最終更新日:2004/03/09
BIOSTAR M7VIG情報 元に戻る

AMD AthlonXP、Duron対応のMicroATX、SocketAマザーです。
チップセットはVIA Apollo KM266、SouthBridgeにVT8233Aを採用。ATA133対応です。
オンボードでS3 Savage8 VGA、Sound、LANがあります。わたしの購入したものはRev1.0でした。

ボードの詳細はここ↓
Biostar Group M7VIG
SouthBridgeをVT8235に変更したM7VIG Proも出ています。こちらはUSB2.0、LANのチップがVIA VT6103に変更され、オンボード音源もC-Media CMI9739Aを使用した6-Channel仕様になっています。
M7VIGの最大の特徴であるDDR/SDRAM仕様はそのまま受け継がれています。

最新BIOS
2002/10/16のvig1014が最終Verです→ここ

チップセット VIA のKM266を採用。FSB133MHzのAthlonXP(Palomino,Thoroughbred)、Duron対応です。
MobileDuronには対応していないようで、800MHzのものが100*5=500MHzでしか動作しません。

SDRAM、DDRメモリのどちらでも使用できます。DDRはPC1600と2100に対応。
メモリスロットはそれぞれ2ケづつあり合計で2GByteまでOKです。(SDRAMとDDR同時使用は不可)
メモリ設定は非同期ができないので、FSBにあわせたクロックのメモリが必要です。SDRAMでのFSB166駆動はほぼ絶望的です。
ACPIについて S3のサスペンドが可能で、Suspend to Ramになります。スタンバイ中はハードディスクや電源のファンも停止します。
オンボード オンボードVGAのメモリは32Mまで設定できます
VGAのドライバはVIAサイトにあるのですが非常にわかりにくい場所にあります。→ここ
ProSavageDDR DriversがKM266のオンボードVGA用ドライバーです。
Windows2000、XPは2003/12/16のVer13.94.21、Windows98系は2004/01/07のVer13.01.69が最新です。

サウンドはRealTekのALC201 CODECを使用したものが載っています。

100BaseTXのLAN(RealTek RTL8100BL)も搭載。
USB1.1は背面2ケに加え、ピンヘッダも2ケ搭載しています。→Rev1.2はUSB2.0になりました

ATX電源コネクタのそばにJKBV1と書いたジャンパがあります。これを右に付け替えるとキーボードパワーONが可能になります。
VGAの性能 KM266にはオンボードでS3 ProSaveage8のグラフィック機能を持っています
ベンチマークを玄人志向のゲタにのせたMobileDuron800@1066MHzでとってみました
HDBENCH3.22の結果
オンボードVGA
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
16698 43096 52120 16196 18222 25781 23
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
29740 34382 2958 221 11635 11479 6119 C:\20MB
FinalReality (1024x768 16bit 70Hz)
3DMark2000 (1024x768 16bit 70Hz)
2D/3D/Bus Transfer/OverAll
1137
7.18/4.48/3.12/5.08
G400
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
19448 43156 52125 18148 20938 28660 74
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
41387 65920 6695 550 11635 11499 6498 C:\20MB
FinalReality (1024x768 16bit 70Hz)
3DMark2000 (1024x768 16bit 70Hz)
2D/3D/Bus Transfer/OverAll
2888
11.69/4.83/7.45/7.28

DirectDrawがかなり遅いのでゲームをするには辛いものがありますが、インターネットやワープロなどテキストベースの使用なら差し支えないでしょう。
いざというときはAGPスロットがありますので、MX400でもつければ十分早くなります。(これがKM266の良い点です)
Windows
インストール
Windowsのインストール時にはVIAの4in1チップセットドライバが必要になりますが、これはマザーボード添付のCDに入っています。
最新の4in1ドライバはここから。2003/12/03の4.51vが最新
スロット AGPx1、PCIx3、役に立たないCNRx1です。
レイアウト CPUソケットのヒートシンク取り付け用のネジ穴もありますが、Rev1.1ではPAL8045の装着はできないそうです。
電源コネクタはリアパネルに近い上側にあるので、MicroATXケースに入れた際CD-ROMなどとぶつからず配線できます。
クロックの設定 FSBはDipSWで100MHzか133MHzを選択し、BIOS上でさらに1MHz単位で変更できますが、144MHzぐらいが動作限界です。
CPUコア電圧、倍率は変えられません。しかしDDRの電圧だけは2.5Vから2.8Vまで変えられます。
BIOSアップ
デート
BIOSTARのサイトからBIOSをダウンロードし、解凍後FDに入れます。
起動時にDELキーを押しBIOS画面を表示させ、Upgrade BIOSを選択するとメニューが出てきます。

起動DiskがなくてもBIOSアップデートができるので便利です。