親猫印が語るお鶴ちゃん一家
 親猫のお鶴ちゃん日記

ぶーにゃんずになったお鶴ちゃん

2014年 3月1日
ぶーにゃんずの一員である証しにお鶴ちゃんに首輪が授与されました。
 (2月の終わり頃につけてあげました)
そしてついにお鶴ちゃんが本格的に腰を据えました。
やっぱり子供を産むなら暖かくて食べ物の心配をしなくて済むところがいいんでしょうね。

子供をほったらかして自分だけおコタでホコホコとか、ぶーにゃんずを差し置いておコタで大の字とか
神経が図太そうなイメージのお鶴ちゃんですが、なかなかどうして
ちょっと遡って2月半ばのエピソードをご紹介しましょう。

お鶴ちゃんは朝やって来ると「おばちゃん、モーニングにしましょーよ」とか、お昼にやってきては「ランチにしましょーよ」とか
お昼寝から目覚めると「おばちゃん、そろそろディナーのお時間ですにょよ」とか “のたまう” のですが
食べ終わっても決してひとりでは2階に上がりません。
 (ぶーにゃんずの皆さんはさっさと2階に戻っておコタでくつろいでいるのにです)
みんながゴハンを食べ終わった後に台所で片付けものをしていると、じーーーーーっと待っています。
親猫の用事が終わるのをひたすらじーっと待っているのです。
 (ユメちゃんはそのお鶴ちゃんを見守るために待っています。笑)
親猫と一緒でないと絶対に2階には上がらないのです、なんだかいじらしいお鶴ちゃんです。

親猫コメント親のいないぶーにゃんずの皆さんにとっては親代わりなので『親猫』とか『お母ちゃん』ですが、
お鶴ちゃんは大きくなるまでママちゃんと一緒に生活していたので、お鶴ちゃんにとって親猫の存在は『オバチャン』です。
いつもゴハンを出してくれる「オメシのオバチャン」とか、子供が生まれてからは「託児所のオバチャン」になっています。

ぶーにゃんずへ来てからのお鶴ちゃんは、毎日朝夕ベランダに出てお外をチェックするのが日課です。
いままでゴハンを出してもらっていたお家の雨戸や玄関が開く音がすると気になって仕方がないみたいです。
他にもお鶴ちゃんの大きな耳には、お外で暮らしている兄弟や長女・長男の声が聞こえているのかも知れません。
まだ心はお外を自由に駆け回っているお鶴ちゃんは、お外が明るくなると
「オバチャン朝ですにょよ、早くベランダを開けますにょよ、お外に出ますにょよ」とひとり騒いでいます。

3月に入るとユメちゃんは・・・
あんなに面倒を見てあげたお鶴ちゃんが、自分を差し置いてこの親猫のそばを離れないので文句をいい始めます。
ユメちゃんはお鶴ちゃんに顔を突きつけて「うにゅうにゅ」と、
「ユメちゃんのお母ちゃんにゃにょよ、お母ちゃんはユメちゃんのものにゃにょよ、アッチに行きにゃさい」といいます。
ユメちゃんはチビコのように嫉妬に狂って手を出すようなことはしませんが、
ずーっと顔を突きつけてはネチネチ・・ネチネチ・・ネチネチ・・・といい続けます。
そして「うにゅうにゅ」が「みぎゃみぎゃ」になり、「みぎゃみぎゃ」が「うぎゃうぎゃ」になり、しまいには「うぎゃー」っと爆発します。
でも"トリアタマ"のお鶴ちゃんは顔を近づけられたまま、ずーっと嬉しそうにゴロゴロ・・・と応えるだけなのでした。(笑)