく、過小評価されるくらいでちょうど良いと思うのだが。それに、見くびられている方が生きていくのに好都合なんだがなぁ。


9月5日
 先週は遊園地なぞ行ってたので、約2週間振りに街へ。買うべき本などが溜まっている筈だ。最近はコンビニにゲーメスト置いてくれなくなったし。

 まずは一軒目の本屋でゲーメストとハイパーペイント(フリーのペイントソフト、ちょっといじってみたいと思っていた)の解説書を買う。

 ゲーセンへ行き、「スト3」と、久しぶりに「エスプレイド」をプレイ。ヘボ死に…。

 適当にアクセサリの露店を覗きながら別のゲーセンへ。でかいパチンコ屋の3階にあって、新作が早い割に客が少なく、1プレイ50円と穴場の店だ。
 そこで珍しく残っている「サイキックフォース2012」を二人組の女の子がやっていた。キャラ人気が先行したゲームなので熱狂的なファンは居るが、取っつきにくいシステムのせいか、出来は良いのにあまり流行らなかったゲームだ。これをやっている女の子はホントに初心者か、べらぼうに上手いか(こてんぱんにされた経験あり)の両極端である場合が多い。俺もこのゲームは好きだったが、なかなか対戦相手が居なくて苦労したものだ。
 で、見た感じ初心者ではなさそうだったので、コマンド等あまり覚えてなかったが乱入。キャラはウォン社長(悪人)。相手は思った程強くなく、良い勝負。なんとか勝ってホッとしてたら今度は向こうから乱入。こちらの負け。
 「ストリートファイターEX2plus(長い)」をやった後、「サイキックフォース」見るとまだプレイ続行中だったので、また乱入。今度は刹那(悪人)で串刺しにしたりガデス(悪人)のシェービングウォール(相手の顔を壁に押しつけて一気にすり下ろす技。美形キャラなぞ糞食らえって感じがいかす)でガリガリしたり。お互いそんなにレベルは高くなかったが、それ故に楽しい対戦が出来て満足。

 ゲーム&CDショップへ行き、「バロック」のパンフを貰う。パッと見解らない、地味〜な特殊印刷してあるのが素敵だ。しかも芸が細かい。それと、ビタミンウォーターのCM曲のCDを買う。

 また違うゲーセンに行き(またか…と云うなかれ。それぞれ目的が違うのだ。)「RCでGO!」と早撃ちガンシューティング(名前知らない)等をプレイ。ガンシューはランキング10位でまずまず。

 また別の本屋へ。メインの目的は「To Heart」の画集。他、「ぱふ」と云う雑誌に冬目景のインタビューが載っているらしいので立ち読み…しようと思ったら、カラー4ページ使って、カラ絵も少し載ってたので、それだけの為に買う事に。表紙には特集記事として「いい男がた〜くさん(はぁと)」の見出し。…冬目景が載ってなきゃ絶対買わん、こんな雑誌。
 等と物色してたら、とてとてとこちらに近寄って来る女の子が。はて? この辺に知り合いの女の子は居ない筈だが…あれ? この服は…と思う間も無く向こうから話し掛けてきた。「あの…さっきサイキックフォース対戦して下さった方です…よね?」 「ああ〜(驚きと納得)、はいはいそうだけど」 「対戦、ありがとうございました」 「あ、いやいや。こっちも久しぶりで」 「サイキッカーの方ですか?」 ??? そうか、このゲームやってる人をそう呼ぶんだ。またディープな世界だ…。「え? あ〜、いや、そんなやりこんでる訳じゃないけど…」 「また対戦して下さいね」 「ん、ああ、機会があったら」
 そして女の子は去って行った。しかしまぁ、対戦した時から結構時間も経ってるし、距離的にもそんな近くないのに良く俺だと解ったな。黒づくめはそんなに覚えやすいか? それに良く話し掛けて来たもんだ。対戦相手が居たのが余程嬉しかったのか。世の中には色んな人が居るもんである。「To Heart」の画集をまだ手に取ってなくて良かったと思った。やはりなんとなく恥ずかしいもんだし。
 こんな話をすると氷の姉御がまた何か訊いてきそうなので先に答えておく。「可もなく不可もなく」

 最近何もやるゲームがなかったので(だから頻繁にHPの更新やってた)、何か欲しかったけど金が無いので、ローソンのゲーム書き換え機でスーファミの「はじまりの森」に書き換える。スーファミと云っても、歴とした新作である。こういう、明らかに日の目を見ない様な作品でも丁寧に作ってくれるスタッフに敬意を表したい。

 やはり外に出ると色々ネタになる様な事があって面白いね。


9月3日
 NECで家庭用お手伝いロボットが開発中らしい。家族の顔を覚えたり、伝言やメールなどを伝えたり、テレビや電灯の操作をやってくれたりするそうだ。「操作でなく対話」と云うのが未来っぽい。ソニーのアイボはリアルな動きなど愛玩的魅力が強いが、こちらは役に立つ事を主眼としているようだ。お手伝いロボットとしてはまだまだ拙いとは思うが、各社メーカーには頑張って貰って将来は是非マルチみたいなロボットを作って欲しいものである。無論、初期設定は「一生懸命ドジ」
 実際、学習蓄積型のマルチ型よりも、その都度データを落とすセリオ型の方がコストは低いと思うのだが、昨今の育成ブームを見るとマルチ型の方が受けは良さそうだな。


9月1日
 今日、仕事量を増やす様に云われた。今まで外注に出していた一部を俺がやらなきゃならんらしい。これ以上俺の仕事を増やすと云うのか。上司が手すきの時は手伝いに来るとの事だが、実はこれが結構つらい。基本的に作業室は俺一人だったので気ままにやれたのだが、上司に横に居られると気が抜けないので疲れる。仕事量は1.2倍だが実質的な労力は1.5倍と云ったところか。
 本気で仕事辞める事を考えてしまった。元々、今の職種に先は無いと思っていたのでいつかは辞めるつもりでいたんだが。
 問題は辞めた後何をするかだ。今のご時世仕事先を見つけるのが大変だと云うのも大きいが、それよりも問題なのは、今の俺に出来る事もやりたい事が無いと云う事だ。今まで「人生逃げの一手」でやって来たツケが一気に回って来た感じだ。
 仕事先を見つける以外にも道はあり、実は以前からウチの親から「学校行くなら金出してやる」と云われている。今の職業を勧めた事を負い目に感じているらしい。確かに今の道に(云い方は悪いが)追いやる様にしたのは親だが、その時のちょっと鬱陶しい状況から逃げたくてこの道を選んだのは俺なんだから別に恨んでなどはいないし、それを後悔してもいない。なんせ、あの時別の道を選んでいたら、少なくとも今知り合っている連中の殆どと出会ってなかっただろうから。数年前に戻って人生やり直せるとしても、俺はこの連中と出会う為に奔走するだろう。
 話が逸れたが、これとは別口で、田舎のばーちゃんからも「お金出してあげるから学校行かんね」と云われているのだ。「大ちゃんの為に貯めたお金だから気兼ねせんで良かとよ」と。全く、なんで俺なんかの為にそんな事してくれるのか。
 ともかく、かように恵まれ過ぎた状況ではあるのだ。嫌いな親に頭下げるだけで学校に行かせて貰えるのだから。他人が聞いたら刺したくなる様な話だな。
 しかしまぁ、先にも書いた様に俺にはやりたい事が無い。親もばーちゃんも福祉関係に進んで欲しいらしいが、俺には向いてねぇしな。
 勉強したい事と云えば絵の勉強がしたいが、流石にそう云う訳にもいかんだろう。絵で喰って行くと云うなら別だが(いや、それでも駄目か)。俺が絵で喰って行きたいと云えばきっと皆笑えない笑い話だと思い、もしそれが本気だと云えば怒るであろうな。でもちょっと憧れる道ではあるな。
 しかしまぁ、何かを一から習い始めるには微妙な年齢だな。25歳と云うのは。二年学校に行ったら27歳だ。いや、28か。何かを始めるのに遅すぎると云う事は無いとは云うが。
 実際、仕事を辞めるにしてもまだ先の事だが、ちょっと真面目に考え始めんといかんなぁ。少なくとも、今の仕事から逃げる為の転職にはならない様にしないと。

 そこで皆の意見の幅広く募集。掲示板でもメールでも、番号知ってる人は電話でも。今なら俺の人生に深く干渉出来ます。
 …つーか、普通に人生相談しろよ、俺。


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