第三回・オフレコでよろしく・ジンジャエール
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原材料名・・・果糖ブドウ糖液糖・酸味料・香料・カラメル色素

1.うんちく

ボクの持論は「ジンジャエールにハズレなし」であった。
と言うかジンジャエールのシェアは、コカコーラから出ているカナダドライという別称のついている、
緑色のニクイ奴が、ほとんど独占状態にあるわけで。

残りのジンジャエールは絶対数そのものが少ないし、
ボクはその中の一種類かに種類にしか触れたことがなかった。
しかし、HAL9000がこんなことを言ってきた。

「それは嘘だ」

そして紹介されたのがこの「オフレコでよろしく」であった。
パッケージを見るとわかるのだが、キャラクターの絵が書いてあり、
そのキャラクターから真っ黒の吹き出しがでていて「ね」と付け足している。
だから、これを彼は「オフレコでよろしくね」と呼称していたが、
良く見ると正式名称は「オフレコでよろしく」らしい。

緑と黄色のF1でつかっているフラッグと同じ模様の背景に、
手書き風の文字が踊っている、というか名前を知らないのかおまえは。
よくよく見ると、「サークルK企画商品・FMヨコハマ公認」と書いてある。
FMヨコハマ?なぜラジオ局が飲料水を公認するの?

しかも。裏の製品表示に、普通書いてあるはずの「生産者」の表示がない。
「販売者」ならあるのに。
だからメーカーが「ジャスティス」という聞いたことのないメーカー。

しかし、これはかなりまずいとの前評判なのですごい楽しみです。

2.試飲。

では行きましょう。
ボクはちょっと風邪を引きかけていてのどが軽めに痛くて、
ついでに鼻も詰まっているのですが、そんなことはお構いなしです。

いつものべきべき音。
は、あまりしない。
のんびりするのもあれなので試飲。

・・・何これ。
売っていいのか、これ?
なんか、口の中と周りがぴりぴりします。
さすがに腐敗したわけではないとは思うのですが、
いったいどうなんだろう。二口目を飲みたくなる欲望が一切ありません。
というか、初めてギブアップしたいドリンクにめぐり合いました。

味そのものが薄いので我慢してもう一口。
しょうがの味がします。あと、微妙にカラメルを思わせる風味が。
あと、一番上の原材料を見て思ってたんですけど、
砂糖が入っていないんですよ、これ。
で、甘味とか、そう言うものが薄い、というかほとんどしない。
口内およびその付近の粘膜は明らかに危険のシグナルを送ってくるし。

ごめんなさい。
「ジンジャエールにハズレなし」嘘です。大嘘。

二口飲んで嫌になりました。
はちミッツがまずい?
アクアナシがどうだ?
・・次元が違う。
アクアナシが仮に松坂大輔だとするなら、
このオフレコでよろしくは童夢くんですよ。
いわばもうサンダーバキュームボールだよ。
あるいはメロディボール。打てねえっつーの。

オフレコでよろしく、とは
この不味さをほかには頼むから言わないでくれるな、という意味なのか、
それとも究極の不味さを追及する企画だったのか。

正直言って二度は勘弁なのだが、
オフレコでよろしくには、カシスソーダが存在するらしく、
不味さはジンジャエールに輪をかけた不味さらしい。

・・飲まなきゃだめなのだろう、おそらく。

はっきり言いましょう。
これを飲むくらいなら、ウイスキーを割るために売っている、
炭酸水飲む方がまだましです。

特性(炭酸)・・・10点
味・・・5点
後味・・・10点
総合点・・・10点
評価額・・・-50円(150円)

もう何も書きたくありません。
入手したい方は、サークルKに行けば、運良く入手できるかもしれません。
ボクは、これを新宿で入手しました。
最後に、ドラゴンボールから、界王様のセリフを。

「やはり・・フリーザには手を出すべきではなかった・・」

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