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じんべ
2004/1/11 UP 
Djembeを叩こう!

ジェンベとは?

 西アフリカのなかでもマリ・ギニア・ ブルキナファソ・セネガル・コートジブォアール等の国に住んでいるバンバラ族、マリンケ族・スス族・ティミニ族・マンディンゴ族・セヌフォ族等の人々が叩いてる。地球儀もしくは世界地図とにらめっこしたらわかりますがこれらの地域はサハラ砂漠の周辺部である。砂漠からの乾いた熱い風ハルマッタンが吹く大地で叩かれる太鼓、それがジェンベなのだ。ちなみに西欧人がつけた"Djembe"という綴りから『ジェンベ、ジャンベ、ジンベ』というような呼ばれ方をしてるが、『ジェンベ』が現地の発音に近いようだという話である。

 ジェンベは一本の木をワイングラス型にくり貫き、片面 に山羊の皮が貼られている素手で叩くタイコです。真ん中の「ドゥン」、端の「トゥ」、端二つ目の「パッ」という三種類の音を基本にしてリズムを造っていきます。通 常、 ドゥンドゥンと呼ばれる円柱状の大きな太鼓と一緒に演奏されます。例えれば、ジェンベがアフリカのあらゆる生命であれば ドゥンドゥンはその踏み締められる大地とも言える

 ジェンベは一般的には結婚式や成人の儀式、種まきの儀式、王様に奉納する時などに演奏されてきた。他に子供の為のリズム・男の力を誇示するリズム・求愛のリズムなどなど・・・お祭り的な行事の時に太鼓を叩き歌い踊るというのが主ですが、勇敢な戦士を称えるリズム・歌・踊りもあるし、病を癒すものもある。これらは元々ジェンベで演奏されていたリズムと、元は他の楽器で演奏されていたリズムだが現在はジェンベで演奏されるというリズムとかその種類は様々です。アフリカには文字がなかったのでこういったリズムは長い年月をかけて各地域各部族で歌や語りと一緒に代々受け継がれ発展してきた。