戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。



10月31日
 どうも最近年のせいか環境のせいか(後者だと思いたい)、鼻毛が濃くなったと云うか、太くなった気がする。
 職場で、ふと鏡を見ると鼻毛が出ていた。なんとベタな。よもやこの様な事態が我が身に起ころうとは。
 ちょっと擦ってみたが、どうやら抜けた毛が引っ掛かっている訳ではなさそうだ。指で抜こうとするが、痛いばかりで全然抜けてくれない。
 少し気を落ち着けて、毛の長さや角度を推測。さっきとは反対の角度に引っ張る。む、抜けた! つーか長ぇ!
 長さを測ってみると(測るなよ)、18ミリ。そりゃあ鼻ん中には収まりきれんよなぁ。外の世界にも飛び出したくなるってもんだ。

今日の格言
 出る鼻毛は抜かれる(イマイチ)。


10月30日
 昼休み、いつもの様に昼飯を喰らう為にアパートへ帰る。ふとアパート前に設置してあるダイドーの自販機を見ると、自販機に鍵が刺さっている。
 はて? 周囲にダイドーの車は見あたらないが、これは一体如何なる状況か。
 恐らくは忘れて行ったのだろうが、これをどうした物か。まぁどうせ、すぐ気づいて取りにくるだろうから放っておいても良いのだが、それまでに他の者に見られると荒らされる可能性が無いでもない(もう既に荒らされた後かも知れんが)。
 暫く逡巡した後、自販機の連絡先をメモ、次いで鍵を引き抜く。思いの外短く、いかにも複製困難そうなそれを自販機の下に放り込み、後は連絡先に電話するだけである。
 部屋に戻り電話を入れると、折り返し担当者に連絡させるから連絡先を教えてくれとの事。
 いや、そんな事どうでも良いから勝手に持って行ってくれよと思うのだが、そう云う訳にもいかない様で。
 程なくして担当者より電話。偉く感謝されて、こっちが恐縮してしまう。どうやらこっちが考えている以上に重大な事だったらしい。ま、向こうの立場からしたらそうだよな。
 で、お礼に景品(新製品の飲み物)を送りたいと云うので、部屋番号を教えるが、3時前にはまた職場に行くので不在になる旨を伝えると、ポストに入れておくとの事。
 3時前、職場に行く前に一応ポストを見るが、まだ何も入っておらず。次に自販機の下を見ると、しかし鍵は無くなっている。
 むぅ、これはどういう事か。ちゃんと担当者が回収したのなら良いが、誰か別の者が持ち去ったならば、俺の立場が無いではないか。取りあえず鍵だけ回収しておいて、後で景品を持ってくるつもりであれば良いのだが。
 こんな事なら鍵はこっちで預かって、職場にでも取りに来て貰うべきであったか。ちょいと適当に考えすぎていた様だ。気紛れで事を起こすとろくな事にならぬ。

 仕事が終わり、帰宅してポストを開けると、ポストの幅一杯に、ぎゅうと4本のダイドーの飲み物が入っていて笑った。鍵はちゃんと担当者が回収したらしい。
 …ポストがもっと大きかったらもう少し貰えたのか知らん。

 と云う訳で、自販機の鍵忘れを届けると景品が貰えるらしいです。尤も、そんなもん馬鹿正直に届けるよりも、その鍵で自販機開けた方が遙かに実入りが良いのだが…。


10月29日
 風邪である。熱もありそうだ。これは数カ月ぶりの体温計(水銀式)の出番。
 と云う事で体温計を探して見てみると、何故か水銀は39度強を指している。勿論以前計った時にこんな高熱を出していた覚えなど無い。と云う事は、この夏の間にこの部屋の気温が39度以上に上がったと云う事か。
 まぁ、そんな事もあるまいが。体温計には体温計の事情があるのだろう。
 ともあれ、熱を計ってみると37度6分。やや熱がある様であるので、この日は布団を重ねて早めに寝る。
 が、熱がある時は大抵そうなのだが、約2時間置きに目が覚める。しかも夢見も宜しくない。目が覚める度にトイレで小用を足した後、また水分を補給し、乱れた布団を整えて寝る。
 何度目かの目覚めの時、また体温を測ってみる事にした。体温計を脇に挟み、暗闇で薄ぼんやりと見える時計で5分を計り、横になる。
 ………気が付いたら寝ていた。ハッとして体温計を確認する。割れていたらエライ事だ。なんかもう体中にガラスが刺さってそうだし、水銀だって大変ですよ?
 朦朧とした意識でしかし焦りながら体や布団を探すと、無事シーツの上にそれを発見。ホッとする。
 しかし、脇に挟まった状態から、Tシャツとトレーナーをくぐり抜け無事で居るとは、なかなか頑丈なヤツではないか。見直したぞ、水銀野郎。

 …今度デジタル式のを買おう…。


10月14日
 体育の日である今日は、スポーツの秋らしく熊本市現代美術館で変な物鑑賞。
 現代アートとか云う代物は、作品そのものも面白いが、それを見ている人の反応もまた面白い。
 普段は目立たぬ様に隅っこでひっそりと生きている俺だが、どうもこういう場所では多少気が大きくなってしまう様で。巨大な犬の頭のオブジェが2体あり、内1体が檻の中に入っていて 「どうぞ檻の中に入って、中から外の世界をご覧下さい」 みたいな事が書いてあったのだが、皆遠巻きにして入ろうとしない。
 入っていいって云われてんだから此処は入るべきだよな、と俺が入ると、暫くして他の人たちも何人か入ってくる。そして、入った所で何かある訳でも無く 「だからどうした」 と云った感じで出て行く。その様を見るのが面白いのだ。
 他にも、映像作品が上映されている薄暗い小部屋で、観客用のソファーに座らずに、学芸員(?)が座るパイプ椅子に座ってみたり、併設されている図書館(これも何とかと云う芸術家が設計したらしい)の、本棚の間に挟まれた狭い読書スペースに登ってみたり、普段と違う視点を堪能(…端から見たら怪しい人だろうが…)。
 ふむ、熊本にもなかなか面白い施設が出来た物だ。街中でもあるし、これからもたまに遊びに行くとしよう。


10月13日
 たまにマンガなどで、「IQ200オーバーの天才児」 などと云うキャラが出てくるが、このIQ200とはどのくらい凄いのだろうか? そもそも、俺は自分のIQを知らないし、平均がどれくらいのかも知らないので、基準が解らない。
 そう云えば、小学生の時に知能テストを受けさせられた覚えはあるが、その結果を知らされた覚えは無い。あれは一体何に活用されたのだろうか? 何に活用されてもあまり気持ちの良いものでは無いが。
 と、オンラインの簡易知能テストなる物があったのでやってみた。恐らくはゲーム脳(*)に犯されているであろう俺の知能は、どうなっているのだろうか?
 その前に、この知能テストで判定された知能指数については、以下のような目安に。

120以上〜 
大変高い知能指数ということとなります。
どんな環境、事態にも的確な行動が期待されます。

100〜119
高い知能指数です。 新しい環境に適応する能力が十分あります。

80〜99
ほぼ平均的な知能指数です。よい人間関係を築き、順調にやっていけます。

〜以下略〜

 …この指針を見るに、知能指数って環境適応能力なのか?
 と云う訳で俺の結果。点数は全て100点満点中の値。
テスト1: 70点  IQ:114.15
テスト2: 92点  IQ:131.24
テスト3: 58点  IQ:115.0
テスト4: 48点  IQ:115.87
番外
小学生用: 100点  IQ:135.0

 む、意外に高いぞmy知能。と云うか、これくらいの点数は誰でも取れるんじゃないだろうか?
 ところで、この問題の中に漢字問題があったのだが、それは知能じゃなくて知識の問題ではないのだろうか? そりゃ他の問題だって四則演算くらいの知識は必要だが、やはり腑に落ちない。
 ちなみに一番難しかったテスト4で満点を取った場合でも、IQは160.98。このテストではIQ200がどのくらい凄いのかは解らない様です。


(*)ゲーム脳
 医学博士の森昭雄氏がその著書 『ゲーム脳の恐怖』 で提唱する。β波が著しく減退し、「ボーっとしている事が多く、集中力が低下」 「学業成績は普通以下の人が多い傾向」 「時間感覚が無く、学校も休みがちになる」 と云うのがゲーム脳。
 明言はしていないが、要は 「ゲームばかりやっていると馬鹿になりますよ」 と説いている本らしい。しかしちょっと考えのある人たちからは 「科学的論証ゼロで疑問が残る」 「工夫はあるが所詮は田舎研究」 などと馬鹿にされている困ったちゃん。
 しかし、この本の本当に怖い所は、NHK出版と云う、それなりに権威がある様に思わせる出版者から出版され、疑うことを知らない、あるいは悪者が欲しい大人達に受け入れられている事であろう。


10月11日
 嗚呼、熊本市もたまには変な事やってくれるんだなぁ。
 先日街中にオープンした熊本市現代美術館で、お笑いコンビ 『いつもここから』 のネタ絵が展示されるそうである。
 アートだの何だの云いながら、単にここの偉いさんがこのネタ好きなだけなんじゃねーかと思うのだが、まぁ面白ければ良いか。
 どうせだから 『たけしの誰でもピカソ』 でもアートと認められた(のか?)『鉄拳』 のネタも展示して欲しいものである。
 ……いや、絵だけ見てもしょーがねーか(『いつもここから』 も同じ)。
 11月23日には本人達が来てライブでもやるらしいのだが、仕事で行けやしねぇ…。


10月5日
 最近コンビニに出始めたタカラの 『チョコQ』  まぁ要は 『チョコエッグ』 の中身が変わっただけの物だ(面白い事に、チョコの不味さも一緒。不味さの質は違うが)。
 これで、犬井のけんたろさんも垂涎のワカケホンセイインコを引き当てたのだが、その説明文が素敵。

「インド・スリランカ原産の中型インコで、市街地を中心に帰化している。〜中略〜他の野鳥と共に庭先の餌台にもやってくるが、常にその中では最強の存在」

 最強の存在!
 しかも 「常に」 最強! まさかインコにこんな冠を被せられるとは思いもよりませんでしたよ?

 また、これでカスミサンショウウオが出てきたのだが、大きさもほぼ実物大である事と、元々毛が生えていない為、つるつるぬるぬるな質感がやたらとリアルである。
 これ、無造作に置いておいたら、本物と間違えられるんじゃないかなぁ…?
 と云う事で、やってみた(やるなよ)。
 まずはこういうのは割と平気そうな同僚A。いつも使うポットの影に置いてみた。同僚A、ポットに近づいて行き、
「ひっ! …え? …何? これ…本物? …じゃないよね」
 と、予想以上の反応。むぅ、こう云うのは平気そうな同僚Aでこれならば、次のターゲットである、こう云うのに弱そうな同僚Bにこれをやるのは酷かも知れん。俺とてそう鬼では無い。第一、大声でも出されて上司にバレでもしたら、云い訳のしようが無いではないか(本音)。人を陥れようと思うなら、リスクとリターンを見極めるが肝要。
 ちなみに、同僚Aの場合も、本気モードであればポットの中に入れている。ポットの古いお湯を入れ替えようと中身を出したら、一緒にサンショウウオが飛び出して来ると云う寸法である。
 それはともかく、取りあえずどれくらいこう云うの物が苦手か探りを入れてみるが、かなり苦手そうなので、悪戯するのはやめにする。
 で、 「実はこんなもん置いておこうと思ったんだけど」 と物を見せると 「あ〜、こういうの絶対駄目ですね。こんなの置いてあったら見た瞬間固まってしまいますよ」 と、なかなかの苦手っぷりをアピール。
 そういう会話をしたのが午前中。それから昼休みを挟んで午後になる間に、「そうか〜、固まるのか〜。…固まるって事は声も出さないやん。それにいっぺん物は見せているからショックも少ないやろうし」 と思考変化、結局悪戯決行。流し台のたらいの影にサンショウウオを設置。作業しようとたらいをどかすとコンニチワと云う仕組みだ。
 さて、そんな事とはつゆ知らずやって来た同僚B。もう少ししたら、たらいをどかすかな〜、と思っていたら、いきなり
「わひゃあっ!」
 と悲鳴。うわ! 声でかいっちゅーねん。つーか早っ。予想以上の声のでかさと反応の早さ(どうやらたらいをどかす前に、尻尾だけ見つけて驚いたらしい)にこっちが驚いたが、どうやら大成功の様である。
 その成功に気を良くして、声を殺して大笑いしていると、同僚Bは背を向けてうつむいている。やばい、本気で怒らせるか泣かせるかしたら厄介だ。果たして許して貰えるだろうか、と思っていたら(それでも笑いは止まらなかったが)、
「…くぅ〜、悔しい…」
 と呟きが。
 良い! それ最高のリアクションだよ!
 先にネタばらしをされておきながら引っ掛かってしまったので悔しさ倍増だった様である。悲鳴を上げた後、すぐにそれがさっきの作り物と気づいたので、それ以上のパニックも起こらなかったし、先にネタばらしをしておいた事が良い方向に働いた様だ。うむ、満足。

 ………
 小学生か己は。


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