親猫印が語るお鶴ちゃん一家


お鶴ちゃん一家のプロローグ・お鶴ちゃん居座る

2014年
年が明けてお鶴ちゃんのお泊りが始まります。

1月6日 最低気温1℃
寒さにたまりかねたお鶴ちゃんが逃げ込んできます。
お鶴ちゃんがおコタを占領してしまい、おコタに入れないポチコさんは怒っています。
お鶴ちゃんがやって来るとユメちゃんは嬉しくて大騒ぎでずーっと「うにゅうにゅ」と話しかけています。
お鶴ちゃんの方も面倒見のいいおねえさんと思って喜んでいます。

1月7日
お昼すぎ、お鶴ちゃんが 「玄関を開けて」 というので開けてあげます。
「ちょっと出かけてくるから玄関閉めないでね」 といい残してお鶴ちゃんは出かけていきました。
 “お家に入れてもらえない攻撃” がよっぽど堪えたようです。(笑)

親猫コメントこの頃お鶴ちゃんは冷え込む前日にはやって来てお泊りして出て行く生活になります。
“明日の朝は冷え込む” ということがわかる野生の本能ってスゴイと感心させられます。
そして食べられるだけ食べて3日くらいしてお腹が減るとまたやって来ます。

1月14日
お昼前にお鶴ちゃんが飛び込んできて、15日の朝出て行きます。

1月16日
お昼前、お鶴ちゃんがやって来ますが、ちょうど出かけるところだったので無視されます。
お鶴ちゃんは「早くランチにしましょーよ」と激しく訴えますが、残念ながらお家に入れてもらうことはできませんでした。
このことがショックだったのか、“お出かけするのはいいけど追い出されるのはイヤ” という態度がはっきり表れ始めます。

親猫コメントしかーし、またしてもお鶴ちゃんが調子に乗り始めたので「篭城作戦」に出ます。
玄関を開け閉めするとお鶴ちゃんが飛んでくるので買物にも出かけずに家の中に篭ったままです。
一進一退の攻防戦です(笑)

2月に入るとお鶴ちゃんがぶーにゃんずで生活する時間が長くなります。

写真


ところが!!!

2月10日
どうもお鶴ちゃんのおっぱいにかすかな変化が表れているようで、家で生活したいけどお外にも出かけたいといった行動は…
うーん、オンナゴコロだったのですね。

親猫コメントおそらくまだ手術できる時期なのでしょうが、お腹の中の赤ちゃんを取り出すのに抵抗があったので、
このままお腹の中の赤ちゃんごとお鶴ちゃんの面倒をみることに決めたのでした。

といっても、お鶴ちゃんがこんな赤の他人ばっかりのぶーにゃんずで出産してくれる気になるかどうか。
お鶴ちゃんもまだこの後半月くらい悩んだようでお泊りをくり返します。

2月22から25日朝まで
お鶴ちゃんが最長連泊します。
26日の朝、お鶴ちゃんが帰ってきますが、まだお留守番ができないのでお昼頃追い出されてしまいます。
自分を追い出して遠ざかってゆく親猫の後姿を不安そうに見送るお鶴ちゃん。

親猫コメントお鶴ちゃんはうちに来るとずーっと親猫の後をついてまわっていて、トイレに入ったりして姿が見えなくなると
とても不安になるようで騒ぎ始めるのです、まだとても家の中でみんなと一緒にお留守番なんてできません 。

お鶴ちゃんは親猫が帰ってくるまで玄関先で待っていました。
さすがの “トリアタマ” のお鶴ちゃんもこの頃になると、家の中に入れなくなることを不安に感じるようになっていたみたいで、
ぶーにゃんずの皆さんとの共同生活を決意したようでした。
そんなことをくり返しながら生後1年半を迎えるお鶴ちゃんはやっとこさ3月1日からぶーにゃんずの一員となりました。
2月の始めにはもうぶーにゃんずの一員になったと思っています。
ルールを守らないとユメちゃんに頭をペシペシされながら教育指導を受けていたお鶴ちゃん、
お子ちゃまたちとのお別れやお外への未練があったのでしょう、1ヶ月くらい時間が必要だったようです。

親猫コメントお鶴ちゃんは26日の朝に親猫に追い出されて以来、「出して」と言わなくなっていました、玄関にも近づきたがりません。
追い出されることを極端に避けています。
3月11日の朝、ゴミ出しのときに最後の脱走を企てましたが
この日駆け出そうとしたのは、どこからかカリカリを出す音が聞こえてきたからでした。
お鶴ちゃんはまだ少し “お外のグルメツアー” に未練があったのです。(笑)

2月10日のおっぱいの具合からみて
3月の終わり頃か4月の初め頃の出産時期に向けて期待と不安が膨らむぶーにゃんずだったのでした。