一言書評 〜垣野内成美作品の感想〜


垣野内成美ホームページ
アニメーターであり漫画家でもある垣野内成美さん関連についてです。
ページにもすぐ飛べますので是非行ってみて下さいね^^。

垣野内成美オフィシャルホームページ | 漫画家垣野内成美のお仕事情報と同人誌通販
https://kakinouchi.city.charafre.net/

えぴぶろぐ【アートコレクションハウス*ギャラリーepicute】
https://epicute.exblog.jp/


垣野内成美新作版画発表展2019@エピキュート6F(2019/11/17)

久しぶりに最初から最後まできちんと参加できました。
11/4から体調崩して風邪が長引き、熱は下がったけど咳は止まらずで、予定してた観劇日程は全面キャンセル。
このサイン会には何とか行けるように調整が出来たという次第。

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http://art-eventcollection.info/kakinouchi/index.html

??垣野内成美新作版画発表展2019???
今年も11月に開催が決定!

特設サイト本日オープンしました!詳細はこちらから?https://t.co/FZYxVV8sq2#垣野内成美 #吸血姫美夕 #吸血姫 pic.twitter.com/IfLF9TlFQO

— アートコレクションハウス(株)*ギャラリーエピキュート (@gallery_epicute) October 11, 2019

トークショーサイン会は14:00からだったので、13:35過ぎに到着。
グッズは新作と、GW行けなかった時の新作と思われるお財布も。

・2020カレンダー

・美夕ポストカードセット

・午後3時の魔法スライダーポーチ

・アクリルクリップマグネット

グッズ

??垣野内成美 新作版画発表展2019??
オープンしました??
今年の新作グッズは
・2020カレンダー
・美夕ポストカードセット
・午後3時の魔法スライダーポーチ
・アクリルクリップマグネット
です??#垣野内成美 #吸血姫美夕 pic.twitter.com/fbRhfhxucW

— アートコレクションハウス(株)*ギャラリーエピキュート (@gallery_epicute) November 15, 2019

絶賛連載中「#吸血姫美夕 朔」の貴重なフルカラー原画も初公開! 漫画家「垣野内成美 新作版画 発表展 2019」開催決定 https://t.co/60AXqsFRVu

— アキバ総研公式 (@akiba_kakakucom) October 13, 2019

サイン会整理券ももらえてトークショウ待機です。
今回珍しく左端は既に確保されてたので最前中央付近になりました。

整理券

14:00開始。
前説が始まって、垣野内さんも出て来て挨拶、花束贈呈。

挨拶は天気から。前回は台風でしたが今回はいいお天気で。

★美夕朔4巻

発売しました。キャラ分けに苦労が少しあるけど、自分の作品が描ける喜びに浸ってる。
朔用の設定が監督からはあり、ラヴァから千里へ、そして美夕へと。
久しぶりにTVの頃の絵を見ると冷や汗もので。

★同人誌やその他お仕事

コミケが来年夏が前倒し5月になるととても間に合わず、その次の冬コミはなくなるとのことで
しばらく同人誌がおやすみになります。でも今年の冬コミは出るのでお楽しみに。

アニメはルパンのSPが今月放送、あとはスロットの仕事でストレスが。。。w
イラストの下部のところは駆動部分に被るので写らないところなのだが、
しっかり描けとのオファーでw。これがストレスになってるのでコミックで解消してますww。

★新作版画について

美夕とラヴァ、そして窓をあけてのアリスシリーズを1点ずつ。

吸血姫美夕 月は囁く
リトグラフ

月は囁く

月見草をバックの黒と実は扇子にも入れてある。
扇子は炎と悩んだけどやはりこちらに。
調べて初めて黄色でなくピンクが月見草と知りw。
月は敢えて入れなかった。

公開動画、自分でも見てみてここまで
早いとは思わなかった。
下描きは勢いの線をイメージしてるだけなので
だいたいずれてる。
頭にイメージしたらあとは手が描いてくれてる。
迷い筆になると線にならないので
曲線は特に一気に描く。水彩画では特に重要。
朔のイメージで、美夕らしくしてみた。

吸血姫美夕 仮面(ラヴァ)
ジークレー

ラヴァ

仮面と書いてラヴァと読む。
元々は仮面と手だけの存在なのも暗喩か。
仮面と一緒になって初めてラヴァになると
いうことも意識。
今回朔でラヴァの昔語りしたこともあり。

ラヴァを中心にしたのもあるが、
美夕が珍しくお団子が見えない方の
角度で描かれているのが、一枚絵としては
かなりレアかも。

窓をあけて
不思議(ゆめ)の入り口
ジークレー

ラヴァ

2003年に吸血姫美夕作品として
「夢の入り口」がありました。
今回はアリス版で、不思議と書いて
ゆめの入り口になりました。

1作目の続きで穴に落ちていく
夢・不思議の入り口をイメージして。
お遊びはキャラがレイスイーパー。
うさぎがさや(清)になっています。

映像で自分の仕事ぶりを振り返り、顔が映らないようにと
お願いはしたけどまあ、壁に向かった机なので前には回れないから
そのようにはなってましたねw。
赤を綺麗に出すこと、黒をうまく滲ませることが苦労してるポイント。

★質問コーナー

じゃんけん大会なくなっててしっかりとした1問1答になってましたね。
美夕のルーツになったのは幼少刷り込まれていたであろうポーの一族が
影響大きいのかもと振り返ってみたり。

★今後の予定

朔は、2月に5巻が出る予定。千里が出て来ます。

スロットとアニメです。ルパンは前のと違って新作のようで。11/29放送。

トークショウ終了。サイン会へ。

サイン

わたしはリアルタイムではなかったけど、たぶん凍る刻が出て数年のうちには
観ていたんだと思います。OVAの全盛期、1989年という年が記憶に深く、
ちょうど今年が2019年という30年の年。こんな時代が過ぎてから、
今またラヴァの過去を紐解く作品を送り出してくれるという、これこそが
長年ファンを続けていたことへの最高のプレゼントになるのですよと、そんな感じの
ことをお伝えして、平野監督にもよく伝えておきますと握手してもらったのが
今回の一番の印象でした。

いやほんとうに、素晴らしい作品はいつまでも色褪せず、そしてまた新たなる魅力を
引き出そうとしてくれている、作品のつながりって素晴らしいなと思います。
徐々に当時の作家さんも亡くなられて代替わりや遺志を引き継いで作品を繋いだりと
いう作品も増えて来てますが、こうして同じ作者の手から世に出る作品が30年以上も
当時のまま当時の良さを残しつつ新しい世代へと魅力を伝えて続けていけてること
ってホント素晴らしいなと思いました。これからもがんばってほしいですね。


垣野内成美新作版画発表展2018@秋葉原UDX4F ギャラリーNEXT2(2018/09/30)

久しぶりに最初から最後まできちんと参加できました。
とはいえ、台風直撃で夜には全ても電車が止まる予告が流れる日ではありましたが^^;。

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今回はサブタイトルも立派に決まってましたよ。

『吸血姫夕維完結 吸血姫美夕新章〜朔〜連載記念 垣野内成美来場サイン会&トークショウ』

入り口にはコミックス3冊に描き下ろされた原画、会場の後方にはディスプレイで
新作版画メイキング映像のリピート上映。グッズは今回も全部入りで購入。

・ラバーキーホルダー 美夕・夕維

・チケットホルダー 美夕・夕維

・リーフレット〜吸血姫夕維全版画集

コンプリート特典で、リング栞 美夕・冷羽

??垣野内成美新作版画発表展2018??
本日オープンしました??
今回の新作グッズその1
チケットホルダー2種
各税込\980
裏面のデザインは共通です。#垣野内成美新作版画発表展2018 #垣野内成美 #吸血姫 pic.twitter.com/bfycUrPjtl

— アートコレクションハウス(株)*ギャラリーエピキュート (@gallery_epicute) 2018年9月28日

??垣野内成美新作版画発表展2018??
本日オープンしました??
今回の新作グッズその2
ラバーキーホルダー2種
各税込\1280

かわいい??#垣野内成美新作版画発表展2018 #垣野内成美 #吸血姫 pic.twitter.com/QTqbXD4V8J

— アートコレクションハウス(株)*ギャラリーエピキュート (@gallery_epicute) 2018年9月28日

??垣野内成美新作版画発表展2018??
本日オープンしました
今回の新作グッズその3
垣野内成美版画集 第3弾
各税込\1800?#垣野内成美新作版画発表展2018 #垣野内成美 #吸血姫 pic.twitter.com/Sz7sDbigfM

— アートコレクションハウス(株)*ギャラリーエピキュート (@gallery_epicute) 2018年9月28日

サイン会整理券ももらえてトークショウ待機です。

14:00開始ですが、準備開始が13:57頃。
安定のアーチクオリティーです。

椅子も並べ終えて、台風の影響でかなりキビいと思われた集客も思いの外、
めっちゃ満席。素晴らしきですね♪

14:07、前説が始まって、垣野内さんも出て来て
挨拶、花束贈呈。進行表の挨拶はもう済んでるので、早速トークショウへ。

★美夕復活について

WEB連載にて復活。まだリハビリ中w。
アニメーターを最近はやってたので、ペンを持ってなかった。
漫画はやはりペン入れでないと。漫画は楽しい。

★「朔」について

新月をイメージして相応しい漢字を探した。
タイトルにも三日月入れてもらった。

コミックス発売イベントも3冊同時だからどうなるかと思ったが
応募殺到で、50名だけ返送お礼出しました。

表紙イラストは、何かで囲もうと考え、ラヴァパーツ枠に落ち着き。
平野監督に褒められたこと。ネームの運びが良くなったと。
アニメの経験が活かされた。普通平野さんトコでも垣野内さんトコでも
褒めることはしてないと。

★夕維最終章

合わせて秋田書店さんに出してもらえた。今後の展開は気になるかもだけど
垣野内さんの中では綺麗に終わってる。続けてもループになるだけ。
それは皆さんの中で。

大まかなラストは決まってた。長くなってしまったけどやっと辿り着けた。
納得はしてもらえたと思ってる。

★新作版画について

??垣野内成美新作版画発表展2018??
今年の新作描き下ろし版画作品はこちら??
紅色の美しい2作品?
「雫さくら」と「灯ぼたん」
吸血姫夕維 最終章コミックス発売を記念して、
そして『吸血姫美夕 朔(さく)』新連載を記念して…のこの2作品??
30ED限定です
#吸血姫 #垣野内成美新作版画発表展2018 pic.twitter.com/jpEAgF2ORH

— アートコレクションハウス(株)*ギャラリーエピキュート (@gallery_epicute) 2018年9月28日

コミックス発売の流れから、このふたり、美夕と夕維にすることは決めてた。
タイトルもわかりやすくした。最初は漢字で牡丹も考えてたけど
字面でひらがなに落ち着いた。

吸血姫美夕 灯ぼたん
リトグラフ
美夕は竹などと一緒が多く、花があまりなかった。
LDボックスで一度描いたときのイメージで、牡丹に。
赤はいろんな赤を使ってる。全部ちがう色。
色は印刷には出ない色なので、是非見てほしい。
吸血姫美夕 雫さくら
リトグラフ
ピンクのイメージ夕維では、桜のイメージ。
タイトルは「雫ざくら」ではなく「雫さくら」
にごらない。これも印刷で出ないくらいに、
ピンクの中に違うピンクで桜をたくさん描いてる。

夕維の髪色の黒が遂に無くなった。
どこにも売ってないので入手できない。
最後の残りインクで描き上げられた雫さくら。
赤っぽく入れたい黒なので。創作インクらしく、
一般に出回ってない。同じ呼称でベルベッドブラック
買ってみたけど全然ちがう色だった。

正装が久しぶりのふたり。前はお互い衣装入れ替えたコスプレだったし。
下の方に銀のプレート入りになった初の版画作品。
2点同時購入でプレゼントがある。こちらには那嵬とラヴァもいる。
こんなにしてる夕維那嵬はもうどこにもない。
以前トレカ用に描き下ろしたイラスト2枚、横長のレアイラストを
これまた横並びで1枚額装に収めた非売品特典。

★正体は?

映像でメイキング流してるところにしれっと置いてたえんぴつ写真。

これは、アニメーター時代にえんぴつをどこまで使い尽くせるかの
挑戦で、短くなって書けなくなったら、瞬着で繋げてまた使って、
短い頭だけを残したもの。大張くんなんかもやってたとかw。

結構ぎりぎりまで使えるんだけど、鉛筆削りに入れたとき取れたりとか。
懐かしいので写真撮ってみた次第。

☆じゃんけん大会

勝者2名にレアアイテムプレゼント。
ここでも景品に出て来たのが、さっきのえんぴつをキーホルダーに収めたもの。
アシさんの手作りだそうでした。

★今後の予定

朔は、1月に2巻が出る予定。ビデオ1話風にもなってたり。

アニメで前からやってるルパンがなかなか放映されず。
やっとやることになったみたいで追い込み。2時間スペシャル。
多分年内には放送のはず。原画と作監やってます。

楽しんで仕事してます。

14:41トークショウ終了。

10分ほど準備があり、サイン会へ。

終わったのは15:41。台風もあるので早め撤収。
垣野内さんは新作と記念撮影して控え室へ。見送って撤収して来ました。

サイン


垣野内成美GW来場展@エピキュート6F(2018/05/06)

今年はほんと、ギリギリ間に合わなかったです。スタッフが垣野内先生御一行様の乗る
車をお見送りしてるところを見届けつつの到着でしたw。まあ仕方ない。

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物販はまだやってたので、今回の新作

・クリアポスター3種(花人形、夕維&那嵬、Lucia)

 ※うち1種(花人形)はフレーム付で残り1点でした。

・リングノート(吸血姫美夕)

・ステッカー3種

買えました。本来は2000円購入でサイン券でしたが、台紙だけでもとお願いしたら

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サイン無しですが台紙だけもらえました。ありがとうでした。

トークの内容は、同時発売される新刊3冊の内容中心だったとのこと。

そのうち会報誌やえぴぶろぐにも載るかもなので気長に待ちましょう。


垣野内成美全版画展2017@秋葉原UDX4F ギャラリーNEXT2(2017/09/18)

http://kaneta.main.jp/test_kakinouchi2017/

新青森から1時間遅れで出発、盛岡乗り継ぎで降りたため30分のロスタイム、
いろいろあって遅れ過ぎて15:13上野着だったので、
さすがに無理かと思ったけど、上野からなのでいつものルートで末広町へ。

なんかいつものギャラリー行ってみると勝手が違う。無い。

5F行っても無いので検索し直して、UDXでやってると知る。

なるべく急いで行くも、15:25くらいだったでしょうか。

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かろうじてまだサイン会は続いていて、整理券もらうには何買えば?
と訊くとみなさん次々教えてくれて、中身はともかく全部入りセットで
買ってすぐに列んでサインもらいに行きました。

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えぴぶろぐ【アートコレクションハウス*ギャラリーepicute】
垣野内成美全版画展2017 新作グッズ!!〜※9/15 販売価格追記しました〜
2017年 09月 14日
https://epicute.exblog.jp/27115619/

トークは菊池くん(麻宮騎亜)と一緒だったので、いろんな話してたんだよ〜
と教えてもらったりしつつ、記念グッズの美夕版画集のこと話したりして、
サイン会はおしまいになりました。

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トークショーは14:00からやってて、話は聞けなかったのですが、
今回も終わってからの話として垣野内さんといろいろ語り合えたので、そこでの話など。

★新作版画について

吸血姫美夕 心は知ってる
リトグラフ
知っている、ではなく、知ってる

これは美夕の口調から、らしいなと納得した次第。
最初は右に居る美夕と背中合わせの美夕ぽい少女が
似ている子なのかと思ったら、実はまだ人間の頃の美夕。
OVA4話からの印象そのもので、陰のある表情が印象的。

そして少女美夕はラヴァの仮面を持ち、
吸血姫美夕は最初に美夕の手を啄んだ小鳥と一緒に
美夕は明るい光の中、少女は瘴気漂う闇の中で、
竹林の中で背中合わせに思いを馳せてる、そんな1枚。

吸血姫美夕 来訪者
リトグラフ
ユメの宴、を思い起こす、こちらもOVAの原点である
美夕、炎、鳥居、仮面のラヴァ、化け物の木の下には
少女の姿が。

この少女、OVA4話ベースで瀬一三子さんの幼少期。

まんまるてまりを手に持ち、ちょうど美夕と最初に
出会ってしまった頃の様子を描いた1枚。

鳥居は右側が化け物様に歪ませてあり、
こちらは当時の森木(靖泰)君が描いてたイラスト
からのイメージで、そこはユメの宴と変えてあるこだわり。

OVA初期の原点に返るっていいなと思ってると、
今日発表されたという、漫画版美夕の続編が連載できる
という話につながり、実は全版画展、コミック版再開、新作版画と
すべてが昔に返ろうとひとつになってていい流れだなと、
そこは垣野内さんも喜んでましたね。

ひとつに、アニメーターの仕事を再開したことで忙しくなったこともあり、
でもそこからのつながりでまたこの話ができて、WEB連載スタートを
そしてもちろんこだわりの単行本化前提も約束されてるという、これ以上ない
良き流れですよね。

今回の新作グッズは、美夕版画のイラスト集が2冊と、ボールペン3本、
クリアキーホルダー3種に保護カバーまで、コンプリートセットには
特別製の真っ赤なトートバッグが付いてきました。

そして前回のGWは来れなかったので買えなかった、
ナイチンゲールクリップと、2枚の版画絵A5カード、
紙のブックカバーにOVA全話の4枚絵マウスパッド、
こちらも買っておきました。

ここにもOVAが実はあったわけですが、

もうひとつ、行けなくなった夏コミの新作漫画もやっと買えた
のですが、これがちょうどいままさに垣野内さんに聞いた
新しく連載する昔ながらの初期1話完結的な美夕のお話。

GWグッズ、夏コミ新作、全版画展、WEB連載、新作版画のテーマ

すべてが原点回帰でOVA美夕を選んでいるように感じられました。

いい形で旧き良き作品が復刻また進化した形でよみがえってくれる、
嬉しいことですね。

ここからは未定の妄想話として、この美夕がまたアニメ化されたりしたら?
渡辺菜生子さんみたいな声がいいなと、これは垣野内さんから^^、
超激しく同意するので是非とも実現させてくれないかなと、思っただけが今んとこ。

ゆっくりと時間の許す限り語れて楽しかったです。またの機会にも☆


垣野内成美原画展2016@ブリーゼプラザ8F 805(2016/11/27)

大阪遠征は久々。大阪駅から近くてありがたい。
出張移動日だけど何とか辿り着ける算段で、遠征計画。
トークショーはしっかりと聞いておきたかったので。
エピでもフリートークでじっくりとは聞けたけどね。

ブリーゼブリーゼまでは、地下道を通って行けたので
雨の心配はなし。先生的には本領発揮だそうでしたがw。
着いてからがなにげにめんどうくさい。

帰りの時間は厳しいが、入りの時間は有り余ってるので
エスカレーターで7Fまで。会議室のみの8Fは、
7Fからの専用エレベータで移動。
着くと本当に会議室の一室なので、飾り気は無し。

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それでも会場が広々使えてるおかげか、
エピキュートよりもいっぱい原画版画が展示されてる印象
がありましたね。懐かしい作品もいっぱいでした。

グッズ2000円以上でサイン券のレギュレーションはこれまで通り。
でしたが今回は、2週間前に先生からもじっくり話聞かせてもらい
アドバイザーお二方の熱意にも惹かれて、結局は自分での判断ですが
爛佳と桂を持つことにして、さっそく手続き。

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特典には、お涼様の新装版1,2巻にサインを入れたものを
あとから郵送してくださるのだそうな。これを機に、お涼様も
読んでみないとな、ってことですよねw。

終わるとまだまだ時間があるので、トークショーまで待ち。
大阪スタッフは基本的に居ない様子で、基本はエピキュートスタッフ
気心が知れてるのでいろいろやりやすかったり。

13:50くらいに丸テーブルを片付け
先生用の机が出て来たのに合わせて、会場全体で同時に椅子並べ始め。
この辺の阿吽の呼吸はARCHならではかな。

13:55、本当に開始直前、花束贈呈の役割を伝えられる。
これまでも何度か機会あったけど、久々ではありますね。花束受け取り待機。

14:00トークショースタート。
最初に花束贈呈で紹介してくれたので、先生にそのまま手渡し、握手して戻る。
ひとつめの任務完了です。

司会は大阪のいつものスタッフの人なのかな。慣れた感じで
進行していきますが、最近の慣れに慣れ切ったエピキュートのトークと
違って、進行表に従った質疑応答が律儀で、当たり前のことが何故か
新鮮に感じましたね。

☆薬師寺涼子新装版コミックス発売おめでとう。

最近アニメばかりでコミックスの仕事が久々だったので、
出し直しだけど楽しく仕事させてもらえた。

★新作版画:摩天楼 について

薬師寺涼子 摩天楼
ジークレー+リト
描いた時から赤が気になってたので選んだ作品。
どうしてもピンクがかってしまうので、イメージ通りの
渋めの感じを再現してみたかった。

肌色も出づらい色なので、印刷ではピンクを入れるのだが
それやるとまた全体がピンクになってしまう傾向。
版画ではさらにゴールドを乗せたくてやってもらった。

ジークレーは普通1枚で刷るのだが、これで2枚刷りになった。
さらにバックも、ビルにはできないからどうしようと考え
結果ブラシを吹くことにしたら、3枚になりましたw。

エアブラシ作業中に、使ってたものが切れてしまい、それならと
アシさんが大昔のを引っ張り出してきてくれたのだが、これだけで
すごい大掛かりな作業になってしまったエピソードなども披露。

☆新装版コミックスについて

11/22に6巻が出ました。口絵と表紙は描き下ろし。
当初全部集めると一枚絵になる案は企画倒れに終わった。
田中先生との対談も、前のとは別に新しく収録した分もあり。

☆デジタルコンテンツ

恋水蓮がデジタルコンテンツで配信されることになった。
以前、シュウウエムラとコラボで仕事したことがきっかけで
今回の話につながった。11月には出る話だったがまだみたい。
少しスケジュールは遅れ気味の様子。
もしかしたらそのうち美夕も同じようにできるかも。話半分で。

☆アニメの仕事話

アニメ業界に戻って早4年になった。
今はトリックスターの作画監督もやってます。5話の次が、10話で
実は今日0時過ぎまでやってたw。観る人が観れば、あ、作監やってるな
とわかるレベルにはなってるかと思います。

★新作版画:爛佳と桂 について

吸血姫美夕 OVA2話より

爛佳
リトグラフ


ジークレー
※非売品※
爛佳と同時購入のみ入手可

美術館に行ったときに、丸い額装があってすごくいいなと印象にあり、
ARCHさんに次は丸でとまず決定。爛佳のだらり帯のデザインでもある
藤の花にした。森木君デザインの木と絡めて丸くしてみた。

OVA版なので、爛火は爛佳の表記。人形爛佳を描いたのは初かも。
唯一負けたキャラなので。ここは東京の時から追加されましたね。

美夕はピンクでなく赤にしたかった。ここはお涼様と同じようなこだわり。
着物っぽくもしたかったと。人形は、森木君のデザインそのものを
もってきてみました。当時は抵抗あったけど、もう何十年も経ってるし
いいだろうと。

桂に描いた爛佳は、少し丸みを帯びてるかも知れない。
でも当時の年相応が、学生なのでこのくらいがよかったかと。
桂は最初、人間の美少年にしようかとも思ったけど、結局人形で。
爛佳と対にした形にして、丸い花の部分はぼやかしました。

☆じゃんけん大会

東京では参加できなかったじゃんけん大会。
海外版のコミックス2冊セットを4セット、そして小林君提供のレアグッズは
缶に入った美夕と夕維のピンズセットらしい。

2度ほど最後まで残ったけど結局は負けました。勝てばここにもサインもらえる
流れでした。あとで付け加えられたけど、お涼様新装版新刊にもサインあり。

☆今後の活動予定

来年春まではトリックスター。後期EDの依頼も来てるので、お楽しみに。
次は19話予定で放送は2月頃になるかと。

12/30に同人誌が2冊出ます。美夕の再録本を予定してます。
グッズは4月からのカレンダー。とら通販で買えます。公式通販より確実かも。
コミケは会場が14時入り位になりそう。

カレンダーは、昔の同人誌の絵柄で、表紙だけが描き下ろしになります。

14:33トークショー終了。
スタッフから連絡で、先ほどの涼子新装版購入者にはサイン入れますとのこと。

15:02サイン会スタート。
東京会場で話したこと、考え抜いて爛佳と桂を選んだことを話し、
サインもらえて握手して、サイン会終了。

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すぐに帰るためサクッと退場、7階まで専用エレベーター、6階までエスカレーター
で降りたところで、エレベーター見つけてB1まで移動、早い。
桜通口から切符買って入って、滑り込みで新幹線は、15:37のに乗れました。

2回トークショーは初かもですが、雰囲気も大きく違うので、機会があれば
また来てみたいものですね。


垣野内成美原画展2016@エピキュート6F(2016/11/13)

別イベを優先させたため、トークショーはパスしました。
大阪にてリベンジ予定。こちらも出張移動日ですが、何とか。

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定刻は14:00トークショースタートでしたから
着いたのが15:00頃だったので、もう大方、サイン会整理券配布も終わってる
頃合いだろうと思いつつ、とりあえず行ってみると

なんとまだ、今さっき前のイベント、トークショーからのじゃんけん大会、が終わったばかり
ということでした。
どうやら山ほど持ってきたじゃんけん大会の景品を、もったいないからぜんぶ配り尽すまでやろう!
ということになったらしく、サイン会でもその景品である海外版コミックスなどなど
追加でサインもらえる景品持った人がいっぱい並んでましたね。

グッズ2000円以上でサイン券のレギュレーションはこれまで通り。

今回は、恋水蓮巾着、缶バッジ3種(美夕、夕維、ナイチンゲール)、
ぽち袋(美夕)で2000円超え、もうひとつ実用のみ考えられたと思われる
スケジュール帳もありましたがこれはパスしておきました。

なんと!エピキュートにも電子マネー導入!Suica払い。

今回のサイン券は、1種類でした。この直前でも、37番と安定の人数でしたね。

トークショーは聞けなかったけど、新作の内容については把握しておきたいので
アートアドバイザーにリサーチ。

★新作版画について。

薬師寺涼子 摩天楼
ジークレー+リト
新装版コミックス1巻の表紙に
背景を描き下ろしたもの。
色の出方が納得の行くものでは無かった
こともあって、版画でリベンジしてようやく
満足できるものに仕上がったということ。

後でさらに、
マントにゴールド
バックにピンク
も散らすそうです。
さすがドラよけ。

吸血姫美夕 OVA2話より

爛佳
リトグラフ


ジークレー
※非売品※
爛佳と同時購入のみ入手可

額装の真ん中に
まあるく切り取られた窓に
円を描く藤の花と蔦が描かれ
その中に人形爛佳を抱いた美夕
の表情が絶妙に可愛くて良い

というのが、『爛佳』

合わせ鏡のように
若干縦長楕円になった中に
爛佳とは逆向きに円を描く藤の花蔦
を描いた中に微笑むのは、
ほぼ同じ構図で桂の人形を抱いた爛佳

こちらが、『桂』

どちらも抱かれた人形がタイトル
その思いは、美夕が唯一勝てなかった
敵であるということ。なるほどでしたね。

ちょっとだけ違うところは、

『爛佳』の美夕は、左手に人形を抱き
右手の人差し指は唇に添え

『桂』の爛佳は、左手に人形を抱き
右手の人差し指は、少し斜めにして頬に添え

どちらも柔らかい微笑と瞳に吸い込まれそう。

サイン会が始まった時刻は見てなかった。終わったのは16:00頃。
1時間ずれでだいたい同じか少し長くか、ゆったりときが過ぎて終わりました。
いつものイス並びで、何故かいつも座る位置が空いてたので荷物置き、
なかなか巡ってこない36〜40が呼ばれるまで待ち。
ほぼ最後かと思ったら、39の後には80番の人までいましたね(笑)。

サイン会の時には、OVA美夕が良かったこと伝えられましたが、

sign

結局イベント終了後もじっくり話すことができたので、
そこでもイラスト完成に至るエピソードなどなど聞かせてもらえたり
昔語りもいろいろできてよかったですね。

あとはまた、行けたら大阪分でトークショーの内容は補完します。


垣野内成美来場展GWSPトークショー&サイン会@エピキュート6F(2016/05/08)

例年通り、毎年の恒例行事的に、垣野内さんのトークショーとサイン会。

14:05過ぎ、現着。

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グッズ2000円以上購入でサイン券。新作グッズ買ったら余裕でした。

・ICカードケース
・てぬぐい
・文庫ブックカバー
すべて垣野内先生のイラスト入り。

14:50、セッティングで机と椅子並べ替え開始。
並び、最前はだいたい一緒。左端をキープ。

14:57前説、15:00、定刻スタート。
垣野内さんを呼び入れ、挨拶。晴れて良かった。毎年ありがとうございまず。
トークショースタート。

☆最近のお仕事:アニメ

あちらに同人誌もありますが、との前振りからアニメの仕事について。
ほぼつまみ食い的なお手伝いばかり。
10月からの新番とアクティヴレイドを2期までヘルプで。

絵コンテから少女漫画的な演出までを任された、最初はビデオ作品て話から単館映画クラスになってて、
気付いたら大きな劇場公開作品になってたという、
「ずっと前から好きでした。〜告白実行委員会」少女漫画的な展開が得意だろう
から振られた仕事ということで、片想いがいっぱいな純愛もの。
こちらはクリエイティブな仕事になって充実してたそう。後編もお楽しみに。

アクティヴレイドはひたすらちっちゃい都知事とでっかいその秘書ばかり。
1枚絵に収めるのに苦労したという。諸々ヘルプお仕事。
ハイスクール・フリートに至っては、作監の手伝いで20カットほどだけ。

最近のアニメの傾向として、可愛い女の子がたくさん出て来るのは良いが、
キャラを覚える前に描かされるのがストレス。キャラ表探してそこからキャラ探して
どんな子だか把握できないうちに描くのが大変。きっちりキャラ表出してくれる
ところはまだよいが、場合によってはキャラ表まだ作成中、出来てないので
想像で補完するという、考えながら進めなければならないのは、しんどい。

あとは左手がいつも動きっぱなしで、まさにアスリートのような作画こなしてると。
最初から入れてる作品だと、原作も読ませてもらえキャラもわかったうえで描く
から描きやすくて仕事もしやすい。10月のもそんな感じ。

☆最近のお仕事:マンガ

薬師寺涼子がマガジンZの頃のをアフタヌーンで出し直す。豪華本仕様で分厚く
カラーイラストを描き下ろしてるとこ。夏から毎月発売していく予定。
本の仕事は漫画家として嬉しい。

☆前回新作版画:瓏&玲について改めて

前回は額装の話ばかりに終始して、タイトルの意味など話し忘れたとw。
夕維と美夕が持ってる珠が透けてるのと、凛と鳴ってる様子が
ちょうど瓏玲という言葉と重なったので、このタイトルにした。
タイトルはいつも後付。いいのになってよかった。

珠の中身は、最初下描きの段階で描かれていたが、想像力にお任せした方が
いいと思って最終的には白にした。

額装を掛け軸っぽくすることにこだわって、前回その話をしたが改めて。
会場内のサンプルは前回のと一緒だったので、もう少し縦長になること強調。
最近TDLに行けてない代わりに美術館によく行ってて、額装ひとつで
作品の印象が大きく変わることを再認識してきたという。

☆原画のこと

懐かしいカレンダーの絵がすぐ隣にあって、しばし当時の思い出語り。
入り口付近に窓をあけての原画もあるので、製本後と見比べてほしいと。
薄い紙にマーカーで描いてるのが特徴。2枚見開きしていだったから、
でも漫画家なのでやっぱりコマ割りしてみたりとw。

ムンプリのキャラは遊びやすくて動かしやすいので好き。
原画展ではせっかく生の原画あるのでぜひ見てほしい。

★じゃんけん大会

いつもの質問コーナーは、あまり出ないし固定した人からしか出ないので
先生が持ってきたグッズをプレゼントするじゃんけん大会に変更試用。

テレカと海外版コミックスを1名ずつに。
あいこ残りで優遇でしたが、結局2回とも負けました。残念。

☆告知関係。

外注受けのアニメお仕事。

Blu-rayでイクサー1とダンガイオー出てるので宣伝。
イクサーはTVではほぼブラックラインだったり、思い出深いなんでも
入れてみたビデオオリジナルの作品。セルが戻ってきて懐かしかったり。

ダンガイオーは作監補で。大張くんを引っ張ってきてやった作品。
宙明さんの音楽も最高で、2枚組サントラが復刻同梱なのもおすすめ。
いまだに現役バリバリで、元気なおじいちゃんだなぁと(笑)。

ブックレットも新しいインタビューもありで、4/27発売。発売中。

後は10月のとアクティヴ、涼子のイラスト、夏コミも。

15:46トークショー終了。かぐや姫台紙にサイン。
ペンはゴールドと黒。16:00過ぎにサイン開始。

イクサー1のBlu-rayは買うでしょうと話して、サインもらって握手して、撤収。

すぐにアキバヨドバシへ。ショーケースにありました。

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毎年恒例行事。来年も参加できるといいですね。


垣野内成美原画展2015@エピキュート6F(2015/11/23)

いつになく忙しい日。恵比寿ガーデンホールの下見をしてから、日比谷線銀座乗換末広町で、13:50着。同じルートを終わったら辿ることに。

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受付済まして入ってすぐに、新作グッズのチェック。
単四×4本使用の携帯充電器、
クリアキーホルダーはスタンドにもなるタイプで、夕維と冷羽。
それから卓上カレンダー2016。これは嬉しい。

カード払いで品物もらったら、中で新作展示を見物。何か忘れてた。
ちゃんと受付の子が持って来てくれました、サイン会整理券w。肝心なものを。
今日はバタバタでいろいろ忘れ気味ですね。

玲瓏は、2個1がずるい仕様w。またこれやるんかと。掛け軸仕様の縦長版画が、
2枚合わせ絵になってて、2枚同梱の額装も用意するようでした。

ちなみに2枚購入すると、特典が付きます。このイラストは既出のものでしたが、
どうやら垣野内さん、アシスタントさん、ARCHスタッフの中でも出典わかる人が
居ない状況だったらしく。今回の玲瓏に合わせて、美夕と夕維が一緒に描かれた
既存のイラストで見つけたのだが、なかなか無い上に見つかったけど何に使われた
のか結局判明しないままだったという、話でした。

それがジークレーでかなり大判のおまけとして付くのだそうな。今までのおまけよりはるかにでかいよw。

2個1もいいけど、合わせ絵は逆にするのもありかなと、並べ替えたりしながら
遊んで見れたりするのも、広いギャラリーならではの楽しみですよね。自宅ではこういくまい。

ちなみに版画技法はリトグラフになりますが、瞳の金だけをシルクスクリーンにするそう。
これはそうしないと色がうまく出ないということで。やはり金の瞳が吸血姫ですからね。

14:45遅めの机片付けセッティング、着席。待機。

14:58前説、何故か司会さん緊張トーク。15:03、遅めスタート。先生が入ってきて、挨拶と花束贈呈。

お天気のこと。確かにこのトークショーのときは、天変地異まで言わずとも、荒天が多い気もw。
お足元の悪い中、以下略。

★近況

>夕維同人誌完結お疲れ様です。

長いこと描き続けて来たので、終わりはあんな感じにしました。芯の強さは描けたと思う。
感想くださいw。年齢層によっては違う感想にきっとなると思うので。

大まかには、ラストは決めてた通り。悲しい、そしてある意味で究極の恋愛。
通して読むと理解してもらえると思うので、最後だけでなく通しで読み返してほしい。

連載の時はその場その場で楽しんで描けた。

>コミケは?

冬コミは、アニメの仕事が忙しく、手が動かないくらいにしんどいので新作描き下ろしは断念。
アニメのお仕事録の原画集と姫かがりの再録を予定。同人誌はアシさん任せで
中身は把握できてないが、原画集はもう終わった仕事のを収録します。
ルパン8話は今週放送分、画面レイアウトからできたのがよかった。絵直しだけでなく
作画監督までできたので。平野監督にとっては、ルパンは1作目だけなので、
こんなのは(ryってなるそうですがw。

>予定としては?

アニメのお仕事。櫻子さんの足下には死体が埋まっている、EDを担当。作画監督もいくつか。

マクロス愛おぼえていますかBlu-rayが出ます。2016/1/29発売。
ここに平野美樹本垣野内でオーディオコメンタリー収録します。
裏話が満載。今見ると恥ずかしい。美樹本さんもだいぶきつかったらしくw。

★新作版画について。

玲〜吸血姫美夕〜
リトグラフ+シルクスクリーン

瓏〜吸血姫夕維〜
リトグラフ+シルクスクリーン

瓏&玲
2枚入り額装版

玲瓏という言葉から1文字ずつ。
単独夕維は、2007年以来になるとか。
サイズ違いで縦長を希望したらできるってことで
対にしたかったと。

最近見た幽霊展の掛け軸をヒントにして、こうなった。
セピアトーンと、上下に空間をあけたのもポイント。
美夕は縦に炎、夕維は横に水をイメージしてある。
最終的にはもっと掛け軸っぽくするつもり。

柱にかける本当の掛け軸をイメージしてみたかった。
手の中には最初炎と桜にする案もあったけど、無くしてみたら
見る側が想像できるかと思ってこうしてみた。

帯の赤と着物のピンクは残っているのがふたりらしさ。
レイアウトにこだわってつくった。最初は真横に長くする
案もあったけど、掛け軸で縦長に決まった。
いずれは今度、横にも挑戦したい。

額装は、細くしたいとだけ注文したら、竹になっててなるほど
と思った。中は色だけ指定してたら布張りになってた。
しかも緞子でいい感じに。満足してます。

和紙になるのかとも思ってたので、より良くなっててよかった。
アニメのころからのイメージ通りになった。

表情は原作寄りというよりも、幻想的にしたらこうなった。
アニメだと出せない線の無いイメージなので、やらせてもらえて
よかった。漫画にするにもレイアウトがあるから、掛け軸が
できたのは描き下ろしならではだった。

ポージングよりもイメージで。違うものにできた。
レイアウトにはかなり時間かかった。

サイン会の色紙イラストもお楽しみに。
同人誌終わった記念で夕維と那嵬。

版画にするには、美夕とラヴァはいつも一緒だからいいけど
那嵬は関係性が難しい。一緒には描きにくい。
今後、イメージを作ることは可能とは思うけど。

★質問コーナー

>夕維終わりましたね。アニメ化まだ?w

誰かプロデューサーになってくださいww。
もしかしたらどこかであるかも??お楽しみに。
自分で作るには、お金がないw。スタッフとお金がアニメには要るから。
でも望みは捨ててません。いつか。。。

>新人アニメーターにアドバイスを。

新人の頃から好きで入ってるから、しんどいとは思わなかったので。
ラッシュフィルム見る時が一番感動だった。今は無いのがさみしい。
出来上がる時が苦労。お芝居させてるんだと思えば楽しめるかも。
最後まで投げ出さないことです。

>最近夢の国が

行けてない。アニメスタジオに入っちゃうと、毎日通わないといけない。
作業あると、宿題もできるから、遊べない。今年はハロウィンも遊べなかった。

>冬コミ来場予定は?

29日に参加。14〜15時ころでいつも通りに。

★今後の予定
当初ビデオ予定だったのが映画になった恋愛モノアニメが来年劇場公開予定。
絵コンテ担当しました。

2年後にはパチンコも出るらしいw。いつ見れるかわからない最近のお仕事。

薬師寺涼子、原作が久々の新作発売で、イラスト描いた。

シュウウエムラ関連で、4本あります。ネットで。

アニメはヘルプで入ること多いから、いつ流れてるのか把握できない。
ラッシュチェックも無いから、オンエアーでチェックすることになる。

ルパンは楽しいお仕事だった。たまに違う名前で出てるかもw。

トーク終了は、15:42、サイン会へ。
休憩はゆっくり取ってた。サイン会は16:00スタート。

20名ほど版画購入の赤チケットがあって、そのあと普通の緑チケット。
最初の人たち長くて結構掛かってた。結構タイムリミットギリギリでしたが。

やっと回ってきて、質問が出なかったけどwおまけのイラストについて聞いてみた。
アシさんの方からいいヒントが出てきた。人形を作った時に一緒だったから、
たぶんそのときのじゃないかと。

質問しなかったことに司会さんからツッコまれたけどw、こちらも終わってから
思い出したのだからまあ仕方ないw。急ぎ次の場所に行く都合もあるにはあったけど。

結果オーライ。そのヒントから見つけることができました!

 →サイン会も開催された、美夕最終巻+夕維新シリーズ1巻同時発売記念フィギュア。

記録は残しておくものですね。現物はちと行方不明ですが、写真でも見つかってよかった。
この絵柄がおまけになってジークレーで届くというのが、今回の2枚同時購入特典ですね。

アニメのお仕事忙しいようなので、気遣いの挨拶と握手して、サインもらえて撤収しました。

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16:20過ぎ。ここから恵比寿への移動です。
結果、間に合って本当よかった!どちらも参加できてよかったです。次も行けたらいいですね。


垣野内成美来場展GWSPトークショー&サイン会@エピキュート6F(2015/05/06)

例年通り、毎年の恒例行事的に、垣野内さんのトークショーとサイン会。

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GWめちゃくちゃ忙しかったこともあるけど、ちょうど櫻子チケットの気になってたところで
トークショーについては特に目立った用意をすることなく、気持ち的には丸腰で臨んだ感じで。

13:45過ぎ、現着。
サイン会の注意書きが入るとすぐあり、結果よくわからなかった。
中でじっくり眺めて、ようやく2015の新作グッズがどれかが判明する。レジ横にも貼ってあった。
・しおり2枚セット(かぐや姫・トランプ裏地没稿絵柄)
・ストラップ(お面美夕)
・ポーチ(美夕・夕維柄ピンク)

以上3点。ではなく、それに加えてムーンプリンセスポスター。がある。
このポスターに、今回はサインを入れるので、

・ポスター(500円)を含めて1000円以上グッズ購入で、サイン会整理券配布

であった。わかりにくかった。

4つとも買って、ポスターはサイン後に先生から手渡し。

14:44、セッティングで机と椅子並べ替え開始。
いつものところ、最前の左端に座ると、司会の子から、最前はいつも同じですねwと。その通りw。
最前のみならず、後ろの方も含めてほぼ一緒なメンツになってるのかもですね。暦長いですし。

14:54前説、15:00、定刻スタート。
垣野内さんを呼び入れ、挨拶。天気が良かった、晴れて良かったなと。トークショースタート。

☆会誌・窓をあけて

最初にArch会誌の宣伝から。集中連載が始まったので。以前からArchから話が来ていて考えてはいた。
いろいろと考えてみて、午後3時で一回使った手法を使ってイメージして、描いてみた。
さすがに見開き一枚だとお話にならないかもと。

ムンプリ(ムーンプリンセス)については、童話をいくつも入れてるので、1回目はおさらい的に
描いてみた。前回の版画作品「窓をあけて」と引っかけて描いてみた。2話では月に引っかけて、
かぐや姫を描く予定。そのかぐや姫が、今回のグッズのしおりになってるのは、偶然です。

マナについては、ムンプリの頃そのまんまで。あとのことはお楽しみに。

アリスの版画「窓をあけて」については、額装を窓っぽいのにしてあって、会場のサンプルとは
だいぶ違うらしい。観てみたい気も。

今回の連載に関しては、こだわりでえんぴつの線を使いたかった。一番えんぴつが好き。
ラフスケッチ程度にするつもりだったのが、描き始めたらつい力が入ってしまい。

カード仕立てにしてます。(グッズとして、Archさんには)してほしいな、とは言ってますw。
以前観たことのある、入れ替えが可能なボックスアートぽくするのを目指してます。
当時を思い返しながら、楽しんで描いてます。

☆最近のお仕事

トークショー開始直前になって、スタッフが奥から出してきた小さな額装が4枚。
観たことのない絵柄で、つい最近のお仕事、ヴァンガードのゲーム用が3つ。16,17に
ブースターパックからも登場してるそうで。さらにモバゲー、大戦乱三国志バトルでも
チャイニーズぽいのを1枚。こちらは今日持ってきてなかったようで観れず。

どちらも、片やカードゲームのカードの大きさだったり、モバゲーに至っては携帯画面、せいぜい
大画面スマホで観るくらいの大きさなので、こうして額装に入れられて大きく観れるのはレア。

きっかけは、涼子の仕事の時に、担当さんがちょうど並行して担当されてたから、誘われたのだと。
ちょうどアニメばかりやってた時期で、紙に描ける仕事あるならやります!!とアピール。
その代わり、紙に描くけどいいですか?との確認は取ったとか。いまやデジタルばかりですからね。
逆に先生のようにアナログで描いてデジタルに取り込む人の方が少ない・いないかもと。

次にもし同じような仕事来たら?即答で「やります!」と挙手されてましたw。

★質問コーナー

1.版画の絵で、大勢描くことはあるか?最高で何人くらい?
  →あまり無いし予定もない。過去は美夕八千代が最高で、数えたら8人居ました。

 作品を超えて、キャラを一堂に会してみては?という意見に興味示し、お茶会的な?という声に
 それで冬コミ発表へと誘導されそうになったりwあぶないあぶないw。

 コミケは夏コミで出す夕維最終巻が、絵はもう入れたとのこと、もうちょいで完成。
 ネームは一気に切ってあって、あとはアシさんにお願いしてるところ。
 長かったようで、終わっちゃうとあっという間でした。

2.トレカやトランプなどやってきました。次はタロットカードとか?
  →挑戦してみたいかも。 こちらでも、キャラ割り当てが面白そうとw。
 今回グッズに付けたしおりの柄は、トランプの没案絵柄だったそうで。

3.英語を使えたら、使ったとして、何をしたいか?
  →翻訳本を出したい。想像が付かないので。漢字圏なら何とかだが、他がわからない。
   ラヴァの解釈がフランスとかまるで違って。仮面を被せるラヴァーだったのが、
   Loverと誤解されていたようで。全然違ったなと。

☆告知関係。

言えないことがまだまだ多いw。
ルパン三世、イタリアとの合作。イタリアはもうたぶんやってて、日本は9月からだと思う。
9話あたり?の作監をやってて、雰囲気カリ城(カリオストロの城)ぽいかもと。良い意味しょうわぽい。
懐かしい感じがして楽しかったなと。平野監督には「おまえがルパンやるの?」と驚かれたとか。

ちょうど担当回が五右衛門居なかったので描けなかったけど、ルパンと次元、それに可愛い女の子が
出てくるので、その女の子観ると垣野内作品とわかるかもということでした。

まだ詳しくは言えない、販促用の漫画があって、6〜7月頃に配信で出る予定。
16pを4本描いたので。最初はカラーがあって、あとは白黒。無料配信のはず。詳細はHPで。

冊子化するのか?の声には、正直わからないそうです。1冊はするみたいな話もあったりで。
是非してほしいなと思います。紙以外で観る本はどうにも存在感が希薄です。

15:30トークショー終了。ムンプリポスターにサイン。
ペンは2種類から選べて、ゴールドとピンク。15:40サイン開始。

サインの時は、配信限定のマンガって…ということ、紙媒体最高!というのを、先生にも同意二回も
もらいながら話してました。最後にルパン楽しみにしてますと、握手しておしまい。

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終わった時間は観なかったけど、50人ほどがゆったりと話し込みながらやっても30分程度でした。
1000円買えば参加できるゆるいサイン会なので、ハードルは低いかも。

16:00過ぎくらいには終わってました。その後展示即売会に戻る。
先生もあとから出てきて、あちこちでアートアドバイスというか、制作の裏話を聞かせて歩き、

トークの内容からアドバイザーの人と話し込んでいた美夕八千代について語ってるところへ、
手の空いてた垣野内先生自らがいらしてくれたので、美夕に関する思いの丈を、熱情を持って訴えて
みましたw。私も垣野内作品、殊に美夕OVAに関しては、かなり思い入れ強く語るので、自分より詳しい人間
というか制作に携わった本人交えてこうして語れる機会というのは、貴重で嬉しくて、本当良かったですね。

これで気がついたんだけど、というか垣野内先生自らの解説で気づかされたんだけど、8人じゃなく
プラスで美夕にからみつく全体の柱のような神魔が居たので、9存在になるのかな?w

閉場の18:00過ぎまでまったりしてました。
先生も時間を忘れるほど語りに付き合ってくれましたが、またこういう機会があればありがたいですね。お疲れさまでした。


垣野内成美原画展2014@エピキュート6F(2014/10/26)

M3から回して来て、14:00着。いつも通り。

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サイン券は既にもらってたので余裕あり。前日のうちに新作版画を購入で。
グッズもポストカード以外は買っておいた。ポスカはトークの後に知り得て購入。

新作は摩天楼で涼子の初心、義〜吸血姫美夕〜で美夕の初心、窓をあけて〜アリス〜で
新お姫様シリーズの開幕。購入者特典のトランプもなかなか面白い趣向。

14:47遅めの机片付けセッティング、着席。待機。

14:56前説、マイクテスト。15:00、定刻スタート。先生が入ってきて、挨拶と花束贈呈。

★近況

最近は漫画描かなくなって、土日がお休みになったそうです。
天気が良くて良かった件。アニメの仕事と、スマートアニメも企画段階ながら。
TVアニメもやってます。バサラが面白かったのと、アルドノア、サイコパス2、こっくりさん。
精霊使いはOPと何話か、3分アニメも。スタジオ入りしてやってるのは目まぐるしく、
そうでないのはマイペースで。アルジェヴォルンも。
俺ツインテは、原画を。キャラ表あいまいで好きにやった。特撮好きが真面目にバカやってる感。
サイコパス2は2−3話で作監の手伝いで女の子がちょっと涼子似。

ツインテは今後は無い。こっくりさんは絵コンテ丸々1本。平野さん経由の仕事でキャラ表を3パターン。

TVで紹介美夕スマートアニメは、AICの仕事。ある意味苦痛だが面白い企画。
ナレーションは台詞殆ど無かった三木さんに。美夕は寿さん。音楽は川井さんのをそのまま。
懐かしい仕事で、音響も昔のまんまを使った。絵はコミックス1話なので、直したかった。
スマートフォン用になる予定で、コミックス絵が基本。

コミケ売り同人誌、冬の13,14がクライマックスで、夏の15がエピローグ、で完結予定。
家系図がほしいと要望有りw。終わったら是非読み返してほしいと。

あとは寄せ集め原画集を予定。参加アニメ関連。本が多いのでグッズは無し。

★新作版画について。

義〜吸血姫美夕〜
リトグラフ
薬師寺涼子 摩天楼
ジークレー
窓をあけて〜アリス〜
ジークレー
義と書いて“あい”と読む。美夕とラヴァは仁義の関係なので
敢えて義にした。初心にした。スマートアニメの影響もあり、
ラヴァも素顔にしてみた。コミックス1巻を想起させ、深竹より
キャラクターにスポットを当ててみた。

竹を青にして、ラヴァを透明に。黒は出すのが難しく、青は軽い
印象になる。黒は重たい。ハイライトで少し軽めにした程度。
白は実はもっと抜きたかった。白に抜きすぎて昔美術の先生に
怒られた件w。白い空間は好きなので多くしたい。ラヴァは優しく
してみた。男性と女性の間。

美夕の目は金だったが、色がのりにくいので黄色をいくつか合わせ。
まつげはホワイト。

涼子は1巻の見開きで、最初に描いた“らしい”涼子。ピンクも混ぜた。

窓をあけてシリーズは、額を窓に見立てて、不思議の国のアリスを。
まだ仮の額装は模索中。アリスはいろんなひとが描いてるので、敢えて
垣野内らしくレイスイーパー仕様にしてみましたw。黒は臙脂系で
チシャ猫は何色でも良いかもと、ふんわり感。

グッズはポーチがピンズを散らばしたデザインで。シルエットは相方2人。
美夕にはラヴァ、夕維には那嵬。小さな鏡は見た目より軽い。ポスカ付き。
ストラップは昔あとがきにいたずら描きしたラヴァお面の美夕イラスト。
買ってなかったポスカセットは、バラで4種、セットでダリアが付く仕様。

トランプ!は和的な感じで朱鈴と小鳥を。同人でしか出してないイラスト。
JOKERは冷羽。版画購入者特典ということで、一般売りは無し。

ちなみに義のマットには和紙を使用。白だと美夕が白い印象になる。

★質問コーナー

描き直したいは?

デッサンを整えたい。綺麗に描きたい。でも今直すと違う物になるので
デッサンの狂った感じもそのときの良い物だと思った。
内容は、直しちゃダメだと思った。

最初にインスピレーションで出したのが良い物だと思う。
アニメはさらに人の手が入っていく。

レイスイーパーは、足したいのはあるけど直しはしない。
細かいところは直す。手足は直しても顔は直さないと言うこと。

美夕の髪って茶色?

黒は入れないようにしてる。いろんな茶色を混ぜ合わせ。黒にしたことは無い。
誤解から言われることが多い。黒髪の似合う女性、みたいな先入観。
夕維は黒髪で美夕は茶色。でもベタにはしない。

海外で仕事するときのハードルは?

言葉遊びが全て日本語なので、どう訳されるのかわからない。
ラヴァがLoverになってラブロマンスに誤解されたりとか。
持って行きづらい。

★今後の予定
アニメスタジオ通い。断発的にアニメのお仕事。アルジェヴォルンなど。
あとは同人誌。話が動いたらスマートアニメもやりたい。午後3時とか。
他の人の作品になるかも。

アニメは絵直しが多いので、作品づくりに参加できたらいいなと。
トーク終了は、15:54、サイン会へ。
珍しく休憩が長かった。サイン会は16:22スタート。

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17:21サイン会終了。版画の前で記念撮影が終わると
購入検討してる人の席を回って自らアドバイス作品解説してくれてたりと。
この辺は前回と同じ感じで、レアなお話もされてましたね。

義はでかいので、届くまでには部屋を整理しないと置けない。がんばろう。


垣野内成美来場展GWSPトークショー&サイン会@エピキュート6F(2014/05/06)

例年通り、毎年の恒例行事的に、垣野内さんのトークショーとサイン会。

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kaki02

今回のトーク小ネタは、先日4/28に中野で買ったチャーマーのドラマCDをと思い、
持って行ってたわけですが、それ以上に直前に買ったばかりの、デート・ア・ライブIIの
CDの方が、トークショーにベストマッチのタイムリーさでした。

事前には最近の垣野内さんの仕事事情を調べてないわけですが、実は今はアニメに忙殺中。
それもデート・ア・ライブIIがそのひとつだという。EDムービーは作画をすべて担当して、
作画監督を担当したということで、会場にはちょうど戻ってきたという原画が山ほど、
ファイルにとじてパラパラ楽しむくらいのことができるほどにいっぱいありましたね。

調べてみたところ、デート・ア・ライブは1期が監督元永慶太郎氏がTV版美夕の助監督、
ヴィジュアルディレクターを務める斎藤久さんは美夕で原画やオープニング原画も担当
したというのがまずあり、そして2期はアニメーション制作の会社が変わって、元AICの
メンバー、つまりは平野監督や垣野内さんたちのチームが中心になって昨年作ったという
プロダクションアイムズになったことで、急に垣野内さんトコにも声が掛かりやすくなり
担当することになったそうな。

さておき

サイン会整理券Getのためには、2000円以上のお買い物が必要。今回は、

・ドール夕維クオカード
・美夕印鑑ケース
・美夕ボールペン

と使えるグッズもたくさん、さらに追加で同人誌、5/3の即売会初売りの

・垣野内成美作監修正&原画セレクト集<とある飛空士への恋歌BOOK>

なるものもあり、余裕の2000円超えで、カード払い。

実はこの<とある>の方も、後々たくさん語られることに。

15:00開始だが、なかなか準備せず、相当ぎりぎりまで
歓談が継続し、14:55にバタバタと準備開始。
それでも今回は、お客さんも少なかったこともあるけど、マイクトラブルもなく、
いつもに比較してスムーズに始まったかなという印象。

15:05、いつもの司会の女性が前説後すぐ、垣野内さんを呼び入れ
挨拶ののちにトークショースタート。

☆近況。

まったく休みのないGWでずたぼろ。アニメ現場に戻って、あまりに酷いスケジュールで
びっくり。いつの間にかメインでアニメの方に仕事が。地獄のスケジュールで、ダイエットもせず
2kg痩せましたと。本当お疲れの様子でいつも元気に満ち溢れて若々しかったのが、
今回ばかりは疲労困憊なのかやつれ気味で、毛先の方など白くなってるようにも見受けられ。

睡眠が減ったことが大きい。春にデート(・ア・ライブII)が始まってから特に。
とある飛空士の方で、お手伝い程度にアニメーター復帰したら、デートでは本格的に。
EDは原画ぜんぶ担当したので、今回パラパラして動画の大変さもわかってもらえるように
展示してみたと。実際には総作画監督がいるので、自分で描いたものすべてが採用される
わけではなく、できあがってオンエアーしたのは少し違ってると。キャラに合ってないお芝居
を垣野内さんのオリジナルで入れたところは特に、カットされてるらしく。

最初は6カットという話だったのが、やってみるとそれどころではなく軽く倍はあり、
どうみてもキャラだけで6人以上いるだろうと、最後は好きにやってくださいと言われ。
作画監督もやってるのにダイレクトには絵が出てこないもどかしさ。原作を知らずに始めて
しまったのが大きいとも言え。キャラがわからないで演技つけても確かに違和感になるし。

6話7話は作画監督もやってるけど、昔だったら監督がやってくれていたようなことを
今の現場ではやってくれてなく、ほとんどが演出家さん任せになってると。垣野内さんは
外注で入ってるので、内情を知れないそこがつらいところ。一原の担当だったので、そこから
二原を経て最後の決定まで、だいぶ変わってしまうらしく。それもスケジュール的に厳しい
最近のアニメ制作現場の事情によるものが大きいと。

作画監督もやたらと多く、補佐も多い。ちょっとだけ手伝ったのに補佐で書かれたりとか
名前だけの場合もあったり。昔と違って別場所で並行作業してるのがあって、師弟関係も
なくなってしまったので、若い人が先輩に教わりながらやるってことがない。これはまあ
どこの業界でも同じように悩みどころな気がする。身に染むところがある話でしたね。

監督の立ち位置が変わっていて、昔の平野さんなどの頃は、すべてに監督色があって、
作品は監督のものだみたいなところが強かったのが、今は出てきたものをまとめるだけの
役になるしかなく、アニメの制作自体が大きく変わってると。

<とある>は、リハビリで。お手伝い程度。デートは、シーン毎に担当分けが細かいので
なんとかできるかと引き受けた。昔の感覚は戻ってきたので手は慣れてきたけど、今のアニメは
線が多くて大変。これもよく聞く話で。

<とある>は、設定が無くて大変だったw。架空でもいいので、設定情報はほしいところ。
この辺が物販で売ってたセレクト集、というか苦労話集の中でも大変さがよくわかりますね。
描いたはずのものが反映されてない、やったこととできあがったもののギャップが大きい。

それでも久しぶりにアニメで仕事ができたのは良かったと。漫画は動かないので。
今は美九をやってます。それから別作の絵コンテもやってます。詳細は割愛しますが、
絵コンテ自体も昔とは大きく違ってるようで、昔はマル描いてちょん、にキャラ名、だけ
とかだったのが、本当に細かくコンテで描けたりするので、それは誰がそのあと引き継いでも
絵コンテが反映されてくるのでやりがいあると。

☆プライベート

ほとんど仕事ばかりで出歩けてない。睡眠も少ない。唯一は、録画してあるニチアサキッズ
を見ることが楽しみw。トッキュージャーとか仮面ライダーとか。キョウリュウジャーが
好きだったので、今は面白くなったりそうでなかったりの浮き沈みも楽しんでるかもw。

結構作品作りとして、お仕事の勉強にもなっている。

☆運動していたこと

学生時代に器械体操をやってたので、ポージングはわかる。昔は走るのもニガテでいつも
ビリだったのが、器械体操を始めてからは楽しくなった。体操も1分半とか限られた時間で
演技を魅せるという意味では、アニメーション制作と共通点が多い。技を魅せる芝居。
単調にやってても面白くないので、緩急をつけたり静動を使い分けたり。

オリンピックはしっかり見てました。仕事柄あの時間帯は起きてるので、しっかりと。
種目では女子フィギュアスケート。浅田真央ちゃん思い出してちょっと涙目になったり。

☆質問コーナー。

アナと雪の女王についてどう思うか?
そもそも雪の女王というイメージが無かった。観てない。ディズニーはお姫様が観たい。
最近多い現代劇でなく、クラシックなお姫様が。最近はあまりない。

アニメ制作の道具の話。
鉛筆と紙でやってきたので、今の現場ではCG多くてギャップも。一番は、カラーインクが無くなって
それがしんどい。CGばかりになった反動で、普通の色はあるのだが、ちょっと変わった
お気に入りのカラー使おうとすると、海外から取り寄せないと無いとかになってて。

インクは残してほしい。今日一番言いたかったことはこれだったかも。

平野監督とは家でアニメの話は?
仕事の話になるのでしないようにはしてる。今回次の絵コンテのこととかは少し話してる。
平野さんは監督なので、自分の仕事がしたい。描いたものを切るか切らないか、それは分かった上で
やりたいというのはある。描いたのに切られるのはもどかしい。

今回は本当に勉強になった。

平野監督は、やってるときは絶対に楽しみながらやる。苦しんでやると絵に出るぞと教わった。
最初はおっさんばっか描かされるって泣いてたけど、最近やっと可愛い子が描けるように
なってうれしい。

☆告知関係。

漫画が…本当にない。時代に合ってないのかなと。描きたいものがあっても、描かせてくれる
場所が無い。漫画としては、お姫様が描きたい。人魚姫に出てくる、人間のお姫様の方が
すごく描きたい。あの子は何考えてるかわからなくてまったく感情移入ができない。そこがいい。
でも、描くところが無い。

忙しくなったので、今はアニメひたすら。デートと、別会社の仕事も。暫くはアニメばかり。
カードも描いてる。ヴァンガードは4枚になった。

最後にみなさんに一言『健康に気を付けて』

アニメも見てください。励みになります。

15:47トークショー終了。10分くらい後に、サイン会。

今回は色紙でなく、チャイナブルーのカラー台紙でしたね。

16:00、サイン会開始。16:38までやってました。

sign

途中聞こえてきた今後の予定で、美夕の同人誌は今年夏コミで2冊、冬コミで2冊を予定、
巻きの進行でなんとか終わりにしたいなと。来年には最終章に。待て新刊。

イベント終了後は、閉場の18:00まではゆったりしてました。
途中垣野内さん出てきて、サンプルと完成シートを比べるように持って記念撮影したり。

仕事の忙しさでとにかくやつれ気味だったので、無理せず体に気を使って、次回のトークショーも
元気で登場してほしいですね。お疲れ様です。


垣野内成美原画展2013@エピキュート6F(2013/10/14)

着いたのが14:00過ぎ。いつもの感覚で。

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kaki2013_2

物販2000円以上で、サイン会とじゃんけん大会券。一通り買うので条件クリアー。
ポスターカレンダー2014、スマホ入れ巾着、絵馬ストラップ、ピーナッツ絵柄2種。

新作も確認。薬師寺涼子と美夕、夕維が1点ずつ。3点買うとおまけが付く前回同様の仕様。
おまけは前に紹介のあったヴァンプリのニューヨーク編?企画段階のイラストを、ジークレーで。
それに値引きもある様子。

14:37早めに机片付けセッティング、着席。待機。

14:55前説。15:00、定刻スタート。先生が入ってきて、拍手と花束贈呈。

加えて、シークレットゲストでアフタヌーン編集部で担当の那須さん。

★薬師寺涼子

早速那須さんに質問で、薬師寺涼子をやることになった経緯について。

99年創刊のマガジンZ、98年ごろに新雑誌の企画段階で作家のスカウト活動
がはじまって、アフタヌーンで午後3時、AmiでJULINEを連載したことのあった
垣野内さんが注目され、ちょうどJULINEの続編がやりたかったということもあり、
マガジンZで連載開始することに。

LIN3から特LINまで5年間連載し、その後何か無いか考えたときに、96年から挿絵
を担当していた薬師寺涼子が目に留まり、田中さんの了解をらいとすたっふで取り、
涼子の連載が始まることに。

田中作品はキャラが立ってるので、イメージは出来てて描きやすいけど、
現代劇で資料集めからなのでそこが大変。編集部とアシさんたちが走り回って
集めていたと。立体のプラモを買っていろんな角度からの描き方を確認したり、
銃が大変だったけど、サバゲー好きの編集さんが居たのでモデルガンを借りてきたり。

基本的に女性スタッフばかりなので、銃などは描くことに慣れておらず、大変。
銃の重さもズッシリしてて、よく持てるなぁとは思うけど、

垣「涼子は持てる、人間じゃないからw」

最近作ではサーベルタイガーが出るようで、そちらは原作書くときに田中先生が
どこからか買ってきたものを、お下がりで回してもらったとw。実は不格好なので
描くのが難しかったそうで。

現在の最新作、魔境の女王陛下は、今売りの11月号で完結。下巻コミックスは
11/22発売で、表紙は既に描き終えて渡してあり、本編を相当書き直してるところ。
格闘シーンなど連載時には不満足だった辺りを、描き下ろしでコマ数増やしてると。
表紙はまだ発表されてないけど、色っぽいお涼なのでお楽しみにと。

那須さんはここまでで、ここからは1人トーク。

★近況。お仕事のこと。
原画コーナーで展示されていた、ヴァンガードの男の子イラストをやったこと。
男の子が指定で、あまり小さくも無く、ちょうど少年くらいが指定だったそうで。
他の絵師さんはみんなCGでやってる中、垣野内さんは水彩だけどだいじょうぶ?
と確認して了解してもらえたのでやったそうで。次は要望で女の子を描かせてもらう
ように取り計らい中。

夏コミのペーパーでも情報が出ていた、アニメショップコミットのマスコットキャラ
コミットちゃんのイラストを担当。中野ブロードウェイのお店。そのうちポスターに
なって店頭やホームページに展示されるのかな?グッズ化とかそういう展開があるときは
連絡もらうことにしてて、音沙汰無いのでまだらしいと。

★新作版画について。

吸血姫美夕(TV版)友久(ゆうきゅう)
リトグラフ
吸血姫夕維 瑞夢(ずいむ)
ジークレー
薬師寺涼子 wild rose
ジークレー
友久だけが完全描き下ろし、他は表紙イラストに手を加えて
花を添えたもの。夕維は文庫版の表紙、涼子は10巻の表紙。

涼子のタイトルにwildとあるのは、実はお涼がワイルドだから
ではなくて、たまたま【野バラ】の英訳を調べたら、この単語
だっただけで、そんなつもりはなかったけどまあいっかwと。

TV版の美夕の衣装は初。後ろの帯を羽根のようにして、着物は
白が固定色だったから、帯は青系にしたくて紫に。当時はCGじゃ
無かったのでこの色合いが大変だったそうで。

美夕の持ってる赤い珠の中には、友情のイコンが入っていて
しっかり千里を思い出す仕様に。表情は悩んだけど、美夕らしく
キリッとさせた。花はピンクにしたかったので、木に咲く花で
木蓮系の花を。木は神魔の空間の心象風景として象徴的に森木君が
描いてくれてたので基調にして、花を添えたもの。ARCHで初期に
出した千里の版画と列べて見ると、泣ける仕様になってます。

そんなTVシリーズのホラー感が詰まった一枚になっています。
制作には入れなかったので、自分で描いたのも初のTV版美夕。
当時の思い出話もここでまた聞けましたね。

苦労した点はイメージを最初からしてたのでそれほど無いけど
追加の花の配置にちょっと悩んだと。

青系は版画で出しにくいと以前お姫様シリーズで言われてたけど
今回の夕維ではもう少し抑えた青なので大丈夫と。お姫様は蛍光色の
青なので大変だったそうで。

夕維はいつもだいたいピンク基調なので、今回は青の合わせに挑戦。
懐かしいイラストで、連載してた夕維の文庫版の表紙。

同人版の夕維は、ネームまで終わったので、あとはがんばって描くだけ。
展開はお楽しみに。ヒントは、吸血姫ですから、ねw。

水を描くのは、水墨画の勢い。一発勝負で描いてる。失敗したらそれまで。
だからこそ、ロマンがあるのが水彩画の世界だとw。もちろん練習はする。

ピンクは色的に印刷だと出にくいので、リトグラフの時は思い切り使ってる。

4点目、おまけのヴァンプリのお話。
これは企画段階のラフ画。イラストボード、までいかない本当のレアもの。
外国で少女が二人、武器を持って交錯しているイメージ。
えんぴつとマーカーだけで描いたものだけど、そのままジークレーになります。
夕維はオレンジが先生自身が好きなので、オレンジにしたかったけど、この赤も
意外とあってるかも?と。美夕の帯の牡丹形の結び方は、本当にできるらしい。

言ってみれば、ヴァンプリの未来編。になるはずだったもの。
次の展開でここにつながる前の話を温めていたのに、残念ながら中断打ち切りに
なってしまったので、すべてお蔵入りに。本当に残念。

なのでどうしても夕維は同人で決着させたい、と。

アニメのお仕事を久しぶりに平野監督の手伝いでやった件。
最近のアニメ業界というか、制作現場が、原作モノばかりで意外。
というか、台詞から何から原作と全く同じにしているので、
オリジナルアニメでやってきた垣野内さんには、アニメならこのシーンは
こう変えて見せた方がいい、的なところが一切なく、違和感あったと。

仕事として、スケジュール管理は漫画の方がやりやすい。
マクロスの頃は、、、若さで乗り切ってただけで今より大変だったけど
逆に今よりもやりきった達成感は感じられるので、そこがよかったと。

たくさんの人が関わってできあがるのがアニメの現場なのでしょうがない
という面は確かにある。

感情がどうしても描いてる絵に出てしまうので、その意味では版画は楽しく
描いてるので、気持ちが絵に出ちゃう分、いい作品になったかと。

★質問コーナー

美夕の続編は?→予定はない。
夕維が終わったら次に同人で?という提案があったので、そういう展開も
無くはないかな?というかんじでしょうか。今は予定無し。

艦これは?→やってない、知らない。
平野さんはもしかしたら知ってるかも?ナイショなお仕事は結構ある。

おゆきさんピンの話を →那須さんに出てきてもらって答えてもらうw
8人姉妹の末っ子で、那須さんも読みたいと。田中先生次第なので、
田中先生に聴いてみないと。

垣:妄想ならいっぱいありますw。

★お知らせ
アニメの仕事のお手伝いやってます。1月放送開始予定、タイトルは言えない。
ヴァンガードのイラストお仕事。もしかしたら女の子をもう一枚。
他にもイラストのお仕事何点かやってます。

冬コミ準備中。グッズはまだ全然未定。

グッズというところで、ARCHの今回グッズ紹介コーナーへ。
ピーナッツがお気に入り。イラストがピーナッツ皮に描かれてる仕様。
こじゅりんの色が違うと指摘されw。
絵馬ストラップはシンデレラ、スマホ袋は夕維ホームズ、ポスターカレンダーも
ありますよと、大宣伝タイム終了w。

トーク終了は、16:02、サイン会へ。
そして垣野内展では初の試みじゃんけん大会へ。

17:08サイン会終了。先生の休憩を少し入れて
17:20じゃんけん大会スタート。
勝ち抜いた最後の一人に、ポスターカレンダー、イラスト集ブーケ、涼子最新刊コミック
の中から選んでもらってその場でサインしてもらう、というレギュレーション。

珍しく3回まで勝ち残れたけど、結局負けましたね。
1回だけの時間配分的予定が、先生の要望で2回戦までやって、2名が当たり。

17:29、終了。拍手で見送ってイベント終了。

その後もいつものように、今日は那須さんと一緒に新作の前で記念撮影したり、
珍しく車が来るまでの待ち時間には、購入検討してる人の席を回って自らアドバイス
作品解説してくれてたりと。あっとほーむなイベントでしたねw。

心ゆくまで広い展示スペースでの一堂に会した版画作品を眺めて満足して
18:30過ぎに引き上げてきました。また次回も楽しみにします。


垣野内成美&美樹本晴彦スペシャルトークショー&垣野内成美サイン会@エピキュート6F(2013/05/06)

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昨年の菊池さんとのトークショーが好評だったこともあってか、今年のGW来場トークショーも、対談。
今回は美樹本晴彦さん。「マクロスの」とだけ言われると、わたし的には接点が乏しい。プラスくらいだし。

実はもっと素晴らしい、一緒にやった伝説の作品があった。「メガゾーン23」言わずと知れた
不朽の名作アニメだ。改めてDVDのブックレットを読み込んでみると、石黒さんがマクロス時代にがんばってた
平野さんと垣野内さんをメインにあげて、美樹本さんをイヴのみに特化する形で弁えてもらって、成功した作品。

変な例えになるが、マクロスが学校の授業で担任が美樹本さん、原画やってた垣野内さんが生徒で、校長の石黒さんが
卒業試験のような出題で、平野・垣野内に作画監督という課題を課して、成し遂げたのがメガゾーン、というような印象がある。

さておき。

13:30過ぎにグッズを購入して、サイン会整理券を確保。美樹本さんが遅刻気味との情報w、
結構わかりにくい場所ですからね。垣野内さんは何度も来てるけど、お向かいが出てて、美樹本さんには1人で来てもらう
ように頼んでたそうなw。

14:39、いつもより遅めにセッティングで席に着き。14:49前説。マイクセッティングも少し手間取って何とか事前完了。
15:00定刻、2人を呼び入れてスタート。

2人とも最初に挨拶。

垣:今「お忙しい中」と紹介されたが、いまはちょっと忙しくないです(笑)。
美:今日は端っこでぼそぼそっと垣野内さんに相槌打ってます(笑)。

☆マクロス30周年ということで。

垣:苦しかった、大変でしたw。特に美樹本さんが大変だったかと。
美:顔合わせは少なくて、劇場版で増えたかと。話す機会は殆ど無かった。別室で作業してたので。
  まだ22,3歳の頃で、可愛い子がいるんだなと思ってました(大事なことなので2度言ってましたw

垣:最初は確か、板野(一郎)さんから、当時学生だった美樹本さんを紹介された覚えが。

☆マクロス参加のきっかけ

美:元々の仲間(細野不二彦さん他)と一緒にスタジオぬえに遊びに行ってて、マンガ描いてみないか?と言われ、
  でも続かないと言うことがわかり、描かなくなり。ぬえの企画立ち上げに参加して、それがマクロスになった。
  そのときは仕事で続ける気は無かったので、40歳まで続けばいいかなくらいのかんじで。仕事は今でも受け身。

垣:基本的には平野さんの手伝いで参加するようになり。マクロスからアートランドに。外注組は別スタジオだったので
  そこでゲリラ戦のようにやってましたw。劇場版で初めて同席になった。

あの頃は貞本(義行)さんはじめ、凄い学生さんが多かったと。そして庵野・板野で不夜城になってた話など。

☆当時の苦労話。

垣:国分寺の方まで通いで仕事に行って、夜中1時か2時くらいに帰ってくる生活。食べるのも外食できず、
  文字通り缶詰状態で。まだ帰れるだけマシだったけど、泊まりの人はホント缶詰だった。

睡眠時間の話。
美樹本さんは1日4時間は寝ないとダメ。当時もそれくらい寝てた。河森さんは週に4時間で大丈夫な人。
垣野内さんも1日5時間は寝ないとダメだったそうな。

真冬に軽井沢へ遊びに行ったこと。
共通の知り合いだった栫裕さん(故人:東日本大震災による)の知り合いの別荘に、板野さんと美樹本さん、
平野さん垣野内さんの5人で行った話。冬は店も無いので、自炊したり。板野ルールでゲームしたこと。
板野さんは自分が勝つまでやめないので、板野ルールはそのたびに変わったとかw。

☆アニメ制作:好きな役割(キャラデザ・作画監督・原画・監督など)。

垣:漫画で言うネーム切り、アニメだと絵コンテ。イメージが一番膨らんでるときなので。あとは作品になるにつれ
  省かなきゃいけないところを省く作業、引き算になっていくという。
美:キャラクターデザインは大変。線を減らすことを心掛ける。原画のひとが誰でも書けるようにしないと。
垣:シルエットを意識する。線が無くなってシルエットになっても、誰が書いたデザインかわかるようなシルエットが
  キャラデザには必要。(平野さんがキャラデザで、作画監督務めると大変。キャラが違うとチェックが入るw)

☆マクロス4話で初めて一緒に仕事。

美:実はOPが最初かも。あれが平野さんだから。4話はBパートが平野さん。
垣:謎のマグロの回w。エッチなミンメイを平野さんが描いてたw。
美:OPはレイアウトがとにかくかっこよかった。あれで最初は決まってなかったデザインが決定になった。
垣:元々平野さんは特撮好きなので、特撮で映えるような作画の格好良さを研究してた。

☆ネット連載でフォトショップなども使用中。

垣:実はあんまりやってないw。手描きで後から取り込みが多い。
美:キャラと背景はやってる。というか音声以外は全て取り込みか。時間は実は、手描きの3〜4倍掛かる。
  CGは後から手直しが出来るので、気にし出すと際限が無くなる。以前は4〜5日で終わってた作業が、
  2〜3週間掛かるようになった。手間も掛かる。
  スタッフはやりやすい。好きなようにやりたい放題できる。それをまとめる作業が大変。チェックすると不要な
  こだわりが人それぞれバラバラで、合わせるのが大変になる。そういうアニメの監督業に近い作業になってきた。

☆もし当時の方法(CG無し)でアニメ制作の話が来たら?

美:方法はともかく、関わり方は当時のやり方では体力的に無理w。意外とわからないのが、メカシーンはCGの方が
  手描きより大変だということ。
垣:手描きは良くも悪くも手違いが面白かった。失敗して曲がった線が、実は味を出したり。CGは直線が曲がるような
  失敗はないので、その面白みは無い。

垣:イデオン時代、板野サーカスの動画は大変だった。当時は動画担当だったので、凄い枚数の動画が来たときに
  誰これ?板野!とわかるとがっくりだったw。
美:板野サーカスは、絵の枚数を減らすための技だった。楽になる人と大変になる人の差があるということで。

☆漫画とアニメ、気を使ってることは?

垣:アニメの手法を漫画に持ち込もうとしてる。
美:キャラの線を減らそうとしてるw。でもアクセサリーはスタッフが描くので、そういうのは増やそうとしてるw。

☆休日の過ごし方。

垣:ディズニーとか温泉とか。あまり出歩かない。平野さんは旅好きで気が付くとひとり旅してる。ついて行けば
  タイムテーブルキッチリ作って置いてくれるので、楽しめる。
美:写真が好きで、奥さんと一緒に出かけて撮ってる。ただ両親が同居してるので、日帰り弾丸ツアーが多い。
垣:写真は朝日がいい。
美:朝日と夕日を撮ろうとすると、日程調整が大変。

☆今ハマってるもの。

美:写真。人はいろいろ盗撮とか問題になるので撮らない。風景や花がメイン。
  今の女子高生とかは凄い。カメラ向けるとピースしてくる。その後来る友達に瞬時に情報が伝わってて、
  来る前からピースしながら歩いてくる。
垣:動物園行きたい。家族全員イヌがだめなので、テレビでイヌ飼ってるところを見て、飼った気になってるw。
  実際に飼うのはできないので。

☆星座と血液型がARCHで流行ってます。

垣:牡羊座のB型。平野さんはA型で、B型が嫌いらしいw。板野さんもB型でしたww。
美:血液型は調べたことがない。たぶんB型じゃないかと。乙女座。奥さんはA型。ケンカはしない。

垣:美樹本さんはオトナの対応なんですね!平野さんは子供の反応なのかな?w
美:この前血液検査はしたけど、血液型までは調べなかった。当然知ってると思われたろうし。低血圧なのがわかった。

☆質問コーナー。

Q:絵師100人展には行きましたか?今回のテーマ的に美樹本さん描いてたら素晴らしかったかと。

垣:知らない。
美:話題になることはあるんだけど、たぶんあれは伝手が無いと入らないぽい。

Q:これは描きたくない!というものはありますか?

垣:動物は好きだけど、動物は描きたくない。4つ足とか特にしんどい。昔はおじさんもそうでした。マンガで慣れてきた。
  特に田中芳樹先生の作品はおっさんばっかでw。
美:動物。骨格から調べないと描けない。それから誤解してる人が多いようで、メカは描きたくない。元々少女漫画が好き。
  メカ描くのが好きだと思われてる誤解が一番困る。昔はキャラ作監、メカ作監と分かれてたくらいで知られてたけど
  最近は“美樹本さんはメカ描くのが好き”と勘違いしてる人が多いようで。

  この前はユニコーンガンダムの小説のカバーで、困った。最近はハッキリと、メカは描かないので他の人にメカだけ
  描いてもらうようにお願いしていたが、キャラだけでなくしっかりモビルスーツが指定されてる。
  「これは背景です。」と無茶なことを言う。
垣:板野さんなんかは「デフォルメすればいいんだよ」って言うんですけどねw。

☆告知関係。

垣:薬師寺涼子5/23にコミックス上巻、続いて下巻までが終わると、時間が空くので、平野さんとアニメやることに。
  詳細はまだ発表できないけど、キャラから、もしかしら作監までやるかも。お楽しみに。
美:マクロスのコミックスが出てます。よろしければ。夏に一度お休みすることになりますが、必ず再開はします。
  そのあと止まってたガンダムの方があるのだが、これはマクロス待ちなのでどちらも待ちになるという。
  今年の前半は落ち着かなくて、後半になって落ち着くかと。カードゲームのイラストはあちこちで描いてます。
  小中和哉さんの映画で作品のイメージイラストを板野さんと一緒に描くことが決まってます。

15:50トークショーは終了、垣野内さんのサイン会へ。

16:02、サイン会開始。青券が1人、緑券が45人ほど。1人1人自由に話せるので、ゆったり16:48までやってました。

私はメガゾーンのジャケットイラストをネタに持ってって話を聞き。既に13年も前に描いたものということもあり、
ほとんど記憶になかった様子。平野・垣野内連名だったのでどうやって描いてたのか聞いてみると、平野さんが
時間なかったときに、仕上げだけ手伝ったのか、どちらにしても平野さんの仕事だったから、という感じでしたか。

それから軽くメガゾーン話を振ってみると、逆に質問されw「メガゾーンのどこがそんなに好き??」と。
やはりパート2のラストって話して、「なるほど板野さんか〜」と納得されてた様子。握手して挨拶しました。

サイン会後は、作品をバックに2人で記念撮影のあと、版画見ながら2人で雑談してましたね。

イベント終了後は、閉場の18:00まではゆったりしてました。
昨年と全く同じように、急に襲ってきた集中豪雨をやり過ごす必要もありましたのでw。帰りには晴れてましたね。

最後に、実はまだ届いてなかった前回版画の特典フォトブックを無事受け取り(版画2+1点は2/24納品済)撤収。

また夏過ぎた頃に作品展か、来年GWに次回を期待したいと思います。


垣野内成美原画展2012@エピキュート6F(2012/09/09)

着いたのが13:50くらいだったでしょうか。

kakinouchi2012

kakinouchi2012_2

特に買う気もなかったので、トークショーサイン会が15:00からなんで、若干早めに入店。

そしたらどうでしょう。
新作に付属のおまけ、フォト集というのがちょっといいな、と思いながら、新作を眺めてみると、
まずは新作より先に、そのさらに横にあるちっちゃな美夕!!これは何??と訊いてみると、
新作2点買い限定のおまけ、だそうな。

改めて新作を見ると、
 中心に仮面がある、ラヴァ“とこしえ” 永遠の意味=吸血鬼ラヴァの生き方そのもの。
 中心に仮面がある、美夕 “またたき” 一瞬の意味=美夕の生き方は一瞬の積み重ね。

さらには摘み取るとすぐに枯れてしまうという一瞬の生を彩る“露草”が添えられてワンポイント。

おまけのちっちゃいのは、この仮面が同じものであることから、アニメトレース技術を利用して
そのままラヴァの前に美夕が入り、仮面を抱き露草に纏われる“合わせ重ね絵”。

これは買いでしょう。もう即決でトークショーまで時間もないのでさっさと手続き。
改めて見るとこの“またたき”美夕、金色の瞳がこちらをまっすぐに見つめ続けて、
まさに魅入られる瞳に取り込まれる、またたきを許さない、という意味にも取れ、幻想的。

時を忘れて金の瞳に吸い込まれる、まさに美夕が好きになったそれこそ虜になったOVAのシーンそのもの
好きになった瞬間の美夕がそこにいました。これまでの版画作品はどこかOVA以降のツンとした美夕ばかりで
ここまで原初の美夕が出てきたことは無かったと思う。唯一、最初に好きで買った炎舞の美夕がそれに近く、
あのときは炎をバックにやはりラヴァと重ね絵。ここにこそOVA吸血姫美夕魅了の真骨頂があるのでしょうね。

そしてさらに、フォト集最終ページには写真が入る。今日ここで撮るんだと。時間配分が大変な会になりそうです。

さておき。

どうやら今回は今までになく購入者が多い模様で、トークショー準備も遅れ気味でテーブルも契約長引いてなかなか片付かず
14:50やっと机片付けセッティング、着席。待機。

14:59前説。トークショーは15:05からとのこと。
実は先生が遅れてたのかな?wバタバタしてたし。

15:08、遅れてスタート。先生が入ってきて、拍手と花束贈呈。

★近況。お仕事のこと。
Webが中心。フェアリージュエルは最終回。涼子はやっと再開できました。

ネットだと本屋に出回らないので、あまり知られてないような印象w。
本と違うのは、ページをめくる感覚が無いので、だいぶ違う。本ならめくったときに目に飛び込んでくることも
演出のひとつに考えてたから、そこで盛り上げたりもできる。ネットは、クリックすると次の絵がバンと出るだけ
なので、なんとなく距離感が出来てるなぁという印象。

ネットだといいところは、特に前のヴァンプリでやったのは、色がアニメ的な気分でいろいろと楽しめること。
このまま動画にしたいくらいでしたねぇと、アニメ監督ならではの感想で。マンガと融合したかったなと。

雑誌だとお手紙が返ってくる率が高いのかな、と思われ。ネットは読むだけみたいな感覚の人が多いのかなと。

フェアリージュエル、2巻がもうすぐ。これで完結で、ハッピーエンドまではいけなかったけどw、話はまとめた。
ここから先がまた描きたいなぁと。それは同人で?ww

コミックスの表紙は、実は裏表が入れ替わりました。ジュエリーボックスにしたかったので描いたのが、裏に採用。
こちらも見比べてほしいなぁと。

☆薬師寺涼子
涼子、やっと新連載に。ゲストでアフタヌーンから那須さん。10月号から中編連載。昨年11月の読み切り以来。
待ってる間にSP3とかも出せましたし。シナリオにアニメ畑から植竹さん。女王陛下の招き猫。

猫と犬の話あるけどどっち?実は垣野内さんはイヌ派だったけど、ネコが描きたかったそうで。全4回。
可愛いネコときれいなお兄さんも出てきますw。その後田中先生の作品も連載決定。

コミックスは来年1月発売予定、未定。SP3の表紙のこだわりエピソードは、那須さんがらみw。
赤丸の位置や透け具合にだいぶ注文が入ったようです。会場の原画は赤丸無しでありましたね。

★コミケのこと。
11日だけ参加。暑かったこと。姉妹で可愛い美夕・夕維のコスプレして来てくれた子たちがいたそうで。

グッズはいつも自分が使いたいのつくってもらってます。ICシールとストラップ。ARCH版のICシールは連載時の夕維。
トートバッグはいつも使うから。手ぬぐいはしーなにしてみました。夕維は7巻ですが、なんとか完結させます。
ついにサスミスも休刊されてしまい、行き場なくなりますねいつもほんと。

★新作版画について。

とこしえ
またたき
版画13年目。美夕とラヴァ、どっちかにしようとしたけど
どっちも描きたかった。→どっちもにした。

露草がモチーフ、1日で枯れる草。それから青い花。
ヴァンパイアは永久とこしえ。
美夕は瞬間瞬間を生きている。

ラヴァは元々、肉体は無く面とマントのおばけだったのを
森木君が肉体をつけてくれた。今回もそれで、二の腕が描けた。

レイアウトは考えて、重なるように。セルを重ねる印象で。

何となく重なりそうでしょ?と話す垣野内さんでしたが、まだ重ね絵おまけの見本が会場にあることは
先生には知らされておらず、上手い位置に司会の方も立って隠れてたのでw、指し示してあげるとその先に
重なった絵が出来てる!と感動されてましたねw^^。

重ね絵はプレゼント。プレゼントのもう一つは、フォトブック。最初は版画の絵柄だけにしようかと思ったけど
いろいろチョイスして見ました。ARCH関連では、1作目の深竹と、以前グッズで付いたドール夕維と一緒の写真。
最後のページは一緒に撮った写真が入る、そんな思い出ブックにしてみました。

★質問コーナー

☆同人誌、次は?
フェアリージュエルは描きたい。要望は?
・泉田君→田中先生と相談しますw
・チャイナブルー続編…ダリア関係はまだまだ描けるはず。
・午後3時も読みたい…つなぎようがない?^^;

☆ネット版ヴァンプリボイス付き、メディア化の予定は?
止まったまま。音沙汰無し。

★お知らせ
9月末に美樹本さんと対談したマクロスの本が出るはず。美少女モノについてだったけど、マクロスで美少女は
描いてなかったんだけどw。ゼントラーディとかエキセドル専門だったのでw。

フェアリージュエル最終回。2巻は年内に出せるかな?今後は涼子に頭切り替え中w。

さっきの本。80年代アニメのなんちゃら?w 9月発売のはず。 対談載ります。 マクロスやメガゾーン当時のこと。

マクロス展のムックには、垣野内さんの古い絵が載ってたらしく。許可無くww。美沙だったようでw。

最後に一言挨拶して、トークは終了。15:57、サイン会へ。

16:13、サイン会。今回はその先があるので、いろいろ大変です。
サイン会では昔の美夕に逢わせてくれてありがとうと何度もお礼を言い、握手してきました。

17:20サイン会終了。ここからが撮影会セッティング。一旦垣野内さんは下がったけども、
カメラアングルと座り方などをスタッフ交えて話し合ってるところへ、呼ばれもせずに着いてきて合流w、
一緒にどうしようか考えながら撮影会を流れスタート。スタッフから唐突に1番手名指し指名されたのでw

座る位置と絵の位置、さっき書いたサインを手に持っての提案、うまくアングルに入るかどうか、縦横どちらにするか
最終的にはうしろに置いた新作版画は入らなくとも、表情と色紙が写るアングルでバストアップくらい?が決定稿
になるのかな、1番手はあまり選べないので徐々によくなっていくんですよねこういうのってw。

18:13、撮影会も無事終了。先生を見送った後にも、結局閉店までそのまま
美夕の金の瞳に魅了され、ずっとまたたきの絵だけを眺めてました。またOVA美夕を観返さなきゃ。


垣野内成美&麻宮騎亜Wトークショー&サイン会@エピキュート6F(2012/05/06)

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GW特別企画ということで、毎年恒例来場サイン会の開催。今年は趣向を変えてか、ゲストが2人のダブルトークショー。
相方は、麻宮騎亜氏ということで、初見。ARCHでも2度ほど版画を出してるらしく、繋がりはあったのはわかる。

しかし実は、マンガ家麻宮騎亜の作品は持ってない、基本見てきてない。ファントムメナスのコミック版があったけど、
原作がスターウォーズだったからだし。サイレントメビウスも基本スルーしてたから、内容は詳しく知らないのだが。

ただ結果からすると全く気にすることなく、むしろ楽しいトークに聞き入れた。何しろ来てくれたのは、
マンガ家麻宮騎亜という建前、実際には垣野内さんの呼ぶところの「菊池くん」、アニメーター菊池通隆としての登場
だったのだから、面白くないわけがない。直前にウィキで調べて当人と知り、blogで5年振りとわかり、
トークショーに備えたわけでした。

14:20、セッティングで席に着き。今回は最初から机無かったので早め進行。
15:00、定刻ですが、ここからマイクセッティングのやり直し。事前にやっておけばよかったのですが。次もあって忙しいのに。

15:06、やっと準備できて前説再開。15:08
、2人を呼び入れてスタート。

垣野内さんが左の小さな椅子。麻宮さんは右側のでかいソファー。「これは体型に合わせてですか?w」とゆったりスタート談笑トーク。

実はこうした場所では初対談。5年振り。そのときも平野さん交えて。こないだ平野さんとは仕事のトークはしただけ。

麻宮さんにとっての垣野内さん:ねぇさん。大師匠。逆らえませんww。
垣野内さんにとっての麻宮さん:何でも描けるので、いろいろ頼んでた。菊池くんw。
 →ここから菊池くんトーク一色にw。

☆アニメーター時代のこと。

菊池さんは最初に平野監督から呼ばれたゼオライマー(冥王計画ゼオライマー)で初めて荻窪のスタジオに行って、
既に雲の上の存在だった垣野内さんを初めて見たと。
垣野内さんは何でもできる菊池くんに、まだゼオライマーやってる最中だったのに「(美夕も)やって♪」とお願いしw、
結局クライマックスの畳返しシーンを描いてもらいましたとw。

垣野内さんの中では菊池くんは「(アクションもメカも女の子も)全部描ける」と言い、菊池さんは
「それは大いなる勘違い」と言いw。でも何でもこなせる菊池さんはほんとにすごいですよね。

そしてマンガ家とアニメーター両方やってる共通点。先に漫画を描いてたのは菊池くんだったので、
漫画の描き方も教わった垣野内さん。垣野内さんと菊池さんの間の机が森木(靖泰)さんで、ペンの選び方や
トーンの使い方も教わったと。
これは平野さんに怒られないように隠れてw。そんなことでは怒らないと一瞬思った垣野内さんでしたが、
よく考えるとゼオライマーのために来てた菊池くんとしては、作業中に他のことやるのは気まずいですよねw。

☆作品作りで協力したことは?

垣:吸血姫美夕の文庫版あとがきを頼んだくらい?
菊:ねぇさんにお願いなんか出来ませんw。さっきサインを頼んだのが初めてw。

☆プライベートでのこと。

みんなで遊びに、TDLへw。
菊池さんは、まだボーグマン(超音戦士ボーグマン)を葦プロでやってた頃で、徹夜明けでTDLに行ったと。
平野さんが実はジェットコースター大好きでw、スペースマウンテンに乗せられたりw、トムソーヤの中州で
休んで風邪治したりw。移動の運転手も務めたという菊池くんでしたw。

荻窪の頃はいつもどっか行ってたと。男性陣は特に特撮大好きなので、おもちゃいじって遊んでたこと。
平野、森木、菊池の3人は特に。ちょうど森木さんがメタルダー(超人機メタルダー)やってたこともあり。

そう言えば今はフォーゼ(仮面ライダーフォーゼ)やってる麻宮騎亜氏。平野監督と録画してちゃんと視てるという垣野内さん。
最初あの「三角形の頭を菊池くんが??」とびっくりしたそうでw。いや敵のゾディアーツですよwとあとで納得w。

フォーゼやることは話が来たときに森木さんに相談。即答「いいんじゃない?」と淡泊にw。
「僕はライダーやってないからわかんないけど。」と。そう言えば森木さんはライダーでなく戦隊の方で活躍してたんだと思い出しw。

☆今だから言えるあの頃のアニメ業界のこと。

菊:ギャラは良くなかったよね?
垣:私はAICの社員にしてもらってたからそこそこ。やりたい作品やらせてもらえたから、充実感もあり。
企画倒れって多かったから、とにかく働いてた覚え。

菊:昼過ぎに垣野内さん来てて、夕方に自分が来て(平野さんよりは早くw)、垣野内さんが定時に帰る。
  その後に垣野内さんの棚チェックしてみると、いつも凄いチェックだったとw。
  それから正面画を描くコツを垣野内さんに教わって、今でも踏襲してると。詳細はナイショw。

垣:イデオンの頃、湖川さん(湖川友謙)のところ(有限会社ビーボォー)で教わってたから、たぶんその話をしたのかと。
  昔はそういう師弟関係が事務所にはありましたねと。

☆フリートーク

垣:菊池くんも最初は怖かったw。平野さんもそう言ってたww。
菊:怒ってはいないんですけどw。
菊:垣野内さんは、会ったときには既に有名だったから、話しかけてくれて助かりました。

TDLに行ったときのビデオが残ってて、たまに家で視てると平野さんが
「(垣野内さんが)菊池くんをいじめてるみたいだ。」と言ってたとかw。

そういうお互いの印象は、変わってないようですね〜。

ちょうど外は雷雨豪雨。すごい雨でしたね。

☆もう一度アニメーターやれたら?

垣:アニメーターはもう出来ないので他人事として見てますw。描けるのは限られてるし。女の子だけ。
  菊池くんと違ってw。昔魔女っ子は少しやってた時期もある。

☆フリートーク。

菊:TDL行くときはまた車出します。
垣:今はTDSもあるからね。

垣:そういえば3人とも(平・垣・菊)お酒は飲まない。だから運転安心w。
菊:昔みんなで飲み行ったことあった。歌舞伎町に。身体壊してから飲んでない。今は食前酒も飲めない。
垣:実は飲めるのかも?両方のおじいちゃんが飲めて、両親は全く飲めない。隔世遺伝の可能性はあるかも?

☆アニメーターからマンガ家になって、双方で良かったことは?

垣:アニメは動くのがとにかく魅力的。どう動かすか考える舞台監督の気持ちになる。
垣:漫画は動かないので、動いてるように見せるための演出が必要。監督業に似てる。
垣:両方やってみると比較して試せる。

菊:アニメはワクワク感、高揚感、完成したときのドキドキ感がたまらなく大きい。
菊:コミックは、違う意味でどぎまぎする。ちゃんと出来てるのか、出来てなかったらやり直さなきゃ、とか。

菊:イクサー1がずっとやりたくて、何回も制作現場見に行ってた。そしたらAct.3でやっとやらせてもらえた。
菊:ちょうど当時、その前に平野さんの仕事で飛影(忍者戦士飛影)やったらOK出て、イクサー1の話聞いたら、
菊:とんでもない重要なシーンで「えぇ〜、これオレやるの〜??」というショックもあったそうでw。

イクサー1とイクサー2のラストバトル決闘シーンが、初めての菊池くんに任されたそうでw。さすが何でも頼める人w。

垣:たぶんキープしたかったんだと。当時アニメーターって掛け持ち多かったから、イクサー1頼むまでの間に
  声かけておかないと、頼むときに他の現場行ってたら頼めなくなるから、それで飛影やってもらって、
  腕試しも兼ねたんじゃないかと。

当時は動画が大変だった。今ならCGだけど、当時はあれを手描きしてたから。大張くん(大張正己)のなんかオニだったw。
ダンガイオー(破邪大星ダンガイオー)もきつかったと。メカモノは特に線多過ぎだから。

☆最近のお仕事、今後の活動について。
垣:フェアリージュエル、見本を手に説明。5/15発売。涼子はやっと田中さんが動いてくれ、6/7新作小説が。
垣:夏にはコミックスオリジナルで3〜4本ほど、猫屋敷ものを。吸血姫(ヴァンプリ)の5巻プレゼントが
  もうすぐ応募締め切りです。

麻:WEB連載が2本。5/18に彼女のカレラ23巻が発売。見本が「これ」ですw。とエア見本。
  15発売で何でもう出来てるの?早いでしょwと。
麻:5/20阿佐ヶ谷ロフトAでトークライブ。いつもは男ばかりだけど、今度は可愛い女の子も来ますw。
麻:フォーゼやってます。夏の劇場版もやってます。今の劇場版は関係ないですw。

垣:あれってどういう形でやってるの?実際にデザインそのまま立体になるの?
麻:イラスト描いて、あとは色指定くらい。立体にすると動きの都合でデザインにあったのも削られることも。
垣:楽しいね。実際に自分のデザインが立体になるのがいいね。平野さんはリブラ好きらしい。
麻:リブラは通称ゴキブリだそうですねw。

最後に一言挨拶して一旦先生2人は退場、サイン会の準備へ。15:52

16:03、サイン会へ。

ARCHスタッフが名前を書き入れ、その色紙に垣野内さんが右側、麻宮さんが左側に書き入れて終わる流れで。
日付は無し。名前をどちらが書くかで止まるから、スタッフ記入になったらしいが、ちゃんと正しく書いてほしかったかな。

垣野内さんには対談が楽しかったこと、菊池さんには過去の平野作品でもう一度菊池通隆を捜してみますとw伝えて撤収。
既に雷雨は去り、カラッ晴れになってました。そのまま次のイベント、ベルばらのジャイアニズムへ移動。


垣野内成美原画展2011@エピキュート6F(2011/08/21)

5月の予告通り、新作展来ました。
毎年コミケも出てるし買ってるけど、翌週は初かと。翌々週がイベントで重なって、行けないことはあったが。

垣野内展2011

垣野内展2011

前日のうちに、おやゆび姫の手続きとグッズ購入は完了。
グッズは美夕和手ぬぐいと2012年美夕カレンダー、そしてプリンセスシリーズの5枚組ポストカード集。
お姫様シリーズ復活記念でしょうか、3年振りなので待ち遠しかったです。続いてよかった。

ARCHの会報誌インタビューでも描きたかったので最初に着手したと、あったので入れ込みようは察せますね。トークショーが楽しみです。

13:05会場へ。少し昨日より人も多め。一般の人も多いらしく。

14:32、机片付け、14:36、着席。待機。

14:58マイクテスト、14:59前説。

15:01、先生が入って開始、拍手と花束贈呈。

★近況。お仕事のこと。
薬師寺涼子とヴァンプリ描いてます。淡泊。
☆出雲の阿国
5月のトークが聞けなかった人向け配慮で、阿国についてももう一度。

女性キャラが描きたくて、候補リストから選んだ。
水彩画を絡めながら、文字の色替えもしてみたりと。
この辺は会報誌のインタビューに詳しく出てましたが、もう一度説明くださいました。

豆知識のコーナーは監修の大学の先生が担当してるので、間違いないですよと。あくまで子供向け漫画ですので、と注釈。
着物も漫画的にアレンジしたり、遊びもいっぱい。京都で買ったお気に入りの生地を取り込んで織り込んだりもしてみました。

☆薬師寺涼子
SP2という短編集が、一冊で完結してるのでみてほしい。個人的にえんま帳も入ってくれて嬉しい。
女子高生お涼が描きたかったと。田中先生のチェックも受けてるので暴走してる訳ではないと強調。

さらに雑誌異動のドタバタ顛末コミックも講談社の諒解で、収録されてたりもするそうです。

☆ヴァンパイアプリンセス
あと一冊で終わりますw。諸般の事情でww。
なのでドタバタ進めてます。12月発売予定。

ネットの漫画、観てる人いるのかリサーチ。無料なのでオススメ。
ある意味で画面は綺麗。紙に慣れてる人には違和感あるかもだが、
印刷では出にくい、線の細さが出やすい。

プラスボイスも無料配信中。監督も監修してるし本格的。BGMが無いので残念だが、キャラは拡がるはず。
2人とも声は合ってる。夕の小林沙苗さんには、スロー目にして美夕との違いを際立たせるようにお願いしてる。

5巻が最終巻ですが、次狼さんが大事ですw。5巻では書き切れないと思うけど深い設定がある。

旧キャライメージでは、ラヴァはあちこちに飛び散ってるw。レッズはだいぶ違う。心と央を洒落でこどーくんに似せたら、ファンの方が期待してしまいw、調子に乗ってきたとw。

4巻表紙のレッズは監督からクレームもw。もっと坊やにしとかなきゃなのにw。洒落で。

☆講談社ゲスト
講談社アフタヌーンの編集さんが会場にいらしてて、休みなのに登壇してくれ。涼子の話をさらに詳しく。
まずは原作に追い付いた件。そして食事してるときの雑談からイメージ膨らませ、キャラをおこし、番外編を描き始めることに。
次の号の刷り立て短編もちょっとだけ披露。8/25発売アフタヌーン掲載。
植竹須美男さんという脚本家さんも付けて本格的に。監督とも仕事してる、ホラー妖モノ大好物の人だそうでw。
田中先生の原作とは一風変わった、おじさんでなく女性メインの短編は、こちらにお世話になるそうで。先生も認可済み。

11月には今回の短編前後編を収録するSP3を発売予定。展開は速い。

★コミケのこと。
12,13日にはコミケ参加。遅い時間には東にいらした様子。一度も会ったことないけど。

夕維も一生懸命、流れを崩さぬよう、復習もしながら、描いているので構成がぐちゃぐちゃ気味。仕事の合間の同人作業なので、少しずつ、気長によろしくと。

★ニコ動。
美樹本さんとプレミアム専用のニコ動ライブに対談で出たそうで。
最初は監督と2人だったのが、2人はちょっとwとなり、美樹本さんに声かけて出てもらい、結果監督のドタキャンで2人になったとw。
あとで聞いたら美樹本さんは連日になってしまったようでww。お疲れ様ですw。

何しろマクロス以来。監督はちょくちょく会う機会があっても垣野内さんは業界から離れたこともあって、超時空要塞マクロスの制作現場以来。

そんな現場の思い出話。庵野さんがいて、美樹本さんと平野さんがいて、あっちには板野さんがいて、向こうでは河森さんがゼントラーディ作ってたりと、凄い空間だったそうでw。
当時から平野さんのお手伝いが主で、エキセドルとかおじさんばっか、当時から描かされてたと思い起こしw。

ニコ動ショップで来週から、50種類の旧キャラレアポストカード集が通販開始になるとのこと。7色なので綺麗でオススメ。しーな村からリンクする予定。

★新作版画について。
12年目に突入!

はなひめ
〜吸血姫ヴァンパイアプリンセス〜

深竹の子守唄
〜吸血姫美夕〜


新作はコミックスの新作ヴァンプリから。
25セット限定でおまけにミニ版画、
美夕の深竹の子守唄が付いてくるという
新旧合わせ仕様で、あとは単品売りになると。

夕は美夕との差を付けてきた。
基本を白にして、赤は無い。
リボンだけ美夕ぽく赤くしたのは、洒落。

結衣は対になるように、黒。
黒の出し方は苦労している。
結衣ではよく使ってるのだが
字を書くインクを使ってる。

桜だけは淡い色で、夕の牡丹でなく
芍薬ももちろん、白。
タイトルもひらがなに。
 今までは難しい漢字ばかりでしたがw。
ストレートに2人で。

深竹の子守唄は、サブタイトルそのままで
扉絵をそのまま使ったもの。
ジークレーに挑戦してみて、
仕上げに和紙をスクリーンに
色付けをいくつか試してみたり。

没になったサンプルも比較で
出してくれたが、セットなので
いろいろ遊んでみたけど
原画再現を重視して、最終版に決定。

新旧の並び。これでだいぶ
夕と美夕の違いがわかってくれる
かも?

「La Petite Princesse」
〜おやゆび姫〜
プリンセスシリーズ6枚目。
3年振りのお目見え。

夕維のおやゆび姫をイメージした
あいたいが先行してあったので、
間を置きましたと。

おやゆび姫のどのシーンに
しようか考えていて、
蝶々に連れてかれるシーンを。

本来はでっかいのが1羽だと思うが、
イメージで小さいのをたくさん。

輪郭を鉛筆にしてぼやかしてるのが
シリーズの特徴。池の水の青が綺麗で
強いので、対する蝶々はピンクで。
あくまで絵本の延長のイメージなので。
優しい色使いで、蛍光の発色が際立ってる。

おやゆび姫は、学生時代の出し物で、
文化祭のときに一度だけ、シンデレラを
男性が演じてて、各国からいろんな姫様が
シンデレラに会いに来る演出で、
「垣野内は小さいからおやゆび姫な」と即決
演じた思い出もあって、満を持して、ですと。

★質問コーナー

☆レイスイーパーの版画化予定は??
予定はないけど嬉しい。意見として聞いておく。
自分の好きなモノ、時計とか、いろいろと詰め込んだ作品なので個人的にも好きなので、嬉しい。

☆ポージングの参考にしてるものは?
常に、動いてることが想像できるようにしたい、とは思いながら描いてる。
昔は器械体操もやってた。そういうことが影響してるのかも。

☆お姫様シリーズのネタは?
相変わらずネタは募集中。
絵の象徴になる、みんなが観てわかる何か、を思い付くのが難しい。
神様、というのが今後のヒントへの提言。

★最後に一言。
年内は2作品。新企画も少しずつ出てきてるが、まだ形にもなってない案の段階。決まったらHPなどで発表します。

ヴァンパイアプリンセスの最後は是非観てほしい。今一番力入れてます。

そんな感じでトークは終了。15:54、サイン会へ。

色紙イラストは、和手ぬぐいと同じ可愛い美夕。みゆと書きたいくらいですねw。

16:04、サイン会スタート。
抽選100名限定だが、お得意様枠で20人くらい、その後くじ引き枠で50人くらいが列んだでしょうか。
時間はゆっくりできるので、お土産や土産話持参の人は長々と交流してました。

16:56終了。その後17:15記念撮影で新作の前で2カットほど写真を撮ってもらい、イベントは終了しました。

2008年以来の版画待ち。垣野内さんのこだわり次第で納期は長引きますが、納得の行く作品の出来映えを心待ちにしたいと思います。


垣野内成美トークショー&サイン会@エピキュート(2011/05/08)

GW特別企画ということで、来場サイン会の開催。

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13:50、着いてみると人入はそれほどでもなく
ゆったりとしてました。サイン対象のポスターを購入。白美夕と黒ダリア。
どちらか一方にサインということで、美夕を選択。美夕サイン券とダリアポスターをもらいました。

人が増えてきたので14:15 早めにトークショー設営。机と椅子の並べ替えですね。

椅子席ができあがったので、先生の座り位置を確認し、遠い側の端の 最前に座りました。まあ4つ椅子なので近いのは変わりないですが。

14:50、前説。司会は今回からか、若い方に変わりましたね。

15:00、会場後方控え室から垣野内先生登場。
挨拶。連休が久々のお休み。やはり3月の件が大きく響き、休みがなくなってたそうで、最近代替で伊豆旅行をしてきたそうな。
被災地の方へ、まずはお見舞いの言葉。そして当日のこと。
大事にしてたフィギュアがいくつか壊れただけで、仕事への支障は無し、
今日は天気もよく、元気で出てこれてよかった。たまたま当日は監督も一緒で、心強かったと。

★最近のお仕事。
薬師寺涼子は、原作に追い付いてしまったので一時休載、最近また再開したそうな。
WEBの吸血姫と合わせて2本のレギュラー。それから阿国。女キャラをやりたかったので
アシさんや監督にも意見を聞いて、阿国はいいねと全会一致で決定。

ある意味で、アニメーション製作作業だったと。アニメの技法に水彩画を足し合わせて、
かなり手の込んだ漫画作品に仕上がったそうで、技術的にも楽しめた一作。

内容的には、調べても謎なひとなので、どこまで書いて良いやら。
調べておいてもらったこともほとんど内容が無く、阿国の像を写真撮り入ったくらいで。
ややこ踊りとか詳しく書きたかったことも、資料無しで。事実かどうかすらもわからない。無い無い尽くし。

なのでアシさんが元々持ってたイメージとか、監督が思い描いてた男形の阿国のイメージから膨らませて、
一部美夕的な要素も取り入れ、完成したそうな。

お涼は、5/25に新刊発売。短編集でSP2。雑誌が移動した際に描いたお蔵入りしかけた漫画も収録できることになったそうで。

5/26発売のアフタヌーンには、オリジナル短編お涼も掲載予定。
6/12には吸血姫最新4巻発売。徐々に終わりに向かって。話は進めてるつもりですと。夕と結衣の違いを出すことに気をつけながら。

PCでは無料配信中の、プラスボイス。既に一本分完成してるはずなのに、まだ出てない分もあるとか。
カラー化してる部分もあり、観てない人は是非観て他の人にも宣伝してほしいとのこと。

コミケについては、新刊出したい。夕維5冊目。この作品は何とか完結させたいので、長くなりますがお付き合い頂きたく。

★ディズニーのこと。
4月にはシーでのパーティーも予定されてたのに、中止になり。併せて予約していたホテルだけはキャンセルせずに、泊まりにだけ行ってきたと。
ランドの方は18時までの時間制限ありで再開してたので、行ってきたそうです。やはりホテルでも余震で揺れたそうで。

ランドは夜のイベントが無いこともあり、お客さんも少なく、その分ゆっくり遊べた。タマゴ探しでは、低いとこばかり探して、高いところにあるのを監督が見つけ、
やはり写真撮るときにも思うけど、目線に背の高さの違いが出るので、きっと作品の世界観にも出てるんだろうなぁと思ったり。

★震災へのコメント。
ホームページには手書きのコメント出したかったのですが、アニメ製作時代の知り合いがひとり巻き込まれたのを知り、
気持ちが落ち着かずに書けず終いになってしまったと。思い出して感極まり、一時涙が止まるまで中断の場面もありました。

でも、やれることをやるしかないので、がんばりたいと思うと。
何とかこらえて続けてくださいました。

★版画のこと。
2000年からだから、10年以上。楽しませてもらってる。好きに描けるのがうれしい。
コミックスの表紙にしても、縛りや制約はどうしてもあるので。
プリンセスシリーズもまた描きたい。ネタ募集中w。思い当たるお姫様は、だいたい描いてしまったので。

今後の版画、未定だけど暫く美夕とラヴァを描いてないので、描くかもと。

☆質問大会。
と思ったけど、質問が出なかったので、時間が押してることもあり、無し。

★今後の活動について。
お涼は再開、短編。SPには田中先生との対談もあるので、必見。
WEB吸血姫も見てください。

雑談、広島で九州新幹線さくらを観た件。撮り鉄に交じって来たとw。
今度は東北にも行きたいと。新幹線の復興は早くて良かった。新幹線は世界に誇れる日本の技術だねと。そんな鉄旅行計画も今から楽しみ。

最後に一言挨拶して一旦先生は退場、サイン会の準備へ。15:35

15:45、サイン会へ。

ポスターダリア番号順→美夕番号順→吸血姫3巻持参→水妖日持参
の順で。ダリアが黒基調のデザインだったので、ゴールドのマーカーを用意。
白基調の美夕も結局はそのままゴールドで書いてくださいました。
さすがにコミックスには書きづらかったので、普通の黒ペンもその後準備。
16:25まで40分間、歓談も交えつつ、ゆったりとしたサイン会が滞りなく執り行われました。

私は阿国の冊子を持って行き、感想などを話し。買ってもらえて良かったと。シリーズ化したら楽しそう、とだけ伝えておきました。あと版画化しても良さそうとも。

イベント終了後は一旦控え室へ行ってましたが、時間がだいぶあったこともあり、会場内で雑談してたらひょっこりまた会場に戻ってきて、
版画を買おうか検討中の人に絵の説明というかエピソード紹介など、直々にやられてました。作家本人説明とか、すごい展示即売会でしたねw。

物販は昨年までのもののみで、新作は無いと思ってたら、
通販専用で本来売ってないはずの、冊子が挟める美夕&夕維ボックスファイル
にサインを入れたものがあったので、夕維側にサインの入ったのを
買っておきました。教えてくれたスタッフに感謝。

新作展はあるとしてもコミケ後の昨年と同じ頃合い。また来場トークショーあれば参加したいと思ってます。


垣野内成美原画展2010 来場トークショー@心斎橋エクリュ6F(2010/09/20)

毎年恒例垣野内展、今年は東京会場がアニサマ2日目と被ったので
大阪会場に行ってきました。この日も夜イベで、回すの大変なんだけどね。

この時期にずれ込んだのは、先生のスケジュールが厳しかったのと、
やり出したらこだわりもでっかくなり、時間を掛けたくなって
加えてコミケ時期は外してほしい、というのが至上となり、8末から9月にかけてとなったそうで。

定刻が15時から。昼過ぎに新大阪着くのぞみN700で行ったら
降りたホームで安倍元首相とすれ違ったり。結構大きかったな。

新幹線駅ナカで和歌山ラーメンセット。それから地下鉄移動。御堂筋へ。

エクリュは初めてだけど、ICOCA移動でそれほど迷わず御堂筋から長堀鶴見緑地で一駅。
割りとすぐにわかりましたね。

kaki10

入ってすぐグッズのチェック。小さなタオル3種とクリアファイル。余さずGet。

いないと思ってた東京スタッフが勢揃いしてたので、1時間以上あった待ち時間が
話し込めてよかったです。席もすんなり最前中央取れたし。

14:50、前説とマイクテスト。マイクは片方の電源を切ると、両方使えなくなる仕様でした。

15:05、左側にあった控え室から垣野内先生登場。
ちなみに東京会場では、あまりに人が多すぎて、一旦全員ビル外に並べ直して、
開演前に入れ直したんだとか。大阪はまったりでいろいろラッキーでしたね。

最初にファン代表の人から花束贈呈。

★大阪のこと。
大阪生まれですがほとんど帰ってないので、イベントで帰れてラッキー、だったと。
前回大阪来たのもアーチの来場展だったとか。

いつもたこ焼きは食べて帰るそうで、今年も食べたいなと。
昨年来たときは天王寺動物園にも行ったそうです。

★最近のお仕事。
月2本連載。WEBの吸血姫シリーズ、なかなか見てもらえないそうな。
無料配信らしい。プラスボイスというのもあって、夕維は可愛い声で喋るんだとか。
クリックまんがとか思い出して懐かしかった。
東京会場ではその場でデモもやったそうですよ。

コミックスの吸血姫は次の3巻が来年の1月でまだだいぶ先。

涼子は原作に追い付いてしまって最終回になったのだとか。
短編をあと一本やるのが決まってて、決まってないネタも
ちらほらあるのでまた軽井沢で打合せ予定とのこと。
新刊は11月に予定。

話的にはあるんだけど仕事は遅い田中先生って、昔から変わらないようなw。

もうひとつ、まんが日本の歴史のシリーズが来年早々から刊行開始で
垣野内先生は出雲の阿国を担当するそうです。
既にアサヒ出版のホームページには情報出てるそうです。

宿題ばっかりですねw。

先週はアキバヨドバシの書店でサイン会。書店は久々だったと。

コミケでは、残念ながら未完に終わった香音抄を完結させるべく、
仕事の合間に続刊制作中。3冊目まで出ましたと。コミケ分は買ってます。

★最近のこと。
仕事以外で渋谷BUNKAMURAのブリューゲル展に行って感銘を受けたと。
キャラに愛着が持てるそうです。

★新作版画の話。
これだけ忙しい中で、泣きながら描きましたとw。

Attractive
〜薬師寺涼子の事件簿〜
連載時から気に入ってた絵柄。
バックだけ赤い花を描き下ろし。
ガーベラは好きな花。花言葉も
ゴージャスな感じで涼子らしい。
アイスクリームを待ってるトコだとかw。
流炎&溜氷
〜吸血姫美夕〜
TVシリーズの絵を思い起こしながら
やっぱり無理なので当時の資料を見ながら。
共通させて菊の花をモチーフに。

(るえん)流れるという字は、
水とか氷に使うので、炎には使われないけど
美夕の炎は常に動いていてほしいから、造語で。

(りゅうひょう)冷羽そのものを表すように。

この2人は絡めようがないので2つの絵になった。
似ていて、遠くて、でも近い、みたいな2人を
対になるように描いて見ました。

菊は葬式のイメージとか、暗い印象があるかもですが
先生自身が枚方出身で、お菊人形とか明るいイメージ
持って描いてたとのこと。

★絵は独学。
学校で専門的な勉強はしてこなかったという話。
学生時代も選択科目で美術ではなく書道を選んだくらい。
今回の2枚が水墨画調なのは、それが生かせたのかも。

独学でやってきたのが実った作品集ですね。

失敗の繰り返し絵の具や顔料の使い方もわかってきて。
版画作品は肌色が綺麗にでるのが好き。自分が描いた原画がどっちか
わかんなくなるくらいだそうでw。

描いていくうちに物語やイメージが湧いてくるタイプで
監督とは真逆w。理解できないとよく言われるそうです。

今日の名言『絵は生ものです。』深い。

☆質問大会。

★縛りがある場合と自由に描ける題材とで、何か違うか。
ほとんど気にしてない。どちらも自分の世界観に取り込んで
自分のものにしちゃうから。

★冷羽の抱いてる松風は動き回りませんでしたか。
大丈夫、動きません。

★TDLのこと。
逆に会場に来てたファンをホテルで先生が目撃した話を詳細披露w。
細かくよく覚えてましたね。見られた方は先生に気付かなかったらしく、
実は今日のサイン会でプレゼントしたぬいぐるみを買いに行ってた
ときのことだったとか。縁は異な物。世の中狭い。特に、TDL界隈w。

★歴史ブーム。好きな歴史上の人物は。
特定ではいない。みんな部分部分を好きになっちゃうので
この人がとにかく好き〜、というのは、無い。

質問大会はここで終了。トークショーの最後に告知など。

★今後の活動について。
涼子短編。SPも出したい。

吸血姫、WEB。見てください!!

出雲の阿国。まだ半分、そろそろ頑張らないと。カラーもあり。

最後に一言挨拶して一旦先生は退場、サイン会の準備へ。15:33

15:43、サイン会へ。

購入者が優先参加券、その後一般参加券。2年買ってないから
まあ後回しでも仕方なし。少なかったからそれほど遅くならず。

東京行けなかったこと話し、このまますぐ帰ること伝えると
仕事か心配してくれたので、イベントと言いw、体力に気をつけてと
激励をもらい、サイン色紙と握手をもらい、すぐ撤収しました。

次の機会、プリンセス復活してればいいけど、そういった要望めいたのは伝えず。
出たらいいな、とつぶやくに留めます。


垣野内成美来場展@エピキュート6F(2009/05/06)

毎年恒例垣野内展。今年はいつも通りでGW開催となりましたが、新作は無しということで、
ちょっと変わった、ある種ファンクラブイベント的なノリになりました。

来場展2009

あいにくの雨。トークショーが14時からなので、13:00に入店。展示会は5/5と6のみでしたが、
さすがは来場日、ものすごい人数が既に集ってました。

エピキュート

私は受付を済ませて会員用のサイン会整理券を受け取ると、用意してもらえてた最前の席に。
ちょうどトークショーのテーブルの、左前になる位置で、良い感じ。

今回は、質問してもらいたい!という事前要望があったもののw、それとは別に、来場アンケートがあり、入場時にもらえました。
普段こういうのは書かないので、紙だけ持って帰ろうかと思いきや、なんか、書いて出すと、
海外版美夕のコミックスがもらえるとか。そういうことなら書こう!と思い、書いてみた次第。

書いてほしいジャンルはあまり考えずホラー、持ってるコミックスは薬師寺以外全部、とここまでは簡単。
一番悩んだのが、好きなキャラ男性女性それぞれ上位3人^^;。これは、思い出せないw名前がww。

女性は考えるまでもなく、1位は夕維。2位が午後3時のナイチンゲールで、3位はちょっと考えチャーマーの奈緒美。
問題は男性キャラ。ラヴァは好きだけど1位にはならない、その上メジャーすぎる。
マイナー路線で書きたかったのだが、余計に名前が思い起こせない。コミックスでも並んでれば、
こういうのいたいた!となるのだが。

結局思い出せずに1位は書けず。2位にこどーくん、3位にラヴァとまとめておきました。
アンケート出してもらえたのは、美夕のコミックス1巻でした。記念すべき垣野内成美初コミックス、のスペイン語版でしたね。

13:54、いつものスタッフで打ち合わせ段取りが始まり、来場者数もさらに増え、椅子を少し前に詰めつつ、何とか入れてる状態になりました。

13:59、前説。マイクが不調なのではなく、まだ入ってなかったという、アットホームイベント再び。
サイン会の前にトークショーがあるという例年の構成を説明。美夕から涼子、レイスイーパーCROSSの連載と、息の長い活動を紹介。
いつもと違うのが、質問大会w。なるべく長めに時間を取りたいというのが、垣野内さんからの要望、とか。

14:02、人垣を抜けて、狭い道を通りつつ、垣野内さんの登場。花束を贈呈され、挨拶。
今年は版画もなかったわけですが、急遽この来場展が決まったとか。
ファンとの交流が昨年9月以来ご無沙汰だったので、嬉しかったという挨拶から。
GWといえば、垣野内展、でしたね、と。

★最近のお仕事。
アフタヌーンで新連載開始すると。午後3時以来なので楽しみ。よくよく聞くと、マガジンZから移る形で、お涼が始まるんだと。
でもサブタイトルがメインになり「霧の訪問者」という形で、コミックスも1巻から刊行になるそうな。

★軽井沢のこと。
舞台の取材をするために、田中芳樹さんと軽井沢に行き、それ以降プライベートでも行くほどにはまりましたとw。
平野監督と遊びに行ったときのエピソードなども語ってくれましたね。避暑地なので、夏場が定番ですが、
梅雨時に行ったのが良かった話とか。

ああいうゆったりとしたところで創作活動を、というのは、やれたらいいけど、でも仕事に手が着かなくなりそうでこわいwと。遊んじゃいそう?w

★TDL。
垣野内さんと言えば、大のディズニー好き。こちらも月イチペースで行ってるそうな。

★レイスイーパー終了。
連載が終わることになりました。6月に次の巻が出て、夏に最終巻が出ます。吸血鬼ものだけど、ハンターの側なので、
いつも美夕のこととか思い浮かべたりして、考え込んだりしちゃったり。夏にはおしまい、お楽しみに。と。

☆質問大会。

ここから来場したファンからの質問コーナー。最前組はスタッフに質問してね!!と一様に釘刺されてましたがw、
私はとりあえず傍観することに。ネタは持ってきてたけどね。

★遠くから来た人?
定番ですね。結構日本全国から、多かったですね。
先生からはほとんど出掛けない話と、どうしても新型インフルエンザの話題に行ってしまったり。

★結婚記念日おめでとうございます。
始まる前にスタッフが話してたのが聞こえて来ましたが、5/6が結婚記念日当日だそうで。
最初はこんな日に依頼が来るなんてへーと思ったそうですがw、監督もお仕事中だそうでw。
そんな2人はやっぱり仲良しですよね。

★桜にまつわるエピソード。
質問スタート。まずは、作品世界にいつも重要な存在として登場する桜の樹について。
子供の頃から観ていたのと、気が付くと住むところには必ず桜の樹があったりと。桜に囲まれた生活だったのですね、昔から。
今年花見はしましたか?という質問には、歩きながら眺めるくらいはしましたよーと。

★自分で創ってみたい作品は?
アンケートに、観てみたい垣野内作品は?というのがあったのですが、それに対して実際先生自身が
描いてみたいものは?という質問。
版画のお姫様シリーズにあるように、童話がやりたいと。もちろんプリンセスシリーズのエピソード化も含めて。

★短編集を作るチャンスは、ありそう?
続けての質問。こたえは、「無さそう」。これは良い出版社と巡り会えないと難しいかなと。
そんなわけで夕維・美夕は、同人誌で描き続けます、とw。

★美夕の声優が変わっちゃった件。どっちが好きですか?
本日一番の爆弾質問(笑)。でも誰もが聞きたかったことかとw。

私も美夕と言えば、あの渡辺菜生子さんの声あって!と思ってたので、長沢美樹に変更になって
当時で言う伊吹マヤですよ、それはないだろうと、TVシリーズは絶対観ない!!と思ってましたから。
当時交流のあった幻鏡真描館の館長さんなどに諭され、インテグラルのスリムDVD-BOXを買ってから
ようやく評価したくらいでしたからね。

簡単に言えば、平野・垣野内の手を離れて、早見作品になったことで、スタッフを一新。
その流れで、だったらキャストも一新したいと、言う話になって、総入れ替えを行ったと。
既に口や手を出す立場でなかったことから、基本的には新スタッフにお任せにして出来た作品であり、
それでも話し合いは最初にさせてもらって決めたので、最終的には満足のいく作品になったとは思いますと。
ただ、自分が関わった作品でない、ということに関しては、強調してですけどね。

どちらの声が好き?については、さすがにコメント差し控え^^;。そりゃそうだw。

★最近「みゆ」という名前の女の子が多い件。
テレビなどで突然呼ばれたりすると、ドキっとします!とww。
ディズニーランド行ったときも、あちこちで「みゆちゃん」「みゆちゃん」と呼ばれてると
びっくりしてキョロキョロ探し回ったりもするそうなww、え?どこどこどこ??とww

最終的には會川くん(會川昇氏)が命名したんだけど、みんなで話し合って決めたので、思い入れ深い名前です、と。
響きは「みゆ」が良い、美しいという文字は入れたい、夕と書いて「ゆう」とは読ませず「ゆ」で止めるのがいいんだと。
あのロゴが出来たときは感動でした。とそんな感じ。

質問大会はここで終了。トークショーの最後に告知など。

★今後の活動について。
アフタヌーンで薬師寺涼子始まります。リニューアルで1巻からになります。
レイスイーパーは、6月に6巻、クライマックスです。
秋から、平野監督と久々にお仕事します。コミックスから入りますが、フィルムにもしたいです。
久々に平野・垣野内コンビのメディアミックス始動、ですね。詳細は公式HPで報告します!と。

★平野監督・ご主人について。
昔からの、先生なので、仕事場では一線引いてます、怒られますからwとw。
公私は完全に別なのですね^^;。

結婚記念日については、今日行こうとしてた、いつも行ってる店が、おやすみだったことがわかり、
お祝いをするのは延期になったそうな。

それが急に思い立って、「夜行列車に揺られたい」という話になりw、5月中旬からどこかに揺られに行くことになったそうです。

★最後に一言。
5/6の記念日にこうして皆さんと。思い出になってよかったと思います。ありがとうございました。

14:34、サイン会へ。

今回は色紙ではなく、用意されたレイスイーパーのサインカードに。

私は会員の20番台だったので、最初の一桁組、10番台に続いて並ぶことに。
それまでは、目の前で書いてる様子を座ってみることができました。
当然会話も聞こえてくるわけで。

2番目の人がちょうど良いタイミングで、垣野内さんが「緑野原迷宮」にキャスト出演してた?
という質問をしていて、これにはファレが出てくるところの幽霊役でちょっとだけ出たんですよ、
あのときは架名ちゃん(原作:星野架名)と一緒にやってた、楽しかったなあという思い出話とか。

このタイミングしかないと思い、私が持ってきてた、話題に出たばかりの「緑野原迷宮」サントラを、
テーブルの上に置いてみせてみたり。

思った以上のリアクションで「わー!みせてみせて!!」となりw、「CDですけど」と私が言うと
「中観てもいいですか?」と言われたかと思いきや、何か言う前に取り出して中を見出したりww。

サインもらった人は、「ビデオは持ってますよ」と返してくれ、私は見たことないというような
話に花を咲かせて行きましたが、先生はサインそっちのけでwCDを見始めちゃったのでw

さすがにサイン会を長時間中断させるわけにも行かず、と思い^^;、とりあえずCDは返してもらえました(笑)。
でもこの無邪気さが魅力ですよね、なによりの。

サインもらいに行ったときは、封入のブックレットだけ持ってって、垣野内さんの絵コンテページなどを観てもらって、
「架名ちゃんと、懐かしかったなぁ〜」と、思い出に浸ってくれてました。持ってってよかったですね。

初監督の作品だし、と話し、観たいのでDVD化してほしいですよね、と話すとこれには逆に、
「それは私が恥ずかしい、照れくさいよ」と。さすがに20年前の自分の作品、ってことですかねw。
美夕も今でも色褪せてないし、この作品も金字塔だと思いますよ♪

サインを受け取って握手して、お仕事がんばってくださいと伝えて、サイン会は終わりました。

その後もサイン会は長蛇の列が続いてます。中にはダンガイオーのセル画持ってきて、
これは誰が書いた絵だね、とか講釈を受ける人がいたりとかw。
昔はアニメポリスペロ店頭とかで、セル画も売ってたから、当時買ってた人も当然いたでしょうけど
今でもファンで居るってところが、垣野内さんの魅力を物語ってますよね。

他イベント組と合流することになったので、サイン会終了までは待たずに、会場を後にしました。
来年もこんなイベントになることを期待してましょう。


垣野内成美新作版画展@エピキュート6F(2008/09/23)

毎年恒例垣野内展。今回は少し会期が遅かったようで。GWからずれ込んで、9月の開催となりました。

垣野内展@エピキュート

垣野内展2008

2回開催も前回同様。9/12〜16が1回目で9/18〜23が2回目。9/17には原画の入れ替えを行うわけで。
いつも通りで9/14に初回分を展覧、まだ届いてなかった新作テレカ二種の引換券と、
サイン会の引換券をもらい、白雪姫の契約だけしておいたわけです。

チケット

そして2回目がこの日、来場サイン会が行われる9/23になったわけです。
12:40、着いてみると新しい担当者さんから「15:00からです」と言われ、新作テレカだけ引き替えて、一旦撤収。
巡回して石丸では田中芳樹特集だったB@GS!4号をGETし、14:05再び会場へ。

ちょうど垣野内先生ご一行様も到着。
一緒にエレベーターで6Fまで上がり、先生を先にお通しして、会場に戻りました。
さすがに人がかなり増えており、場所確保が大変そうな予感。
さっき来たときに、トークショーの配置とサイン会の場所を
聞いておけたので、最前が取れる位置で立ち待ち。会場は狭くなり、スタッフも減ったことから
以前のような丁寧な対応は望めない。自力で見やすい位置をGETするだけだ。

トークショーの設営ですが、片付けられていた赤いミニソファーは、すぐに用意されたけど、
肝心の座席関連はまったく捗らず、かなり待ちの様相に。

14:40、ようやく準備が始まり、最前に近い位置にあった
椅子を1つだけ確保でき、ソファー側に向けて座り込めました。何とか最前確保。
もらってきたB@GS!など読みながら、暫し待ち。
14:47、スタッフから前説が入る。以前までの女性ではなく、
いつもスタッフをやっておられる男性の方。先生を会場まで連れてきて一緒にエレベーター乗った人ですね。

15:01、サイン会の話が始まり、20周年という今回のコンセプトを説明、そして垣野内先生の紹介があり、
人垣を抜けて先生に赤ソファーのところまで入ってきてもらえました。ほんとに会場狭いから、
立ち見客で埋め尽くされた会場内を移動するのは、かなりしんどい感じで。

ファン代表から花束もらって、目の前(私と先生の間)にある
脚の低いまんまるガラステーブル上に置き、トークスタート。
天気の話から入り、良い天気でよかったなと。福岡のトークショーが20日だったようですが、
あいにくの雨だった模様。

★20周年について。
忙しくて忘れてたwとかそんな感じで^^;。忙しいですからね。
生まれた子供が成人する年月ですよね、と感慨深げに。
アニメーターからスライドするようにマンガ家になってったので、実質的な「デビュー」の瞬間が無い、と。
最初の美夕は1話程度で考えてたのを、何度か描くようになり、まとまったのでコミックス化し、
話が来たので連載が始まり、そのままずるずるとマンガ家になっていったとw。

最初のうちは同じようにアニメーターとマンガ家をやってた麻宮騎亜さんに教わりながら、とエピソードを紹介。
なので、最初の方は菊池君(菊池通隆=麻宮騎亜)も手伝ってくれてたから、
一部合作のようになっていたと、マル秘エピソードもあったり。

★新連載の準備について。
企画というのは、実はあまりない。吸血姫をやってたから、ちょっと違うものをやりたいな、
と思ってみたり、優しいのをやりたいから午後3時にしたり、
そのときのインスピレーションで自由にさせてもらえてたそうです。仕事の持って来られ方が、
「垣野内先生にやってほしい。作品はなんでも。」ということだったようで。
企画書はあまり好きでなく、ネームを描いて、絵入りで「こんなのどうでしょ?」と提案していたそうです。

★アニメーターからマンガ家になって、嬉しかったこと。
スケジュールが自分で決められること(笑)。漫画はマイペースで掛けるが、アニメは他人の仕事の進行を待ち、
終わったタイミングですぐに着手せねばならず、深夜突然、みたいなこともあったそうな。

2作同時連載のときのやり方としては、例えば同じ発売日の場合でも、1つを一気に仕上げて、
終わってから次に取りかかるということです。

★アニメの監督に戻っては?
アニメはとにかく体力勝負だから(笑)。絵は好きだからこだわりを持つんだけど、
監督は音楽から何からすべてみないといけないから、絵にだけこだわってられない。
生半可な気持ちじゃできないし、やりたいけど、そのときはマンガ家をやめないと無理だと思うし。
なので今はやらない。

★薬師寺涼子のアニメについて。
キャラデザでちょっとアドバイスをした程度。あとは全くノータッチで。
でもテレビ放送見てると、「やりたい!!」とは思う、と。
今の絵だと気に入らない点も多々あるんでしょうね^^;。

応募者抽選の限定イベントも各地であったようで。仕事場の映像なんかを流した様子。
名古屋では教室みたいに、客席にもテーブルがあった話とか。
普段この時期は避暑地の軽井沢にいるはずの田中芳樹先生も引っ張り出してきて(笑)、
会場には来てもらったとか。垣野内先生から、
田中先生来るよね?来ないなら私も行かないかな〜?と軽く脅されたかどうかは、定かではないw。
4誌合同で記者や業界関係者も多く、盛況だったようで。

★新作について。

今回は3点。プリンセスシリーズが続いててよかったなと。あとはOVAシリーズが終わって
TV版の集大成になった印象の美夕八千代、そしてお涼の何故か可愛らしい百合モード。

美夕八千代
〜吸血姫美夕〜

美夕八千代は、先生が美夕を総体して呼ぶときに
使ってる名前なので、TVのEDと被っている。
とにかくキャラを詰め込んでみた。手が赴くままに
描いてみたらいっぱい増えてきた(笑。

さすがにキャラを忘れていて、ピアスの左右位置だったり
髪の分け方だったり、そういう細かいところを
引っ張り出してきたキャラ表を頼りに描き上げました。

美夕は絵コンテからやってきた作品でもあるので、懐かしかった。

乙女百合
〜薬師寺涼子の事件簿〜

実在する貴重な品種の百合から名前を付け、
そのイメージで、お涼を描いてみた作品。
花言葉に芯が強い的なものがあったと思うので、
意外とお涼にぴったりだったから。

いつもと違ってノーメイクでなんの化粧もしていない
すっぴんのお涼に、いつもと違う衣装を着せたくて、
着物にしてみました。あと、足は何となく出したかったので
出してみただけとのこと。

「La Petite Princesse」
〜白雪姫〜
プリンセスシリーズも5枚目。
やっとイメージの湧いたという白雪姫に。

イメージできなくてずっと引っ張ってきましたが
やっとできてよかったです。

このシリーズでは、唇を赤にしないように、
こだわってきたのだけど、それならと赤いリンゴを
口元に持ってきて、口に赤を添える遊び心。
そして背景にも実はリンゴをあしらってみました。

★製作スケジュール。
かなり厳しかったとのこと。お涼のDVDジャケットとかぶってしまい。
そして作品については、イベント会場で「お涼描きます!」と言っちゃったもんだから、
描くことになったそうでw。

こうしてみると、20年前の美夕と現在のお涼が並んでいて、20年が眺められてよいかなと。
涼子については、田中芳樹先生が垣野内先生の絵を理解してくれて、
その上でキャラを考えてくれてるので、実は描きやすいのだと。
ある意味で、美夕に近いのだそうな。ドラキュラも避けて通る、神魔の監視者さんか^^。

★新作グッズについて。
テレカにしたのは、集めてる人が非常に多いからとのこと。ここだけでなく、
例えばサスペリア全員プレゼントとか、
全部集めるとどのくらいになるのだろう?と。垣野内先生は、サンプルもらってるから
全部集まってるわけで、数がすごいですよね^^;。

絵柄は2種、美夕八千代は今回の新作、桜の樹の下では、美夕と夕維がコスプレしてるやつwと。

★今後の活動について。
連載は涼子とレイスイーパー。11月にはレイスイーパー新刊、涼子は出たばかりなので
次は12月にコミックスの仕事が来るはずだから、1月売りではないかと。

ちなみに先生からは、
「昼間は普段起きてない時間なので、今日は早起きであったこともあり、ぼけっとしててすいません^^;」
という話もありましたなw。

ここで、先ほど紹介があった涼子イベントで一緒でもあったという、薬師寺涼子役声優の
生天目仁美がゲストで登場。遊びに来ていただけなんだそうなw。
私は何度目かでしたが、ここまで近くだったのは初めてですね(笑。
茶系の服装で、ほとんどメイクもせずw、ほんとに遊びに来た感じでw。
イベントで版画展をやることは聞いていたので、遊びに来てみたのだそうな。

垣「アニメではかっこいいお涼を演じてくれて嬉しかった。最近コミックの方は、崩してるのでw」
生「この役が演じられて自分の声優としての幅も広がってよかったです。」
 「DVD1巻の初回版には垣野内先生描き下ろしイラストのBOXが付きます!!」
垣「BOX用ということで、縦長の絵を2枚描きましたね。」
 「折りたたみ式のブックレットを広げると、2枚の絵がちゃんと見られるミニポスターになります。」
生「2巻目には、私と垣野内先生と田中芳樹先生のスペシャル映像も入ります!!」

イベント時に撮影したらしいですね。そんな宣伝をしつつ、生天目はここで退場。

★最後に一言。
今日はありがとうございました。いつもGWの開催でしたが、
スケジュール的にどうしても無理で、9月になってしまいましたが、
無事にできてよかったです。これからもよろしくお願いします。

そんな感じでトークは終了。15:29、サイン会へ。
入り口カウンターへ先生が座り込み、そこまで行って書いてもらう流れで。

とにかく人が多く、身動き取れないくらいの人の多さだったので、まずは5人ずつ呼び出し。

結局は青チケ(お得意様)緑チケ(arch会員)赤チケ(一般、会期中1日10枚限定配布)の順で。
私はもらった一方、青の5番で最初に並び。あらかじめ名前を裏に書いておいて、
先生にそのまま書いてもらう形。

エレベーターで一緒だった話と、あまりのこじんまりさにアットホームだったこと、
そして今回も白雪姫を購入させてもらったことを伝え、がんばってくださいと応援メッセージで終了。

さすがに人が増えすぎてて、会場内に戻るのも大変だったので、担当さんに声だけ掛けてすぐに撤収。
そんな晴れの日のアキバで開催された垣野内展でした。来年もあるといいね。
時期がずれてきたので、次は2010年初旬かな?


垣野内成美新作版画展@エピキュート秋葉原7F(2007/05/06)

毎年恒例垣野内展。今年はアキバに拠点が出来て初。会場もそのエピキュート。会期は2回に渡り、GWの前半と後半で、来場サイン会は2回。初回は4/30で、会員限定。こちらはよぞらライブが重なったので見送り、一般も参加できる2回目の5/6に行ってきました。2回あって助かりました^^;。昨年はそれで大阪まで行って来たからねw。でも今回は名古屋が無かったことで、わざわざ東京会場まで来てた人も多かったらしく。皆さんすごいよなぁと思ってみたり。

展示会は4/26からやってたので、まずは頼んでおいたかぐや姫の契約も兼ねて、4/28に行ってみた。長年担当してくれてたアドバイザーさんが辞めちゃって初回だったわけですが、遊びに来てるところにバッタリ会ったりw。それも楽しいハプニングでしたね^^。久々に話し込むことも出来ましたし。

そういうわけでまず物販を毎年のごとく一通りで買ってみたり。クリアーファイルセットとポストイットセット、名刺ケース。クリアファイルはA4(美夕、夕維)とA5(恋水蓮)、その中間(レイスイーパー)の3点セット、ポストイットは4種(美夕、朱鈴、夕維、水蓮)、名刺ケースは午後3時でしたね。実用的なのばかりだけど、さすがにポストイットは使えないかな^^;。勿体ないw。

そういうわけで当日。生憎の雨。でも定刻15:00になると満員御礼。いつものように席は先生の目の前最前中央を用意してもらったり。立ち見で会場埋まってたけどね。

垣野内展2007

いつもの司会の人から、まずはエピキュートの紹介、そして垣野内先生の紹介があり、先生も階段で8階から降りてきて入場、代表から花束もらってお出迎え。そしてまずは新作紹介から。

現から
〜吸血姫美夕〜
OVAシリーズ完結!「凍る刻」のイメージです。
先生ってば最初「4話の脆き鎧」とか言い出してw、
さすがに忘れてたのか、ど忘れぽかったですがw。
会場内から小さな声で聞こえてきたので
私がフォローして、タイトル教えてあげました^^。

美夕の世界とこちらの世界を襖を隔てて再現。
最初は子供の美夕を入れようとしたんだけど、
座敷童みたいになっちゃうので(笑)それはやめて、
代わりにお母さんのシルエットを入れたそうな。
言われてみないとわからないですね、これはさすがに^^;。

下に転がってるぬいぐるみは先生も小さい頃から
持ってる思い入れのある子なので、思いを込めて。
衣装が4作全部違うのは、前にも言ってましたね。

「La Petite Princesse」
〜かぐや姫〜
プリンセスシリーズも4枚目。
今まで着物ばかりだったので、別の衣装をと思い。
赤い髪は特に印象付けたかったので。
この色が出づらかったんだけど、何とか。良くできました。
燃えるような感じに見えてたらいいなと。

皆さんの知ってるお姫様シリーズでお送りしてますが、
白雪姫がなかなか出てこないのは、イメージが思い浮かばないので
先送りにしてるだけです(笑)。どうしてもディズニーの
イメージが先行しちゃうので、自分なりのオリジナリティーのある
白雪が思い浮かべられるまで、どのくらい掛かるかなと^^;。

桜の樹の下で
最後まで悩んで出来た作品。
美夕をもう一枚描きたかったんだけど、
夕維も同じくらい描きたくて、2人一緒にしちゃったと。
ラフの時点では自分の衣装だったはずなのに、
途中で2人に入れ替えコスプレをしてもらうことにしました(笑)。

全身でなく、バストショットにしたのもポイント。
バストショットだけだと物足りないので、下に伸ばして
ちょっと下の方まで衣装を魅せてみたり。

本来年齢も背も美夕のが小さいはずなのに、
背が高くなって見えてるのは、美夕が台に乗ってるのか、
その威厳ゆえ大きく見えるのか、はたまた美夕のプライドが
そう見えさせてるのかw。

桜もポイント。どちらの作品にも重要なポイントとして
描かれているので。

一瞬衣装チェンジに気付かないかもと^^。
私も最初は気付かずに、初回で来たときに見せてもらえて、
言われて初めて気付きました^^;。中身までは替わってないよね?
なんとなく表情も美夕が夕維らしく、夕維が美夕っぽく見えますねw

ジュエリー
コレクション
3月に公開されたジュエリーの話も。
4つあるのですが、タイトルは忘れました。
メモしておけばよかったな^^;。

まずは細かさにびっくり!途中で経過を見せてもらったのに
その場ではもらえず、歯がゆかった日々を過ごしたとか^^。
A4サイズでデザインしたのに、まさかここまで再現して
くれるとは思ってもみなく。そのままペンダントや指輪として
使えるくらいに本格的だそうです。

話自体はかなり以前からあったそうで
ダリアの目とかにシンクロさせてみたら、
面白そうですねぇと世間話してたのが発展して
今回実現になったと。大きな絵から本当に細かく
仕上げてくれて、正直仰天でしたよと^^。

貝も本物でかなり入手困難なものを使われてるそうで
作った側も、ここまでのものが出来て良かったと、
生みの楽しみを味わったと伝えてくれました^^。

グッズ
先述のグッズ3点についても。
まずはポストイット。自分が使いたいからw。
4種類作りましたよ、と。

名刺ケースは午後3時。カード入れに丁度いいかと
思ってこれもやはり自分が使いたいからw。

クリアファイルは、小さいものがちょうどほしかった
ということでこれも自分で使いたかったから。
恋水蓮は先月完結したから、あとは今連載中の
レイスイーパーも入れてみました。

それから現在の活動について。話にも出たレイスイーパーの1巻が5/19発売。2006/7から新創刊のファングで連載開始したヴァンパイアハンターもの。夏には2巻とドラマCDも出ます。8月。声録りの方はもう終わってて、緒方恵美さんは早くから先生が直接オファーかけてという入れ込みよう^^。音と音楽がこれから入るので、出来上がったらそれは幻想的な作品に仕上がるでしょうと。

薬師寺涼子も同じ発売日(1日違い)で出るので、スケジュールに余裕があったら、コラボ企画を何か考えるかも?と。

色紙のイラストは、完結記念で恋水蓮。10年もかかった連載。手には菖蒲で意味深かも?でも作品はちゃんとハッピーエンドにしたから安心してお楽しみに^^。

そんな感じでトークは終了。15:23。ここからサイン会へ。

サイン会は15:25から。ARCH会員は本来後回しだったようだが、すぐさま良チケ(青の7番)もらって早速目の前からサイン列へ。

OVAタイトルのこと突っ込んだらリアルで頽れてくれたりw。忘れてるわけでも寝てないわけでも疲れてるわけでも無いけど、なんか思い出せなかったとw。やっぱ基本夜型なんで、夜にならないとスイッチが入らないのでーと言ってましたね^^。さすがに漫画家さんと吸血姫は夜の住人。いつまでも若く変わらない垣野内さんこそ、ヴァンパイアの血を引いてるのではと思わずには居られないですね^^。

プリンセス買ったこと伝えて握手してがんばってくださいと応援メッセで終了。もとの椅子に戻ってサイン会を眺めることに。

会員を後回しにしたのは良い配慮かもね。いつもは会員が100人以上並び終わってから、朝からチケ取りしたような人たちが列ぶ羽目になってたから。今回は会期中ずっとサイン会整理券配ってて、だいぶゆったりは出来てたようだけど。顧客が青チケ、その後会員、そして一般のグッズ購入がピンクチケ、の流れ。

16:40、1時間15分ほどのサイン会も終始笑顔を絶やさず。ただどうもやっぱりどこかスイッチが入りきらずなのか、間違いをたっぷりしでかしてましたがw。それと、差し入れの人にはあとで先生からお礼状を差し上げる都合上住所と名前を控えたりと、配慮も行き届かせたり、大変そうでしたね。

最後に一言。雨の中ありがとうございました、月2本の仕事(涼子とレイスイーパー)もみてください、それと北斗の拳の映画もがんばりましたのでよろしく、というかんじで^^、垣野内先生のイベントは終了しました。お疲れさまでした、また来年☆


垣野内成美新作版画展@難波御堂筋ビルディング7F namba PLACE7(2006/05/14)

 今年はGWではなく、ちょっと遅めの開催でした。東京会場のトークショウ&サイン会は5/28で、あろうことかドリパ大阪と完全に重なってしまい、行けないことになってしまいました。ただ、やっぱり毎年1回の貴重な機会なので参加したい、そんなわけで日程的には大丈夫な、大阪会場のイベントに参加してきました。

垣野内展@なんば

 今回は完全アウェーな立場でしたがw、幸いにして気さくな福岡の方がついてくれたので、いつもと同じように丁寧な説明をしていただき、最前直近の椅子も用意してもらえました^^。

 垣野内さんは時間ぎりぎりかちょい遅刻気味に到着。トークショウは15:00からだったのですが、これって「午後3時の魔法」なわけだったのですね、知らなかった!^^

 15:06、トークショウ開始。台本めくりながら、質問に丁寧に答えてくれました^^。

ドール夕維
まずは一番目を引く今回の目玉、ドール夕維から。
OVA美夕の頃に、人形は資料としていろいろみていたけど、
いつかは自分の作品も人形にしてみたいなと。
その後美夕はいくつか作られましたが、夕維はなかったので
やってみたくてARCHさんにお願いすると、
上手い具合に実現したと、そういう感じ。

ドール制作では有名な韓国のBlue Fairyというところに発注、
これが英語と韓国語でしかやりとりができず、アシさんが苦労されたと^^;。
その後は向こうの担当の方が、垣野内さんの作品のファンであり、
日本語でやり取りができるようになって、微妙な点も上手く伝えられるように
なったので、非常にスムーズに製作が進められたそうです^^。

苦労した点は、まずは赤い目。同じ赤でもいろいろあって、
ちょっとでも違うと雰囲気が変わってしまうので、納得行くまで選び、
また髪をかけた後の影の感じでも変わってしまってまた変更、みたく、
かなり苦労されたようす^^;。

最も苦労したのが髪で、まずは向こうのコミックスが逆印刷なためか^^;、
髪の分け方が左右逆で作られてしまい、これはさすがにまずいので
作り直してもらったりと。あとは、髪の長さが原作ではかなりくるくる
変わってるのでw、どれに合わせてそろえればいいか、それを決めるのに
ちょっとやりとりが増えたりと。

衣装は日本の会社ノアドロームに頼んで、こちらはほぼ一発OK。
垣野内さんが生地を選んできて渡し、できあがってきたのを観たら
イメージ通りだったので感動ものだったと^^。
洋服のドールは多いけど、着物ドールはほとんどないので、
上手く作れるのか心配だったようすでした。

制作期間は、最初にコンタクトを始めたのは2005年末くらいだけど
本格的にやり取り始めたのが3月末くらい、この大阪会場で間に合うか
どきどきだったほど、つい最近完成したそうです。間に合ってよかった!^^

ドールは「水の都」とセット売りだけど、限定50体。
一体ずつ丁寧に手でお化粧などもしていくそうで、
顔はこすったりするとすぐ化粧落ちしたりするので、
大切に扱ってくださいと。それから Blue Fairy ではあまり
まつげは付けないのですが、夕維には絶対必要なので、
それほどきつくはない程度に、綺麗に付けてもらったそうです^^。

「水の都」
〜吸血姫夕維〜
ドールがセットになる夕維の描き下ろし新作です。
単品売りもあるので、全部で150つくられる予定で、
うち50のみがドール付きになるそうです。

タイトルは同名の中編からとったもの。
桜の花が散りばめられて、ピンクが多いので楽しみだったと。
ピンクは、実は紙の上では綺麗に出にくい色で、
版画にすると綺麗に出るので、やってみたかったと。

刀に映ってる那嵬がポイントですね^^。
私も最初気付かなくて、いい位置に置いたなぁと感動しましたよ^^。

原作の方なんですが、どうもサスペが路線変更してしまったようで
連載継続が不可能になったと。あり得ない話ですが、
どこかで再開してほしいですね。垣野内さんもプロットは出来てるから
早く描きたくてしょうがないそうです^^。なんとかしてください!

「雪夢」
〜吸血姫美夕〜
前作の傀儡がOVA2話のイメージ、
今回の雪夢は、3話の「脆き鎧」のイメージだそうです。
美夕は赤、と思いますが、フレーム含めて青でまとめてきました。
ラヴァがメインになってる感じで、紅一点美夕が中央に立ちます。
実はラヴァが手に持っている珠の中に入っているのは、
神魔レムレスの羽です、というおまけつき^^。

OVAの衣装は毎話変えてあったそうなのですが、
私はあまり意識してみてなかったわけですが^^;、
今回の3話衣装は、こうしてカラーイラストに起こしたのは、
おそらく2回目だと。それだけ貴重な、イラストなのですね^^。

縦長で傀儡と同じサイズなので、ちょうど2つ並べると
映えることでしょうね^^。会場でも並べてディスプレイされてました。

「talk with…」
〜午後3時の魔法〜
午後3時としては2作目。一作目は私も持ったwish for…。
今回は黄色を基調に優しくあったかい一枚に仕上がりました。
元々ファンに愛された作品で、またつくらないのですかと
熱烈なラブコールもあり、自分でもまたやりたいなと思ってて
今回実現した作品になります。

一緒にいるインコは、昔垣野内さんが本当に飼っていた
セキセイインコで、突然変異で毛色がカナリア色に黄色く、
目の色が赤くなった子なのだそうです。

誰かに話しかけるtalk with…。それこそインコにでもいいから、
ナイチンゲールがそんな心を和らげる存在なので、
そんなイメージで優しくまとまっていますね^^。

「La Petite Princesse」
〜人魚姫〜
プリンセスシリーズも3枚目で、ここまで揃ってくると、
もともと絵本としてやりたいと言ってたものでしたが、
うれしくなってきますねと^^。
絵本化のイメージも膨らんできたのかなと。

人魚姫はもともと好きなので必ず描こうとは思ってたけど、
今回は初期のコミックス作品「マーメイド・トリップ」を
思い出しながら、そのイメージで描いたということです^^。
アニメージュamjujuですね。懐かしい!!^^

曲線を大事にしましたということです。
地面に立っている必要が無く、逆に水の中をたゆたっている
わけですから、流線型が上手く出るように気遣ったのですね^^。

 今後の予定。まずは不遇のサスペリア。長年やって来たのに、どういうことなんでしょう。方向性が変わってしまったそうで、もうここでは描けないそうです。
いつか必ず、続きはどこかで描きます!ということで、期待してます^^。

あとは7/19新創刊になる月刊少年ファングという雑誌で、新連載が開始するそうです。
内容は、ヴァンパイアハンターものになるとのこと。吸血姫サーガともからんでくるのかな。
薬師寺涼子も新作やってます!ということで、30分間のトークショウは終了しました^^。

続いてサイン会になります。絵柄は「夕維ドールをだっこした夕維」可愛い感じですね^^。

私は会員枠で4人目。左側に列形成されたので、右側最前に居てそのままの流れだったのでね。
垣野内さんには、28に行けないこと、それで今日大阪まで来たこと伝えると、同じ新幹線に乗ってたかも知れませんねと返してもらい、ちょっと遅れて来た件については、基本的夜型なので朝が弱く^^;、それでも今日はがんばってこれでも朝早く起きてきたんですよ!!と^^。大変なところをいつも笑顔でお疲れさまですよ^^。握手して手を振ってサイン会は終わりました。

今回の物販は、「雪夢」のテレカ1枚と、今までの作品がポストカード集になったものが、3つに分けて売られてたので、3つとも買いました^^。来場特典のポストカードが水の都&雪夢で、ほぼこれだけで揃ってますね^^。

27日も垣野内展、今度は池袋^^にもいくつもりです^^。また来年も、同じように開催されるといいですね^^。


垣野内成美新作版画展@池袋サンシャインシティー文化会館3F展示ホールC(2005/05/05)

 前回は2004年5月4日、ちょうど1年振りですね!垣野内新作発表会です。イベントの集中した厳しいGW末でしたが、予定通り行ってきました。

 ほぼ予定通り、15時ちょい過ぎよりトークショー開始。拍手と花束贈呈で垣野内さんをお出迎え。今回はトークショー用に用意された椅子は左右のみで、私は右の端っこの方に座ってたのですが、ちょうど垣野内さんが出てくるのが目の前の垂れ幕からだったので、いち早くお姿拝見出来たり^^。毎年思うことですが、毎年変わらずお若い。4年前にお会いしたときと少しも印象変わらないのが素敵なところですね。

 先日GW序盤に行われた、札幌でのサイン会の話がまずはメイン。しっかりと一泊して、札幌観光を満喫されてきたご様子。蟹を食べて、ラーメンも食べて、時計台も観て^^。

 いつも確認してる、遠方から来た方は、浜松と愛知レベル。他にも居たかも知れないけど、前回みたく海外からのお客さまはいなかったかな。

 恒例、新作についてコメントを一つずつ。今回は全て描き下ろし4点。つまりは雑誌の表紙とかイラストであったものを版画化したわけではなく、今回版画のために描いたということですね。

「真夏の夜の夢」
〜薬師寺涼子の怪奇事件簿〜
最初は司会者さんの近くの方、左手に飾ってあったお涼から。
作品良く知らないのであれだけど、この構図は設定的にありえないと。
そういうわけでほんとの夢絵巻。本来なら白バラを散らすトコを
敢えてお涼らしく赤いバラに下トコがポイント。
額装も涼子らしく、派手目でゴージャスに行きたいという
こだわりからセレクトされた、ちょっと違った感じの白い装幀。
版画の周囲も布地だそうなんですよね。さすが!
「La Petite Princesse」
〜いばら姫〜
今回持たせてもらいました、プリンセスシリーズの新作。
垣野内さんの好きなシリーズで、今回はいばらの姫を
垣野内アレンジで和風仕立てに。
髪といばらが絡み合うトコなんかがポイントとか。

額装は一回り大きくなりましたが、このシリーズは版画で
揃えて行こうと考えても、大きさも値段も手頃だから、
ずっと買い続けてもいいかな、と思ってます。買いです。

「傀儡」
〜吸血姫美夕〜
珍しく縦長の図柄をリクエスト。
この美夕、どこかで見たなと思ったら、
OVA2話のイメージを起こしたとのこと。
こういうシーン、ありましたね。
ラヴァと封じのガラス玉、美夕を象徴する炎と
美夕らしさを全て盛り込んである感じの1枚。
「綾火」
〜吸血姫美夕〜
今回の記念イラスト集ブーケの表紙用に描き下ろした新作。
黒のモチーフで炎のイメージを強調、表情もきつめにして
超強気の美夕が凛々しい。

 トークの方は、続いて同人誌「つづり姫」について。美夕と夕維の初共演同人。やはりSCCで出されていたとのこと。私は3日のうちに買っておいたのですが、サイン会後は既に無くなってましたね。さすがに3日間の3日目で、先生も来て人出も多かったためでしょうね。買っておいてよかったです。

 ちなみに買っておいた今回の記念グッズとしては、「十六夜〜恋水蓮〜」「wish for…〜午後3時の魔法〜」のインチカード、「燐花」「瑞花」2種のクリアファイルがありました。これにプラスして、インチフレーム(今回はピンクにした)と、綾火が表紙の豪華イラスト集ブーケでした。

 新刊情報は、5/23にお涼の3巻が。まだ買って読んでない^^;。進めないと。それと既刊では先日買った夕維が2ヶ月連続リリースでしたね。7月に出る巻で一旦休止になり、その次の新章は現在構想中、とのこと。今はちょうど、ダリアの番外編がやってるのですね。そのあとに夕維、という流れですね。

 他にはBLACKJACKの競作シリーズで、ドラキュラに捧ぐというものを描かれたとか。あとは、秋ぐらいに出るガンダムSEED DESTINYのキャラ編で、レイとデュランダルのイラストを描かれるとか。垣野内SEED、この二人ってのは興味深いですね^^。それから三毛猫ホームズのなにか?に、大昔のプロット的な下描きっぽいのが掲載されるとか。よく分からないなぁここまでは。

 そんなかんじでトークショーは終了。続いてのサイン会は、例によって裏の方へ。過去数回の開催で段取りよくなってきたか、今回は偶数奇数関係なく会員が好きに列んで、順に書いてってもらう感じ。スムーズに進みましたね。

 私はどうも、普段話するような女性などは、それほど緊張もなく話しかけられるのですが、垣野内さんの場合は特殊で、やっぱりどうしてかものすごく緊張しちゃうんですよね。なかなか思ったことが伝えられず、何度か聞き返されましたが^^;、やっとプリンセスシリーズの昨年プリンセス、今年はいばら姫を持たせてもらいましたよ、今後も楽しみにしてます、ということを伝えることができました。プリンセスのシリーズについて訊かれたかと思われたらしく、次もいろいろ考えてますよー^^、というお話も聞かせて頂きました。最後はサイン色紙頂いて握手して、がんばってくださいと伝えて終了。

 例年ではありますが、1年1回ペースのこういう機会、大切にしたいなぁと思います。今後ともね。


垣野内成美サイン会@書泉ブックマート(2004/05/22)

 2年振りで書泉でのサイン会。前回はフィギュア付きコミックス二つでしたが、今回はスタンディングペーパードール付きで小説1冊含め3冊。でもフィギュアに比べて嵩張らないのが良かったかな(笑)。

 サイン会は14:00から。15分前に整列ってことだったけど、ちょっと遅れ気味に店員が動き始めて、サイン会が始まったのが14:06でした。私は42番だったので、3Fのサイン会場から1階分降りた2Fで待機。待ち時間は結構長かったぞ。
 余談だけど予約のとき消費税分余計に支払ってたことがわかって、その分の返金に廻ってきたり。告知には税込みってあったのに、整理券に税抜きってなってて、普通に買ってないために整理券の表記通りにレジ打ちしててわからなかったのね^^;。まあ仕方なし。気付かぬこちらも悪かったしねぃ。戻ってきて良かったよかった♪
 ちなみに待ち時間のBGMは美夕のサントラやイクサー1の主題歌など^^。直前は神魔の鼓動エンドレスにしてましたw。待ったのはちょうど1時間くらいで、私が終わったのが15:00くらいだったし。まあ今回は、3冊買った人には3冊共にサインだし、当然のように3冊買う人も多かったしねぇ^^;。
 明日も池袋でサイン会はあるため、そちらでも購入してる人が分けたくらいかな?w何にしても凄い人気ですよね^^。予定では100人だったけど、私の後ろにほぼ倍くらい居たから、定員近く居たんじゃないかな?でも当日にもサイン会案内はレジ横にあったし、少しは残ってたっぽいけど^^;。それでも40人で1時間だったら、100人居たら2時間以上?お疲れさまですね、いつもながら^^。もちろん笑顔は絶やさずに、でしたよ♪さすがは成美さんでしたね^^。

 サイン会の流れについて。まずは名前を書いてもらうのと、どの本買ったかの確認で整理券を係の人に渡します。そこで「文庫8巻サイン本の販売」と、「サイン色紙プレゼントくじ引き」をやってました。
 残念ながらサイン本は終了。私に廻ってきたときに「何冊あったのですか?」と訊いてみると「15冊です^^;」との返答。それじゃあさすがにこんなに遅いんじゃあ残ってませんて^^;。ほんとに早く整理券確保した人だけに用意された希少本だったわけですね^^。このやり取りを聞いてて、前の人にサインしてた成美さん苦笑^^;。係の人がフォローで、「明日もサイン本はありますので^^;」と言われたのに念押しで「こちらも先着ですが^^;」と加えてくれたのにも笑ってた^^。少し雰囲気和やかになって、良かったかなとか思ったり^^。サイン本は買うつもりで来てたのですが、これで同じ本がもう1冊増えたりしなくて済んだのと、複雑な心境だったり^^;。
 もうひとつのくじ引き。くじ運無い私はいつもながらにハズレ^^;。缶に入った割り箸を一本だけ引いて、当たりが出るとイラスト&サイン入りミニ色紙プレゼント、外れると秋田書店の美夕非売品ポストカードが参加賞としてもらえる企画。私はポストカードでしたが、ミニ色紙の方は絵柄が2種。夕維とダリアでした。私の直前の人が当たりで夕維を選び、何人か後ろの人がやはり当たりでダリアを選んでました。その話でも盛り上がれたりで、楽しんでおられましたね、当てた人も、成美さんたちも^^。当然いつもサイン会手伝って下さってるスタッフの方も一緒にね。アシさんなのか、事務所の人なのか、未だにわからないのですが^^;。

 というわけで私にも順番が廻ってきたわけで。3冊分サイン書くのもかなり手慣れてて早いから^^;、あまり話もできませんで。池袋の版画展に行ったときの話と、そのときの写真がしーな村情報局にもアップされてたっていうことを言ってみたところ、しーな村の動きは成美さんもよくご存じらしい雰囲気だった。ページ作りもちゃんと見てたりしてるのかもですね^^。
 その話から「大阪にも行って来たんですよ」と返してくれたので、お疲れさまですというのと、地元のほうですよね^^と一言だけ。地元話に話題振ってくれそうだったけど、あまり長居も出来そうにないので早め切り上げ。大阪は久々だったらしいですね。お忙しいからなあ。千葉舞浜の方が行ってる回数多いでしょうしね^^。
 最後に通常版との表紙の違いについて聞いてみた。表紙だけで中身は一緒だよ、と二人でいろいろに教えてくれた^^。さすが作品に関することになると話したいことはいっぱいという感じで^^。帰って確認すると、裏表紙と、裏側の折り返し部分も違ってましたね。通常版は那嵬や千珠も居る描き下ろしイラストで、白地の特装版と対照的に背景の桜や深竹も素敵だったのでね^^。特装版は裏表紙が夕維、美夕の全身画になっていて、これも結構ポイント高い。こりゃ両方買うべきでしょう。

 最後に笑顔で握手。いつもながらの応援メッセージで挨拶して、サイン会自体はおしまい。最後に3冊同時購入の人に限り、美夕グッズor夕維グッズのプレゼント。どちらかと問われて、夕維を選んだ。正直、私の見ていた範囲では、みんな夕維だった^^;。美夕は人気無いってこともないだろうけどね^^;。内容は、結構貴重。夕維の海外版コミックス?の別刷っぽい小冊子が1冊と、あってもなくても同じようなw秋田書店のコミックスリスト冊子2003年度版。懐かしむにはいいかも?もちろん垣野内さん作品も全部網羅されてましてよ^^。

 その後通常版3冊を買ってからアキバへと出向いた限りです。久々の楽しい一日でした^^。


垣野内成美新作版画展@池袋サンシャインシティー文化会館2F展示ホールD(2004/05/04)

 この毎年恒例イベントは2001年から参加してますが、8月、6月、6月末ときて、今回初めてGWでの開催となりました。ペースアップしてるのかな?^^;

 ほぼ予定通り、15時ちょい過ぎよりトークショー開始。拍手と花束贈呈で垣野内さんをお出迎え。私も目の前の特等席に座らせて貰ったのですがw、今回はちょうど隣の「瑞花」買った方が花束贈呈してましたね。

 最初は時期的なもの。GW開催は初でしたからね。いつもはもっと暑くなりかけの時期でしたが、今日は風も強くてより涼しかったし^^;。遠くから遙々御遠来はされた方としては、フランスから来たファンの方など^^。すごいですよね、国際的なイベントですよ☆

 そしてトーク本番。まずは当然、新作についてコメントを一つずつ。

燐花」〜吸血姫美夕〜
瑞花」〜吸血姫夕維〜
(描き下ろし新作)
それぞれ「リンカ」「シズカ」と読みます。
リンカはともかく、シズカは読めません^^;。
漢和辞典とにらめっこしながら考えたタイトルだとかw。
以前夕維が「瑞月」の姓で出てた覚えがあるけど、
これも同じく「水の姫」というトコから来てるのでしょうね。
「水姫」→「ミヅキ」→「瑞月」です^^。

作品的には、対になる同じ「百合の花」、
そして美夕は「炎」を操るので「赤い百合」、
夕維は「水の姫」なので「青い百合」でまとめたわけです。
イメージは今までの美夕・夕維とガラリと変わってますよね。
そしてこの2つは作品として切り離せない間柄だと思う。
なので2つ同時購入でないと釣り合わない^^;。
今回はテレカ・ポストカードがこの2枚の絵柄だったので、
購入しなくても良いかな?と言うわけで買ってないです^^。

「遙風」
〜吸血姫美夕〜
「ヨウフウ」と読みます。「はるかぜ」かと思ったです^^;。
フウヨウとも違う。これはLINネタw。

以前AICの特集本に描き下ろされたイラストだそうです。
私はどこで見たのかと思ってたのですが、多分以前の
ARCH原画展で見かけてたのでしょうねぇと思った次第。
今回の中では唯一平野事務所からの作品になってます。

アニメ用の衣装ということで、コミックスにも収録されない
絵柄ということで、版画作品として出したかったとのこと。
ラヴァが登場してるのも今回はこれ1枚^^。

「眠りの森の・・・」
〜吸血姫夕維〜<香音抄>
同タイトルの作品から。
この絵のポイントは、実は夕維の衣装にあります。
こだわりのある細やかな色遣いをしているのに
雑誌の印刷などでは色がうまく出てなかったことから
版画としてなら本来の色合いが楽しめるので、
今回是非とも作品の一つに入れたかったとのこと。
森の中に佇む愁いを帯びた表情の夕維が印象的。
それでいて衣装にも注目!ということで必見の1枚。
「La Petite Princesse」
〜シンデレラ〜
実はこれが今回の目玉^^。
「ラ・プティット・プランセス」フランス語です♪
ちっちゃくまとまってて、ガラスの靴に背景カボチャ、
その中にシンデレラがいるという童話絵本のような作品。
美夕や夕維などはテーマ・イメージが固まってるので、
こういう新しい作品は自由に描けるので楽しいとのこと。
コンパクトで値段もお安くなってたので、
今回はこちらを購入♪です^^。

 さて、次の話題は一転して「薬師寺涼子」のコミック版^^。マガジンZでの連載に当たって、田中先生とのやり取り秘話とか、コミックス化に至った経緯についての話がありました。苦労した点としては、「ゴージャス」なトコ^^。垣野内さん的にはやはり趣味のTDLや作品に表れるように、おとぎの国的な方面が得意なのかな?薬師寺涼子の活躍する舞台の背景などは、資料入手などでかなり苦労されたようで^^;。

 薬師寺涼子に関しては、まずは魔天楼1巻分の完全コミック化、ほぼ原作通り忠実にとのこと。そして今後もシリーズとしての展開があるようです。そしてコミックスとしては7月に単行本が発売される予定。私も最初は間違えて「小説読んでる」と手を挙げてましたが、薬師寺は読んでなかったので^^;、コミックス待ちです。楽しみにしてます♪^^

 それからグッズ販売コーナーの同人誌紹介。実は5/2にシティーがあって、そこで平野屋本舗も出してたようなのですが、ちょうど私はこの会場に来てたので^^;、結局行ってなかったわけさ。でも冬コミで買えなかった夕維千夜抄1冊と、シティーで配布されたと思われるペーパーもコピーで入手できたので^^、こちらに来ててよかった助かったな♪と思うわけ^^。シティーは入場に金も掛かるが、こちらは交通費のみだしねw。今後はイベントも行きにくくなったりで、こんな感じで情報&同人誌入手していく感じになるかねぃ。まあゆったりマイペースでやっていきますですよ。

 それから同じくグッズ販売コーナーの原画展開催記念グッズの紹介。お気に入りの巾着と、インチカードにテレカ、ポストカードファイル。もちろん私は全部入りのスペシャルセットで購入♪^^インチカードは「朧桜」「炎舞」「喜綺」の3種、ポストカードファイルは結構レアなイラストということで使ってみたかったとのこと。美夕の手前に黒のシルエットで立ってるのは夕維です、と先生からの説明もありました^^。

 20分ちょいという短いトークショーもあとわずか。最後に今後の予定などということで、薬師寺と香音抄の2本の連載、そして再来週のコミックス&小説の3冊同時発売の紹介。こちらもサイン会は参加予定なので楽しみにしてましょう^^。

 トークショーが終わった後は、いつもならその場にサイン会用テーブルが設置されるのだが、今回は奥まったスペースにサイン会ブースが作られ^^;、サインの様子がずっと見れなかったのは残念でしたが、会員奇数番号で割と早めにサインもらえたので、シンデレラ購入の報告と、今度のコミックス発売サイン会に遊びに行くことを伝えて握手して、わたし的イベントは終了と相成りました。ちなみにサイン色紙の絵柄は意外にも今日話題に一番出てたドラよけのお涼様^^;。版画とは関係ない絵柄で来るのはほんと意外だよねぇ^^;。その後も改めて原画や版画、薬師寺の原稿などを見たりして、久々の休みを満喫してきた次第です。

 次回は5/22。しっかり休み取れるように調整しとかないとな^^;。がんばろう。


垣野内成美新作版画展@恵比寿ガーデンプレイス(2003/06/28)

 ほぼ1年振り、またまた毎年恒例となりかけてる(?笑)垣野内成美さんの新作展が開催されました。地下鉄で行ったために、かなりの時間ガーデンプレイスを探し回っちゃいましたが(汗。動く歩道で行くと便利なところにあったのですね^^。

 内容的には、新作版画5点の展示即売、いつもの原画展示に加え、 今回の目玉はやはり『風雲三姉妹LIN3 パイロットフィルム上映』『平野屋本舗同人誌委託販売』でしたね。本については3冊、うち2冊は既刊のLIN3パイロットフィルムのラフ集で、これが初の映像化で今回お目見えになれたわけです。ですが、もう一冊あったアクエリの原画集、会場探しに必死だったのとトークショー&サイン会までの時間の関係で、買い逃しちゃいました。うーむ、これは夏コミ待ちかな^^;。

 去年から始まったグッズ販売、今回は新作グッズスペシャルセットも格安で用意されてたのですかさずGet!こちらは昨年もお気に入りで当然全て買い揃えたインチカードと、新作描き下ろし2枚のテレカになります♪

  テレカセット…「夢の入口」「あいたい」2枚セット
  インチカード…「赤の帷」「香音」「椿」計3種類

 テレカセットやクリアファイルは無かったけど、記念品としては最高の逸品!買い逃す手はなかったですよ^^。ちなみに来場記念全員プレゼントのポストカードも新作『夢の入口』でしたね。

 15:00開始予定のトークショーでしたが、来場者がものすごい数になってたため、一旦会場整理から^^;。ほんと、早めに前の椅子に座っておいてよかったよ^^;。ちょっと見にくかったけどゆったりトークを楽しむことが出来ましたし。

 15:07、トークショーのスタート。まずはご挨拶と、昨年のトークショー以後の1年を振り返って。予想通りと言いますか、去年と同じで(笑)お仕事と、東京ディズニーリゾートに明け暮れた一年だったそうです^^。

 そして、新作についてコメントを一つずつ。

「夢の入口」
〜吸血姫美夕〜
(描き下ろし新作)
前回の『赤の帷』に続き、こちらもOVA美夕から。
しかも!これはしっかりとエピソード付きですよ!!
OVA第一話『妖の都』で「都人君」を夢の世界へと
誘った瞬間、そこで開いた『夢の入口』がタイトル!
この右手を上げて炎を灯してる美夕がちょうどその
イメージにあってて、OVAの頃を思い起こさせます♪
そしてその上にいるラヴァですが、OVAの頃は、
常に仮面を付けていました。なのでこのラヴァも
仮面こそ外していますが、顔には仮面と同じ模様が
付いているのです。細かいこだわりが感じられますね♪
「爛火慕情」「永遠」
〜新・吸血姫美夕〜
こちらはストーリーが繋がっているセットもの。
新・美夕では爛火が重要な役所となってますが、
爛火一人の作品もほしいな、ということから一枚目が決定。
そして一度西洋神魔に戻り、美夕と敵対することになってしまった
ラヴァを、再び美夕の下へと呼び戻したのが爛火。
夕維の力で復活した美夕は、戻ってきたラヴァとの
『永遠』を誓うことに。この感動の一シーンがイラストとなり
今回の版画にもなったわけです。
「あいたい」
〜吸血姫夕維〜<香音抄>
(描き下ろし新作)
誰とあいたいかはご想像にお任せ。これにはやられました。
宣伝用には一切出されていない、会場でしか観れない作品。
しかも桜の花びらの中に生まれたばかりみたいな
愛らしい夕維が、これまためちゃ可愛いのだ^^。
おやゆび姫をイメージしたということでしたが、まさにその通り!
旧作の夕維は、元気が良くて活発なところが好きでしたが、
この香音抄になってからの物憂げで儚げな夕維も好きです!
考えた末にやっぱり持つことにしました♪
「咲邏」
〜吸血姫夕維〜<香音抄>
こちらも「桜」の中に描かれる夕維。
既に何度も見てる絵柄だったのですが、
夕維の手の感じが動きがあってよかったり。
桜の花びらとの対比で、小さいながらも
力強い感じの夕維がいいんですね、やっぱり。

 版画の他には、会場内でもエンドレスでプロモ映像が流れていた『吸血姫夕維〜千夜抄』の紹介も。PS版にはコントローラーによる振動も体感できたけど、7/18発売予定のPC版にはそれが無いと。まあそりゃそうだ^^;。私もアキバで手に取ってみたけど、現在PS2は眠りに就いてますので^^;、まあジャケットを眺めてみただけに留めました。ちなみに声優陣はといいますと、夕維には川澄綾子、那嵬が緑川光という豪華な布陣。PC版で初めて使えるようになった千沙というキャラには田村ゆかりがCVとして起用されてましたね。

 それと、会場入口で上映していたパイロットフィルムLIN3の話も。これ、音消してあるのかと思ったのですが、パイロットのみと言うことで、まだ映像のみ^^;。音声は入ってないそうなんです。もったいない〜!!早くしっかりとしたOVAで観たいですよね!!キャストも全然未定らしく、気に入った声とかあったらご意見下さいという感じだったです。パイロットでも5人くらいは声入れて良いみたいな話があったらしく、三姉妹と白王、それに黄扇くらいかな〜?みたいな話もされてましたね。

 今後の予定としては、今連載中の『吸血姫夕維〜香音抄〜』『新・風雲三姉妹特LIN』、それから小説挿絵として薬師寺涼子も頑張ります!という感じでトークショーが拍手喝采で終了、時間にして15:23でした。

 サイン会の準備が結構掛かるかな?と思ったら案の定。またも会場整理で大移動。15:32には移動開始したけど、一般整理券の人は会場外に列ぶ羽目に。何しろ会員の数が多かったのだ^^;100人以上はいたぞ、絶対…。毎年倍に膨れ上がってる気がします。来年辺りは会員でも抽選になったりするかもねぇ^^;。大変だ…。会員も前回同様に、会員番号の末尾で2つに分かれます。今回は外しました。6/28だったので偶数から^^;。私は奇数だったため、かなーり待たされることに。サイン会自体は15:39開始、途中いろんな人がいるんだやっぱ^^;。垣野内さんも話し込み始めると長いし…。奇数が呼ばれたのが何と16:16!半分で40分近くも掛かってるよ…。とにかく速攻で列んで、早めにサインがもらえたのでよかったです♪22分にはもう終わってたかな?お話は、ようやく届いた「赤の帷」のことを報告しておきました^^。一枚一枚のチェックが大変だったようです。今回の『あいたい』も楽しみに待ってますと話して、さっくりと終わらせてきました。色紙のイラストは珍しく午後3時の魔法!ナイチンゲールの看護婦さんが小鳥と一緒に微笑んでるイラストでした♪

 会場では平野屋本舗のペーパーももらえましたが、今回はコミケの申し込みを忘れてしまったらしく(笑)新刊は委託スペースのみなんですよね。新作購入できるかわかりませぬが、次回はその辺りを楽しみに、まずはOVA美夕をじっくりとDVDで鑑賞し直すこととしましょう♪^^


垣野内成美新作展@ギャレリアARCH渋谷(2002/06/08)

 先週に引き続き、今週も垣野内サイン会でした。サイン会自体は15時スタートなのですが、やたらと混むよという事前情報もあり、12時半を目安に会場入りしてみました。前回同様、渋谷の駅の方まで、階段をぐるぐるとすっごい行列が出来上がっていました。エレベータが小さく、5人ずつに整理券を配っての誘導入場、大変そうでしたね^^;。

 会場に入った頃はまだ疎らではあったものの、徐々に人も増えてきました。今回は前回と異なり、会場内の仕切を外して大きな一つのホールにしてたので、原画と版画が一度に見渡せてよかったですね。版画作品の原画コーナーがあって、過去の作品全ての原画もありましたよ!

 今回はグッズの物販もあり、会場限定のレアグッズをまずはGET!小さいものからいくと、

  テレカセット…「赤の帷」「天上華」2枚セット
  ポストカードセット…6枚組
           ・水蓮(恋水蓮)
           ・森村奈緒美(コードネームはCHARMER)
           ・夕維&那嵬(吸血姫夕維)
           ・フィシルマーナ(ムーンプリンセス)
           ・美夕&ラヴァ(吸血姫美夕)
           ・朱鈴&黄扇(風雲三姉妹LIN3
  インチカード…「深竹」「ユメの宴」「天上華」計3種類
  クリアファイル…「吸血姫美夕」「午後3時の魔法」計2種類

 という感じ。特にポストカードはレアなところが集まってますが、これは垣野内さん自らのセレクト。折角だから、あまりメインにならないメンバーでグッズを揃えてみたかったという意向もあったようですね。

 14:20を過ぎると、そろそろ会場も準備に取りかかりはじめて、中央の先生の席の前に椅子が列び始めました。早速一番前の良い席をGETして(後から花束贈呈の人のために一つ隣にずれたりしましたが^^;)、待つこと30分ほど、少しずつ会場がざわついてきたので周りを観てみると、もっのすごい人!!言葉通り会場埋め尽くしてましたね^^;。

 15:00になると、ようやく垣野内さんが登場して、私の隣に座ってた会員さんからの花束贈呈も終わって、まずはトークショーが始まりました。話題はお仕事の話や先週の書泉サイン会の様子について。サイン会は流れ作業になってしまって残念だったけど、一人一人の顔が見れて、みんなと握手もできたので良かった、とおっしゃられてましたね。そのあとに、今回の作品について。コメントしてくれたのは3点で、

「赤の帷」
(吸血姫美夕)
前2回の描き下ろしは遊び心で描いたけど
今回はOVA美夕をイメージして、美夕の空間を表現した。
「Wish for…」
(午後3時の魔法)
残念ながら連載は終了したけど好きな作品。
手を差し伸べてるのは、全てを受け入れるキャラだし、
コミックスの表紙用に描き下ろしたこともあって。
「香音」
(吸血姫夕維)
夕維は今回衣装が変わってます。新作香音抄バージョン。
でも桜色の羽織と紅い帯は夕維の基本なので変わりません。

 もちろん残り2つの作品(「椿」(吸血姫美夕)、「灯火」(恋水蓮))も好きなのですが、選ぶのにはアシさんなどの意見を聞いて「どういう絵だったら買いたいと思う?」という選考から決まっていったそうです。それからお休みの日の過ごし方として、前回も聞いてたTDL&TDSについて。夏休みなどの混雑期は除いて、大体月一回ペースで、お泊まりで行かれてるそうです^^。TDSは大人の雰囲気があって、ゆったりとできるので特にお好きだそうですね。

 トークが終わって一旦先生が退場されると、サイン会用のテーブルに変更するのでしばし休憩。それも終わって先週もサイン会手伝われてた方と2人で再び登場されると、ようやくサイン会開始。15時半くらいだったでしょうか。今回は前回以上に人が居たのじゃないでしょうか?まずARCH会員からなのですが、これが何と会員番号末尾奇数→偶数で分けられまして、これでかなりの時間が掛かってました^^;。私は奇数だったので、また前回同様さっくり列ぼうとしたら、それだけでも一挙にどっと列び始めてビックリ!結局20番目くらいになっちゃったでしょうか^^;。椅子に荷物全部置いちゃったのでちょっとハラハラしつつ、順番を待ちました。

 ここでちょっと失敗したな、と思ったことがありました。色紙には名前を入れてくれるというのはわかっていたのですが、前回のARCH、先週の書泉共に、フルネームで書いてても、苗字でしか書いてくれてませんでした。なので私は、先週のサイン本を話のネタとしてもいいので持っていき、これと同じでということで苗字だけでサインをもらったのですが、他の人はしっかりとフルネームで丁寧に書かれてるじゃないですか!まあ、気付いたときには遅くは無かったのだが、まいっかと思ってちょこちょこお話しつつサイン貰ってきました。フィギュアは今回も会員の方が持ってきたものが飾られてましたが、その話をしてみたところ、「夕維は難しいけど、あの腕がいいでしょ^^」とコメントしてくれました。うん、ホントに。今も部屋の片隅に飾ってありますが^^。

 自分の番が終わった後も元の椅子に戻ってサインを眺めてました。サイン買い終わってからゆっくり会場廻ろうと思って。しかし終わらん終わらん^^;。何せ、会員の偶数番が終わったのが16:30、それから朝から列んで整理券GETした人に移っていって(一部ARCHスタッフの方も混ざってましたが^^)、ようやく全てのサインが終わったのが何と17:40!?2時間以上も笑顔を絶やすことなく、サインを書き続けてくれた垣野内さんに満場の拍手!!サイン会が終了しました。

 それにしても、サイン会って観てると面白いですね。いろんなサインのもらい方があるなぁと感心してました^^;。名前をフルネームにしたり、苗字だけにしたり名前だけにしたりは当たり前、「様」だけでなく「さん」とか「chan」とかにしてもらったり、作品名(今回は朱鈴&こじゅりんだったので「新・風雲三姉妹特LIN」)を入れてもらったり、自分でカラフルなペンを持ち込んでそれで書いてもらったり、お花やプレゼント渡す人などなど。ネタ的にも、古い話を持ち出してみて垣野内さんと一緒に懐かしんでみたり、そうかと思うと、親子連れで来られた方が、娘の名前に「美夕」と付けました!とかね^^。これはすごいと思ったよ^^、サインの宛名は「美夕様」、だし^^。楽しく挨拶したりしてる分には良いのだが、無理難題を言って困らせてみたり、禁止されてることを無理にやってもらおうとしたりというのはまずいよね。外国のファンの方で、日本語が通じずにコミックスにサインをもらおうとしたり写真を撮ろうとしたり(サインは用意された色紙のみ、撮禁)というのは例外で、係員の人もだいぶ困ってました^^;。わかってくれたようでホットはしましたが^^。

 17時過ぎにはだいぶ会場も人が減ってきてて、サイン会終わった頃はゆったりと会場内を観ることができたので、しばらくゆっくりとしてたのですが、ここで本日最高最後、予想外の出来事がありました!18:20頃に、そろそろ帰ろうかと思ってたところ、ゲストルームから垣野内さんはじめ3人の方が出てきて、版画の元絵になった原画コーナーの前で、記念撮影をしてました。垣野内さんを中心にして、両側の男性はどこかで見覚えがある…。それもそのはず。そう、右側の背の高い方はひょっとしてひょっとしてと思ってずっとみていたのだが、やっぱり間違いなく平野俊貴監督その人!そしてなんとなんと左側の御方は、薬師寺涼子で垣野内さんともコンビを組まれてて、最近では美夕文庫2巻の解説を書かれていた田中芳樹先生ではありませんか!最初、田中先生はわかったのですが、平野監督は暫くお顔も観てないし、自信なかったのです^^;。とにかくパニクってしまい、サインもらえないかとか(美夕十巻はあったし!)サインペンを探してみたりとかしながらじたばた藻掻いてました(爆)。それでも冷静に落ち着いて、様子を見てますと、原画のコーナーの方に三人&付き添いの方々で行って原画をじっくりとご覧になってました。特に平野監督のチェックの目が厳しく見えたのは、きっと気のせいでは無いでしょうな^^;。さすが監督!恐れ多かったです!

 結局おろおろしてる間にゲストルームに引き上げられてしまい、なんとなくの出待ち状態(笑)。でもでも折角だったので、田中先生には無理言って出口で握手だけさせてもらっちゃいました^^。突然だったので驚かれてましたが、一声だけでもお掛けできてよかったです。平野監督も垣野内さんと列んで出口の方に来られましたが、ちと恐れ多くて声かけられず^^;、お疲れさまでしたとお見送りして終わりました^^。

 垣野内さんにお会いする心の準備はしてたものの、一辺に監督やら田中先生まで出てこられると、さすがにたじろぐもんですねぇ^^;。次の機会にこそわ!と思うのですが、平野監督にお会いできる機会なんてそうそう訪れないだろうなぁとか思いつつ、今後もしっかりと作品は見させてもらいましょうと思いました次第でした。

 して、今回セレクトした作品は、やっぱり過去からみる描き下ろしでは最高傑作の、しかもOVA美夕を意識した作品となった「赤の帷」と、作品的にやはり外せない「Wish for…」にしました。届くのは9月頃かな?垣野内さんにも言いましたが、今から楽しみにしていたいと思います^^。


垣野内成美サイン会@書泉ブックマート(2002/06/02)

 4月に予約しておいたフィギュア付きコミックス2冊発売記念サイン会に行ってきました。スタートが午後2時からで、15分前には整列するとのことだったので、とりあえずは早めに行ったものの、結構間近までわらわらと3階に居ました^^;。ようやく整理が始まって、1〜25番が3F〜2Fの階段に、26〜50番が2F〜1F階段、51番以降&その場で買った人&番号早くても遅刻した人が店の外に列んで往きました。そう、当日券も結構余裕で?あったようです。私が終わって外出ても、まだ20人くらいは居たから、それなりに集まっては居たみたいだけど、100人ちょっとだったのかな?

 ちょっとは期待しつつも確認したら撮禁だったのですが、ほんのわずかのサインして貰ってる時間、楽しく過ごせましたね。最初はどっちか1冊かと思ったのですが、両方にサインしてくれてたので、2冊目の美夕の方に日付を入れて貰いました(前のアーチのときも日付無かったし;)。前の数人は特に会話もなく、ただサインもらってただけのような感じでしたが、私の方は来週のこともあり「来週も楽しみにしてますよ」と声かけたところ、「ありがとうございます!」と握手の手を差し伸べてくれました^^。せっかくの機会ですし、お互い楽しんでないと損ですからね!サイン会も楽しく和気藹々とやっていきましょう♪

 さてそれで来週。仕事が入らず行ければいいなぁと思い、垣野内さんにも「たぶん、行きます」と言っといたのですが^^;、いずれにしても会期中には一度足を運びたいと思ってます。出来れば2度、3度とね^^。絵については、帰りに読んでた「美夕最終巻」で、いろいろなことがわかりました。前回の作品「ユメの宴」と今回の作品「椿」は、ともに最終章が出典なのですね!ちなみに「炎舞」はIntegralLDの1,「千里」はIntegralLDの2それぞれのジャケットでした。コミック以外にも手を広げ出し、アニメ作品もだいぶDVD&スカパーで揃って来ましたが、今後もいろいろチェック&入手していきませう。

 そうそう、これも帰りに確認したのですが、2冊同時購入の先着特典!購入した袋の中に、「月刊サスペリアミステリー」の分厚い封筒が入ってました。しかも封は美夕のステッカーで!これは封切りたくなかったので、下から破いて(笑)内容確認しました!封印に使われていた「SUSPERIA/美夕ステッカー」が4つ綴りのが4枚で、計16枚!絵柄は、文庫版美夕1巻のカラー口絵の半分(美夕のみ)です。それと「サスペリアミステリー8月号予告ちらし」のコピーが(笑)。これには特別ふろくとして「グラフィックノヴェル吸血姫美夕」が付きますので、絶対買います!それから最後に「美夕イラスト付きUVチェックミラー」が入ってました。コンパクトな手鏡ですね^^;。以上が先着特典でもらえたのですが、それと関係なく、書泉で物品販売されてた「ピンズセット」&「マウスパッド」がありまして、私はマウスパッドだけ買ってきました^^。デザインは喜綺+夕維+美夕&死無です。以前いろんなイベントで売られてたものかな?今日から使っていきましょう^^。来週からのイベントでも、グッズはいっぱい出るので、こちらは全部買うぞ〜!(笑)


垣野内成美サイン会整理券配布(2002/04/21)

 長かった美夕の連載も終え、夕維の連載も好評の垣野内さん。5月のコミックス2冊同時発売に合わせてか、どちらもフィギュア付き特別版が発売され、さらにさらに購入者150名先着でサイン会が開かれます!

 これが実はよくわかんなかった^^;。告知があったのが4月初旬、コミックスが発売されるのは5月末、サイン会は6月初旬なんだけど、4/21から購入者に整理券が配られると。4/21にはコミックスは売ってないわけだから、当然予約して整理券をもらうことになるのだが、予約自体は既に始まっており、しかも垣野内サイトの情報によると、予約は4/20迄となっている!?これだけ情報が錯綜するとわけわからん^^;。

 いちおう1週間前に書店に確認したところ、予約は受け付けているが、サイン会に来ない人だけの予約分で、サイン会にも来る人には4/21以降に予約と同時に整理券を配るのだ、とのこと。なるほど、というわけで4/21は朝から列ぶなと思いつつ、開店時間が10:30であることを確認して帰りました。

 4/20に全てのアキバ&神保町買い物を終えて、翌4/21に今度こそはと書店に向かいました。雨も降っており、外で待たされるのもいやなので、ギリギリくらいに着くよう行ってみました。なかなか時間計算ばっちりなタイミングでちょうど10:29に駅に着き、開店直後には店に入ることが出来ました。

 列の様子は、予想通りと言いますか、3Fのレジから2Fまでずらっと列んでました。一応整理券配布であることを確認した後に最後尾に列び、待つこと十数分くらいで無事整理券GETしました♪番号は「34」。サインは番号順なのでこの数字は重要。つまりは開店前から列んでいたのが30人くらいだったということでしょう。私の後ろには10人程度が列んで、整理券をもらって暫くして階段へ行ってみると、もう列が無くなってたので、おそらくは40〜50人くらいが開店時間目指してやってきたのでしょうね。

 150人枠なので50人というのは1/3。当日には半分くらい迄行くかな?おそらく今週末には無くなってることでしょう。とにかく発売はまだまだ先、サイン会自体はさらにその1週間後!先は長いですが、とにかく出張が入らぬように^^;、祈って待つこととしましょう。またこのページにレポが書けますように!とね^^。


垣野内成美原画展(2001/08/05)

 原画&版画展にはその後何度か足を運んでいましたが、その後購入はレジェンドの4点目を買った時点で途絶えていました。で、久々に「これだ!」と思ったのが、待望の垣野内成美第2弾です^^。実は昨年末に1度行われてて、そのときは情報収集不足で原画展にもトークショーにもサイン会にも行けなかったのですが(泣)今回こそわっ!と意気込んで、行ってきましたですよ^^。

 今回渋谷のギャラリーでは、垣野内さんの来場トークショー&サイン会が行われて、私も行ってきたのですが、地方数カ所では、なんとOVA美夕の声優で人気の渡辺菜生子さんも来られていたとのこと!うーむ、どちらも魅力的ではありましたが^^;、わたし的には初めて垣野内先生にお会いできてサイン頂いて握手も出来ましたので満足でした^^。

 トークショーでは、版画作品について、お仕事について、お休みの日の過ごし方についてなど、いろいろとお話してくれました。

 版画では、いつも監督チェック(笑)が入ってしまうコミック&アニメ作品と違って、ホントに自分の好きなように、遊び心をたくさん鏤めた、本編美夕では絶対に観ることのできない、お仕事とは離れた垣野内さんならではの絵になったとのことで、本人も大変満足しておられました^^。監督はと言えば、それを見せたときに「ふぅ〜ん」と一言おっしゃっただけだったそうな(笑)。

 なのでお仕事作品の作り方・出来方としては、いつも垣野内さんの好みと、監督の好みのギャップで食い違いがあり、結局は監督の好みに合わせることになるので、垣野内さん的にはちょっと納得のいかない状態で世に出ることが多いそうな^^;。成る程「垣野内成美作品」ならぬ「平野俊貴監督/監修作品」には、そんな意味もあったのですね〜^^;。だからこそ、今回の満足できる美夕版画への思い入れは相当なものだったのでしょうね^^。

 お休み=オフの日は、楽しみと言えば「ディズニーシー」だそうで^^。趣味のお話はなかなか聞くことの出来ない御方ですゆえ、貴重なお話でしたが、年パスもって毎月必ずTDL(東京ディズニーランド)へ通ってるディズニー好きなのだそうです。なんかほんと納得!って感じですね^^。それと舞台を観に行くことも。ただ、いつもは監督と二人で行かれるそうなのですが、締切間際で修羅場ってるときには、置いてけぼりになって監督一人で行かれることもあるそうな^^;。でもずーっとお話お聞きしてて、口では何と言っても、やっぱり仲良いご夫婦なのだなぁということが伝わってきましたね^^。公私ともに助け合って、これからも頑張っていってほしいですね、お二人とも♪

 作品の方は、実際どれも良かったのですが^^、話題に出てた描き下ろし『天上華』はポストカードでGetできたので(笑)その他2点を選ばせて頂きました^^。届くのはまだ先ですが、楽しみにしたいと思います♪

※この日の様子は、写真入りで垣野内さんのページで紹介されてます。(2001/9/16現在)垣野内成美ホームページ


「クリックまんが」オペラ座の怪人(99/10/11)

 ビデオCDやDVD、コミックにアニメ、そのどれとも違う新しいメディアとして登場した「クリックまんが」。PC上(現状ではWinのみ)でPLAYしながら再生し、マンガを楽しむという趣向で、どちらかというとサウンドノベルに近いかも知れない。これがどんなシステムか見たかったのと、作品が垣野内さんの新作だったこともあって購入してみました^^。

 最初のインストールでまずはまりました^^;。いやインストールはうまく行ってたのですが、画面中のセリフやキャラクターをクリックすると次の画面が現れるというシステムを知らなかったので、途中で止まってしまったのをバグかと思い、結局4度も再インストールしてしまいました^^;。チャンドラとνリブff両方にね(^−^;。

 始まってみると、これが面白い。新鮮な面白さですね^^。クリックすると新しい絵とBGMが出てくるわけですが、あるときは次の枠に、またあるときは同じ枠に重なるように、入れ替わるように。静止画もありアニメもあり、この辺はアニメもマンガも本職の垣野内さん&平野監督ならではという感じで、システムの良い点を十二分に引き出していたように思います。

 不具合というわけではありませんが、敢えて難点を挙げるとすれば、まず最初に、これは平野監督もおっしゃてますが、セリフが音で入らなかったこと。全部とは言わないまでも、数カ所だけでも入れても良かったんじゃないかぁと思いますね。難しいのかな?容量的には問題ないと思うんだけどな〜。それともう一つは、紙媒体のマンガと違い、自分のペースでページがめくれないこと。いやこの表現は正確ではないか。めくるのはクリックのタイミングなのですが、それから絵が出てくるのが、効果もあるためか時間がかかる。一通り観ると、正確には計ってないけど^^;、2時間くらいかかってたような気がします(汗)。まるっきり映画一本分ですね。まあ、マンガももっとかかるときもあるんですけどね^^;。本のページめくるのと違って、クリックする手は疲れます^^;。しおりもあるけど、もう一回観るのにはちと時間的余裕がほしいかな(汗)。

 作品のベースは、以前マーガレットコミックで出てて、外伝でヴァンパイア・サーガともちょっとだけリンクした「マスク」のシリーズ^^。オペラの内容なのでBGMがあるとさらに幻想的になって良いですね〜^^。短編なので1枚で完結してるトコも良かったです。なので大長編となってるものを中途半端に出されるのもどうかな〜と思いますね^^;。

 値段もCDメディアとしては安め(1.8k円+税)ながら、コミックと比較すると高めなので、それほどたくさん購入しようとは思いませんが、また良い作品と巡り合えたら購入&PLAYしてみたいと思います。


吸血姫美夕(四)(98/12/13)

 美夕を観始めて、何年経つでしょう?全四話のOVAにハマってから、コミック、ノヴェル、関連作、吸血姫サーガと発展して、その諸作品を美夕の魅力に魅せられて追いかけてきたように思う。垣野内成美さんの作品群は、私の中でも大切な作品。繰り返し読んではいないですが、やっぱいずれ読み返したいですね^^。

 今回の巻末は制服特集(=..=)。OVA、ダリア、午後3時の魔法、歌姫Fight!、コミックノヴェル、恋水蓮、ムーンプリンセス…と、ぜんぶ読んではいますけど、さすがに制服の細かいとこまでは覚えてませんって^^;;。ここにこだわるとこが、さすがに成美さんの女性らしいとこだなぁと思いましたね^^。

 とりあえず、「童の里」(コミックノヴェル収録)だけ読み返してみました^^。ほんとだ、ちゃんとここに“しーな”(死無)がいるんですねぇ^^。細かい作品間のちょっとした繋がりも、成美さんコミックのちょっとした面白いとこでもあるのです。とても覚えきれるもんじゃありませんが、またこういう機会があるときにちょこちょこと読み返してみたいと思います^^。