■07/02
3時に目覚める。外は早くも薄ら白い。でも今日はかなり雲が多い。
ガスがかっているだけだったら外のよい所まで行って日の出を撮るつもりだったが、
雲が多かったのでいい絵はあまり期待できないと判断して、とぅもろうの庭にカメラをセットする。
なんていいかげんな(笑)
日の出時刻は3時52分だったが、雲がかかっているのでなかなか日が出てこない。
4時30分、ようやく日が顔を出す。撮影はここで終了。
とたんに目の前の丘で轟音。トラクターが動き出す。
こんなに朝早くからご苦労さま。
でもって寝なおす(爆)
6時半、再度の目覚め。
今日は午前中は念願のファーム富田、午後に美瑛に戻って北西側の丘に行ってみることにする。
美馬牛からの移動は富良野線である。
美馬牛 8:29→ 8:46中富良野
中富良野駅から数分の自転車店のレンタサイクルで約5,6分、念願のファーム富田に到着。
色とりどりの花畑。そしてやはりここではラベンダーが主役。
かんのファームでもラベンダーは見ていたが、ここのものは別格だ。
繊細かつ力強い。相反する魅力が、ここのラベンダーにはある。
写真は薄曇り状態であったため、
あまり空は入れない構図に切り替えた。
物足りないが仕方あるまい。
そしてファームの中でもお目当ての「彩りの畑」へ。
しかしラベンダーは色づいていたものの、
この時期の花畑にはまだ花はなかった・・・(^^;
今年(2002年)はこのページを書いている7/27現在でちょうど見頃、
ということである。
撮ってばかりではなく、ここはおみやげが買える貴重な場所でもある。
自宅用にメロン、会社用にそれなりのおみやげをチョイス。
じっくり楽しんでから、美瑛に戻る。
中富良野 11:52→11:21美瑛
駅前のコンビニのレンタサイクルを借りる。もちろんMTBである。
しかし重大な問題に気付いた。
お尻が痛い・・・(^^;;;
MTBではサドルがガチガチのものが多い。きのうは距離換算で50km以上は漕いでるはず。痛恨の一撃。
ちょっとでも痛さをなくすためになるべくサドルが柔らかめのものを選ぶ。
美瑛駅の北西側は通称「パッチワークの丘」と呼ばれる。
写真としてはきのう行ったパノラマロードの方が絵になりやすいが、
こちらは過去にCMで使われた木や丘が多く点在するため、観光客には人気が高い。
まずは腹ごしらえ、ということで駅裏の店へ。
うわさの山頭火のラーメンかそばかで迷うが、今日はそばの店「鶴喜」にする。明日は山頭火にしよう(笑)
「鶴喜」で作戦を練る。
現在の位置も考えて、まず赤麦の丘→マイルドセブンの丘へ向かう。
赤麦の丘。
「麦秋鮮烈」の景色を残すべく、いつしか栽培されなくなった
タクネ赤麦の栽培を復活させたところである。
色が他の麦と比べて明らかにちがう。
マイルドセブンの丘。
タバコのマイルドセブンのCMに使われた風景らしいが、
1回もそのCMを見たことがない(爆)
それもそのはず、CMに使われたのは1977年(昭和52)の
マイルドセブン初登場の時である。
覚えているわけがない(^^;
きのう、きょうと手元の「びえいMAP」が非常に役に立つ。
とぅもろうでいただいたものであるが、いちおう販売価格50円である。
撮影ポイントと散歩道まで掲載されているのでとてもわかりやすい。
それでもきのうは道をまちがえたが(爆)
美瑛駅を出て約15km、起伏が激しいので実質はその倍ぐらいか・・・
さすがにダレてきたので、「フォトスケッチ」というお店で休憩。
出てきた店のおねーさんがフツーにしゃべってくるが、わたしにはわかる。
明らかに関西弁イントネーションであることが(笑)
聞くところ、大阪から美瑛に旅行に来て、この場所にとりつかれてしまってそのまま移住したらしい。
う〜ん、納得。
「フォトスケッチ」からは親子の木が生えている丘→セブンスターの木へ向かう。
親子の木は、遠景の写真のモチーフとしては数多くの写真家の作品があるが、
そのそばで見るとなんてことはない、フツーの木である(^^;
しかし幾年も風雪に耐えた木であることにはまちがいない。
セブンスターの木。
タバコのセブンスターのCMに使われた木ということだが、
やっぱりそのCMは見たことがない(爆)
それもそのはず、CMに使われたのは1976年(昭和51)である。
当然覚えているはずがない(^^;
ここから美瑛駅までのルートは非常に人気が高く、
観光バスもひっきりなしに通る。
ここからはそのまま美瑛駅方面へ向かいながら、ポイントがあれば巡っていくことにする。
セブンスターの木から2kmほどで、親子の木のベストポイントに到着。
なるほど、ここからだと親子っぽく見える(笑)
しかし雲がかなりかかっているので撮影条件はあまりよろしくない。
これはリベンジせねばなるまい・・・
ケンとメリーのポプラや北西の丘展望台に行ってみる。
曇りがちな景色にちょっとがっくり。
4時過ぎに美瑛駅に戻る。コンビニでMTBを返す。
コンビニの中で↓こんな品物があったので激しく気になる(笑)
が、もう1つ気になったラベンダーラムネを飲む(爆)
美瑛駅前でまったりしていると、どこかで見た顔が・・・
とぅもろうでご一緒しているどんちゃん夫妻であった。お互いかなりヘヴィそうだった(笑)
美瑛 17:03→17:11美馬牛
奥さんが車椅子であったが、美瑛駅では駅員さんの持っていた渡り板で乗車。
美馬牛駅では何もないのでわたしも降りるのを手伝う。意外に重い。こういうバリアは結構キビシイ。
ほどなくとぅもろうに戻る。
言い忘れていたが、とぅもろうは車椅子の方でも一人で利用しやすいように考えられた宿である。
こういう宿は健常者のわたしでも当然ながら利用しやすい。
美瑛ではこういったバリアフリーを考えた宿が増えてきている。
宿に戻ると「『鶴喜』にいたんじゃないか?」と質問される(^^;
どうやら街中にいた場合は情報が筒抜けらしい。悪いことはできねぇ(爆)
3度目の夕食。とぅもろうでの夜はこれが最後である。
風呂に入って庭で夕涼み。3日目にしてヌシ化してしまったようだ(笑)
夕涼みから戻るとどんちゃん夫妻が宿主さんに明日帰るルートを尋ねている。
富良野線経由でどこかの駅かで降りて旭川空港へ行きたいみたいだ。
だいたい地理関係が分かっていたので、
千代ヶ岡駅経由が一番近いと教えると、初めて来たのになんで知ってる?という表情(^^;
ええ、線路際のことならまかせてください。いちおう人間駅すぱあとなんで(笑)
そのあと、宿主さんと話しこむ。どうやら宿まわりを木のチップ舗装にしたいらしい。
わたしの職業に関連してることだったので、知っていることを教える。
ただ、マイナス30度までいく厳冬の土地だけに舗装が耐えられるかという不安があるが・・・
今度来る時、とぅもろうはどう変わっていることやら・・・(^^;
ということで最近では遅めの時間に就寝。
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