2014/03/23(日)10:00〜10:53
於:東京ビッグサイト(東京・有明)
東京国際アニメフェア改め「AnimeJapan2014」の中で「AnisongJapan」トークショーが開催され
実に解散後初の元UNDER17二人が対談するという機会がセッティングされました。
AnimeJapan2014
@東京ビッグサイト
二日目アンセブトークステージってことで
ファストチケット入手済み
だいたい2000くらいあったのかな?
の中で、600番台前半の真ん中辺。7:30に現地着、列に列んで
8:00整列番号確認、
8:30開場、入場開始、流れるように。ステージチケ取り一カ所行った後に
ゆったりとアニソンジャパンリスアニへせっかくなのでここは最前中央付近へ
入場券以外にファストで3000円払って
なのでやっぱりいい位置で聞きたかった。この位置に来るとやっかいなことに、
必死系とぶつかることになる。今回も少しだけ
あったけどまあ、アンセブ現役時に比べれば
ほんの少しといったところ。この感覚も懐かしい。10:00〜10:50
AnisongJapan
激動のアニソン史2000's
「桃井はるこ&小池雅也〜電波の系譜」
出演者:桃井はるこ(シンガーソングライター・声優)
小池雅也(ULTRA-PRISM)ステージ両サイドにある大きな液晶画面に、
タイトルが表示されていよいよという感じ。9:48、前説アナウンス。
この頃になると、ほぼ椅子席は埋まり、
後方に徐々に人垣が出来、それが積層していく
様子がよくわかりました。9:57、前説アナウンス2度目。
さっきより詳細で、ゲストの名前まで読み上げ
あろうことか桜井はるこ
と呼ばれてる件。いやいやいくらなんでも酷かろう。
桃井さんは聞こえてなかったのか特に気にしてないのか
触れることはなかったけどねぇ。これはあり得ない。10:00、司会の3人が登場。
MOSAIC通りでお馴染み、すーみんと相方冨田さん、
それにリスアニ編集長の3人組。モモイストは早く始まらないかと待ち遠しいものの
本日初めのステージってことで、昨日までの流れと
このリスアニステージの紹介も含め、長々とすーみんから
説明があったり。昨日までに、70,80,90年代を語ってきて、
今日は2000年代、それも初期の頃に絞って、
2000〜2004年までを大きく取り上げ声優アーティスト、美少女ゲーム、PCゲームの音楽、
I've、ElementsGardenとその前身、佐藤ひろ美さんに
bambooさん、ここらへんに今に至る礎がある。
この後の2005年からはアニサマがスタートする、
そこへ至る大事な年代、と、すーみんばかり話してて、そろそろ客席側からの
プレッシャーに気付いたかw、ゲストを呼び込む流れに10:07、二人が登場して自己紹介、
元UNDER17の桃井はるこです!!
小池さんも同様にいつもながらボソッと自己紹介wUNDER17:2002〜2004
キャラフェス札幌で盛り上がらなくてへこんでた件w
などを思い出しつつ、その前のキャラフェス東京
記念すべき初ステージも、このビッグサイトの、たぶん
あっちの方でwと指を差し。そのとき来てた人も居ましたね。私は実は来てない。他のオフ会で近場で遊んでましたw。
意外と初期の大事なステージは外してたんですよね、当時は。あとは瞬殺で行けなかったりとかw。2002年の6月ね。
こちら。
なのでアンセブは夏コミからしか来てない新参でしたw。
こちら。
解散してから人前で二人が語るのは初。
当時から周囲が特に、やたらと気を遣ってくれてた。
最近はステージで一緒になることも多くて会うけど、当時は本当に気を遣い過ぎだった。
と。
UNDER17のときも、実はそんなにしゃべってないw。
プライベートでは絡まないという意味で。UNDER17のサウンドについて。
そのシーンにあった音楽を届けること。
人生のテーマソングみたいなものがよくあるけど、当時ヲタクにはそれがなかった。
何より、作り手の方にヲタクが居なかった。
一般の人が音楽を作ってたから、というのが桃井の見解。だから2000年頃はキャラフェスが静かだった。
ゲームの音楽でライブをやろうという流れが無くて。ひろ美さんがやってたくらいで、bambooさんは別の場所で
やってたから、キャラフェスでってことはなかった。キャラフェスに来たっていう“しおり”になるような音楽
にしたかった。小池さんのUNDER17は、桃井の声にロックやテクノを
乗せて、引き立ててアーティスティックにしたかった。これは日本にしかない音楽(マーティ・フリードマンを除く)
で、ピコピコ音自体は確かにあったけど、萌え声とMIXして
というのが無かったということで。これを確立してきたなぁと。それから大事なのが、掛け声、おバカなこと、耳に残る音楽。
まだ今のようにPVをダウンロードとか出来ない時代だったのでいかにアキバ店頭のモニターの前で聴いただけで覚えてもらえるか
いちごGO!GO!ってすげーな誰歌ってるんだろ?とか思って
もらえるかが鍵だったのかと。印象に残った曲を1曲ずつ紹介。
桃井:いちごGO!GO!
全てはここから始まった!!
名前が書かれなかったこと。最初は書いてあったのに、
いざ発売する段になってから、慣例だから。
ということで、名前は伏せられてしまったと。
これがあったからこそ、桃井がUNDER17を世に出そう!
と思えたわけですけどね。も:今聴くと、歌が下手w。
ア:ダンサーズはどうしてるのかな?
桃井解説で、これは最近各所で話してるけど、ダンサーを配置して
みんなに「盛り上がっていいんだよ!!」とイメージ付けた。
まさにエンターテインメントとして届けたかったわけですね。UOの一斉点灯の話題になり、最初にやったのがアンセブ?という
話もあると。諸説あるけど、とは記事をいくつも書いてる冨田氏
からも発言ありましたが、ハロプロ方面とかかな?も:ヲタク業界はウチら最初でいいんじゃね?w
も:AnimeJapanのブースで、ルミカとキンブレが離れてあって、
お互い相容れない関係の中から、次代で繋がり合ったりとか
そんなホームドラマ展開があったら面白いなと重妄想w。出展メーカーはルミカとキンブレだけだったけど、モモイストでもある
ウルトラオレンジ屋の中の人は、会場でこのイベント観てたようでw
ついったーでこの件ツッコミ入れてたりしてましたねw。コール本つくってくれたり、アンコールやってくれたり(最初無かった!
ファンの方達に盛り上げてもらった思い出。ヤマギワ※の頃から。※UNDER17の“ヤマギワ”とは?
「UNDER17 meets Witch Vol.1」という初インディーズCDの
発売イベントをやったのが、当時ヤマギワソフト(現ソフマップ)
☆の人を筆頭に、イベントチケットが瞬殺で無くなり、伝説の
スタートとなった地、と記録しておこうw。印象に残った曲、次は小池さんから。
小池:泳げない
盛り上がる系の曲は桃井も選ぶと思ったから、敢えてマニアックに。
でも語ると1時間は話せると思いますw。しっとりとした曲。レコーディングでは、ウィスパーを重ねてった
実験曲だった。 ぶっちゃけ最初は捨て曲だったw。
メーカーさんに、2,3曲、と言われてたので、入れておいたら
採用してくれて嬉しかった思い出。これがちょうど、ギクシャクしてた頃?w解散から10年です。
桃井さんは今の方が健康!2004年当時はボロボロだったと。
物理的に死にそうだった当時の思い出話。健康になりたかった。遅くまで小池スタジオで収録したあと、バイクに乗せてもらって
帰ったりして。そのバイクが盗まれて、あとでパーツになって
戻ってきた話とかwwwはさておき、ここで桃井さんから、
小池さんに謝りたい。あの頃は若かった。迷惑を掛けました。
と、今だから言える、当時は言えなかった言葉が出てきましたね。
付け加えて、
でも、後悔はしてない。解散が2004年末で、翌年は電車男、
萌えブームが始まってしまい、あのままUNDER17残ったら
存在として寒かったのではないかと。UNDER17のストーリーの作り方としては、あれで良かった
と今でも思ってる。何故ギクシャクし出したのか、第三者的になって小池さんが紐解く。
曲作りをするときに、間に入る人が増えてきた。
その人を間に挟んで伝言ゲームになるわけだが、どちらにも良い顔だけするもんだから、直接会わなくなった
相方の気持ちがわからなくなってきて、文字通り冷戦状態に。桃井さん的に曲作りを思い返すと、
いちご、天罰、ミルキーウェイがすごく好きで、だけど
ギクシャクしてたからこその良い曲、ラブスレイブやくじアンが
出来たのも事実。ギクシャクが無かったらあれは出来なかった。原因は何だろう?
お互いのエゴがおそらくの原因。だいたいくだらないことがきっかけ。
それとぶっちゃけ、殆どお金が儲からなかったこともある。
子供のけんかみたいのがハッテンしてった感じ。も:謝れてよかった(笑顔)。
ア:アンセブだけで完成形にしたくなかったのが自分にはある。
次の形を探して見出して、そこへ行きたくて、今に至ってる。
スキルが当時より上がってきて、次代にもフィットさせてきた
と思ってる。そういう意味でUNDER17を続けてる感じ。も:最近よく、若い人、上坂すみれちゃんとかアフィリアサーガとか、
に「小学生の頃好きだった」とか言われるw。桃井が山本正之さん
に会ったときみたいな状態になってたw。
魂の伝承というか、今でも歌ってもらえるってすごいなと。
わかってる人はちゃんと聴いてくれてるんだなと。リスアニの最新号のこと、以前出た前身のアニソンマガジンで
インタビュー受けたときのことを話すと、
一連の仕掛け人たるすーみんが食い付いてきて解説。
ちょうどMOSAIC.WAVとアニサマで再結成した2008年 の後
出版したと。も:アニサマの時は、なんとなくファン心理として、
MOSAIC.WAVでアニキ出るじゃん、桃井も出るじゃん、
これってアンセブワンチャンあるんじゃね?wと妄想してる人も多かったと予想、
桃井たちの仕事って、この妄想を具現化することだと思って
やったのがあの再結成。アンセブメガネの話。あれはヲタクと一緒に視点に居るよ、という
トレードマークだったという話。横浜BLITZで外したけど。アニサマの時に掛けたメガネを、投げたらちゃんと拾われて、
その人から 次に再結成するときまで取っておきます! とメッセージ
あったそうですがその人は今回この会場には、居たのか居ないのかw。そろそろ時間、今後の予定について告知。
桃井:AnimeJapan内で発表になった、ツインエンジェルへの楽曲提供
OVAのEDになるそうです。
5月にはスペイン、6月にはシアトルに行きます。
こういう音楽好きな人は、地球じゅうに居ます!ww
来週は萌えフェス、チケットは超よゆーらしいですwww
アフィリアがツアー中なのでこちらもよろしく!アニキ:萌えフェス、5月にツーマンライブ、7月に夏の魔物。
タイアップ日本一ソフトウェアさんの
ハーレム天国だと思ったらヤンデレ地獄だった 主題歌
アフィリアがあるんなら、でんぱ組.incも武道館よろしく!最後に一言ずつ
アニキ:歴史を紐解いてもらえてありがたかった。
これからも萌えソング電波ソングを続けていきたい。桃井:UNDER17再結成したい!とか言っちゃダメ?www
やるなら、凄いトコでやりたいなー、カーネギーホールとか!
あるいは逆に新宿ロフトとかw、限定復活させたヤマギワとかww
今じゃないけど、いつか機が熟したら、生きてるうちにはw
やれたらいいなーと。思います!す:是非、長生きをして頂いてw。
桃井:こういう機会を設けてくれてありがとうございました!!
10:53、惜しまれつつトークは終了。二人は退場しても
リスアニトークがいつまでも続いてるようだったので、撤収しました。再結成に関しては、桃井さんは乗り気でも、アニキ側の周辺事情が
そっちの方に向くことがない限りは、難しい話なのではないのかな
というのが私の個人的な見解ですね。でもいつかそんな日が来ることを期待しつつ。懐かしくも楽しい
トークショーをありがとうございました。
UNDER17好きだった人も、桃井が好きな人も、アニキのファンな人も
同時に楽しめる良いイベントでした。また10年後にやってほしいw。
Presented by Y. SATO, in 2014
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