●2001/10/14 半田「T's CAFE」オフ会

(2001/10/17)
画像なしの簡易版です。写真とかが上がれば適当に画像をつけようと思います。
(2001/11/04)
画像あり版です。若干のコメントの付け加えもあります。


◆2001/08/26

全てはノルトさんのこのカキコから始まりました。

[579] 明治の洋館でお茶 投稿者:ノルト 投稿日:2001/08/26(Sun) 21:27
来月、愛知県内の半田市に、明治期の洋館、それも国指定の重要文化財を
改造した紅茶専門店がオープンするって言う記事が、2日ほど前の地元紙に載ってました。

場所は、名鉄・知多半田駅の北。「旧中埜家住宅」
興味はあるけど、ちょっと遠い...。

実際に古い洋館を喫茶店や飲食店に使っている例はなくはないです。神戸でもいくつかはあります。
しかし「紅茶専門店」になると話はちがいます。わたしは他にそんなところは知りません(^^;
しかもこの「旧中埜(なかの)家住宅」、当初は別荘として使われていましたが、戦後は洋裁学校の校舎として使われていた・・・などという記述が出てきました。
店の名前は「T's CAFE」。おそらく現在建物を所有する桐華(とうか)学園のイニシャルを冠したのでしょう。

現実にある洋館が紅茶専門店・・・お茶会・・・

もうこれは絶対に一度見ておく必要があるだろう。
ということで、早速開店2日目の9月2日に行ってみることにしました。



◆2001/09/02

早速名鉄知多半田駅に降り立つ。駅からわずか3分、あっけなく到着。あまりにも近すぎたのは苦笑するしかありませんでした。
が、その建物はまぎれもないハーフティンバー様式の洋館。
90年間ここに建っているという風格が漂う。

一旦見過ごし、半田の街を歩く。半田は古くから醸造業が栄えた街で、酒や酢、ビールなどが作られた。
現在もミツカングループ(中埜酢店)を筆頭に醸造業が盛んである。日本唯一の酢の博物館「酢の里」もここにある。もちろん他の酒蔵も見学できるらしい。
そうか、ここの見学も組み合わせれば体裁がつきますね〜(ニヤリ)
この時点でわたしの腹は決まった(笑)

満を持して「T's CAFE」へ。予想通りの大混雑で20分程度待たされましたが(^^;

中の雰囲気は抜群、お茶の味もいうことなし♪これはもうオフ会の会場にするしかないっ(断言)
→ひみつの研究会より「紅茶専門店な洋館」



◆参加募集期間

メールや掲示板で募集を行いました。
その結果、参加確定がノルトさん、しゅんさん、ちおりさん、ありとさん。
なるみさんからは一度確約をいただいたもののその後音沙汰なし(^^;
ということで、わたしを含めて暫定5人で半田の街あるき決定です。


◆2001/10/13

信用していないわけではないが、最近は新幹線がよく遅れるので(^^;オフ会前日に名古屋入り。

姫路13:56→(ひかり160)→15:28名古屋

ちなみに乗車した車両は700系3000番台。
10月ダイヤ改正デビューした最新の新幹線車両ということで、しっかり鉄分も補給(爆)

名古屋は名駅付近は未知ではありませんが、今回は全く知らない街の中心部・栄にホテルをとりました。

 この日はたまたま「名古屋まつり」の時期で、宵まつりというのをやってました。
 大通りの公園は夜店(テキ屋)の屋台で埋め尽くされ、いろんなイベントもやってました。

 ここで1つ疑問。関西ではテキ屋はたこ焼きが定番なんですが、名古屋ではなんなんだろう?
じっくり見ると、たこ焼き屋はかなり少ないです。代わりに串焼き屋が幅を利かせてました。
う〜ん、名古屋は串焼きなのか・・・やはり食文化がちょっとちがうのを実感。





●2001/10/14

いよいよオフ会当日である。
栄から地下鉄で金山に出て、そこから半田へ向かう。
途中、写真が撮りたくなったので太田川で降りて少しだけ撮った後、知多半田へ。

金山 9:32→(急行)→ 9:42太田川10:13→(急行)→10:28知多半田

予定時刻10時30分ちょうどにわたしも含めて今日参加の5人が全員集合。
おおまかな予定は以下の通り。



知多半田駅10時30分→「T's CAFE」を素通り(笑)→11時「酢の里」(所要1時間)→昼食
→13時30分「酒の文化館」(所要45分)→JR半田駅で「T's CAFE」より半年先輩の跨線橋を眺める
→15時ごろ「T's CAFE」お茶会。閉店まで粘る(爆)→知多半田駅解散。



自己紹介もそこそこに、早速まずは「T's CAFE」を眺めに行く(笑)
あと10秒で到着するところでなるみさんからTEL。
なんと「T's CAFE」のお茶会だけは参加される、という連絡が。わざわざありがとうございます♪
しかし「T's CAFE」に6人もいっぺんに入れるんだろうか・・・という別の不安が出てきました(ーー;

ノルトさんのペースに合わせてじっくり半田の街を歩く。
皆さんに聞くと、全員半田には一度も来たことがないとか(^^;
ぢゃあ一番遠いわたしが一番詳しいんですか・・・責任重大ですね〜(^^;;;



予定通り11時に「酢の里」到着。ミツカンの方からいろいろ説明を受ける。
それからいきなりそれっぽい映画鑑賞である。酢の効能や、酢を使った料理の例とか。
料理の例を映画で見さされるとは思いませんでしたが、かなりうまそうでした(笑)
ビデオ鑑賞の後、『これから酢を試飲していただきます』
え″っ、原液飲むですか〜(^^;;;
・・・じゃなくて、薄めてかなり飲みやすくしたバーモント酢の試飲でした。これはかなりイケます♪

ミツカンのおねーさんのご案内で工場見学。さすが団体さん慣れしていらっしゃるトークでした(笑)
そして中埜家のすごさを思い知らされました(^^;
ミツカンだけでなく、酒、銀行、不動産・・・ありとあらゆる業種に進出して、しかもそのほとんどが現代に生き残っているということがスゴイです。

それにしても段差&頭上注意箇所の多いこと。ノルトさん、しゅんさんおつかれです〜。

全部回って、最後にここでしか売っていない酢などのミツカン製品の売店へ。ここでは女性陣が大活躍。
レシピのメニューは全部持ち帰るし、ちおりさんはここでしか買えない赤酢お買い上げでしたし(^^;
わたしはあとで荷物が大きくなるのがわかってたので断念。
ちなみに赤酢は通販(ネットもあり)でも買える由。
博物館「酢の里」

↓ミツカンの蔵。運河沿いにあります。



 これはミツカンの本社の裏口です。
 古い銀行をそのまま研究所として使用しているようです。
 もちろん、元は中埜家が経営していたとのこと。
 その銀行は、現在の「東海銀行」になってます。
 なお、本当の本社ビルは自分の目で確かめてください。
 びっくりすること請け合いですので(笑)

















「酢の里」脱出後、昼食というわけですが、予定してた「一心屋本店」が見つかりませんでした(^^;;;
とりあえず皆さんを1箇所に固めて1人で探しまわりましたがやはり見つからず・・・
こういう大人数の時はどーしても食事が問題になるんですが、今回はわかっててやってしまった大失態でした(涙)皆さん、うなぎ食べられなくてすいません(爆)

仕方なく元来たルートを戻る。途中、寿司屋に入ろうとするも、置いてあった恐るべきサンプルを見て全員顔を見合わせた。『いくらなんでもコレはヤバイだろう』ということで断念(^^;
さらに元来たルートを戻る。かなり焦りが出てきたところで「昼のランチ 1000円」の看板が。
ああ、助かった・・・「徳良」さん激ラヴです(笑) ということで和食のセットランチになりました。

ここでまた衝撃が。食事ネタの話が出て、名古屋圏では味噌はかなり頻繁に使うらしい。
味噌煮込みうどんは全国区ではあるが、他のありとあらゆるシーンで醤油など他の調味料を使うところを味噌を使うのが当たり前だったり。味噌汁は当然赤だし。カツも数種類タレは用意されているが味噌だれを使うのが常識だとか。うわぁん(^^;

しかし緑茶がおいしゅうございました。でもお茶会ちがいっすね(^^;;;



まったりしてしまったところで(笑)今度は國盛「酒の文化館」へ。ここは昔から使っていた酒蔵を資料館として活用しています。ここでは年配の方が案内してくれましたが、なかなか味わいのある案内でした♪
神戸・灘にある酒関係の資料館でもなかなか見られない物を見せていただきました。


 その例がこの燗付器(かんつけき)。器には「長崎県波佐見(はさみ)町」とあったので、この時すぐに「波佐見焼」と思いました。
 波佐見焼については波佐見町ホームページで詳しく紹介されてま  すのでそちらを参照してください。
 →波佐見町ホームページ

 で、この器、どうやって使うのかというと、中抜けしてるところに熱湯を入れておきます。で、上のちょっと出てるところにお酒を流し込みます。実は外側と中抜けしてるところの間に空間があって、そこにお酒が溜まる仕組みになってます。溜まったお酒は中に入ってる熱湯の熱さがじわり伝わってきて熱燗になります。
 そして頃合いを見て下の蛇口をひねると熱燗のお酒が出てくる、という仕組みです。中抜けのお湯の温度を変えることでぬる燗にもできるなど、かなり凝ったつくりです。





そしてまたまたそれっぽい映画鑑賞(^^;今度はいかに酒が料理に合うかを強調されてました(笑)
最後はお待ちかねの試飲です。

が・・・出てくること実に約10本。しかも全て試飲可能。手酌オッケー。
ということであっという間に飲み会と化してしまいました(爆)
しかも下戸の方のために酒のケーキと國盛の原水。もう至れり尽せりです。しかもこれ全部無料です♪

そして売店へ。わたしは「酒の文化館」スペシャルの「黒松」を。ちおりさんもJOHNさんへのおみやげということで買ったらしい(笑)
大量の収穫を持って最大の目的地「T's CAFE」へ向かいます。
國盛「酒の文化館」



 途中で謎なもの発見(笑)
 石です。虎ジマに塗ってます・・・
 クルマ除けと溝フタ押さえを兼ねてるみたいですが、石をこんな風に塗ってるのは初めて見ました(^^;;;













途中、高悠眠さん推奨のJR半田駅の跨線橋を眺める。となりのレンガ造りの倉庫も相当歴史がある雰囲気でした♪ JRをくぐる高さわずか1.2mのガードをくぐり(^^;「T's CAFE」へ。



「T's CAFE」ではなるみさんが待ってました。お久しぶりです2年ぶり〜♪
しかしカフェは案の定大盛況。待ちは仕方ないとして、たぶん席は分散になるでしょう(^^;
しばし待つ。とあるところから全員集合写真を撮る。この時何かひどいことを言われたらしい(笑)

30分後、席がやっと空く。分散か、と思いきやなんとテープルをつなげて6人分の席になってました。
ありがとうスタッフの方♪

しかも店内ではオルゴール展をやってて、古いディスクオルゴールなどの展示・販売をやってました。
この店内の雰囲気でさらにオルゴールというのはあまりにタイムリーです♪

 紹介されていたディスクオルゴールの1つ。ディスクを取り替えることでいろんな曲が聴けます。小さなオルゴールの音色とは全くちがう味わいがありました。

 実はこれ、販売されてました。280万円なり・・・
 お店の方によると、これを結婚指輪代わりに買った人もいるとのこと。なお、ディスクそのものは1万円程度だそうです。
 ということで興味がある方、どーですか?





さて、頃合いもよくお茶が出てきました。
それぞれお茶&ケーキをオーダーしましたが、お茶やケーキの種類でポット、カップやお皿の柄を合わせてあり、芸が細かいです♪

いよいよお茶会開始。
ここでちおりさんのマシンガントーク炸裂(笑) 特に名古屋市内の某女子校の驚愕ネタには大爆笑させてもらいました。各々楽しんでいただけたと思います♪
しかし「ひみ階」になるとテンションが盛り下がるのはなぜ?(^^;皆さんいろんな思いがあったようです。
ということでこっちの方はオフレコネタ炸裂させていただきました(爆)


それにしても、1ヶ月前に描いたことが現実になるというのは本当に不思議な気分ですね。
珠玉の時間を共に過ごせた皆様に感謝ですm(__)m
→T’s CAFEを運営する「タウンマネージメント半田」


17時の閉店まで粘って(^^;あとは帰るだけ〜でしたが、どのみち名古屋で食事して帰る予定だったので夕食会やることになりました。ちおりさんからJOHNさんが召喚できる、という話が出たので召喚していただく。最初はそのまま半田でやるつもりでしたがまた店ジプシーか?(爆)ということで名古屋でやることに。
ここでなるみさんとはお別れ〜。

知多半田17:29→(特急)→17:59新名古屋

名古屋に到着後、JOHNさんと合流。ノルトさんとはここでお別れ〜。
従って夕食会のメンバーはわたしとしゅんさん、ちおりさん、ありとさん、JOHNさんということで、
B館組とわたしとの対決となりました(笑)


夕食会はさらにネタがエスカレートしました(爆)ここでもちおりさんのテンションは衰えず(^^;
ありとさんはちおり先輩にのっかってるし、JOHNさんは呆れてるし〜、しゅんさんは聞き上手やし〜(笑)
でもゆっくりまったりできるところでよかったです♪


ラストは皆さんに改札口まで見送っていただきました。
今、その時いただいたえびせん食べながらコレ書いてます(笑)

名古屋21:10→(ひかり173)→22:53姫路22:59→23:09網干


今回は多くの人を集めて行った初めての本格的なオフ会でした。
いろいろ至らない点もありましたが、そこは許してやってくださいませ(^^;;;
今後もこういう機会を企画しようと思いますので、その時はまたよろしくお願いします。

最後に参加された方々、本当におつかれさまでした。心から感謝しますm(__)m