戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。


10月30日
 ゲーセンの景品ゲームで、ロッカーみたいに鍵の付いたボックスに景品が入っていて、その鍵をクレーンゲームで取る。って形式のがありまして。
 で、その景品にガンプラがあったので、まぁそう簡単には取れるもんじゃないけど、一回100円だったしやってみた。

 要らんもん取ったー。

05-10-16.jpg


 なんか変なゲルググもどきみたいなもん取れましたよ。俺ガンダムSEED全然知らんしなぁ。ハッキリ言って邪魔だ。

 で、帰りがけに寄った中古屋で 「ガンプラ定価の半額で買い取り」 なんて書いてあったので売ってきました。100円が750円になったよ。
 嗚呼、それにしても欲しかったなぁ、マスターグレードのアッガイ。


10月27日
 携帯電話の着信音を新たに作成。その名も(と云う物でも無いが)、ケータイの振動音!
 ケータイのバイブの 「ヴー、ヴー」 ってのをサンプリングして変換。鳴ったときに接している物によって音が変わるので、木の板の上に置いて録音したと云うこだわりよう(あんまし効果は無かったけど)。
 実際鳴らすと振動音が二重和音だ。

 ……まぁ、元の黒電話の音に戻したけどね。


10月17日
 今日は満月だったんで、先日石段を登ったときに上手く撮れなかったリベンジ。良く解らないままにマニュアルモードでいじって撮ってみた。


05-10-7.jpg

 手持ちのデジカメではこれが限度かな。倍率はこれ以上上げようがないが、模様が出ているだけでも良しとしよう。


10月15日
 以前、某ミクシィで八卦屋君から
「そんな頭の悪い返答する輩は 豆腐の角にヘッドバット食らわせて死に目を見たほうが良い」
 と云われたのに対し、
「頭の悪い返答した輩には、豆腐でもぶつけておきなさい。凍らせた奴」
 などとひねりのない事を返していたのだが、果たして凍らせた豆腐で人は死ねるのか?
 と云う訳でやってみた。とは云え、実際に人の頭を殴って試す訳にもいかないので、リンゴを殴ってその破壊力を測定。なんかもう、やる前から結果は見えているけど、ひょっとしたら意外な結果が出るかもわからんやん?(注:出ません)

 まずは水を切った豆腐を一晩凍らせておく。ちなみに絹ごし。


05-10-1.jpg


 ……なんかもう、豆腐と違うもんが出来てますが? 知らん人が見たら、これが豆腐だとは思うまい。


05-10-2.jpg


 これが角。こんなもんに頭をぶつけて死にたくはない。と云うか、何であれ頭にぶつけて死にたくはない。
 豆腐を右手に、リンゴを左手に持って軽くぶつけてみる。結果。

05-10-3.jpg
ぐしゃ


 予想通りぐしゃり。その後軽く5回くらいぶつけてみると


05-10-4.jpg


 御覧の結果に。軽くやってこれだから、その気になれば豆腐で十分死ねそうです。

 あと、ついでに凍らせた豆腐を解凍してみた。凍らせる前に水気は切っていたのだが、解凍すると、容器には水を切る前と同じくらい水が溜まっている。
 箸で崩すと、水分が抜けた分スカスカな状態。


05-10-6.jpg

 食べるのに少し躊躇したが、思い切って食べてみると、豆腐とは違う大豆加工品の味。油揚げとかそんなんに近い。ちゃんと味付けすればそれになりに喰えそう。
 と云うか、これは正に高野豆腐(凍り豆腐)そのものやん。

 ところで、ちゃんと乾燥させた高野豆腐は硬いそうだが、それよりももっと硬い六浄豆腐と云う豆腐があるそうだ。あまりに硬くてそのままでは喰えないので、鰹節のように削って食べるとか。これならわざわざ凍らせなくても角に頭をぶつけて死ねそうです。


 リンゴが余ったので余談。女性程度の握力しか無くても、素手でリンゴは割れます。


05-10-5.jpg



 プロレスラーのパフォーマンスみたいに、グシャっと握りつぶすにはそれなりに握力が要るけどね。このリンゴは小玉なんでそんなに力入れなくても半分潰れたけど、大きいリンゴなら割るのが精一杯。


10月15日
 ビデオデッキが壊れました。テープが巻き込んで出てきません。デッキをバラせば取り出せるんだろうけど、以前からギーギー変な音がしていたんで、またすぐ巻き込みそう。
 HDD+DVD+VHSのレコーダーが5万切っているので、そろそろ買い換え時かも知れんなぁ。
 まぁ、その5万が出せないのだけど。

 幸い、この前パソ用のTVチューナー買っていたので、パソに録画するか。なぜかこのチューナー、フジテレビ系を受信してくれないんだけど……。


10月13日
 風呂上がりで暑かったんで、パンツ一丁でクーラー入れていたら、そのまま寝てしまい朝から寒くて目を覚ます。
 それで朝から調子が悪く、このまま風邪をひきそうだと思っていたが、昼にはすっかり良くなっていた。馬鹿で良かった。


10月2日
 誤算だらけの休日

 えらく間が開いてしまったけど、9月18日に日本一の石段に登ってきた。その時の事。

 先週福岡に行ったりして金を使ってしまったので、この連休は金を使わずに楽しもう。と云う趣旨の元、車にチャリを積んで軽く遠出。目的地は日本一の石段(3333段)がある御坂遊歩道と云う所。
 現地に車を止めて、チャリで辺りをふらふらし、石段にも登る。一度にドライブとサイクリングとウォーキングの三つを楽しもうと云う算段だ。ちなみにこの算段に体力の限界値は考慮されていない。

 最初の誤算。起きたら昼。
 まぁ、ありがちな事だ。だらだらと準備をし、出発したのが午後3時。普通、行楽地に出掛ける時間帯ではない。そろそろ帰ろうかと云う時間だ。
 国道3号線を下って途中で県道218号線に入ると、その内案内板があるはず。と云うアバウトなドライブプラン。
 県道218号線に入り、暫く行くと確かに案内板があったが、石段まで 「あと14Km」 なのか 「1.4Km」 なのか判別出来ず。その内また案内があるやろうとそのまま真っ直ぐ。
 暫く行くと、なかなか立派な石橋がある。駐車場もあったので、そこに車を停めてちょっと休憩。見ると、霊台橋(れいたいきょう)と云って、高さ16.4メートル。単一アーチの石橋としては日本で最大級の物らしい。


05-09-1.jpg05-09-2.jpg

 橋の真ん中から下をのぞき込むと、欄干が低いので結構怖い。隣に併走する鉄橋が出来る昭和41年頃までは、この上をバスやトラックが通っていたと云うから驚きである。


05-09-3.jpg
橋の真ん中から売店に向かって
霊台橋と云うだけあって、右端に変な物も


 さて、ここで携帯のナビで道を確認してみると……とっくに行き過ぎていた。10Kmくらい。これもまた誤算であったが、良い物が見られたので良しとしよう。

 来た道を戻り、今度は間違えずに到着。駐車場の看板を見ると8時間300円。しかし、時間は既に夕方。今から8時間でも良いのだろうか? と思って、車を降りて料金所(と云うか家?)に行くと、貯金箱みたいな缶の容器にお金を入れる無人システム。なんつーか、のんびりしてるなぁ。
 先払いか後払いかは解らんが、取りあえず先にお金を入れて駐車場を出る。石段の麓には二件ほどお土産屋があり、食事も摂れる。しかしうどん程度のもので、土地の旨いもんが喰いたいと思っていた俺の期待には添わず。自販機でお茶だけ買って行く。

 夕方5時過ぎ。いよいよ登り始める。さすがに、こんな時間から登り始める人は殆ど居らず。以前登った事のある友人から 「そんなに大した事なかった」 と聞いていた事もあってか、全く気楽なものである。タンタンタンと、二段とばしで軽快に。
 200段目……あかん、駄目かも……。
 そこら辺で思い出さされた。俺、人様よりパラメータ低かってん。持久力無かってん。
 しかも、体力無いくせに格好はいつもの格好(Tシャツ、長袖シャツ、ベスト、あと怪しげ帽子)で、ご丁寧にバッグ(3Kgほど)も標準装備。相変わらず舐めくさってます。
 そのくせ、肝心のタオルは忘れていたり。バッグの中に入っていた小さなハンドタオルだけが頼りだ。幸い、顔にはあまり汗をかかないので、首周りだけぬぐえれば良かったので、このハンドタオルだけでも何とか事足りた。
 他に登る人は居なくても、折り返して下ってくる人達とは良くすれ違う。その度に 「こんにちは」 と挨拶を交わすのだが、その一言だけでも気持ちが良い。特に、幼い兄妹から云われた時などは、流石の俺も微笑ましく思うと云うもの。ちなみに、その兄妹の両親は、随分遅れた所から 「ちょっと待っとけー」 と叫んでいた。ガキは元気だ。
 さて、舐めくさった格好をしている以上、みっともない姿は見せられないので、降りてくる人が視界に入ったらヘバって休む訳にはいかず。すれ違う時には二段飛ばしだ。虚勢を張って、挨拶も足取りも軽やかに。で、すれ違った後は次にあるベンチにへたりこむ。
 半分近い1600段を越えた辺りで疲れはピークに。とうとうベンチに横になってヘバる。心臓と一緒に帽子で圧迫された頭の血管まで動悸がしているようなので、帽子は退場。
 半分を超えた1700段辺りで、エネルギー補給にウィダーを飲む。考えてみれば、朝からパン一個しか喰ってなかったわ。
 500mlペットボトルのお茶は、もう残り少なくなって来た。こんな事なら、重いのを承知で1L持ってくるべきだった。頂上に着いた時の為にお茶は取っておかなければならないので、ウィダーの空き容器に水道の水を入れる。
 横になって休んだのが効いたのか、ウィダー飲んだのが効いたのか、後半は意外なほど辛く無く。「あれ? もう2500?」 「え? もう3000?」 と云う感じで、いつの間にかそこまで来た感じ。そろそろ頂上だ。

 ここの頂上には、なんとか院と云う、寺の様な物があるらしい。予想では、石段を登り切った所にはその本堂の他に、茶屋的な物……までは贅沢としても、せめて自販機くらいはあるだろう。そう思いながら石段を登り切った先にあったものは……
 ……何も無ぇ。自販機どころか、本堂すらねぇよ。あるのは木で組んである展望台と、ベンチが数脚。3333段登らせた後に、また展望台に登れと? まぁ、登ったけどさ。そしてその展望台から望む景色は……。
 ……何も見えやしねぇ。一面に濃い霧が立ちこめ、眼下の木以外は真っ白である。
 本堂は、ここから更に1キロほど歩いた所にあるらしい。もうそんな所まで歩く気力は無いよ。薄暗くなって足下もおぼつかないし。

 普通ならここで少し休憩したらまた石段を下るのであろうが、今回はそうは行かず。今日はもう一つ目的があるのだ。奇しくも今日は十五夜。中秋の名月である。せっかくだから、ここで月見もしてしまおうと云う魂胆である。このためにわざわざ重いバッグを担ぎ、お茶も飲み干してしまわずに取っておいたのだ。
 月見と云えば団子とススキ。月見団子は来る前に和菓子屋で購入済み。そしてススキは……まるであつらえたように斜面に生えている。これ幸いと引っこ抜こうとするが、結構硬くてなかなか抜けない。無理にやろうとすると葉っぱまで絞りとってしまいそうだ。結局手持ちのナイフで切断。


05-09-4.jpg
お月見セット


 とは云え、まだまだ薄暗い程度なので暫く時間を潰さねばならぬ。まずは汗でぐっしょりになった服を脱ぎ、上半身裸でベンチで休憩。しかし、流石に肌寒い。替えのTシャツを持ってくるべきだった。
 暫く休んでいると、今登ってきたらしいあんちゃんが。どうやら俺の後にも登る人が居たようだ。
「夕日は見えましたか?」
「いや〜、なんも見えないですねぇ」
 どうやら天気さえ良ければ、結構な夕日が見られるらしい。改めてこの天気が恨めしい。
 あんちゃんも去って再び一人。もう随分暗くなってきたし、流石に来る人も居ないようだ。気温も下がってきて、服は一向に乾く気配を見せず。と云うかこの調子では一晩おいといても無理そうだ。着てから体温で乾かした方が早そうだが、それだと寒すぎて風邪を引いてしまわないか?
 葛藤の末、Tシャツだけぺったりと着て、後は汗をかかない程度に体を動かす。うろうろと無為に歩いたり、正拳突きやったり。
 しかし、月が昇るまではまだ掛かりそうだし、それ以前に曇っていて月が昇っても拝めるか不明だし、霧は自分が居る所まで立ちこめてきているし、ちょっとくじけそうになる。しかも、周りには人工の光が一切無い。
 とりあえず暇を潰そうと、バッグからニンテンドーDSを取り出す。『逆転裁判』 がまだ途中なので、これで随分潰せる筈だ。
 と、電源を入れて絶句。DSに刺さっていたのは 『逆転裁判』 では無く 『DS楽引き辞典』 、つまり電子辞書であった。……暇、潰せねぇ……。

 真っ暗な中うろうろしていると、斜面に何か光る物が。なんかの光が反射したかな、とも思ったが、その時は別にライトなど光る物は付けておらず、反射のしようもない。良く見ると、また微かに光っている。蛍の光に近い。しかし、流石にこの季節に蛍は居るはずも無く。
 近寄って光の元を探してみると、何かの幼虫であった。幼虫のお尻の辺りが光っていたのだ。うわー、こんなん初めて見た。後になって調べてみたら、クロマドボタルと云う陸生の蛍の幼虫で、この種は幼虫の間しか光らないらしい。

 そんなこんなやっていると、少し雲が切れて月が顔を見せる。うわ、満月ってこんなに明るかったのか。麓の明かりも霧で遮られている今、月明かりのみがこの場を支配している。


05-09-6.jpg


05-09-5.jpg


 月を見ながら団子を喰う。うん、旨い。このためにお茶を取っておいて良かった。

 さて、目的も済んだし山を下りる事にする。月明かりは出てきたが、石段の周りは木で囲まれているので暗い。普段使っているLEDライトは車に忘れてきたので、バッグに付けている小型のマグライトか携帯電話のLEDライトしかない。
 ここで意外にも、マグライトよりも携帯のライトの方が役に立つ。スポットの明るさはマグライトの方が明るいのだが、携帯のライトの方がムラが無くて見やすいのだ。
 携帯を顔の横にかざしながら降りていく。石段とその影が織りなす直線のコントラスト、そしてずっと同じように流れる手すりの影が延々と続き、気を抜くと吸い込まれそうになる。
 登りもきついが降りもきついと良く聞くし、実際登りの時にすれ違った降りの人も、後ろ向きに下ってみたりと、少しでも楽なように試行錯誤していたようであった。
 しかし、十分過ぎる程休憩を取ったせいもあるのか、思ったほどはきつくない。登りが体力を使うのに対し、降りは筋力を使う感じ。途中、月を見るために少し休憩したくらいで、あとは一気に降りていく。

 登り口付近に置いてある記帳用のノートを見る。何段昇ったのか? などを書く欄がある。殆どの人は3333段なのだが、中には1000段で諦めて 「二度とやらない」 と書いていた根性無し(実際、年配の方でもガキでも全段登っているのだから、その気になれば大抵の人は登れる筈である)の二人組や、そうかと思うと 「5往復達成しました」 と云う猛者まで。
 普通の人が頑張って登りが約一時間、慣れた人なら40分ほど掛かると云う。降りも入れると往復1時間以上は掛かる訳で、5往復となれば5時間以上も石段を上り下りしている事になる。もう、猛者を通り越して石段馬鹿と云わざるを得ない。

 結局、麓に降りた時間は10時過ぎ。当然ながら駐車場には俺の車だけポツンと。駐車場が閉鎖されていなくて良かった。
 麓の神社でおみくじを引いてみる。結果は大吉。

 色々計算違いな事もあったが、それも含めてなかなか楽しかった。気が向いたらそのうちまた登りに行っても良いかも知れない。


 後日、ポケットに入れっぱなしだったおみくじを何気なく見てみる。普段は気にもしない、上に書いてある詩を詠む。


05-09-7.jpg


 十五夜の夜に引いたおみくじがこれなんて、ちょっと出来すぎてやしないかい?



トップへ
05年11月の戯れ言へ
05年9月の戯れ言へ
その他の戯れ言へ