Libretto50 Windows98インストール&使用記 戻る

1998年7月25日に発売された、製品版Windows98をLibにインストールしてみました。
重要 LibにWin98インストールし、Win98上で赤外線モニタを有効にすると立ち上がらなくなります。
その状態となった場合はsafeモードで起動し、コントロールパネル内の赤外線モニター使用をキャンセルしてください。(BIOSで赤外線を使用不可にしている場合)
不具合発覚 MS-DOSで再起動後、EXITでWin98に戻れません。(ハングアップします)
クリーン
インストール
パラレル接続のCD-ROMを使用して行いましたが、インストール後の再起動でDOSドライバが無効になり、続行不可能になります。(Win95の時は残してくれた)
あらかじめ、Win98のフォルダだけはHDDに転送しておく必要があります。

【アップグレードインストールの手順】

まず、BIOSをアップデートします。
東芝PC STARSのホームページhttp://www2.toshiba.co.jp/pcからダウンロードできます(ただし、会員登録が必要です)
手順に従ってアップしますとVideoBiosがVer1.320となり、SystemBiosがVer6.50にバージョンアップされます。
HDDを320Mbyte以上空けます。(標準の810Mbyteだとかなりつらいです)
Windows98CDのWin98フォルダをLibのHDDへコピーします。
Win98フォルダ内のsetup.exeを実行します。
Windows98へようこその画面で15分ぐらい止まります(HDDがときどき動きます)
進行状況のグラフがでて100%になった後、16分ぐらいかかって再起動します。
再起動で残り14分となり、ドライバデータベースの設定、ハードウェアの設定を約20分かけて行います。
この後、PCカードの認識を行い、コントロールパネルなどの設定が行われます。
アプリケーションチューニングが勝手に走り、システム設定更新が始まります(約15分)
再起動でWindows98のインストール完了です。(ここまで約1時間)


【Libretto用にチューニング
Libの用にHDDが810Mbyte、CPUが75Mのマシンでは遅すぎます。
下記のようにチューニングするとなんとか使用できるようになりますのでお試しください。

いらないファイルの削除

デスクトップテーマをがんがん消しましょう

MS-IME98を消しましょう(30M)

Libに不要なCDプレーヤなどのアクセサリを消しましょう
ActiveDeskTopは無効にしましょう。

ここで裏技。Windows98のCD内にTweakUIが入っています。\tools\reskit\powertoy
これを使用して、ActiveDeskTopを完全に無効とすることができます。(メニューから消えます)
さらにIE4をも無効にすることができます。(普通はインストールできないIE3.02が入るかも?→無理でした)

ActiveDeskTopの無効・・・・・IE4タブのActiveDeskTop Enableチェックを外す。
IE4の無効・・・・・・・・・・・・・・・IE4タブのIE4 Enableチェックを外す。

再起動で、Windows95の様な画面になります。(webページ表示などが無効になる)


以上の様にチューニングすれば、ノーマルのLibでもWin98は使用できます。
立ち上げはちょっと(大分?)遅いですが、アプリケーションの起動などはデフラグをかければWin95より早いと思います。

PS:私は、Win98にWord、Excell、Access、photoshop3などをインストールしていますが、それでもまだHDDの空きは130Mbyteほどあります。


番外特別企画

Libretto50にWindows98をクリーンインストール編

本来、Librettoは”クリーンインストールできません”とメーカーからアナウンスがありますが、あえて挑戦してみました。
19:20インストールスタート
パラレルポート接続のIMESやポイントイネーブラがついたPanasonicのCD-ROMが認識できる、起動ディスクでFD起動。
要注意!!LibのカードスロットはWindows上でしか使用できません!!ただし、FDDは例外です
ポイントイネーブラ・・・・カードサービスが不要のドライバ。Win95以降のノートパソコンでDOS起動においてカードサービスを使用してPCカードを認識させることは大変です。
fdiskで"大容量HDDをサポートする"にYでFAT32とする。
一旦論理MS-DOSドライブを削除。
MS-DOS領域で基本MS-DOS領域を作成。
再起動でformat c:実行。
表示は743.17Mバイト(標準のHDDの場合)
本当は777Mバイトだがハイバネーション領域がとられるため。
フォーマット完了後、Windows98のCD-ROMからWin98ホルダをLibのHDDへコピーこれが重要!!19:55
あらかじめ、インターネットからダウンロードしておいたLib用のユーテリィティもHDDへコピー
なぜ?途中でYAMAHAのサウンドドライバを要求されますが、Win98のシステムには入っていません。
Libretto用FDDドライバ(Win95用)fdcmon.vxdとtsbfdc.infとをHDDにコピー
なぜ?再起動でFDDはドライバをいれるまで認識されなくなります。(DOSではOKですが)
LANを使用している場合はそのカードのドライバーもコピー
CD-ROMのドライブにカレントディレクトリを移動し、setup.exeを実行20:00
scandiskが走り(約5分)、その後インストールが始まります。20:05
10 Windows98セットアップの画面で”続行”を押す。使用許諾、プロダクトキーを入力
11 アップグレード版の場合、ここでWindows95のCD-ROMと入れ替える。
12 インストールするディレクトリの選択後、セットアップウィザードが開始される。20:14
13 セットアップ方法を選択。その後、起動ディスクの作成画面はキャンセルでOK
14 コピー開始をクリック。20:18この時点で残り時間は46分(IMES 倍速CD使用)
15 残り21分でグラフは100%に20:46。再起動後、ハードウェアの設定が始まります。
16 残り16分でPCカードスロットの認識が行われます。20:57
その後、非プラグアンドプレイハードウェアの検出が始まります。その後、再起動が行われます。21:01
17 赤外線ポート用ドライバなどが組み込まれます。
18 残り10分で時間の設定や、コンパネの設定が行われます21:09
19 残り7分でシステム設定の更新。20:13
20 残り1分で再起動。21:19やっとWindowsの画面が。。。ここからまたドライバ認識がまた始まる。
21 ディスプレイドライバのインストール画面がでるがけっしてFDDは設定してはいけない。
まだFDDは使えないのでハングアップしてしまう。FDDは外しておいた方が無難
とりあえず、プラグアンドプレイモニタでOK。その後、再起動となるがBIOSでIrDaを有効にしないとハングアップ
22 東芝のFDDドライバfdcmon.vxdをc:\windows\systemにtsbfdc.infをc:\windows\infへコピーし、ハードウェアウィザードを起動し、認識させる。
23 以上

クリーンインストール&倍速CDではインストール時間が3時間ほどかかります。
覚悟しましょう。