戯れ言

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。



6月30日
 パソコンでDVD等の動画を再生すると、やけに画面が暗いなと思っていたのだが、どうやらそれは単にディスプレイの寿命であったらしく、ここ一月くらいで急に症状は悪化し、通常の画面も暗くて見づらくなってきた。ソフト側の設定でなんとか見える様にはしていた(と云っても全体的に白くなるだけだが)が、いい加減限界でもあるし、仮にもHPで絵を展示している者が正しい色で見ていないと云うのも問題なので、ディスプレイを新調。
 現在使っている解像度(1024×768)では文字が小さいし、かと云って解像度を下げると絵が描き辛くなるので、思い切って19インチを購入。
 繋げてみて最初の印象は 「うわっ! 明るっ!」  と云うか、今までの環境がよっぽど悪かったと云う事だろう。しかしここまで劇的に変わるとは思わなかった。画面が変わっただけで、パソ全体がパワーアップした様に錯覚してしまうから不思議である。
 テレビよりも明るいので(このテレビ自体も随分古いのであるが)、ゲーム機などもこのディスプレイに繋ぎたい気分。面倒だからやらないけど。
 明るくなり、クッキリハッキリ大きく写る画面に感動して蒐集した絵などを見ていたのだが、自分のHPの絵を見てガックリ。クッキリハッキリ大きく写ると云う事は、それだけ粗も目立つと云う事なのだ。とほー。
 自分の絵の粗もそうだが、JPEG圧縮の際のノイズも目立つ様になったので、これからのトップ絵はもう少し圧縮率が下がって重くなるかも知れんのでご了承の程を。


6月29日
 夜、ベランダに出ると、鳩避けネットの内側に蝶が止まっていた。名は知らぬが、モンシロよりは大きくアゲハよりは小さい奴だ。そいつを捕まえて網の外に出そうとしたが失敗。迂闊な事に窓を開けっ放しだった為、蝶を部屋に招き入れてしまった。
 部屋に入られてしまうと、天井付近を飛び回る蝶を素手で捕まえるのは困難で、数度試みただけで諦める。
 とは云え、部屋の中で死なれて、その死体が見つからない(乱雑な俺の部屋ではその可能性が高い)のも嫌なので、その後も手の届きそうな所に止まっている時を狙ったりもしたが、人影が動いただけで飛び回るので無理であった。
 そして翌日。昼休みに一時帰宅して、また出勤しようとした時。部屋の電器を消し、カーテンも閉めてあるので薄暗くなったら、壁に止まっていた蝶の動きが鈍った。
 何気なく近づくが反応無し。そのままゆっくりを手を伸ばすとあっさりと捕まえる事が出来た。
 つまり、蝶は外部からの情報を殆ど視力に頼っていた訳だ。まぁ考えてみれば当たり前の事なんだが、ゴキブリなどがケツの方にある気管で空気の流れを感じ、危機を察知したりするので、他の虫にも似たような機能を持っているのだと思っていた。
 皆も、部屋に蝶が入って来たら、部屋を薄暗くすると簡単に捕まえる事が出来るだろう。


 職場の机で作業をしていると、左手の親指に蚊が止まった。それが血を吸う奴だと認識するが早いか、右手ではたいて落とす。
 作業時の屑入れになっている引き出しに落ちた蚊は、暫くゆっくりと動いていたが、やがてその動きを止める。
 それから2時間程経ち、引き出しの中でピョコンと蜘蛛の様にを動いている物を発見。良く見ると、それは先程はたき落とした蚊であった。どうやらさっきのはただ気絶していただけらしい。
 とは云え、流石に羽は痛めて飛べないらしく、歩き回ってばかりいる。蚊が歩いているのを見るのは非常に珍しい。
 更に、指を近づけると家蜘蛛の様に跳ねる。蚊の足など停まる時くらいにしか役に立たないだろうと思っていたが、予想に反して強靱である。危険を察知した時には、まずこの足で跳ねてから、羽を使って飛ぶのであろう。蚊の高速離脱の秘密はここにあったのだ。恐らくは、ハエなどの足も同じように発達しているのであろうな。
 取りあえず、素手で蚊を気絶させた男として歴史に名を残したい気分。


6月23日
 GWに帰省した際に、友人トコの子供に絵本を読んでやる羽目になった。よもやこの俺がガキに絵本を読み聞かせねばならぬ刻が来ようとは。どうも四歳程度のガキは、世の中が自分の思い通りにならなくては気が済まない様で。
 「しかし、何でも自分の思い通りに行くとは思うなよ」 とばかりに奥付から読み始め、
「そこじゃなくてこっちから!」
 と絵本を引ったくられ、四歳児に突っ込みを入れられ 「…むう」 と唸る俺。

 そんな小ボケを入れつつも読んだ絵本のタイトルは 『パン』
 ページを捲ると、右ページには焼き色で太陽の絵が描かれている食パンの写真(後のページで、トースターで焼く際にアルミホイルで模様を付けてと云う作り方が書いてある)、左ページには 「さわやかなあさ」 なとと云う文字。どうやらこの絵本は全編このスタンスらしい。
 ページを捲って行くと 「ことりさんおはよう」 と小鳥のパンの絵。「おとうさんおはよう」 「おかあさんおはよう」 「おじいちゃんおはよう」 と、それぞれのパンの絵(どうやらこの家にはお婆ちゃんは居ないか、もしくは無視されているらしい)。内容などあって無きが如し。
 こんな内容じゃ読んでいる側もつまんないぞと思っていたのだが、 「みんなにあいさつできました(と子供の絵)」 と云うページの次を捲った時に衝撃が走った。
 そこには 「それではいただきま〜す」 と云う言葉と共に、食べかけのパンの写真が。うわあ! おじいちゃん達食べられちゃったよ!
 そして最後のページには 「あ〜おいしかった」 と食べこぼしたパンの欠片が。
 シュールだ。シュール過ぎる。そのページを見た瞬間大笑い。隣では子供が何が可笑しいのか解らないと云った顔で最後まで読む様にせがんでいたが、こっちは笑いのツボにハマって絵本を読んであげるどころでは無くなってしまった。
 奇しくも、世の中何でも自分の思い通りに行く物では無い事を実感させてしまった。

 それとは別にもう一冊、さっきのと同じ教材の本を読んだ(また奥付から読んで突っ込まれたのはお約束)。
 今度のは、擬人化された野菜達が相撲を取ると云った内容。
 横綱のだいこんまる(名前適当)に様々な野菜達が挑むも敵わず、最後にさつまいものすけ(これまた適当)が取り組み。
 しかし取り組みの最中、さつまいものすけが 「ぷう〜」 とおならをしてしまい、それにより気の抜けただいこんまるを打ち倒すと云うストーリーなのだが、問題はこの 「ぷう〜」 のページ。
 ページの下の方に小さな字で 「保護者の方たちへ」 とあり 「この 「ぷう〜」 のところは大きな声で大げさに読んであげて下さい。子供達が真似して喜びます」 と書いてある。
 それを見て友人に問う。

「なあ、この絵本は保護者に何を求めているんだ?」
「それはお前、いたいけな若奥様に 「いや〜、そんな恥ずかしい事出来ない」 と云わせたいんだろう」
「駄目じゃん」

 駄目じゃん。


6月10日
 先日6月8日に、某姉御と某旦那の結婚式の為に京都へ行きました。
 姉御が一声徴集すると、北は北海道から南は九州まで、総勢80人もの兵隊が集まるあたり、姉御の強制力人望を感じて止みませんでした。

 いや結婚式&パーティ自体は手作りで非常に良いものでしたよ。
 あらためて結婚おめでとうございます。


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