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KALEIDO-PARADE

2004.6.4 in store

DMRS-101 ¥1,000(tax in)

Sound produced by face to ace


デビューから2年半あまり、もはや、AORでも、80年代POPSでもない、大人のための クール甘いface to aceサウンド が今ここに集結・・・。

これまでのファンタスティックなface to aceのイメージより、少しシャープな印象を受けました。


1.KALEIDO-PARADE (作詞:ACE 作曲:本田海月 編曲:face to ace)

クールファンタジー(?笑)な仕上げのシンセリフと、ちょっとゴリゴリした、ピアノベースみたいな音のベースが印象的な、裏ノリポップで軽快な作品。
まさにカレイド・スコープ(万華鏡)のように少しずつ景色を変えながら、切れ目なく廻り続ける。歌詞と曲の融合が絶妙です。

なにかを予感させつつ、違う世界を見せるような、ポロロンとしたエレピのイントロの入りもftaらしい。

2.流星雨 (作詞:ACE 作曲:ACE 編曲:face to ace)

ハードなギターに、クールなピアノバッキングがかっこいい。
ここまでピアノを前面にだし、またピッチベンダーを駆使したアグレッシブかつ鳴きのシンセリフはface to aceでは珍しいかも。
音もアレンジも飾りを抑えた、ストレートでライブ感溢れる作品。ギターソロもたまらなく鳴きます。走ります。

いつのまにか転調していってるフレーズがACEさんらしい・・・。さらなるマニアな話はこっち
流れ星みたいな・・あれもコーラスかな、絵画的な音遣い、さすがです。 ツアーサポートベーシストのYANZ氏のコーラス(ですよね;)も勢いを加えている。

3.INTO THE BLUE (作曲:ACE 作詞:ACE 編曲:face to ace)

もう、これはトロトロになって聴くしかないのではないでしょうか(^^;。ファンにとってはある種のボーナストラックかも(笑)。
ギターの弾き語りが似合いそうな、耳元で歌っていただきたいような、甘い甘いバラードです。

…ACEさんのギターとボーカルの魅力を余すところなく、ロマンティックに豊かな音の広がり。おいしいところをよくご存知でいらっしゃる、本田Mixの作品。
YANZさんのベースも甘い。。。

 

(2004年6月4日)

 

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あてにならない作品分析<流星雨>
勉強もかねて分析してみました。正確さは保障出来ない代物ですが、それにしても目に余るものがあったらご指摘くださいませ;。
全編に切なさを残したまま、浮遊感漂うこの曲。なんかずっとマイナーベースでこれまでの手法と違うような・・・(気がする^^;)。
これはEのマイナースケールのイントロ(お洒落コードのSD→D→Tみたいな進行でしょうか;。)から、そのままAメロに・・・
(途中D
7かな?効いてます)、Bメロの最後のコードのD7(9)で、一瞬、Emの平行調であるGメジャーにいって(メロディー的にはその前の小節からかも…)、
すぐに同主調のGmスケールのサビに移るあたりの技のためでしょうか・・・。(トライトーンの解決も?、でも、Dm7(9)にも聴こえるので、そうなるとよくわかりません・・・ヲイ)
間奏部は、イントロと同じコード進行ですが、ベースラインが、サビの終わりから間奏にかけて、F→G→A→Bと展開しているところが、
浮遊感ありながら自然な進行なのでわ・・・。なのかな?・・・どうかな?(笑;)

目に余るもの自己つっこみ・・・、D7(9)…って??、7+9ならD9と書かないといけないのでは、add9ではないんです。;;;;7の音は聴こえる…ように思う;;;な気がする;。