その7

No.31

1998年11月

98年は毒物の当たり年で、和歌山の亜砒酸、新潟のアジ化ナトリウム等はある特定の目標を持っていたようですが、ジュースの自動販売機などを利用した無差別毒物攻撃も多発しました。
不審なものには手を付けないのが一番ですが、さらなる対策も必要かもしれません。

No.32

北風とCO2

1998年12月

イソップ物語に「北風と太陽」(太陽と北風だったかも)という話がありますが、そこでは北風は悪役でした。
しかしここでは北風は無力な道化役です。

No.33

友達の絆

1999年1月

最近街では至る所に携帯電話でしゃべっている若者(ばかりではないですが)がいます。
この絵で、電話の相手はこの絵の中のお互い同士でも絵の外の誰かでもどちらでもいいですが、人と人とのつながりが携帯の微弱な電波程度の希薄なものになってるのじゃないか、と私は憂えています。

No.34

見なかったことにしよう

1999年2月

テレビ朝日で所沢の農作物に高濃度のダイオキシンが検出されたという報道があって、大騒ぎになりました。
結局直接口に入る野菜などの濃度はそれほど高くなく、報道のしかたに批判も出ましたが、最初のデータを公開しなかった農協や自治体の「臭い物にふた」の隠ぺい体質が一番の問題です。

No.35

酸性雨について考える人

1999年3月

酸性雨についてこのごろあまりマスコミに出てきませんが、それはなくなったからでなく、ニュースにならないほど日常化しているからです。

「考える人」を使った英会話学校のCMが放映されていたところからこのようなものを描いてみました。

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