戯れ言
春眠暁を覚えず
春眠とチュミミ〜ンって似てねぇか?

色々思った事とかを日記代わりに書いてみる。
実はここのメイン。と云うか他に更新するトコ無いし。


3月29日
 先日書き換えたスーファミのソフト『イーハトーヴォ物語』 本に書いてある紹介文から抜粋すると、
 「宮沢賢治の童話を元に作られた。理想郷「イーハトーヴォ」が舞台となり、旅をしながら賢治の「忘れた7冊の手帳」を探すというもの」
 と云う内容で、RPGの様なトップビューで話を進めていくアドベンチャーゲームだ。ちなみに俺は宮沢賢治に関しては学校で習ったくらいしか知らないので、そう思い入れがある訳ではない。
 スイッチを入れるとメーカーロゴの後に「わたしといふ現象は 仮定された有機交流電灯の ひとつの青い照明です」 で始まる詩の一節が表示されて、郷愁的な音楽と映像(スーファミの音源と画面すら今となってはノスタルジーの対象なのだが)のデモが始まり、実際のゲーム画面も雰囲気たっぷりである。
 …のだが、いざゲームを始めて町の人に話し掛けてみると、頭の弱い言葉ばかり返ってきて困る。例えば、家の中に居る女性に話し掛けると 「ああ、なんてすばらしい日なんでしょう!」 と返ってくるが、一体どういった理由で素晴らしいのか一切説明が無いのでなんだか怖い。犬と一緒に駆け回ってる子供に話し掛けると 「ぼくはみなしご。でも、げんきさ」 となにやら痛い事云ってくれるし、別の子供に話し掛けると 「いつもひとりであそんでるんだ。でも、さみしくないよ」 とこれまた痛い。
 ある村の虔十と云う少年が手帳を持っていると云うのでその村行ってみたら、最初に話し掛けた人が 「知ってるか? 虔十の頭がビョウキなのを」 またいきなりキツイのがきたなぁと思い、他の者に訊いてみると、虔十は昔は明るかったが杉の苗を盗まれてから泣いてばかりになったそうだ。「虔十はちょっとヘンなヤツなんだよ」 と云う子供まで居る。虔十本人を見つけて話し掛けてみると、裸の大将を子供にした様なグラフィックで 「…うえっ、うっ、ひぐっ、…」 ……良いのかこんなんで? 俺の知っている宮沢賢治の世界はこんなんでは無かった筈だ。
 奇ゲーの一歩手前である。多分、この台詞を考えた人は色んな精神状況だったんだろうな。雰囲気は良いんだ、いやホント。


3月27日
 先週に発売される予定だったゲーム(ムキャの『マーヴルvsカプコン2』)が発売延期になっていて、それなりに楽しみにしていたので肩すかしを喰らう。心にポッカリ隙間が開いたので、中古であった『ルーマニア#203』を買い、週末にはローソンでスーファミのソフトを書き換え、レンタルビデオの会員カードの更新に行ったついでに久しぶりに映画のビデオを借りる。5本。普段あまり映画観ない癖に土日で5本共観倒す。我ながら極端。なんつーか悶々として新しい刺激が欲しかったらしい。
 借りたビデオは、前々から人に薦められたり、その内観ようと思っていたもの。以下、一口感想。

『スターシップ・トルーパーズ』
 虫虫大行進が見たかった。虫虫大行進が凄かった。プロパガンダ放送ってステキ(斜に構えて観ると)。

『アルマゲドン』
 以前、このページで「娯楽性は高いが感動は薄っぺらい物だと云う偏見を持ってる」と書いた手前、観ない訳にはいかないだろうと今更ながら観た。大作。面白かった。けど感動はしない。

『ブレイド』
 ゲーム批評で小島氏(メタルギア作った人。映画通)や友人が面白いと云っていたし、ネタ的にも好きそうだったので借りた。血の雫がまるっきりCGくさかった(PS2のデモの如く)のと、刀の持ち方が間違っていたのが残念。とか云う細かい所は黙殺して面白かった。ああいう終わり方は好きだ。

『ブレード−刀−』
 別に『ブレイド』の洒落で借りた訳ではなく、八卦屋氏のお薦めだったので借りた。……一度にこの二本を借りたのは半分洒落だったが……。いっその事『ブレードランナー』も一緒に借りれば良かった。
 アクションシーンだけの映画だと訊いていた。アクションシーンだけの映画だった。
 PBMの『狗狼伝承』をやろうと思っている時にこういう物を観ると、獲物等の影響を受けてしまう。

『レザボア・ドッグス』
 八卦屋氏のお薦め。八卦屋氏のお薦めらしい内容だった。報われなさ最高。

 …なんつーか、血塗れ映画ばっかし…。


 『フォークソング』の画集ゲット。表紙がシンプルで買うのに恥ずかしくないぞ。作者の落描きがキャラクター性が出ていて良い感じだ。ゲームの音楽を聴きながら、そのゲームの画集を観る幸せ。
 このゲームで気に入っているキャラの特徴が「背が低い」 「ショートカット」 「ふと眉」 と三拍子揃っているのだが、俺ら(ら?)基準で見ると全然ふと眉で無いのが残念。


3月22日
 観てもいない映画の話。
 自分から映画を観に行く事は無いのだが、そんな俺がこれは観に行こうと思っていた「アイアン・ジャイアント」 もうすぐ公開だー、と楽しみにしていたら、熊本での公開は無いんでやんの。くしょう。
 他にも「遠い空の向こうに」と云う映画が凄く良いと聞いたので、八卦屋氏お薦めの「シュリ」とどっちを観ようかなぁ、と街に出たら、これも熊本での公開はやってねぇんでやんの。ついでに「シュリ」も上演時間の都合で観れずじまい…。
 「アイアン・ジャイアント」も「遠い空の向こうに」も名作であるにも関わらず、商業的には失敗していると云うのが俺が惹かれる共通した理由だ。こういう作品は応援したくなる。上演する映画館が近くにある人は是非とも観に行って欲しい。


3月20日
 手首が疲れない様にキーボードの手前に置くレストアーム。安いヤツを使っていたら、表面の素材が剥げてボロボロになってしまったので、次は普通の値段のグニグニして柔らかいヤツを買ったら、これも時間が経つと破れて中の素材がはみ出てきやがる。
 以前木製のヤツが売ってあるのを見たので、それなら大丈夫だろうと見に行ったら、3千円くらい。たかだか木の棒(一応、棒の他にもパーツはあったのだが)に3千円も出すのはアホらしいので、ホームセンターに行って適当な木材を探す。ちょうど良い感じの木をカットしてもらって2本で440円。帰って軽くヤスリ掛けして、うむ、ばっちり。


3月19日

lolita.JPG

 八卦屋氏が「ホワイトロリータ」と云うお菓子を知らないと云うので、わざわざ買ってきました。それだけ。



3月16日
 朝のワイドショー内の報道番組でクローン豚のニュースがあり、この豚を使って、遺伝子操作で将来的には拒否反応の起こさない移植用の臓器が出来ると云う事だ。これに、メインのおっさんが「また倫理的な問題とか議論を呼びそうですが」と云ったのに続いて、何の因果関係で此処に呼ばれているのか解らない女性タレントが「でも、豚カツとか食べてるじゃないか、とか云う人が居るんですよ」と云った。メインのおっさんは別に賛成も反対も云っていないのに勝手に反対意見と思い、それに追従したつもりらしい。
 もし、自分もしくは大事な人が、この豚を犠牲にした臓器移植でしか助かる道が無いと云われても、このおばはんは同じ事が云えるのだろうか? 少なくとも俺ならば何の躊躇も無く、豚には犠牲になってもらう。
 全ての生命の重さが同じであるかと云えば、同じである訳がない。宇宙規模で見たら、ヒトの命も豚の命も(取るに足らないと云う意味で)等価値かもしれないが、少なくとも人間を基準に考えたらヒトの命が一番重いのだ。蚊を殺すのを殺人と同義だと云って殺さない人は居ないし、蚊を殺す様に人間を殺す人も居ない。ひょっとしたら極少数そんな人間が居るかもしれないが、殆どの人間がそうであれば社会は成り立たない(尤も、人を殺すのと蚊を殺すのでは労力が違うし、人を殺せば罰せられたりするなど比較するには条件が違い過ぎるのかもしれないが)。
 更に個人を基準に考えたらその個人に対して、団体を基準にしたらその団体に対して影響の大きい者の命ほど重いとか考えるのだが、取り留めが無くなりそうなのでやめる。
 まぁなんだ、所詮命の重さを偉そうに語れる程人間様は偉かないのさ。と云う結論に行ってしまうんだな。


3月15日
 結果的にうまくいった筈なのに何か釈然とせず、憤って良いものかすら悩んでしまうが、すぐに次の問題が押し寄せてしまう為、悩む暇すらない時。
 クイズゲームで自信満々に答えたら、ボタンを押し間違え、なおかつそれが正解だった時。


3月14日
 レンタルビデオ店より、会員カード更新のお知らせのハガキが届いた。その宛名 「○○○○(名字) タ ゛イス 様」
 わしゃサイコロかい。


3月13日
 『ガンダム外伝』を一通りクリア。以下戦歴。

ザク 10機  ザクS(角ザク) 4機  ザクキャノン 4機  グフ 1機  ゴッグ 2機  ゲルググ 1機
アッザム 1機  ガウ 1機  ユーコン(潜水艦) 1機  ギャロップ 1機

 改めて見ると凄いものだ。ジムって馬鹿に出来ないんだねぇ。ザクと同格と思っていて御免よう。しかし、ガンキャノン量産型が配属されるや否や、格闘戦が出来ないデメリットを無視して、趣味で乗り換えた俺。戦闘前のデモで、敵が「連邦のモビルスーツなんざ、このドムの前には玩具みたいなもんさぁ」みたいな事云われ、その後闘いながら「ジムとは違うのだよ、ジムとは」と思っていたりする。
 クリア後に、新しい武器をダウンロード出来る(実際には、予めCDに入っている武器を使用する許可を得る様なものだが)ホームページに接続出来る様になり、そのページの運用期間が今年の1月末予定となっていたのだが、今でも接続出来たので助かった。もう暫くは繋げられるらしい。
 ただ、応募者全員に配布されるプレミアムCD(ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクと戦える。流石にべらぼうに強いらしい)の締め切りは半年も前に過ぎていたのが残念。まぁ、中古が安くなるまで買い控えていたのだから当然だが。それにその時期はムキャ自体持ってなかったしな。
 ちなみにこのゲームの主役、「ホワイトディンゴ隊」はプレステの『ギレンの野望』にも出ているらしいので、このゲームをやっている人は、この『ガンダム外伝』をやるとまた違った趣があるであろう。


3月11日
 夕方に仕事が終わる。雨が降っている。しとしと しとしと しとしと しとしと。朝から降っているが、一向に止む気配は無い。土砂降りと云う程ではないが、自転車で外出するには躊躇われる。かと云って歩いて行くには目的地は遠い。仕方なしに、傘差し運転をする。MDからは『ONE』の『雨』が繰り返し流れてくる。これくらいは楽しむ余裕がないと、この冷たい雨は憂鬱過ぎる。

 てな感じで外出。チャリの傘差し運転はしたくなかったけど、先週も雨が足止めを喰らっていたし、いい加減散髪しなきゃ鬱陶しかったし。
 散髪を終えてなんとなく(と云うか当然の様に)ゲーセンに寄ると、『マーブルvsカプコン2』が。ムキャ版と同時期と訊いていたので、もっと先かと思っていたのだが。
 やってみたところ、最初のうちは、ボタンの配置が変わったのと、ちょっと操作感覚が堅いのが気になったが、そのうち慣れる。 背景がポリゴンで作ってあり結構新鮮だが、悲しいかな、これも見慣れてくるものである。
 CPU戦ではラスボス最終形態に残り数ドットと云う所で負けてしまい悔しい。投げが効かないのでザンギまたもや役立たず…。
 あと、ナムコの狙撃ゲーム『ゴルゴ13』もやってみた。スコープの中に液晶画面を埋め込んだコナミの『サイレントスコープ』と違い、実際にスコープにレンズが付いているようなので、結構感覚が違う。ゲーム内容も、雑魚を次々と撃っていくのではなく、殆どが一発勝負である。しかもあくまでゴルゴであるので、最初から無茶な依頼ばかり(例:走っている電車の中から狙撃。制限時間10秒前後。弾は一発)。最初はスコープに慣れないのもあって(近づき過ぎると見えない)、俺のゴルゴは信用を失いっぱなしだ。

 中古でムキャの『ガンダム外伝』を買う。相場が3980円くらいだったのだが、たまたま行った店が2900円の更にゲーム10%引き中だったのでホクホク。攻略本(これも古本)と併せて買ったさあ。


 ザクは倒したがグフに負けた………。


3月8日
 貴方は知ってはいけない。隣に居る人が、妬ましいほど眩しいその人が、自分よりも遙かに恵まれない境遇に居る事を。想像を絶する逆境で尚、微笑んでいた事を。それを知ってしまえば、認めてしまえば、貴方は、悲劇の主人公で居られなくなる。全ての非を周りに押し付け、甘美な陶酔に浸る事が出来なくなる。


3月7日
 良くある慰めの言葉。
「生きてりゃそのうち良い事あるさ」
 悪い事も一杯あるがな。

 思うに、こんな慰めを受ける様な奴は悪い事の方が多い気がするぞ。


3月6日
 いよいよ発売されたプレステ2。まさか本当に2日で100万台(実際には98万台くらいらしい)売り切るとは思わなかった。
 さて、一体何人の人が「ビデオ(またはテレビデオ)にプレステ2繋いだらDVDの映像が変で見られない」と苦情を云ってきたのだろうか? ユーザーサポートも大変だ(ビデオ等を経由すると、コピーガードが働いてDVDの映像が乱れる。ゲームをする分には問題なし)。
 しかし、100万台も売れたにも関わらず、俺が顔を出している掲示板等では誰一人「買った」と云う人が居ないのはどおいう事か。
 とりあえず、今はプレステ持ってないんで早いうちには買いたいが。 「読み込みの早いプレステ」としての魅力も結構大きい。初期ロットが怖い人は半年は買い控えた方が良いみたいだ。
 ソフトのパッケージがDVDソフトと同じヤツなのはかさばるからあまり好きじゃないなぁ。プレステ用ソフトと区別する必要があったのだろうが。


3月2日
 仕事で、石膏模型を乾燥させる為に電気炉の中に暫く入れておいて、その後の作業でまた濡らす必要があったので水につけていたら、石膏が「ぼそり」と崩れ落ち…。
 「いや〜、石膏って思ったより熱に弱いんだねぇ」 5分後、奥の作業室兼休憩室で本を読みながら現実逃避する俺が居た。
 明日の朝一で上司に御免なさいしなくちゃ。さぁ〜って、何て云い訳しようかなっと(と云う程お気楽な事態では無いのだが)。

 友人に貸していた一万円が帰ってきたので、そのまま冬目景画集のデラックス版の通販に申し込んでしまった。果たして豪華おまけに差額の七千円分の価値があるかどうかなどと考えてはいけない。ブルーになるから。
 このデラックス版には冬目景直筆サインが付くらしいのだが、はっきり云っていらない。勿論、欲しくない訳ではないのだが、金でサインを買う様な気がして嫌なのだ。まぁ大体、サイン会等ではその作家の本を買う事が条件となるので、この場合はサイン会の会場に足を運ぶ代わりに冬目景氏が予め書いておくと云う考え方も出来ないでもないのだが、やはり複雑である。ファンサービスなら歓迎だが、あまり商業主義に走って欲しくはない。
 ともあれ発送の五月が楽しみだ。同じ五月には講談社からも画集が出るし、冬目景三昧。と云うか、少しは時期をずらしてくれ。


3月1日
 先日、ゲーセンで「タッチデウノー」とか云う右脳能力チェックマシーンをやった。結果。

モジモジ探し    60/100位
ろっかくペイント  59/100位
パラパラきおく   51/100位
カウントマニア   43/100位
くらべてチェック   1/100位

 概ね真ん中より下のくせに、何で最後だけずば抜けて優秀? そのくせ診断では空間認識能力(あと記憶力もだが)が弱点なので「くらべてチェック」で鍛えて下さい、だと。これ以上この項目を鍛えろと云うのか。


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