戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。



7月31日
 歯の治療をやる。治療で長時間口を開けていると、開いたままで固まった様に口を閉じられなくなる感覚がある。口の閉じ方が解らなくなったと云う感じか。それでもすぐ 「カクン」 と閉じられるのだが。
 そして今回、長時間口を開けていた後、衛生助手に 「口軽く閉じてて下さい」 と云われたので閉じようとする。が、「……(あれ? えーと?)」 おかしいな、口が閉じられない。
 歯科医師の先生に 「閉じられない?」 と訊かれたので頷くと、「あー、顎が外れているね」
 何!? これが噂に名高い 「顎が外れた」 状況か!
 歯科医師の先生に口の内側から押して貰ったらあっさりと入ったのだが、こんな経験は初めてだ。
 と思っていたら、俺の顎は、口を大きく開けたら毎回外れていたらしい。それがたまたま長時間開けていたせいか自分で閉じられなくなっただけで。どうりで毎回右の顎間接だけカクンカクン云うてる訳だ。
 俺の場合はあっさり入ったのだが、中にはどうしても入らない人も居て、最悪、全身麻酔までやる人もいるそうだ。
 顎が外れると云うと、昔の ファミリードラマ(『あばれはっちゃく』だったかな)かなんかで主人公の母親が大笑いして顎を外して 「あがあが」 云っているイメージがあったので、痛いのだろうと思っていたのだが、単に口が閉じられなくなるだけなのね。
 尚、当然の事ながら顎が外れた場合、その昔のドラマの様に頭に座布団乗せてトンカチで叩いても戻らないので注意。あまり強引に戻そうとせず、素直に歯科医(多分整骨院や整形外科でも良いと思うが)に行きましょう。


7月28日
 右足の脛とふくらはぎの間と、左手の掌と云う変な所が筋肉痛。


7月27日
 先週の休みに友人の車で峠道を走っていると、今月14日に行った採石場が見えた。遠くから見ると、そのてっぺんは以前登った、仏舎利塔がある花岡山と同じくらいの高さだ。しかも地図を見ると、昔採石していた頃の物と思われる道もある。
「こりゃ登れるやん」
 と云う訳で、仕事が早く終わって暇だったので登ってみる事にした。


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解りづらいが鉄塔が建ってます


 この採石場の名は石切山。以前、霧夜の散歩で行った神社、石神八幡宮の裏に位置する。今は使われて居ないが、この神社の存在から察するに、かなり古くから採石されていたのだろう。
 今回はこの石神八幡宮の裏の方から攻めてみるつもりでいたのだが、途中で蝉の幼虫を発見してしまう。
 蝉の幼虫と云う物は、大体早朝に土より出て脱皮してしまうので、普段見るのは抜け殻ばかりである。スコップで土を掘っているとたまに出くわす事があるが、大抵スコップで真っ二つにされた後だ。
 早起きの習慣の無い者にとって、動いている蝉の幼虫の、更に脱皮の瞬間と云う物は神秘と云え様。

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貴様の命も後7日間
鳴け! 叫べ! そして死ね!


 と云う訳で、今日こそはこの神秘を開かす好機。「じー」っと観察に入る。のたのたと石垣を登っていた幼虫であるが、1.5メートルくらい登った所で足を踏み外して落ちる。
 暫く放心していた様だが(脳しんとう起こしていたのかも知れんが)、また起きあがり歩き出す。この時、何の迷いも無く石垣の方向を目指したのには驚いた。どの方向に行けば高い所に行けるのか解っているのか。
 また暫く登って行く様子を眺めていたが、石垣の上の民家の敷地まで行ってしまったので、それ以上の観察を断念。
 やはり神秘はそう簡単には開かせないようだ。ちなみにこれで40分の浪費。
 そういや、小学生の頃もトンボの脱皮の様子をずっと眺めていたなぁ。

 さて、その先の道を進み、採石場入り口にやって来るが、道の突き当たりにあるそこは、ガードレールに二重扉に有刺鉄線と、予想以上にガードが堅く、そこからの侵入を断念。結局、以前と同じ所から入る。
 プリントアウトした地図を見ながら道なりに進むと、一体何時から使われていないのか、そこは背の高さ以上に草が生い茂っていた。


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進むべき道

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目線の高さはこんな感じ


 暫くは草を掻き分け踏み倒しながら(長袖着ていて本当に良かった)進んでいたのだが、やはり何の装備も無い状況では埒が開かず。さらにこの道自体も細いので、気が付いたら後1メートル程ずれたら絶壁と云う所に来ている事もあって、あまりに危険なんで断念(ここを攻略するには鉈がいる!)。来た道を引き返す。が、これまた踏み倒した草が立ち直っているので難儀する。


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この草の向こうは奈落

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断念図


 なんとか引き返した後、断崖の下を歩いていて 「ここ少しなら登れそうだよなぁ」 と、ちょっとフリークライミングの真似事をして登ってみる。基本は三点支持(それしか知らぬ)。
 少し傾斜が緩くて、突き出た岩の多い所を選んで登り始めるが、岩に手を掛け、安全確認の為少し力を加えてみると、不安定な岩の多い事。思い切って不安定な岩を引き抜いて落とすと、他の小石を巻き込みながらガラガラと落ちていく。なんだか嫌な光景だ。
 一段階登った所で、今度は全体が岩の、もっと安定している断崖を登る。こんな所で落ちて怪我でもしたらシャレにならんなぁ。本来、フリークライミングとはルートの考慮し、安全性を確保した、勇気と無謀を履き違えた競技では無い筈だ。
 結局、10メートル程登った所で流石にやめる。ついでに云うと、登りよりも下りの方が大変。


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こんなルート
こうやって見ると凄ぇ楽勝っぽい

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そこからの俯瞰風景


 今日は池で泳いでいる人も居なかったので、ちょいと池に行ってみる。


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オタマジャクシも居るでよ


 ……ちょっと此処では泳ぎたくないなぁ……。

 と云う訳で、全然てっぺんには届かなかったのだが、いつか登ってみたい物である。今度は裏から攻めてみよう(何度も身の危険を感じている癖に懲りていない)。


7月21日
 学生共は夏休みである。夏休みと云えば宿題である。
 夏休みの宿題と云えば、「テメェなんぞ絶対友達にしたくねぇ」 と云うのに勝手に友を名乗る 『夏休みの友』 や、「何で俺の私生活を教師に垣間見られなきゃならんのだ」 と云う様な日記など、今考えると理不尽な物が多いのだが、その中でも当時から疑問に思っていたのが 『読書感想文』 である。
 果たしてこの読書感想文とは、一体誰を対象に書けば良いのだろうか? 元ネタとなった本の、既読者を対象とするのか未読者を対象とするのかで書き方が変わってくる。
 もし、自分が面白いと感じたから、是非他の人にも読んで欲しいと思った場合などは、ネタバレに関わる事は書けなくなる。そうなると益々何を書いて良いのか解らない。
 学校側はそういった事を教える事無く、当たり前の様に毎年感想文を要求してくる。しかもコンクールなどに出すに当たって、それの一次審査の審査員は国語教師でもない担任である。全く以て理不尽だ。

 と思っていたら、「読書感想文は一行読めば書ける!」 と云う素敵なサイトを発見。なるほど、こう書けば良かったのか。出来れば、小中学生の時にこれに出会いたかった(しかし、此処のダメダメな例は、ホントに耳が痛い)。
 尤も、これを実践する為にはそれなりの文章力が必要になってくるのだが。
 せめて、自分の子供……は今んトコ全然予定が無いから、友人の子供や姪っ子にはこう教え込んでやろう。
 これを実践出来る様になるのがまぁ中学生くらいからとして、後10年後か。俺が覚えていないやな。


7月19日

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電子の力で何をする?
この文字の妙なレイアウトも謎



7月18日
 先日夜に友人と飯を喰いに郊外に出るが、友人お奨めの定食屋がなかなか見つからず、見知らぬ街を車で彷徨う。
 そこで通り掛かったゲームショップ。ここにはナニかある! と友人にUターンしてもらい入店。
 別段珍しい物がある訳でもなかったが、ムキャの 『ジェットセットラジオ』 が880円! 他にもプレステの 『ストライダー飛竜1&2』 とPS2の 『Rez』 がそれぞれ1980円となかなかにお買い得だったので、思い切ってまとめ買い。
 で、この 『ジェットセットラジオ』 のグラフィティアートが、このソフトを使って描いた物意外でも、ネットから拾ってこられると云うので、あり合わせの素材を使ってそれ用の画像を作成。自分の為に此処にアップ。
 今のところこんな遊びが出来るのってムキャだけだよなぁ。X箱のネットは閉じていて普通のインターネットには繋がらないし。何気に凄いぞムキャ。



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なんかバナーみたいだな


 ちなみに定食屋は見つからず、ラーメン屋でラーメン定食を食べました。


7月16日
 随分と前に友人から 『グリーングリーン』 と云うギャルゲーを借りていたのだが、最近になって漸くプレイ。取りあえず病弱娘シナリオをクリア(何故病弱娘かと云うと、ボーカルコレクションの販促ムービーで曲が気に入っていたから)。
 以下ネタバレだが、此処見てる連中でこのゲームに興味がある奴はとっくにプレイしているだろうから文字色変えず。
 で、この病弱娘、最後ホントに死ぬんよ。ハッピーエンドでもなく、かと云ってバッドエンドでもなく、ただ、終わる。「お約束の一環で「死」を扱うシナリオは嫌い」 と云う声もあるが、安易に奇跡など起こされて安っぽいハッピーエンドを見せられるよりは余程良い。
 死ぬ前のイベントCGでは目の下に隈が出来ていたりと云った所も好感が持てる。「幾度となく手術を受けた」 と云う癖に傷痕ひとつ無い体は不満だったが。あとスケベシーンもいらん。
 他にも、野郎キャラの口パクが(アングルによっては)ちゃんと顎から動いたり、音声に合わせてタイミングを計っていたりと丁寧な作り。あと、サブキャラのキャラ立ち過ぎ。主人公のクラスメイトの煩悩炸裂馬鹿三人組が素敵。多分、各ヒロインに匹敵するくらいの文章量があるし。
 若干シナリオが弱い感じもするが、結構このゲームはお気に入りだ。ボーカルコレクションも買ったし(なんか、昔のリンドバーグとかを彷彿とさせて懐かしい感じの曲が多い)。


7月14日
 午前中知り合いが遊びに来ていたのだが、彼が昼から用事があるとの事で帰ってしまったので、中途半端に暇になる。街に行こうにも金欠気味だし、これと云って外に出る用事も無く、なんとなくダラダラとしていたのだが、3時頃にカーテンを開けると空が青い。
 出掛ける理由としてはそれで十分だった。地図を広げ、今日はこっちの方行ってみるかなと目星を付けて、街と反対方向に出発。
 いつもはあまり通らない裏道から行くか、と裏街道を少し走ると、『叢佳園』 とか云う庭園らしき物の入り口に差し掛かる。表の道からその存在は知っていたが、入り口が奥まった所にあったので別段気にもしていなかった所だ。さっき立てたばかりの予定からいきなり外れるが、ちょっと寄ってみる事にする。
 駐車場にチャリと停めると、庭園と反対側に山を登る階段がある。これを登ると何処へ行くのかと登り始めるが、いきなり順路であるらしき階段を外れ、何となく道らしき山道を登る。
 少し登るとでかい岩が並べてある。何のために並べられているかは不明。


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不安定そう


 一見不安定そうに見えるが、それなりの年月が経っているらしき所を見ると、意外に安定しているのだろう。


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と云う訳で乗ってみた
安定してました


 この写真は補正して明るくしているが、実際は木陰で薄暗く、なかなか涼しくて快適である。が、いかんせん藪蚊が多い。まるで生ゴミにたかるハエの様に無数の蚊が俺を取り囲む。テメェ等こんな所に巣くって普段は一体どいつの血を吸ってやがんだよ。と云うか良い加減虫除けスプレーを買いましょう俺。
 更に道らしき道を少し登ると、どうやら上は開けた場所になっているらしい。


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ちなみに、道らしき道の基準
比較的マシな方かな


 この先は道路でもあんのかなと登り切ってみると、そこは予想以上に開けていて、かなり清々しい気分になる。


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青空万歳


 どうやら此処は採石場らしく、向こうにある道路に面しては、立ち入りを禁ずる様に門に柵がしてあるが、見なかった事にして草むらを掻き分け中に入る。誰も居ないし。
 奥に進み、更に一段高くなっている所に出ると、更に壮観な景観が。此処はホントに日本か? とは云い過ぎだが、住んでいるすぐ近くにこんな場所があったとは。


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実際はもっと壮観なんよ


 少し進むと腰の高さで線引きがしてあり、「危険」 や 「関係者以外立入禁止」 の札が。その先は切り立った崖の様になっており、底は湖になっている。採石で切り崩した結果出来たのだろうか。


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割と水量は多い


 湖(と云う程大きくは無いのだが気分的に湖)の脇の岩に人影が見える。近くのガキ共が入り込んで遊んでいるのだろうかと思ったら、


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大の大人が泳いでました


 おっさんと女性が泳いでました。ひょっとして此処は水浴びの穴場なのか? それともこの現場の関係者がオフで遊びに来ているのだろうか? 非常に不思議な光景である。
 立入禁止の枠を越えてぐるりと回ると湖の畔まで行けるのだが、先客が居るのでは断念せざるを得ない。もし此処の関係者だったとしたら怒られるだろうし。
 その枠と違う方向で奥に進んでみたが、行き止まりであったので引き返す。先程の湖が見える辺りで、草むらの中にある巨石の上に立って暫く雰囲気に浸る。
 空は果てしなく青く、鳥は何処までも飛んで行き、緩やかに風が流れ、ささやかな風鈴の様に草が鳴る。
 もう少ししっかり草の音を聴こうとMDを止めると、背後に気配を感じる。振り向くと、驚くべき事におっさんが歩いている。多少離れてはいたが、気づかないとは不覚。さてそのおっさん、別に俺を見咎める訳でも無く(確実に不審には思っただろうが。)通り過ぎて行き、立入禁止の枠はあっさり越えて湖の畔へ歩いて行く。どうやら先客とは顔見知りらしく、そのまま水浴びに。ホントに此処はどういう場所なんだ?

 その後、また違うルートを通り、全然関係無い公園などに寄り道しながら帰路に着く。しかしまぁ、近所と云っても侮れないものだなぁ。


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関係無いが公園脇のゲートボール場で
一人社交ダンスの練習をするおっさん



7月7日


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ヤマピカリャー


 と云う訳で買ってしまいました。小学館のフィギュア付き雑誌。
 最近どうも付録主体のビッグワンガムみたいな雑誌が増えてきたなと思っていたら、何か規制が緩くなったからだそうで。
 学研の科学雑誌が書店に置かれる様になったのもその為なのだろうな。


7月6日
 先日立てた七夕の飾り。この時期は梅雨(今年は空梅雨だが)と云う事もあって、七夕までに短冊や飾りなどが落ちたりするものだ。
 それで、七夕を明日に控えた今日、一体どれだけ落ちたのかなと職場に行ってみると。

 竹ごと倒れてました。

 俺が出勤した時にはもう駐車場に引っ込めてあったのだが、話に寄るとそう云う事らしい。
 確かに、ウチ等に割り当てられた竹は、他に比べてでかくて捻れていたから支柱(街灯)に固定し辛かったのだが。
 しかし後一日持ってくれれば良かったものを。お陰で残業が終わってから一人で立て直す羽目になってしまったではないか(いや、別にやんなくても良かったのだが)。


7月3日
 今年もやって来ました七夕の飾り付け。毎度ながら願い事なぞ無いのに短冊を渡され、悩んだ末に書いた言葉が、

神仏を尊ばず 故に 頼まず

 無論、吉川英治の宮本武蔵のパクリである。原文(神仏を尊び、されど頼まず)は結構好きな言葉だし。
 しかし相変わらず七夕には合ってねぇ。


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