1998年11月
98年は毒物の当たり年で、和歌山の亜砒酸、新潟のアジ化ナトリウム等はある特定の目標を持っていたようですが、ジュースの自動販売機などを利用した無差別毒物攻撃も多発しました。不審なものには手を付けないのが一番ですが、さらなる対策も必要かもしれません。
1998年12月
イソップ物語に「北風と太陽」(太陽と北風だったかも)という話がありますが、そこでは北風は悪役でした。しかしここでは北風は無力な道化役です。
1999年1月
最近街では至る所に携帯電話でしゃべっている若者(ばかりではないですが)がいます。この絵で、電話の相手はこの絵の中のお互い同士でも絵の外の誰かでもどちらでもいいですが、人と人とのつながりが携帯の微弱な電波程度の希薄なものになってるのじゃないか、と私は憂えています。
1999年2月
テレビ朝日で所沢の農作物に高濃度のダイオキシンが検出されたという報道があって、大騒ぎになりました。結局直接口に入る野菜などの濃度はそれほど高くなく、報道のしかたに批判も出ましたが、最初のデータを公開しなかった農協や自治体の「臭い物にふた」の隠ぺい体質が一番の問題です。
1999年3月
酸性雨についてこのごろあまりマスコミに出てきませんが、それはなくなったからでなく、ニュースにならないほど日常化しているからです。
「考える人」を使った英会話学校のCMが放映されていたところからこのようなものを描いてみました。
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