左がサターン用、右がムキャ用 ここまでバラして収穫無し
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サターン用のジョイスティックはこの上なく使いやすかったのだが、同じセガから出ているムキャ用のはいまいち使いづらい。なので、かねてより懸案だった土星棒をムキャ棒に移植する事を実行。 両方の蓋を開けてみて驚く。同じセガ製なのに中身が全然違う。肝心のスティック部も違う物を使用している為、そのまま移し替える事は無理。それならばマイクロスイッチと棒の部分だけでも使えぬかと、さらにスティック部をバラしてみると、スイッチの種類、棒の太さと長さ、棒とスイッチの接触部など全てが違っている。これなら操作感が違うのも当たり前だ。何故評判の良かったサターンの物をそのまま流用しなかったのだろうか? 棒部分は長さも太さも違うので使えず、せめてスイッチだけでもと思ったが、基盤にハンダ付けしてある足の位置すら違うのでこれまた使えず。結局、何も変えずに元に戻すハメに。 それにしても、サターン用ジョイスティックの作りのなんとスマートな事よ。ボタンの配線がプリント基板で成されているジョイスティックなど初めて見た。まさに屈指の名器と云えよう。ただ、もう一つの手段であった 「サターン用コントローラーをムキャ用に変換するケーブルを買って、もしボタン配置が対応してなかったらボタンの配線を入れ替えて無理にでも対応させよう」 と云う計画が困難になってしまったが。まぁ、まずはその変換ケーブルを入手しなければならんのだが。
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